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内部被曝の第二段階へ ストロンチウム90からの防護

東電が1月28日に発表した「1~4号機原子炉建屋からの追加的放出量評価結果 平成26年1月評価分」によれば、毎時1000万ベクレルの放射性物質(セシウム137、セシウム134合算)が放出されている、ということです。日量2億4000万ベクレルです。

今後もっとも私たちの健康にダメージを与えることになるストロンチウム90、プルトニウム239など他の核種は「計測が難しい」という理由を使って公表されていません。これらの核種の分は2億4000万ベクレルには含まれていないのです。

事実は、あえて計測しないのです。
なぜなら、ストロンチウム90の本当の恐ろしさに人々が気がついてしまうと困るからです。

セシウム137、セシウム134だけで毎時1000万ベクレル、日量2億4000万ベクレルという数字は、かれこれ1年近く変わっていません
では、日量2億4000万ベクレルで、しばらく定着するのだろうかと私たちは考えます。
でも、それは「お人好し」です。

みなさんは、今まで何十回となく東電と政府の発表に騙されてきたはず。だから、セシウム137、セシウム134だけで日量2億4000万ベクレルという世界一犯罪的な企業が出す数字を疑う権利があるのです。

この数字を信じていいのは、海外に家族ともども逃げてしまった事故当時の東電の責任者たちを呼び寄せて、しかるべき責任を取らせてからの話です。

私は、この(セシウム137、セシウム134だけで)2億4000万ベクレルという数字など、ちゃんちゃらおかしくって信じることができません。

特に、東電と日本政府が出してきた3.11直後の初期被曝についての情報は、海外の放射線の専門家でさえも信じていない人が多いのです。
嘘をつくために生まれてきたような人たちが、どんな情報を出したところで、「信じろ」というほうが無理な話です。

これから何十年もの間、東北はもとより、関東の人々もそれと同等の“うっすら内部被曝”を続けていくのです。
食事に最大限の注意を払っている人なら、それは主に呼気からです。

ところが、驚いたことに、その恐怖に耐えられなくなったのか、低線量被曝をあざわらう人たちが出てきました。

それらの人々は、“認知的不協和”病に罹ってしまった人々です。まことにお気の毒な方々でいらっしゃいますね。

少量(その人のモノサシにもよるが)といえども、「汚いものは汚い」のです。それでも気にならない人は、きっとこういう手で🍙を食べることができる人なのでしょう。

さて、今、私たちは第二の段階にさしかかっています。

関東の人々も、初期被曝の段階で、セシウム134、137、ストロンチウム90を吸い込んでしまいました。プルトニウム239だって同じことです。

それは、東大の助教、小豆川勝見氏の調査報告(pdfファイル)(最新 2013年12月6日)でも明白です。
相馬市、茨木県、横浜市などの各地でストロンチウム89、ストロンチウム90が、そこそこの量、検出されています。
小豆川助教の英語の論文はこちら(htmlファイル)

「プルトニウム239は質量が大きいので遠くまで飛ばない」と言っていた自称「専門家」の話は大嘘でした。実際にハワイまで飛んでいるのです。
プルトニウム239は、粒子の大きさがまちまちで、細かくて軽いものは遠くまでちゃんと飛んでいくのです。

では、これからどうなるのか。

私は、海の生態系の頂点にあるマグロは2年程度、食べることができると思っていました。2年は無理としても実際、そうだったでしょう。
しかし、東電が今まで隠蔽していた「ストロンチウム90などの放射性物質が1リットル当たり2億4千万ベクレル含まれている汚染水が流出」のニュースで、私の見立ては東電に少しばかり贔屓目だったようです。

ストロンチウム90は、これからもどんどん出てくるでしょう。

今まで呼気から吸い込んでしまったストロンチウム90は、ベータ線は放出するものの、ガンマ線は出さないので高性能のホールボディーカウンターで計測しても、全く検出されないのです。

ストロンチウム90は、高度な検査機を設置している専門機関でしか測定できないので、それをいいことに「公表を控えてきた」のです。

しかし、関東の人たちも「吸い込んでいるハズ」なのです。

ストロンチウム90は、セシウム137と同じウラン235の核分裂生成物で、アルカリ土類金属ですから容易に水に溶けてイオンになります。したがって、セシウムの存在するところには、濃度の違いはあっても、ストロンチウムは確実に存在していることになるのです。

ストロンチウム90についての詳細は別稿に譲りますが、少なくとも覚えておかなければならないことは、「いったん骨に取り込まれてしまうと二度と排出されない」ということです。

