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今の北朝鮮に必要なのは、ミサイルのロケット燃料ではなく、いかにもミサイルらしく見せるために塗るペンキです。


初お披露目の大陸間弾道ミサイル「KN-08」は、実物大の模型に過ぎない
Analysts say North Korea's new missiles are fakes

2012年4月中旬に書かれた記事。これが今では各国の軍事関係者の常識になっている。
それでも北朝鮮のミサイルの脅威を必要以上に煽る自衛隊上がりの軍事評論家とは何者?

もちろん、ミサイルは、どんなものでも大量に人々を殺傷する恐ろしい兵器であるから、軽視するのは禁物。
しかし、実力以上に大きく見せようとしている人々の狙いはどこにある、ということ。

それより、世界の軍事関係者は、日本の54基の原発こそが脅威だと言う。軍人でも、まともな人々は世界には多い。が、日本には少ない。


(記事全訳 2012年4月15日時点の記事)

ありったけのものを動員したかのような北朝鮮・故金日成主席生誕100周年軍事パレード(2012年4月15日)でお披露目された6基の新型ミサイルの写真を研究したアナリストは、いかにも国家の武勇を誇るような軍事パレードを訝しく思いながら、それらのミサイルは偽者であると断言しました。

最近のロケット打ち上げ失敗以来、平壌のトップの軍事指導者は、その武器の性能について、いかにも自慢げな声明を残しました。

副元帥のリー・ヤン・ホーは、「我が国は一撃で米国を撃破する能力を有している」と強調しました。

また、月曜日(2012年4月16日)には、「数分でソウルを灰燼に帰す特別行動を起こす」と断言しました。

しかし、その前日の4月15日に初披露された武器は、到底、飛ぶことのできない液体燃料と固体燃料コンポーネントの寄せ集めであるように見えます。

新型ミサイルには、他のタイプのミサイルとわずかな違いは見られるものの、そのほかはすべて同じ型であったのです。
それらは、パレードに出すために運ばれたミサイル発射装置に適合しさえしていないのです。

「それらのミサイルが模型であったことは、疑いのないことだ」とドイツのシュマッカー・テクノロジーのマーカス・シラー氏とロバート・シュマッカー氏の二人は、Armscontrolwonk.com に最近、投稿した論文の中で、それらの不一致について書いています。

(この関連記事: North Korea’s New Missiles Are Fakes)

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DPRK Arts and Crafts : m413

「外国のアナリストを混乱させるため、このような設計になったのか、あるいは設計者が雑な仕事をしたのか、謎のままだがね」と、両氏は言います。

「KN-08s」と呼ばれるミサイルは、北朝鮮がかつて明らかにした中では、最大の移動式発射台に載せられていました。

…ミサイルは、一見したところ新しいタイプのように見えて、長距離攻撃用に設計されたもののようでした。

核兵器の開発に加えて、北朝鮮は、長い間、米国本土まで到達する能力を持った大陸間弾道ミサイル、すなわちICBMを配備しようとしているのではないか、という疑いをもたれているので、それは大いなる懸念です。

ワシントンは、北朝鮮が4月13日に打ち上げたロケット(失敗に終ったが)は、科学的なミッションというより、ミサイル技術をテストするためだったと見ています。

しかし、ミサイルのクローズアップ写真を仔細に調べてみたシラー氏とシュマッカー氏は(この二人は、ミサイルの問題について、NATOにアドバイスする会社に在籍 している)、北朝鮮のそれは、とてもではないが、「我が国はICBMを持っている」などと言えるような代物ではなく、単なる模型に過ぎないと述べていま す。

「北朝鮮が、ICBMとして実際に機能するようなミサイルを保有しているという証拠は、まだどこにもない」と彼らは結論付けています。

軍事パレードで見た「新型ミサイル」に施された装飾は、手の込んだショーであり、北朝鮮は、核弾頭を搭載した大陸間弾道ミサイル(ICBM)の夢に向けて、大きな進歩を遂げたようには見えないと二人は言います。

北朝鮮は、ICBMについては、特に悪い実績を持っています。

1998年以来、北朝鮮は4回のロケット打ち上げを行いましたが(そのうちの3つは衛星の打ち上げであると北朝鮮は主張しているが)、すべて失敗に終っています。

北朝鮮はその軍事力をしばしば誇張しますが、今月、お披露目された“新型ミサイル(KN-08)”は、「将来は、こうしたミサイルを完成させるぞ」という予告編のようなものだったのかもしれません。

