カレイドスコープ

| 全記事タイトルリスト
HOME   »   NWO  »  虐殺僧侶を容認しているアウンサンスーチーの正体
       
20130527-4.jpg

民主化の端緒についたとは言うものの、ミャンマー北部に住むイスラム教徒をアウンサンスーチーの支持母体である仏教僧が襲撃して多くの犠牲者が出ている。この大量虐殺を支援しているのは?


ミャンマーは、西側が一から十までお膳立てした“偽装の民主化”を進めている


アウンサンスーチーという“民主主義一辺倒の頑固者”を肖像に、経済開発を一気に進めようとしているミャンマー。
安倍政権の誕生と同時に、堰を切ったようにミャンマーが動き出しました。
背後には、欧米、特に米国のグローバル勢の暗躍が見て取れます。

26日、安倍晋三はミャンマーのテイン・セイン大統領と会談を行い、実質、焦げ付き状態にあった対日延滞債務の残高約2000億円の債務免除を申し出て、さらなる日本からの円借款が可能になることを伝達しました。

「今まで貸し付けたうちの2000億円分は返さなくてもいいですよ」ということ。つまり、借金をチャラにしてあげたということです。

誰が日本の背中を押して、借金で首が回らなかったミャンマー経済を動かそうとしているのか。

そして、ミャンマーの民主化とは、果たして本物なのか。

その深層にアプローチするためには、まず最初に、不気味なミャンマーの仏教層の動きを知る必要があります。
彼らは、いったい何者なのか。

そして、アウンサンスーチーというミャンマー民主化推進の旗頭の正体とは?

お馴染み、地政学の“予言的な”アナリスト、トニー・カータルッシのミャンマー分析です。

※この記事では、ミャンマーとビルマ、両方の呼称をそのまま使っています。

ナタで武装しながら大通りを闊歩するアウンサンスーチーの「サフラン僧」は 難民を大量虐殺している
Aung San Suu Kyi's "Saffron Monks" Stalk Streets With Machetes - Mass Slaughtering Refugees
(Land Destroyer  トニー・カータルッシ 2013年3月22日)

20130525-1.jpg

上の写真:
この画像はCNN(March 23, 2013)からのもの。

アウンサンスーチーの“サフラン僧”は、ミャンマーで大量虐殺を犯している。
暴力のただ中で見られるのは、広範囲な中国の利害を打ち砕き、これを排撃しようと、西側の国々がこの動きを創出し、密かにこれを支援している姿だ。


ここで言う“サフラン僧”とは、サフランの赤色をした袈裟に身を包んでいるミャンマーの仏教僧のこと。

東南アジアのミャンマーでは、ノーベル賞受賞者、アウンサンスーチーを支持する「サフラン僧」が起こした政治運動によって、(3月だけで)すでに20人が大量虐殺の犠牲になっている。

この事実はCNNの記事、「僧を含む武装した仏教徒とミャンマーのイスラム教徒との衝突」で報告されている。

地元当局者によれば、刀とナタで武装した仏教徒が、ミャンマーの中心街を練り歩き、20人の人が死んだが、それが他の地域でも広がりつつある、ということである。

また、記事はこのように続いている。

バングラデシュと国境を接する)ミャンマー西部ラカイン州では、昨年、大きな仏教徒コミュニティと、無国籍のイスラム教徒のグループ、ロヒンギャ民族との間で緊張が高まり、暴動化した結果、大勢の命が奪われ、何万もの人々が一時しのぎのキャンプ生活を余儀なくされている。

ほとんどの犠牲者は(イスラム教徒の)ロヒンギャ族だった。

ラカイン州で進行中のコミュニティ間の争いは、重大な懸念材料だ」と、国際危機グループが11月の報告の中で述べている。

また、ナショナリズムと、エスノ・ナショナリズムが台頭して、古い偏見が再び表面化しているように、他の場所でも同様の暴力が勃発する可能性がある。


法人向け投資会社から資金提供された国際危機グループ(この組織は、2011年のエジプト革命を含む世界中のあちらこちらで、同様の闘争を計画し、資金を与えることによって紛争拡大を巧みに支援している)による世界中の報告をCNNが引用し出したことは、特に予言的だ。