3.11直後の初期被曝で取り込んでしまったストロンチウム90(おそらく微量でしょうけれど)は、一生のお付き合いとなってしまうのです。これはこれで仕方がないこと(悔しいが、こう言うしかない)。
問題は今後の対処法です。それによっては人生の軌道修正を考えなければならないでしょう。

・対処法とは、呼気被曝を防ぐこと(マスクを着用するしかない)
・汚染された海産物は徹底して食べないこと(食欲と格闘すること)
です。

(実際は魚そのものだけではなく、配合飼料、牛の骨粉、魚の魚粉、血粉などで肥育された牛、豚などもそうなのですが。魚の骨から家畜用の飼料に移行する。そして、それが人間に移って、その後、生態系の中でぐるぐる回っていくのです)

セシウムも、もっとも恐い心筋梗塞の心配がありますが、転地してきれいな空気を吸い、きれいな食べ物を摂取し続ければ、徐々に体外に排出されます。
しかし、ストロンチウム90は、主に骨に蓄積していくばかりなのです。体外にほとんど排出されません。

それを知っている人は、食卓のメニューはもちろん、ライフスタイルまで変わってくるかもしれません。
でも、その人は、神経質な奴だ、と周囲から見られるでしょう。「分からないヤツは放っておけ」です。

「今のところセシウムだけを気にかけていれば、心配ない」と言っていた研究者がいましたが、彼は正しかったのでしょうか。

これが、若干、大げさな言い方をすれば、「第二段階にさしかかっている」ということになるのです。

不適切な脱原発教祖たちよ、さようなら、そして本当の専門家よ、こんにちは

今後、しばらくは、今までのソースとは違った情報源の知識によって「放射能とは何か」を見つめ直し、情報の精度を上げていきたいと思います。
理由は、3.11後、東電と政府の発表してきた一連の情報が、すべてではないにしても信じるに値しないという結論からです。

また、放射線の知識のない自称「専門家たち」が、いかに誤った情報をラジオ、ネットで発信してきたか、ということが分かってきたからです。それらの自称「専門家」とは、放射線物理学や放射線医学の専門家とは、ほど遠い学者、研究者たちです。

これから世に出てくる人々は、原発事故発生から3年が経って、放射線に関して少なくとも最低限の予備知識を吸収した人々を対象にしている本物の専門家です。

逆に言えば、福島第一原発からの放射線の影響をなかったことにしようと今でも虚しい努力をしている人々、そして、それを信じている人々は、もう対象外にされてしまうということです。
これからは、ビギナーに人気を博しつつも、結局は権力におもねるような脱原発教祖は要らないのです。

これからは、放射能が時間とともに様相を変えていくのと同じように、私たちも、より専門性の高い情報を積極的に求めていくべきです。
あなたが、怠惰な人間ではなく、偽善者でもなく、口先だけでなく、自分と自分の子供を本当に守りたいと思っているのであれば、今までより能動的に情報を取りに行くことが必要です。

まだ、「難しくて、わっかっんなーい」って、もう、そろそろ止めましょう。背筋がぞっとします。

カルディコット博士来日、京都知事選の前に脱原発の尾崎候補(小児科医師)と懇談会

自公連立は、「エネルギー基本計画」の原案を取りまとめ公表しました。
ここには、「エネルギー需給構造の安定性に寄与する重要なベースロード電源」と位置づけた上で、原子力規制委員会による安全性判断に基づき「再稼動を進める」と明記してあります。

その他、六ヶ所村の再処理施設も、「もんじゅ」も継続です。
福島第一原発事故を起こした元凶になった政党が、いっさい責任を取らないのです。それどころか、原発事故がなかった3.11前に戻っただけでなく、新規原発の建設も示唆しているのです。

自民党の「原発の段階的廃止」という選挙公約と180度正反対の政策が、国民の意思を一切無視して出て来たのです。
これには、どちらかというと原発推進側の外国メディアも驚いているのです。

京都から世界の時限爆弾「もんじゅ」までは目と鼻の先です。
その京都で京都府知事選(3月20日告示、4月6日投開票)が行われます。

立候補を表明しているのは自民、民主、公明の3党などが推す現職の山田啓二氏(59)と新人で小児科医の尾崎望氏(59)。
原発容認の現職知事に、「脱原発」、「反安倍政権」を掲げる医師の尾崎望氏との一騎打ちになりそうです。

