カレイドスコープ

| 全記事タイトルリスト
HOME   »   次元の壁  »  なぜ、多くの医学者が死後の世界を信じるようになったのか
       
mag20140117-1.jpg

「人間の意識は肉体の中にあるのではない。
脳とは、肉体の外にある意識と肉体をつなぐ装置である。
脳は単なる意識を受け取る受信装置に過ぎず、その意識は時空を超えた特別な場所に存在している」。




※この記事は有料メルマガ対象です。
お申し込み初回月(毎月1日からその月の末日まで)は無料です
この記事は1月16日に配信済です。
mailmagazine-banner.png


脳とは、肉体の外にある意識(魂)と肉体をつなぐ装置である


「臨死体験?  そんなもの、脳内の化学反応に決まっているさ」-
このように言う多くの懐疑論者は、英国の心理学者スーザン・ブラックモア(Susan Blackmore)の1993年の本-「Dying to Live」を参考文献として、よく利用しています。

「Dying to Live」は、臨死体験(NDE=Near Death Experience)は死につつある脳に関連した化学変化である、と結論付けている本です。

カナダのモントリオール大学教授マリオ・ボーレガードのような非唯物論者の神経学者(脳内の化学反応で説明できないことがあると認めている学者たち)、長い間、ブラックモアを批判しており、ブラックモアが主張していた20年前は、脳の研究の初期段階であったことを指摘しています。

ブラックモアは、人間が死ぬプロセスの間に起きる酸素(あるいは酸素欠乏症)の不足が、暗いトンネルの端で明るい光を見る幻覚に結びついており、これがビジョンをコントロールする脳の部分中のニューロン(神経細胞)の異常な発火を引き起こすかもしれないと主張しました。

mag20140117-1.jpg

それに対して、ボーレガード教授は、もし酸素欠乏症(酸素の不足)がNDEの中心になっているとするなら、はるかにより多くの心停止患者がそのような体験を報告するはずだ、というオランダの心臓外科医ピム・ファン・ロンメルによる反対意見を引用しています。

オランダの心臓外科医ピム・ファン・ロンメルの主張
「人間の意識は肉体の中にあるのではない。 脳とは、肉体の外にある意識と肉体をつなぐ装置である。
脳は単なる意識を受け取る受信装置に過ぎず、その意識は時空を超えた特別な場所に存在している」。

その上、ニューヨーク州立大学ストーニーブルック校付属病院の医師であるサム・パーニアが指摘しているように、何人かの臨死体験を経験した患者の酸素レベルは正常で、臨死体験をしている間中、臨終状態ではなかったのです。
(彼の蘇生技術は素晴らしく、ニューヨーク病院の心停止蘇生率を2倍にしたほどです)。

パーニアは、「患者の酸素レベルを落とすことは、急性錯乱状態を引き起こすことにつながっており、臨死体験をした患者が明瞭な意識を持った状態で証言した内容と矛盾する」と述べています。

心臓蘇生の世界的権威・サム・パーニアの主張
「生と死の狭間には、それを遮断する壁のようなものがあるわけではなく、死とはプロセスである」。

「現在はっきりしているのは、人間の意識が消滅するわけではないということだ

「意識は”死”のあとも、数時間は存続する。外側からは見ることができない冬眠的状態であるとしても」。

( 「脳波停止の後」に残る意識:蘇生医療の最前線から WIRED 2013年5月2日)

この20年、研究が進み、医学が進歩するとともに、臨死体験は稀なこととされてきたのが、今では、ごく普通に起こることとして扱われるようになったのです。

彼の著書「Erasing Death(死を消す)」では、死亡が確認された後、蘇生して生還した人たちの記録保持者(長く死の状態にあった、という意味での記録保持者)の一人として30歳の日本人女性の例を取り上げています。

パーニア医師は、「彼女は10時間の間、臨床的に死んだ状態にあった」と言っていますが、正確には6時間の手当ての後、彼女の心臓は再び鼓動を打ちはじめ、健康な状態に戻された、ということです。