※管理人注:
CNNは湾岸戦争のときにその正体が分かったように、戦争を引き起こすグローバル勢力のプロパガンダ。
そのCNNが、同じく地域紛争を仕掛けている国際危機グループの報告書をニュースで取り上げるようになったということは、その地域で紛争が激化することを暗示しているので、「特に予言的だ」と言っているのです。


また、最近、多発している暴力事件について、アウンサンスーチーは、自分の支援者たちに、見て見ぬふりをして通り過ぎてしまうように示唆している。
これは、彼ら(イスラム教徒に暴力をふるっているサフラン僧と仏教徒たち)との間に暗黙の共犯関係があるのと同じようなものだ。

ミャンマーのラカイン州は、中国勢力が拡大している地域だ。
ここには、雲南省に通じている
〔中国-ミャンマー〕パイプラインと、ロジスティクス・ネットワークのターミナルがある。

過去数ヵ月の間、ラカイン州で暴力事件が起こっているが、それは、文書でその存在が立証されている※アメリカの対中国の封じ込め戦略「真珠の首飾り戦略(String of Pearls)」が実行されていると考えることができる。

アメリカ版「真珠の首飾り戦略」は、パキスタンでアメリカの代理人によって実行されている同様の暴力においても見られる。

(管理人注:)
※真珠の首飾り戦略(String of Pearls)は、もともと中国の海上交通路戦略
香港からポートスーダンまでの海上交通路を、すべておさえてしまう、という中国の戦略は、中国の未来のエネルギー安全保障につながるという。

中国は、表向きは覇権主義を否定しているが、海上交通路を独占してしまうことによる「エネルギー覇権主義」であることは間違いがない。

そのアメリカ版がミャンマーで起こっている、ということ。


スーチーの「サフラン仏教僧」

去年9月に起こった暴力では、その事件のリーダー的な役割を果たした一人の仏教僧の名前が明らかにされた。

AFPの2012年9月の記事「ミャンマーで反ロヒンギャ行進を行う仏教僧」では、暴徒のリーダーである仏教僧を※ウィラトゥ(Wirathu: 写真の左から二人目)と呼んでいる。

(管理人注:)
※ウィラトゥ(Wirathu)

ウィラトゥは、スーチーの支持母体に参加してる団体のリーダー的存在のビルマ僧侶。(トップ画像のサフラン色の袈裟を着た若い僧侶)

ミャンマーで経済活動をしていながら、イスラム教徒であるという理由でミャンマー国籍をもらえず、無国籍状態に置かれているロヒンギャ族は、ミャンマーでの民族浄化運動の対象となっており、暴動が起こるたびに犠牲者が出ている。

英紙ガーディアンでは、ウィラトゥのことを「ビルマのビンラディン」と書いておりビデオインタビューも行っている。

スーチーの支持母体は、ムスリムを排除しようとしているミャンマーの僧であり、学生グループである。

スーチーは、こうした過激な連中からの支持を失いたくないがために、ウィラトゥ一派のロヒンギャに対する虐殺行為を、半ば容認するかのように見てみぬふりを続けている。

彼女が、「ロヒンギャに対する暴力行為を止めるべき」と一言でも言えば、彼らの機嫌を損ねてしまうかもしれない、と考えているのだ。


しかし、これは単に、ウィラトゥという名前の、どこにでもいる僧侶の話ではなく、“民主主義のチャンピオン”アウンサンスーチーの政治的なストリート・キャンペーンの多くを先導しており、西側のメディアによって、Sayadaw(尊敬すべき導師)ウィラトゥと呼ばれている男のことなのだ。

2012年3月、ウィラトゥは、偽装のNGO(人道主義の仮面をつけながら、実は地域紛争に油を注ぐべく資金を提供している国際危機グループのこと)に資金を提供している米・国務省に指示されて、いわゆる政治犯の釈放を要求する集会を先導した。