デービッド・ライト氏(北朝鮮のミサイル問題について、広範な記事や論文を発表している「憂慮する科学者連盟」の物理学者 )は、「新型ミサイル」と北朝鮮が言っているKN-08型は、開発中のミサイルの、やや不恰好な表現形であるのかもしれないと語った。

ライト氏は、最初に長距離ミサイル「テポドンⅡ(最近、失敗したロケットは、このテポドンⅡを基にしている)」が外部に知られるようになったのは、ロケット発射台の上で実際にテストされた12年前の1994年に公表された模型だった、と述べています。

「実際のミサイル開発計画なのかどうかを知るために、それが本物のミサイルの原寸大模型として、意味が通っているかどうかを探ろうとしているのです」と彼は言います。

「ただし、北朝鮮が、これまで注ぎ込んできた多大な努力に見合うだけの飛距離があるかどうは定かではありません」。

現マサチューセッツ工科大学教授で、米国の海軍作戦部長兼科学アドバイザーであるセオドア・ポストル氏は、
「テポドンⅡのデザインは、依然として“将来の脅威”に過ぎません。
おそらく、それが現実の脅威になるのは10年も先のことでしょう。KN-08は、単なる煙幕に過ぎないのです」と分析しています。

「これらのミサイルが単なる模型ではないとは思います。
しかし、恐らく設計段階にある、どのミサイルの実物大模型でもありません」と教授は言います。

「KN-08のようなミサイルを作り上げることは、現地での途方もないほどの技術的努力が必要となります。
北朝鮮が、その貧弱な経済力のままでKN-08のようなミサイルを開発する唯一の方法は、誰かが、それを彼らに“与える”以外にないでしょう」。

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その軍事パレードの間、多くの注意が、そのミサイルを運んでいる16輪の移動式発射台に注がれました。
専門家たちは、そのシャシーが中国で作られたものであると信じています。

そうなれば、ピョンヤンに核関連技術を売ったことに対して、中国が国連の制裁を受けたかどうかという問題が提起されます。

ミサイル専門家たちは、移動式発射台が、全長18mのKN-08より大きなミサイルを運ぶために設計されていると言っています。

また、北朝鮮が、(上の写真の)KN-08よりさらに大きなミサイルをすでに保有しているか、あるいは、これから保有するつもりなのか。もし、そうでなければ、(これほど大きな)ミサイル発射台のために数百万ドルも投下していないはずであるといます。

しかし、ライト氏は、それらのトラック発射台が、(発射台に載せられていたミサイルと同じように)何よりもショーのためのものであった可能性が高いと言います。

ミサイル発射台を取り付けた大きなトラック(それは、単なる実物大の模型をより大陸間弾道ミサイルらしく見せる)の購入費用は、「力」のイメージを投影するために使われた金である可能性は大いにあるのです、と彼は語っています。




(管理人)

「よく吼える犬は噛みつかない」

北朝鮮のミサイルに燃料が注入された、と報じられてから、まる2日が経とうとしています。

ミサイルのロケット燃料は、いったん注入されると、ほぼ2日で劣化してしまうだけでなく、ミサイルの燃料タンクそのものを腐食させてしまうので、本当に注入されたのであれば、それと同時に発射の秒読みが始まってもおかしくないのですが、今のところその気配は見えません。

北朝鮮は、韓国にいる外国人に国外退去するように再三、警告を出していますが、どの外国の大使館も平穏です。

北朝鮮軍部は、ミサイル発射後、韓国との地上戦になることを想定して、労働者や農民などで作る民兵組織に銃や弾薬を配っており、すでに戦闘態勢に入っているといいます。

それにしては、この「温い空気」は、いったい何なのでしょう。

大騒ぎしているのは、西側のメディアだけ。
ここにきて、NHKがやっと朝鮮メディアからの情報を緊縛した様子で報じているようです。

外交問題評議会(CFR)の法人会員企業であるブルームバーグも、そのひとつ。
朝鮮半島有事ならチェルノブイリ事故超える惨事に-露大統領」。

「ロシアのプーチン大統領は、南北で軍事衝突が起きればチェルノブイリ原発事故など比較にならないほどの深刻な事態になると警告した」とか。

ただし、プーチンが本当に北の核ミサイルが南に向けて発射されると思っているのかは定かではありません。

北の暴走を唯一、止めてくれそうな中国の反応は、逆に冷ややかで、どうもキム・ジョンイルのやんちゃ坊主にはサジを投げた格好。「北の問題で、あまり中国、中国」と言われたくない様子です。