「彼女は、去年、赤ちゃんを授かりました」とパーニア医師。

「数時間の間、臨床的に死んだ状態にあった患者たちが生還した」とパーニアは言っています。
人間の意識が継続するという問題は、本格的に取り組むべき科学的な問題です。

臨死体験が研究者の間で大いなる議論を呼ぶようになったのは、臨死体験を経験した患者が生と死のはざまで彷徨っている時間が長くなったということではなく、臨死体験を経験する患者の数が圧倒的に増えているということからです。

臨死体験者のうち、体外離脱の体験を有している人々は、さらに深い問題を提起しています。

懐疑的な唯物論者たちは、臨死体験を経験した患者が見たという「まばゆい光」や「天使の存在」、「光のトンネル」を説明しようとしません。
死に際にある脳の仮説では、そうしたことを説明することはできないからです。

しかし、他の可能性があります。

これは、ケンタッキー大学からの最近の研究が仮定していることですが、おそらく血中に過剰な二酸化炭素が入り込むと、睡眠障害や眼球急速運動(REM)によって臨死体験に似たような状態を引き起こすことがあるかもしれない、という実例です。

そうした混乱の中では、人の心が肉体から起き上がると感じられる場合があります。
つまり、肉体から物理的に離脱するという幻覚が生じるのです。

心停止状態では、肉体のもっとも基本的な機能をコントロールし、高次脳から独立して作動している脳幹領域へのREM侵入の引き金になる可能性があるのです。

その結果として生じる臨死体験とは、実際に夢のようなものになるでしょう。
しかし、その仮説では、臨死体験中に、今まで見たことがないものを見たという報告をする人々を説明することはできません。

パーニア医師の報告には、こうしたものもあります。
ある患者が心停止状態になったとき、いったん総入れ歯を外されたのですが、意識を取り戻してから看護婦が取り外した彼の入れ歯を探そうとしても見つからなかったのです。
しかし、その患者は自分の入れ歯がどこにあるのか知っていたのです。

おそらく確証のとれたケースの中で、もっとも有名な事例は、ボーレガードも引用していますが、マリアという名前の出稼ぎ労働者のした体験でしょう。
その物語は、彼女の救命救急診療を担当したソーシャル・ワーカー、キンバリー・クラークによって記録を取られています。

マリアが心停止状態から蘇生したその日、自分が天井から部屋を見下ろしていた体験をクラークに語ったのです。
彼女は、(臨死体験の中で)気がつくと病院の外にいて、建物の3階の北側の窓から突き出た棚の上にテニスシューズが置いてあるのを見つけました。

彼女はそれについてクラークに詳細に記述しました。
マリアは、特段、驚いた様子もなく、3階の北側の窓の棚の上に本当にテニスシューズが置いているのかどうか、確かめに行ってくれるようクラークに頼みました。
そして、クラークは、マリアが言ったとおり、その場所にテニスシューズが置いてあることを確認したのです。

こうした臨死体験をした患者の報告は、ますます増えており、医療の現場でも看過できない状況が生まれています。

東大病院の集中治療部長、矢作直樹氏は、多くの救命医療に携わった経験から、このように言っています。

「いわゆる臨死体験を患者の口から聞くこともあります。光を見た体験などを語るのです。脳内ホルモンの作用で説明されることがありますが、それだけで説明し切れない場合もあります。
肉体は滅んでも霊魂は永遠である。亡くなった人の霊に、いつも自分は見守られている。そのように考えれば、生きている限りは感謝の気持ちを持って生きられ、死に直面してもあわてずに済むのではないでしょうか」。(メルマガ20号に詳述)

また、明治大学情報コミュニケーション学部教授、石川幹人氏は、臨死体験を体験しそうな状態であったのに体験しなかった患者と、実際に臨死体験をした患者とで、気持ちの変化を比較したケネス・リングの調査結果を引用しています。

「前者の人々は総じて、命の大切さを再認識し、目的意識が芽生え、物へのこだわりが減り、他者への思いやりが高まった。
後者の人々は総じて、信仰心が高まり、死への恐怖が減り、死後存続の信念が芽生え、生まれ変わりを許容するようになった」。