AFP通信によれば、ウィラトゥ自身が、イスラム教徒に対する憎悪を刺激したとして、政治囚の問題に特化しているDemocratic Voice of Burma(ビルマの民主主義の声)の要請に応じて資金を提供した米・国務省のアムネスティの一部として、最近、釈放されるまで服役していたということである。

20130527-3.jpg

上の写真:
実際の僧は政治には関与しないものだ。

“尊敬すべき”ウィラトゥ(最前列左)は、2012年3月、アウンサンスーチーの民主化運動に忠実な政治囚のために、集会を開いた。

ウィラトゥ自身が活動する僧として、また、刑務所の中で数年間を過ごした政治囚として描かれている。

実際に、ウィラトゥは、米国によって資金提供された政治扇動に他ならないスーチーの民主化運動の中で生じた、
激しい派閥の衝突において大きな役割を果たした罪によって、2003年に逮捕されている。

彼は、2003年に政治的な権利に目覚め、国中で反ロヒンギャ集会を主導した。



ヒューマン・ライツ・ウォッチ(Human Rights Watch)自体、ビルマの仏教と行動主義(pdf)の努力を記念する式典で、ウィラトゥが2003年に逮捕され、仏教徒とイスラム教徒との間の武力衝突 (page 67, .pdf)において大きな役割を果たした他の僧とともに、懲役25年が言い渡されたことを認めている。

ヒューマン・ライツ・ウォッチが、(彼らの過去の活動を記念するようなことがあれば)ウィラトゥと彼の仲間を、単なる政治囚ではなく暴力的な犯罪者にしてしまうだろう。

西側の通信社は、最近の暴力事件が、大量虐殺の偏狂者であるアウンサンスーチーの“歩兵”が、新しい暴力的な出来事にも関係するようになったためだ、ということにしたいようだ。

実際は、彼女の支持基盤の派閥的な性質は、何年もの間、ニュースに取り上げられることはなかった。

AFP通信は、ウィラトゥの身元や、アウンサンスーチーの政治マシーンとしての“サフラン僧”の果たす役割を秘密にしようとしているが、もし、ウィラトゥの最近の人となりを、より情報に通じている市民の前で、つまびらかにしようとすれば、暴力事件が勃発するごとに、西側のプロパガンディスト(政治宣伝屋)を困難な立場に追い込んでしまうのだ。

20130527-5.jpg

上の写真:
僧侶とおぼしき人間が、アウンサンスーチーの画像がプリントされた傘を運んでいる。
これらの、“いわゆる”僧侶たちは、スーチーの政治マシーンを構築する上で、中心的な役割を果たしている。
彼らこそが、宗派によるミャンマーの少数民族に向けられている10年以上にもわたる大量虐殺を続けてきたのだ。

これは、アメリカによる民主主義の促進と、こうしたことにアメリカの税金が使われているという、もうひとつの姿である。


(※管理人注:
“いわゆる”僧侶たち」という表現には、こんな暴力的で残虐な人間たちが、果たして仏に仕える身と言えるのだろうか、という皮肉が込められている


2007年の「サフラン革命(ミャンマー反政府デモ)」の間中に、この正に同じ僧侶たちは、アウンサンスーチーと、彼女のために西側が急ごしらえしたかのような嘘っぽい政治秩序を支援して、一連の流血を伴う反政府暴動抗議デモに参加した。

※この暴動で日本人ジャーナリスト長井建司氏が犠牲になった。

ヒューマン・ライツ・ウォッチは、「若い僧のユニオン(協会)」-今、ミャンマー中で暴力を先導し、民族浄化運動を呼びかけている連中-を含む、いくつかの組織によって、アウンサンスーチーの民主化運動への支援を特に取り上げていくだろう。

英紙インディペンデントは、「ビルマの僧侶たちは、イスラム教徒の排除を要求している」と題する記事の中で、「若い僧のユニオン(協会)」が、人々に、「ロヒンギャ族に協力しないよう」要求し、また、「ロヒンギャ族の生活圏の範囲内で行われている人道的支援をストップしよう」と呼びかけている政治宣伝チラシを配布したことに触れている。

