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始めに

この記事は、あるサーファーが北カリフォルニアの浜辺の黒砂を計測したら、380CPMという数値が出た、という記事です。
この記事について、アメリカ在住のある医師から、一部、間違いがある、とご指摘をいただきました。
それは、別の人物(ガイガーカウンターを製造販売している会社の代表で測定のプロ)が同じ場所を計測したところ、380CPMの黒い砂は、昔からそのビーチにあり、検出されたのはトリウムとラジウムで、セシウムは検出されなかった、というものです。

記事は、黒砂が放射能を吸着しやすい性質を持っているかのような印象を与えるものになっています。黒砂には、そうした性質があるのかも知れませんが、セシウムが検出されなかったということから、福島由来のものではない、ということになります。
この記事を書いたジェフ・レンスのサイトの福島エントリーから、この記事が落ちていたので、ジェフ・レンスもそれを認めたものと思われます。

この件については、記事の最後のほうに、もう少し詳しく書いています。
ただし、この海岸に福島由来の放射性物質の波が押し寄せたとき、黒砂には近づくな、という注意は決して神経質とは言えないのかも知れません。

黒砂海岸は世界中にありますが、日本人になじみが深いのがハワイ島のプナルウ黒砂海岸でしょう。
実際に行ってみて初めて分かるのですが、本当の黒色の粗い粒子が一面に広がっている“海の火山灰砂漠”です。砂浜=ビーチという印象はありません。

ジェフ・レンスのサイトに、黒砂の放射能吸着に関して興味深いヒントが隠されている記事が掲載されています。
1月17日の記事です。

ネットで、コンスタントに7000万円以上の年収を得ているアルファ・ブロガーの記事とは、とうてい思えないほど構成がよろしくないので、やや読みづらい記事です。一度、読み込みんだ後で、文章の組み換えを行って読みやすくしてあります。
なお、翻訳については、そのまま忠実に訳してあります。

北カリフォルニアの海岸で380CPMという高線量が読み取れた
NEW VIDEOS - NoCal Beach Readings Still Sky High 380 CPM

サーファーのデイブが、去年12月、カリフォルニアの海岸の放射能汚染について、ある見立てを行い、その記事をネットに上げたところ、大きな反響がありました。(そのソースは書かれていない)
「いずれ、カリフォルニアの海岸は放射能に汚染させてしまうだろう」という予測でした。

そのデイブが、1月14日、再び同じカリフォルニアの海岸(場所は特定できず)にやってきて、波打ち際を中心にサーベイメーターで放射能を計測したところ、白砂の広がっている地帯よりはむしろ、黒砂が広がっている地帯で顕著な数値を示したということです。

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デイブが行った海岸は、こんな地形。背後に崖が迫っている。写真:カリフォルニア海岸ドライブ日記

デイブの12月時点の見立てと、1月の実測は、ますます増大するこのアメリカという国の情報隠蔽の中にあってさえ、福島からの放射能が、すでにアメリカ西海岸を襲っているという決め手となったのです。

それは、たとえ、政府の公式発表では「福島からの放射性プルームは、まだ西海岸には到達していない」ということになっていたとしても…。

北太平洋の放射能の巨大な流れが西海岸に到達したとき(それは、「そろそろ」かもしれない)、どの海岸も放射能から逃れることはできないでしょう。

ありがとう!信じられないくらい愚かなプラント設計をやったジェネラル・エレクトロリック社よ。
そして、驚くほど嘘つきで子供じみた東京電力よ、ありがとう!
つくづく、お礼を言いたい!

ここに、デイブが1月14日、その海岸で放射能測定を行ったときの動画があります。(画像クリック)

20140120-1.jpg

ビーチの黒砂から放射されている放射能が※380CPM(Counts Per Minute)以上を指示しています。

動画を観る限り、デイブは、米国S.E.I社製新型 Inspector(インスペクター)を使っているようです。
これは、GMサーベイメータですから、計測値は「CPM」という単位で表示されます。

CPM(count per minute :カウント・パー・ミニッツ)とは、1分間当たりの放射線の数(カウント数のこと。
CPMを私たちがイメージしやすい単位、被曝線量率 μSv/h(1時間当たり、何マイクロシーベルト被曝するか)に換算するには、以下のように、二段階の換算を行わなければなりません。

CPM→(換算)→Bq/cm2→(換算)→ μ Sv/h

Bq (ベクレル)は慣用的に放射能の「量」を示す単位で、Bq/cm2 とは、 1cm2 当たりの Bq 数を示します。
その場所の1平方センチメートル当たりに、どれくらいの放射能が存在しているのかを示します。

換算するごとに、核種ごとに決められた係数を乗算するのですが、ここではデイブがそれを示していないので、無視します。

たいへん大雑把ですが、この換算表を使います。

デイブが測った最大値が380CPMですから、この換算表によれば、0.0033×3.8=0.0125μ Sv/h。
しかし、これだけ見て結論を出すことはできません。

