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HOME   »   原発・放射能  »  スイス大使館の公式サイトに掲載されていた画像の出所
       

「推測」の部分をトリミングしたことが原因

ややこしいことにならないうちに先回りして説明しておきます。

ENERGY NEW の2014年1月20日に、以下のような記事が掲載されました。

大使館が公表した画像は、核燃料が地中深く溶け落ちていることを示している

この記事のいちばん下に、目立たないようにひっそり貼ってあるリンクをクリックすれば誤解は生じなかったでしょう。

このリンク先のオリジナルの画像の下の部分には、「推定だが、核燃料に接触した水が地盤に浸潤している」と、断り書きが書かれています。

ENERGY NEWの記事に掲載されてている(表出されている)画像には、この下の断り書きの部分がトリミングによってカットされています。これが間違いの元。
これは大使館が文書を作成するときに、下の部分をカットしたのかもしれません。

「大使館」というのは東京の在日スイス大使館のことです。
この公式ホームページに、PDFファイルがアップロードされています。

このファイルに最初のうち使用されていたのが、この画像です。これが本当のオリジナルです。
この画像を作成したのは私です。
この記事を書くためにグラフィックソフトで作成したのです。

この画像について、著作権を放棄しているので自由に転載可能としています。

この画像の下の部分がカットされていても、スイス大使館の文書には、「この画像は、地下に潜った核燃料の位置を示しているものではなく概念図に過ぎない」と断り書きを入れているので、何の問題もありません。

とはいうものの、細かく読んでいない人にとっては不安になる画像です。
ということで、現在はこのとおり、別の画像に差し替えられています。

実は、この差し替えられた画像も私が作成したもので、この記事を書くときの説明用に作ったものです。

両方の画像とも、著作権フリーですから、自由に使用していただいて構わないのです。

これらの画像は、東電によって、それまでに発表されたプレスリリースの情報、そして、記者会見によって発表された情報を元に作成しています。

特に、物議を醸しているこの画像については、画像から上の部分にある記事を読んでいただければ分かるように、東電の発表を元に、一部だけ推測をまじえて描いています。
だから「核燃料の地下の位置については推測ですよ」と、画像に書き込んでいるのです。

画像の外に書くと、転載する人が、おそらく「推測」の部分を書き忘れるでしょうから。

ところが、ENERGY NEWスイス大使館のPDFファイルをキャプチャーしたものネットに上げたものの、それが一部分だったため、閲覧者の間に、「これは事実であって、いつの間にか画像が差し替えられているのだから、スイス大使館に何らかの圧力がかかったのでは?」と、憶測を呼んでしまうことになったのです。

憶測も何も、核燃料の位置だけは正確ではありませんが、メルトスルーしているのですから、地下の(何らかの)水分と接触していることは確かなことです。

元はと言えば、東電が2012年暮れの衆院選から2013年7月22日の参院選の投開票日まで、汚染水の海洋流出の事実を隠ぺいしてきたことが原因です。

そして、今度の東京都知事選でも、今度はラジオまで「東京都知事選が終わるまでは原発に触れないよう」と指示を出しているのです。

これは、先の衆院選、参院選でも行われた様に、都知事選でも「争点隠し」が行われている、ということなのです。

いったい誰の指示で緘口令がしかれているのでしょう?
もちろん、原発を推進してきて、大失敗した連中です。

だから、東京都知事の各候補はオリンピックを東京でやる、などと言わない方がいいのです。
できっこない、からです。

なぜできないのか、ですって?
そういう質問をする前に、逆に今の福島第一原発の状況を見て「できる」と思っている人は、いったいどんな根拠があるのか、答えてからにしなければならないでしょう。
ちゃんと答えられないような人は相手にならないからです。

以上、これについては終わり。



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