また、インディペンデントは、この民族浄化運動が、「88ジェネレーション学生グループ」のリーダーによって要求されている、と書いている。(BBCに、この学生リーダーについてのプロファイルがある

彼ら学生たちは、2007年のアウンサンスーチーによる抗議活動に重要な役割を果たした。

アウンサンスーチーのことを“特別な指導者”と考えているビルマ僧、アシン・ターワラ師は、ロンドンのイベントで、「ロヒンギャは祖国へ送還されるべきだ」と述べた。

ターワラ師は、スーチーがノーベル平和賞を受賞したとき、花束を持って彼女を迎えた僧侶である。

20130528-3.jpg

上の写真:
ビルマの再植民地化と大虐殺にハイッと手を挙げるスーチーとサフラン僧。

米国務省お気に入りの「
行動主義 2.0」というギャグのひとつは、民主化の活動家たちの手に団結を示すため、このようなにスローガンを書かせ、それを写真に撮らせてメディアに露出させることだ。(なんと幼稚な)

ジョージ・ソロスのサイト(オープン・ソサイエティ財団)へ表敬写真を提供しているように、アウンサンスーチー自身が、このようにして西欧の利益のために、ミャンマーを再び西側の植民地にすることを促進しているのである。

皮肉なことに、スーチーやスーチーの民主化運動を展開している他の連中を支えている戦術を用いている支持者たちは、今、自分たちの両手に「大量虐殺支持」と書いているのだ。


(管理人注:)
※ジョージ・ソロスのサイトへの表敬写真を提供している

スーチーが写っているこの写真が掲載されているのは、ジョージ・ソロスの投資を目的とした財団(オープン・ソサエティ財団)のサイトである。
http://www.opensocietyfoundations.org/about

つまり、スーチーの「民主化」とは、グローバル経済の荒波の中に、ミャンマーを投げ入れることを意味している。
スーチーを取り囲んでいる人々の奥の奥には、こうしたユダヤ系シオニストの金融資本家たちの姿がある。

これは、彼女の本当の正体を如実に示している一例に過ぎない。西側メディアは、それを今まで隠してきた。

ノーベル平和賞の受賞者が、「受賞の背景にグローバリストのミッションを請け負っている何かがある」と勘ぐられているように、スーチーの場合は、あからさまなので、さすがに西側のマスメディアも、彼女の本当の姿について書かざるを得なくなっている。


「アメリカにいる黒人をアフリカに送り返すことを要求している」人種差別主義者のクー・クラックス・クランに見られるように、米国務省が陰で進めているミャンマーの民主化を支持している者たちは、暴力的な傾向を持っている。
彼らが、常日頃から大量虐殺を行う偏狭者たちであることが明らかにされたのである。(それがサフラン色の赤い袈裟を着ているに過ぎない)

ミャンマーの民主化を支持している僧侶、仏教徒たちの最近の暴力をみるにつけ、もっぱらミャンマー政府の治安維持作戦によって引き起こされた2007年の「サフラン革命」の死亡者数について、西側のメディアが書いていることについては疑い抱を抱かざるを得ない。
西側メディアは、「死傷者数千人」と書いているが、実際は、ミャンマーの軍事政府に抗議していた僧侶や仏教徒の荒っぽさを見ると、実際の死亡者数はもっと多いのではないかという疑いが噴出する、という意味)

(ロヒンギャへの暴力が頻発した)2012年の後半、西側のメディアは、スーチーの「サフラン僧」の虐殺を好むような性質について書かないようにしてきたが、今になってみれば、多くのことに合点がいくのである。

インターナショナル・ビジネス・タイムズは、最近になって、「ビルマのビン・ラディン:ミャンマーの暴力の背後には仏教僧のウィラトゥがいる」というタイトルの記事を書いている。

以下は、その記事の抜粋。

ビルマのイスラム教徒排撃のために、多数の口頭キャンペーンを展開してきた論争好きな僧、ウィラトゥが、メイッティーラ(Meikhtilaで起こった派閥の暴力に関与していたことが浮かび上がってきた。