英国のDaily Mailでも、
Tunnels of light. Meeting with dead loved ones... the truth about near-death experiences
「光のトンネル-亡くなった愛する人との再会…臨死体験の真実」と題して、いわゆる「あの世」、「来世」について、脳の最高権威の理論を紹介しています。

脳と意識の関係を解き明かすことができれば、おそらく戦争はその大義を失うでしょう。他国を侵略して領土を拡張しても、いずれすべての人が行く死後の世界では、何の意味もないからです。

差別や不平等が幻影であることが分かるだろうし、権力や権威さえ虚しく遠吠えするだけでしょう。
宗教的対立が、実はそこから利益を得ようとしている一握りの人々の姦計であることもはっきりするでしょうし、何より、まがいものの神仏は駆逐されるでしょう。

しかし、なぜ私たちは、こうした不可知の世界から遠ざけられているのでしょう。
封印が解かれるのは、いつのことなのか。

《参考記事》
Why so many people including scientists suddenly believe in an afterlife
Tunnels of light. Meeting with dead loved ones... the truth about near-death experiences


不思議な子供が話す「お空の上の話」

………………………………


メルマガ41号のメニュー
・パート1
今日の視点-

「東京で生きていく、ということ」
・メイン記事-2本
「なぜゴールドマン・サックスは、この時期に米国株が10%以上、下落することを警告したのか」
「猟区監視官の部隊に見るアメリカで進められている軍隊化」

・パート2
-臨死体験の謎に取り組む-
「なぜ、多くの医学者が死後の世界の存在を信じるようになったのか」
--脳とは、肉体の外にある意識(魂)と肉体をつなぐ装置である
--不思議なお子さんが話す「空の上の話」


※この記事は有料メルマガ対象です。
お申し込み初回月(毎月1日からその月の末日まで)は無料です
この記事は1月16日に配信済です。
mailmagazine-banner.png



関連記事
       
NEXT Entry
太平洋の沿岸河川が放射性物質を太平洋に注ぎこむ
NEW Topics
ロスチャイルド卿が航空機事故に巻き込まれて死亡!?
BTC先物取引開始で富裕層の資金がビットコインに流入!
ドル崩壊のときにビットコインは資産として通用するのか
「超権力」が人工知能を導入する前に各国政府は備えよ!
“イヴァンカ基金”を利用する世銀の策略
IMFの暗号通貨計画と表舞台から姿を消す(?)ビットコイン
[小野寺まさる+産経新聞]←ウソ・おおげさ・ヘイトの3コンボ!
再び踏み絵を踏まされる前原、長島、細野、そして危険な野田
衆院選における安倍・小池・前原・小沢のそれぞれの立ち位置
中国とロシアは膨大なゴールドを背景に米ドルを崩壊させる
なぜ国連と日米同盟は北朝鮮の核開発を放置してきたのか
証人喚問を賭けた安倍昭恵の「逃げ切り」応援演説・山口4区
小池「ベーシックインカム」奴隷制度に狂喜する乞食日本人
サルの選挙-「親ワシントン」ありきの単なるカラ騒ぎ
ラスベガス事件→銃規制→経済崩壊→FEMA
web master

ダンディ・ハリマオ

Author:ダンディ・ハリマオ
『カレイドスコープ』は、よく「目から鱗(うろこ)」と言われます。
このブログは、視界ゼロメートルの世界情勢を見通す独自の視座を持った未来透視図です。

ご質問について
Categories...

openclose

カテゴリー+月別アーカイブ
 
全記事表示リンク
Archive Calendar
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 - -
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

■放射能・地震から身を守る
原発・放射能、内部被曝、避難・疎開、火山噴火・地震に関する最新記事はアーバンプレッパーへ↓
検索フォーム
リンク1-反グローバリズム
(日)は日本語サイト。(英)は英語サイト
リンク9-未来世界
Translation(自動翻訳)
ログイン
QRコード
QRコード

Page Top