あくまでも、他の場所との比較の問題です。

参考
 
この計測者、デイブは、北カリフォルニアの他のビーチの砂も計測しています。
「ここの黒砂はホット(線量が高い)だ。でもすべての黒砂がそうだとは限らない。
他のビーチで、黒砂が30CPM以上、示している場所は見つかっていない。
しかし、ここのビーチ一帯がホットなんだ。ここの黒砂は、他よりかなりホットだ」。

「黒砂」の問題は非常に興味深いものです。

この海岸の多くの場所には黒砂が存在しています。そして、海岸沿いには、黒砂の地層があります。

「なぜ、黒砂が線量が高いのか?」--
その崖状になった地層の黒砂の層は放射能を帯びていて、地層が崩れるごとに、下の砂浜に黒砂が落ちてきた、だから、ビーチには高線量の黒砂があるんだ、そう説明して納得してしまうのは簡単です。

このビデオでは、デイブが地層の崖の方に歩いて行って黒砂の地層を計測しています。
地層にたどり着く途中では358CPMという高い値が出ていますが、地層の黒砂の層に計測器を近づけてみると、結果は50から58 CPMでした。

20140120-3.jpg

もう結論は明らかでしょう。
ビーチの高線量の黒砂は、打ち寄せる波によってもたらされたのです。

(注釈:この地層の崖の上の台地に降下した放射性プルームが、時間をかけて雨水などの水分によって地層に浸透し、特に黒砂の層に集中して放射能が集まった、という説はすべてではないにしても、おおむね間違いである、ということが分かった)

すでに2011年3月に、ジェット気流に乗って太平洋を越えてきた放射性プルームは降下して地上に落ちてしまったのです。
これからの脅威は、これから西海岸に本格的に打ち寄せてくる放射能の波である、ということがほぼ特定できた、ということです。

デイブは、放射能汚染されたこのビーチにやってきたとき、いくつかの興味深い出来事について説明しています。

「運よく、私は、ビーチに降りる途中で、一人の男がなんらかの器材を使って何かをチェックしているのを目撃しました。
彼の注意は、黒砂に注がれていました。

その後、もう一人の別な仲間が、大事そうな器材を持って、そそくさとビーチを立ち去ったのです。
私は、彼らが何をやっていたのか理解しました。それで、彼らに近づいて訊ねたのです。

ご想像のとおり!
彼らは、その辺一帯の砂浜のバックグラウンドの線量が5倍も高く、特に黒砂のバックグラウンドは13倍も線量が高いという見立てを出していたのです。

この二人目の男が地質学者であることが、後で分かりました。しかし、彼が誰の元で働いているのかは不明です。

その地質学者は、この浜辺のすべての放射線は自然由来のものだ、と言い張っていましたが、私が、線源がどうであれ、この海岸は確実に放射能汚染されている、と言ったところ、彼はそれを認めたのです。

少なくとも、このビーチには、ある機関の人間がやってきて、計測していたことは事実です」。


太平洋、特にアメリカ西海岸が全滅してしまうかどうかは、福島第一原発からの放射能汚染水が、どこで食い止められるかにかかっているということです。

原発事故以来、この3月で3年間になります。

この間、福島第一原発周辺から、毎日400トン(それは、ゆうに1000トン超えているだろうが)もの致命的に汚染された放射能汚染水が太平洋に注ぎこんでいることを心に留め置いてください。
そして、放射能汚染水は、(100年とまでは言わないが)少なくとも10年間は、アメリカ西海岸に押し寄せるのです。

年々、完全に汚染された海洋が西海岸を抱きかかえるように取り囲んでいくにつれ、放射性核種の量は、砂浜を洗うように打ち寄せる波によって、ひたすら増えるばかりであることを心に刻んでください。

放射性物質が西海岸に蓄積していくことは明らかで、これから絶えることなく、放射能の脅威を生み出していくでしょう。
次第に、それは砂浜に広がり、水に集められ、海洋生物に生物濃縮していくでしょう。

人間については、特に西海岸沿岸部に暮らしている人々に重大な影響を与えるようになるでしょう。

「そんなことが起こるなら、西海岸の人たちはみんな急死してしまうのですか?」
もちろん違います。

私たちには、もともと、「天から与えられている権利」があります。それは「正確に知る」権利です。

これから太平洋に、いったい何が起こるのか。
そして、ビーチや環境中に、どれほどの量の放射能が存在するようになるのか。
そこには、いったいどんな核種が含まれているのか。

おそらく、人間にとって、もっとも致命的な放射性核種は※ストロンチウム90でしょう。
ストロンチウム90は、今、福島から太平洋へ、“24 時間年中無休”で押し寄せている勢いのある放射性核種です。