Democratic Voice of Burma(ビルマの民主主義の声)によれば、ウィラトゥは「地方の学校がムスリムのモスクとして使われるようになった」という根も葉もない噂を広げることによって、2月のラングーン郊外の緊張状態を引き起こす際に、積極的な役割を果たしたとのこと。

これに腹を立てた約300人の仏教徒が、ラングーンの学校や地場産業を攻撃したのだ。

この僧(彼は、自分のことを「ビルマのビン・ラディン」と説明している)は、「自分の好戦的な性質は、イスラム教徒による報復攻撃が拡大するのを阻止するために必要不可欠なものである」と語っている。

彼は、2003年、反イスラムのチラシを配布したことで逮捕されたが、彼のイスラムに対する偏見から起こす行動については論争が起こった。

それは、ロヒンギャとカラール(kalar:南アジアの系のイスラム教徒に対する蔑称)を、ミャンマーから放逐すべきだとする活動を含んでいる。

彼はまた、マンダレーの宗教的な衝突にも巻き込まれている。
地方からの報告によれば、そこでも多くの人々が死んでいるということだ。

この記事では、この暴力事件が、英国のビルマ・キャンペーン自らが、長年にわたって下支えし、資金を提供し、指図してきたことによって引き起こされたにもかかわらず、ウィラトゥ一派は、「これらの一連の暴力沙汰には一切、関与していない」と否定している、と書いている。

また、そのキャンペーンを陣頭指揮した人間が、長い間、じっくり育成してきたスーチーの代理(サフラン僧などの暴力的な民主化活動家たち)を守るために、ミャンマーで(彼らを美化した)西側のストーリーを再構成しようとしていると書いている。

アメリカが資金提供(武器の支援も含む)してきたシリア側のカウンターパートのように、国際テロ組織・アルカイダによって発揚された派閥的な過激主義の旗の下で、多くの人々が公然と戦いに仕向けられた。

私たちは、西側の終りなきプロパガンダの奔流によって、巧妙に覆い尽くされたミャンマー民主化運動の絶対的なモラルの崩壊を見ることになったのだ。

アウンサンスーチーのノーベル平和賞の受賞、そして、最近のチャタムハウス賞の受賞などは、幻覚の一部に過ぎないのだ。

そして、ちょうどシリアで行われているように、政治的に、いかにももっともらしい法的否認権を維持するために、※こうした危機を区切るようなまねをしているものの、西側は、こうした暴力に故意に油を注ぎ、今後もその暴力を支え続け行くだろう。

西側は、いかにも世界中の地域で起こっている暴力に心を痛めているように見せながら、こうした紛争が別物であるかのように「区分け」して扱っている。そうすることによって、こうした暴力の根源が「同根」であることを悟られないようにしている)

(管理人注:)
※そして、最近のチャタムハウス賞の受賞

ここでは、「チャタムハウス賞」とは何か、について。

文字通り、チャタムハウスという組織が、グローバリストの利益のための「グローバル化」に貢献した人間に授与する賞のこと。
チャタムハウスとは、王立国際問題研究所という英国のシンクタンクのことに他ならない。

「チャタム」というのは地名で、王立国際問題研究所の所在地の名前。
王立国際問題研究所は、英国王室やロスチャイルド一族などが全欧州を対象にしている世界戦略機関であることは世間周知。

チャタムハウスのメンバーは、いわずもがなゴールドマン・サックス、モルガン・スタンレー、ボーイング、シェブロン、エクソンモービル、テキサコ、ブルームバーグ、BBC、コカコーラ、エコノミスト(金融経済誌)、グラクソ・スミス・クラインなどの多国籍企業である。

この記事に「人権団体」として出てくる、ヒューマン・ライツ・ウォッチや、アムネスティ・インターナショナルもメンバーになっている。

つまり、顔は違えど、みーんな同じ利害で結ばれた連中だということ。

であるから、多国籍企業群からチャタムハウス賞を授与されたということは、あくまでも多国籍企業に奉仕し利益を誘導した努力に報いて贈られているのであって、その受賞者が納税者である一般国民、市民のために貢献したということではない。