中国メディアの「レコードチャイナ」には、北朝鮮ミサイル発射は?「よく吠える犬は噛みつきはしない」と冷ややかな見出しの記事が掲載され、中国版ツイッターに同じような書き込みが増えていることを紹介しています。

とはいえ、なにぶん、30歳のディズニーランドが好きで、パソコンが大好きな無分別な子供のこと、何をやらかすか分かったものではありません。

政府のプロパガンダ機関、NHKを筆頭に、国内メディアも煽りに煽っています。

まずは、朝鮮労働党機関紙「労働新聞」の記事を取り上げて、
「東京、大阪、横浜、名古屋、京都には、全人口の3分の1ほどが暮らしている。
これは、日本の戦争持続能力が一撃で消滅する可能性を示す。日本が戦争の火をつければ、日本列島全体が戦場に変わる」と、日本全土が北のミサイル攻撃の対象になっているとし、

韓国国防省筋からの情報として、「北朝鮮は、金日成主席の誕生日に当たる今月15日ごろまで中距離弾道ミサイルを発射する可能性が高い」と警告しています。

また、同じく北朝鮮の「労働新聞」の10日の論説に書かれてあること-
「わが軍は、日本などを撃破する報復能力を十分に保有している。
日本には数多くの米軍基地と原子力関連施設、軍事施設があちこちにある。
(戦争が起きれば広島や長崎の)1940年代の核の惨禍とは比べられない莫大(ばくだい)な被害に遭うことは避けられない」と紹介しています。

一方、日本の安倍首相は、TPP交渉参加を表明したときに「聖域は確保する」と国民に嘘の約束をしたのと同じように、「国民守るため万全尽くす」と相変わらず歯の浮くようなリップサービス。

ミサイル迎撃などと、できもしないことを言う前に、日本列島に54基もある「巨大核爆弾」をなんとかするほうが先じゃないですか、と言いたくなる。

訪問先のロンドンで米国のケリー国務長官と会談した岸田外務大臣は、「(米国に)北朝鮮に断固たる対応を」と言いながら、なにやら楽しそうでさえあるのです。

では、米国は北朝鮮のミサイルにどう対応するのか、といえば、

・北朝鮮がミサイル発射に踏み切れば、数秒以内にその軌道を計算し、それが韓国や日本、およびグアムを狙ったものであれば北朝鮮のミサイルを直ちに迎撃する。

・しかし、それが公海に向かって発射されたものだと確認されれば、たとえそれが日本の領空を通過して太平洋側に向かっても迎撃はしない。

・そしてたとえ北朝鮮が発射台にミサイルを据えても、核弾頭が搭載されていない限りミサイル攻撃は控える。

つまり、北朝鮮がミサイル発射台でスタンバイしていても、核弾頭を搭載していなければ先制攻撃はしない。
発射されたミサイルが日本の在日米軍基地やグァムのアンダーセン米空軍基地を狙ったものであると判明した場合は、迎撃する。
しかし、発射されても公海に落下すると分かったときは、何もしない。

というものです。

要するに、「何もしない」ということです。

なぜなら、北朝鮮が核弾頭を搭載したミサイルを発射したときに、グーグル地図やヤフー地図、その他の地図出版社は、世界地図から北朝鮮を削除する修正を行うでしょうから。

さらに、北朝鮮のミサイルが、グァムの米軍基地や在日米軍基地にピタッと命中するはずもないからです。
もっとも、外れたら外れたで、それもまた恐ろしいことではあるのですが。

だから、当のアメリカのミサイル専門家が、「ミサイル防衛は隙だらけ」と指摘していても、アメリカの軍産複合体は日本側に、PAC3だのイージス艦だのを、これからも売ることができるというわけです。

また、戦争マニアの安倍晋三や、プラモデル石破とて、アメリカのぼったくり兵器を、米国に言われるまま国民の血税を湯水のように投入しながら購入することができるし、何より安倍の父親の代からの悲願だった憲法改正、自衛隊の国軍化、集団的自衛権の実現によって、日本にとって必要のない戦争に若者たちを駆り出す、という一大目標が達成されるというわけです。

これは、北朝鮮にとっても、日本の現独裁政権にとっても、そしてアメリカの戦争屋にとっても、「win win」の関係じゃないですか?

株式市場は、こうした日・米・南北朝鮮(そして中国)の茶番劇を見透かしたように、昨夜のNYダウ平均も、今日の日経平均も、爆上げです。





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