(※ ジェフ・レンスが、ストロンチウム90がもっとも危険な核種と断定しているのは、骨に蓄積しやすい性質を持っている、とのことからです。骨の中心部にある骨髄の「赤色髄」で血液は作られています。確かに恐ろしい核種には違いありませんか、それは見方によって「恐ろしい」意味合いが違ってきます)

ネット上には、こうした放射能問題を故意に嘲笑している愚かで馬鹿げている危険な連中がいますが、それなら空母ドナルド・レーガンの乗組員の誰かにコンタクトを取ってみればいいのです。
彼らのうちの多くは、すでに非常に悪い状態にあります。

彼らが、3.11の地震と津波の後、福島の海岸で人道的な救助作業に取りかかっている間に、自分が放射能を見たり、感じたりできたのか、彼らに訊ねてみればいいのです。

福島の任務を終えた空母ロナルド・レーガンは、シアトルの港で18ヵ月もの間、大規模な除染を受け、船内、船上のさまざまな器材、設備が引きはがされてハンフォードの核施設に運ばれた後、埋設されました。

今、空母ロナルド・レーガンは、サンディエゴの軍港に停泊したままで、二度と任務に就くことはないかも知れません。そうなれば、乗組員全員が任を解かれるでしょう。

ジェフ・レンスは、このように書いていますが、原子力空母ロナルド・レーガンは健在です。
CNN 米海軍は16日までに、米海軍横須賀基地(神奈川県横須賀市)に配備されている原子力空母ジョージ・ワシントンを、原子力空母ロナルド・レーガンと交代させると発表した。
正確な時期について明らかにはなっていない。ジョージ・ワシント ンは点検や燃料棒の交換のために米バージニア州に移動するという」

ジェフ・レンスの記事は裏を取っていないのでダメだ。



(管理人)

黒砂の組成は白砂より放射能を吸収しやすいのか?

デイブが計測した限りでは、同じビーチの黒砂のエリアの線量は白砂の線量より明らかに高い、ということです。
それは(おそらく州政府に雇われた)地質学者の言動からも読み取れることです。

黒砂海岸の線量が高い、という話はブラジル南東部の浜辺の話があります。
自然放射線量が世界最高水準で、病気療養に使われている浜辺です。
しかし、年間被曝線量は10ミリシーベルトにも達します。なかには、被曝し過ぎて病気になってしまう人が出ているそうです。
「放射線量フクシマより多い」 ブラジル

このブラジルの浜辺は、福島第一原発災害が起こってから「黒砂は危ない」という“風評”が立って、今ではたくさんのリゾート施設で閑古鳥が鳴いているとか。

この話を利用して、またまたデタラメ新聞の産経新聞が、福島放射能災害をなかったことにしようとして、「福島よりブラジルのほうが高い」という記事を書いています。

この犯罪メディアは、自然放射能と人工放射能を上手にすり替えているのです。
この記事を「うんうん、そうだそうだ」と納得して読んだ人がいるとするなら、もう憐憫の情を禁じ得ない状況です。
さすがに産経新聞も、この記事は、すぐに削除してしまいました。

10年後のカリフォルニア西海岸の風景。
風舞う中、ビーチ沿いのサイクリング道路をマスクを着けて疾走する自転車や、マスクを着けて苦しそうな表情を浮かべながらジョギングする人たちの姿を見たくないものです。

残念ながら、カナダからカリフォルニアの太平洋沿岸で捕れた魚からは、とっくにセシウムが出ています。
その数は「大量」です。

そして、ドイツのキール海洋研究所(GEOMAR)の「かなり甘い」シミュレーションでも、間もなく西海岸に放射能の海水が押し寄せます。1年365日24時間は、それ海岸に波となって打ち寄せ、海岸の砂浜は放射性物質の吹き溜まりになるのです。

それも、太平洋では希釈されず、ほぼそのまま海流に乗って北米西海岸に打ち寄せるので、海沿いの線量は日本の10倍になるという科学者チームの予測も出されています。

去年の春に、ハリウッドセレブが豪邸を次々と投げ売りしている、という情報が全米に飛び交ったことがありました。
これは事実なのですが、当初は核攻撃がある、とか巨大地震が間もなく襲う(これは地震学者の見解)とか、物騒な話ばかり出ていました。

それでも原発を推進する狂人内閣の連中よ、さようなら。

ボブが計測した海岸は、サンブランシスコの南にあるハーフムーン・ベイの海岸です。

これを同じ日に別の人が計測したビデオがあります。(下の画像をクリック)

20140123-1.jpg

この男性は、ガイガーカウンターを製造販売している会社の社長で、「自分は地質学的なことは知らない」と言っています。
「ただ、その黒い砂からフクシマ由来セシウムが検出されないことを証明したいだけだ」と。

確かに線量は高いのですが、分析の結果「これはセシウムではない」ということです。
3.11前から、この浜辺の黒砂の部分は線量が高かったということです。

記事については、このままにしておきます。





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