20130530-3.jpg
2011年12月1日、ロンドンでチャタムハウス賞を手にして

スーチーをどのようにえこ贔屓しようが、少なくとも確実に言えることは、「スーチーはミャンマーのために民主化運動をやっているのではない」ということである。

ユースタス・マリンズ氏の短い動画を閲覧のこと(自分で日本語字幕設定してください)


アウンサンスーチーは西側の代理人

ウォールストリートとロンドン(金融街)が創造したミャンマー(ビルマ)の民主化運動」という記事の中では、アウンサンスーチーと、彼女を支持する組織-新時代ジャーナル(he New Era Journal)のようなローカルな政治宣伝メディアや、イラワジ(ミャンマーの英字紙)Democratic Voice of Burma(ビルマの民主主義の声)ラジオを含む-は、新保守主義(ネオコン)の椅子に居座っている米国民主主義寄金(National Endowment for Democracy)、有罪であるとの判決が下ったウォールストリートの相場師、ショージ・ソロスの「オープン・ソサイエティ研究所(Open Society Institute)」、そして米国務省自体から、年間数百万ドルも受け取っていることを書いた。

このことは、英国自身の「ビルマ・キャンペーンUK」のpdfファイルから引用したものである。

20130528-4.jpg

上の写真:
完成すれば世界で15番目の大きなダムになる「ミッソン・ダム(Myitsone Dam」は、ウォールストリートの操り人形であるアウンサンスーチー率いるキャンペーン、米国から資金提供を受けているNGOの下請け、そしてミャンマーのカチン州で活動する武装グループによるテロリスト・キャンペーンによって、2011年9月に計画が中止された。


米国務省は西側のメディアと協力して、アウンサンスーチーに広範囲な政治的、財政的、(派手な)宣伝などの支援を行うだけでなく、ミャンマー中で彼女が展開している民主化運動が、西側の目的の達成のためになるように、運用上必要な能力まで提供している。

西側は、スーチーの民主化運動のすべてをお膳立てして、彼女の活動を活発化させることによって、本来であれば、何千もの仕事を生み出し、電気の供給、国庫歳入、洪水調節を提供し、何百万もの船が河川航行できるようになるはずだったミッソンダム計画(ビルマ政府と中国国営の中国電力投資公司=CPIC)などが共同で建設を進めているを中止させ、ミャンマーのインフラストラクチャーの開発を阻止したのだ。

スーチーと、彼女を支援するNGOのネットワークは、ミャンマー北部の“田舎者の闘士”に武装させたのと同じようにして、“環境”と“人権”の両方を開発し、発展させることを名目にした統合キャンペーンを指揮した。

しかし、実際にはミャンマーの経済は何も変わらないどころか、スタグフレーションを招く結果となったのである。

究極のゴールは、もちろんミャンマーの政権交代だけでなく、中国に対する連合した東南アジア戦線を創ることである。

確かに西側の資本家の利益に沿うようにしてミャンマーの夜は明けつつあるが、しかしながら、米国が要求する「ミャンマーの発展」は、ミャンマーにとって不適当な方向に前進させている。

かなり前の1997年に書いた2011年6月に中国が経済崩壊する、という記事の中に、中国の目の前にニンジンをぶら下げて、国際秩序の中におびき寄せる「中国封じ込め戦略」についての話題があった。

著者で、悪名高いネオコン政策の立案者であるロバート・ケーガンは、1997年のこの記事の議論のポイントとして、中国封じ込め戦略の一部として、アメリカ主導によって「アジアを同盟させること」が必要であり、クリントンは、アメリカがアジアにおける指導力を維持し続けられるようにするため、この地域においてアメリカとの関係を深耕しようとしているリストを、そのまま踏襲している、と書いている。

ケーガンは、アメリカの新植民地政策を立案している悪名高いブルッキングス研究所の上席フェロー)

20130528-5.jpg 20130528-6.jpg

上・下の画像:

(上の説明)ガリバー旅行記に出てくるリリパット王国の住民たちは、体は小さいが、集団になれば巨人のガリバーさえ拘束できる。
同じように、アメリカは東南アジアの小国を束ねて結束させ、中国を下へくくりつけようという戦略を実行している。

(下の説明)
米国のSSIが2006年に出した、中国封じ込め戦略の詳細がレポートされている「
真珠の紐(String of Pearls)」から。

(西側が不自然に連呼しているミャンマーの)「民主主義」、「自由」、「人権」は、アウンサンスーチーや他の支援者を権力の中に上昇させていくためのカムフラージュである。

それは国家主義の要素を打ち砕き、中国を牽制し包囲するための(西側を)クライアントとする傀儡政権によるこの地域全体におけるキャンペーンに一部に過ぎない。


※下の写真説明の補足:
スーチーは、西側をパトロンとする新政権を打ち立てるために、「民主主義」「自由」「人権」の背負いビラを身に着けて、旗持ちをやりながら「ミャンマー民主化」を叫ぶアジアのチンドン屋)。



タイのタクシン・シナワット、そしてタイ初の女性首相でありタクシンの妹であるインラック・シナワトラのような傀儡政権、あるいはアウンサンスーチーのような操り人形の背後で支援している米国は、彼らを権力の中に組み込み、アジアのいたるところで突出する力の中心に据えながら、中国を(アメリカより)格下の位置に置いている。

あるいは、ケーガンが、彼の1997年のレポートに入れているように、これらの“代理政権”は、自分たちにロープと棒をあてがった米国とともに、東南アジアのリリパット王国の住民として、中国をガリバーのようにして遊ぶだろう。

これらの「リリパット王国の住民」のうちの2人は、タクシンの妹であるインラック・シナワトラと、アウンサンスーチーだ。

20130530-4.jpg
右側がタイのインラック・シナワトラ(タクシンの妹)

そして、“ガリバー”を縛り付けるためのロープと棒は、通りを闊歩する仏教徒であり、彼らの力を統合し、支えているアメリカの国務省から資金をもらって活動している不誠実なNGOだ。

タイのタクシン、ミャンマーのアウンサンスーチー、あるいは、マレーシアの西側の代理指導者、アンワル・イブラヒム(次期首相と目されている人間)のような卑屈な独裁者をその国のトップに任用するために、外国が資金提供し、その国に干渉することがいかにも正当であるかのように見せかけるレトリックが、過去、どのように使われてきたかを観察すること、そして、そこで、まるで遊びのごとく繰り広げられる壮大な地政学的ゲームを観察することは非常に重要なことである。

さらに、不誠実な組織や機関、グローバル企業のファシスト・アジェンダを促進しているマスコミの著名人をさらし者にすることが必要だ。

アウンサンスーチーの運動は、ミャンマーの民主化のさきがけと言うよりは、暴力的で派閥的な仏教僧たちによって動かされていることが今になって露呈されたわけで、スーチーの運動自体が西側のスポンサーの要求に沿ったものであるということがはっきりした。

世界中の善意ある人々が、自分たちが“いっぱい食わされたこと”、そして、スーチーの運動をお膳立てした西側の資本家たちの利害について、なんら関心を示さず、このまま背を向けてしまうのかどうかは、まだ分からない。

代わりに、実際的な解決に向けて、政治的な闘争を終らせることができるような正真正銘の解決の糸口になるようなものを探すべきである。

(ここで終り)



(管理人)

ミャンマーに駆り出された安倍政権のゆくえ

読み終えた多くの人たちが、すでに悟っているように、ミャンマーの民主化の先にあるものは、欧米のグローバリストたちによる「グローバルな経済開発」のことであり、それこそが、新世界秩序(NWO)アジェンダ=グローバル・エリートたちによる新植民地政策の達成である、ということ。

ワシントンは、すでにミャンマーの民主化のお膳立てを済ませ、その後でジャパンマネーによって日本がミャンマーで新自由主義を打ち立てるために乗りこんでいくという「彼ら」のシナリオがあるということです。

そして、自民党は、まったくそれをなぞるように忠実に行っているだけの政党です。
彼らは無能です。

安倍政権とは、ミャンマーを手始めに、東南アジアに本格的なNWOを創設するためにワシントンから送り込まれたNWOエージェント集団である、ということなのです。

そのときに使われるのが、ロバート・ケーガンが考え出したネオコン政策である「中国封じ込め戦略」。
小心者の安倍晋三は、ワシントンが提示した“メニュー”、「中国封じ込め戦略」を安全保障の最重要課題と位置づけて、TPPと集団的自衛権に突き進んでいるのです。

日本の自衛隊は、そのとき、NATOアジア版に組み込まれることが決まっています。

これは現実であり事実であり、自民党政権が続けば100パーセントやってくる未来です。(これは、ワシントンに政策提言を行うシンクタンクの提案書に書かれてあることで、ワシントンはそれを採用しているからです)

自民党は、急に秘密主義になったようです。
彼らは、決して本音で国民に語りかけない。

なぜなら、自民党は間違いなく軍事独裁政権を目指しており、アジアでのNWOの尖兵になることを決めたからです。

それが、狂人・安倍晋三が口癖のように言っている「戦後レジームからの脱却」のことです。
つまり、NWOの再前列の席を確保しようと、前につんのめっている男が一人いる、ということです。






デュポン タイベック防護服 L TV3
デュポン  

1,200円 配送無料  
デュポン タイベック防護服 L TV3



3M スリーエム 8233 N100 防塵マスク 世界最高水準(99.9%以上の捕集効率)5枚 放射能物質対応 [並行輸入品]
アメリカ発     (18件のカスタマーレビュー)

5,420円  配送無料
3M スリーエム 8233 N100 防塵マスク 世界最高水準(99.9%以上の捕集効率)5枚 放射能物質対応 [並行輸入品]



【売れ筋!YG-5090HF】 N95 豚インフルエンザゴーグル(無気孔ゴーグル)、N95マスク と併用可能!「YG-5090HF」密閉型ゴーグル 曇り止め付き
山本光学   (23件のカスタマーレビュー)

750 円  配送無料
【売れ筋!YG-5090HF】 N95 豚インフルエンザゴーグル(無気孔ゴーグル)、N95マスク と併用可能!「YG-5090HF」密閉型ゴーグル 曇り止め付き


関連記事
       
NEXT Entry
ワシントンも弁護士会も排除か- 橋下徹の「天国と地獄」
NEW Topics
「日本の首相がガン」、もとい「日本のガンが首相」
プーチンがイーサリアムへの支援を表明した
始まった欧州の金融危機とジム・ロジャーズの最悪の警告
共謀罪成立で、“忖度”総太郎が大活躍
地下経済に流れ込む金と忍び足で近づく金融崩壊(その2)
共謀罪でトンズラ・・・政治家としての死期が迫っている菅義偉
地下経済に流れ込む金と忍び足で近づく金融崩壊(その1)
サイコパス詐欺師と嘘つき珍獣の2ショット
「金(ゴールド)が銀(シルバー)を買え!」と言っている(その2)
「金(ゴールド)が銀(シルバー)を買え!」と言っている(その1)
「中央銀行の仮想通貨から、うまく逃げおおせろ!」
乗っ取られたワシントンと日本の「ディープ・ステート化」
トランプ、ル・ペンは大イスラエル帝国建設への道を歩む(2,3)
トランプ、ル・ペンは大イスラエル帝国建設への道を歩む(1)
米国による「北朝鮮の核とEMP」幻想が招く極東有事(その2)
web master

ダンディ・ハリマオ

Author:ダンディ・ハリマオ
ようこそ、陰謀の迷宮へ--
いま、あなたに仕掛けられた壮大な罠を快刀乱麻を断つがごとく解き明かす!

ご質問について
Categories...

openclose

カテゴリー+月別アーカイブ
 
全記事表示リンク
Archive Calendar
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

■放射能・地震から身を守る
原発・放射能、内部被曝、避難・疎開、火山噴火・地震に関する最新記事はアーバンプレッパーへ↓
検索フォーム
リンク1-反グローバリズム
(日)は日本語サイト。(英)は英語サイト
リンク10-外国語サイト
リンク12-未来学
Translation(自動翻訳)
ログイン
QRコード
QRコード

Page Top