その尾崎医師と来日するカルディコット博士が、3月9日、京都で会談することになっています。

へレン・カルディコット医師・京都民医連懇談会

3月9日(日)13時半~14時半、京都第2タワーホテル別室(京都市下京区東洞院通七条下ル 東塩小路町570-1。JR「京都」より徒歩2分)。


尾崎望医師(民医連会長、対策委員会委員長)を中心とした被ばく対策委員会がヘレン・カルディコット医師と懇談します。
被ばく問題や被害者の支援の状況や今後の課題などについて意見交換し、その内容を幅広く広報するとともに今後の活動に生かします。

 講師=ヘレン・カルディコット医師(ノーベル平和賞) ほか。

 問い合わせTEL075・314・5011(京都民主医療機関連合会)。


京都からいただくメールは、福島第一原発から離れているせいか、やはり関東より危機意識が薄いようです。

しかし、「もんじゅ」存続となれば意味合いが違ってきます。
カルディコット医師の京都府民に対する警告が、府知事選の投票行動に反映されることを期待したいと思います。

潮目が変わった!自民党の核推進にアメリカが見切り

アメリカが日本に“研究用”として貸し出していたプルトニウム300kgの返還を求めています。
テレビ、新聞で取り上げられているものの、サラッと流されています。
実は、これは大変大きな意味を持っているのです。

結論から言うと、「オバマ政権は、安倍晋三の狂気と距離を取ることを決めた」ということなのです。
「この男は手におえない」とワシントンは、日本のトップにダメ出しをしたことになるのです。

靖国参拝、従軍慰安婦問題をめぐる歴史認識で、日本と中国と韓国、そして、アメリカ、ヨーロッパ諸国との間でも決定的な亀裂が生じてしまった今、これはオバマにとっても苦肉の決断でしょう。安倍晋三のお守り役を引き受けてきた外務省も、これには異論はないでしょう。

これで安倍晋三は、核への暴走にいっそう拍車をかける心配が出てきました。

政府は、プルトニウム返還については、2013年の5月頃から日本政府に打診があったものの調整に手間取っていたから今になったと言っていますが、参院選に配慮して霞が関が発表を躊躇したというのが本当のところでしょう。

外務省の話では、「日本としても核物質のセキュリティ強化を重視しておりまして、国際的な核セキュリティ強化への貢献という観点から、こういったアメリカの取り組みに積極的に協力してきているというところ」とのこと。
確かに、オバマ政権はアメリカの軍縮を進めています。

実際は、ピボット・アジア戦略の柱として「中国をアメリカの最重要パートナー」として位置付けているため、日本の右傾化に釘をさすことによって中国に対するプレゼンスを維持しようというのが狙い。
「アメリカは日米同盟を崩さないまでも、中国との紛争を起こす可能性のある日本の核暴走を抑止する」と明確な態度を中国に示したのです。

安倍晋三は、歴代の総理大臣が避けてきたCIAを始めとする米・情報機関との接触を積極的に行ってきました。

しかし、その過程でCIAには、彼には一国のトップたる、いわゆる“コンピタンス”がないと映ったのでしょう。
そこで、一刻も早く、安倍晋三から彼のオモチャ(核)を取り上げなければと考えたのです。

もともと300kgのプルトニウムを日本に貸し与えたのはレーガン大統領でした。
安倍晋三は、ロン-ヤスの関係をオバマとの間でも求めていたのですが、オバマはレーガンと違って、浪花節は通用しない合理的な考え方をする大統領です。

何より、安倍晋三が首相に就任した当初から、彼の気味が悪いほどのワシントンへの忠誠心を警戒している男ですから、可能な限り接触を少なくしたかったのでしょう。

安倍晋三は自民党の長年の悲願である核武装を進めようとしています。
エネルギー基本計画に「六ヶ所村の再処理工場の稼働を進める計画」を盛り込んだことで、それは明らかとなりました。

六ヵ所村の再処理工場は、表向きは核燃料サイクルのために必要な施設とされていますが、実際は核爆弾製造工場です。
この工場が稼働すれば、毎年9トンの核爆弾に転用可能なプルトニウムが製造できるからです。

自民党とメディアは、原発再稼動が、さもアメリカの要請であるかのように装ってきましたが、実は安倍政権の半ば独断なのです。彼らは、ありもしないアメリカからの“幻の”外圧を利用して核武装を進めようとしています。

しかし、彼の望みは、見果てぬ夢となって潰えるでしょう。
なぜなら、彼は国際連合の正しい意味を知らなさそうだからです。

国際連合(United Nations)は、第二次世界大戦に勝った「連合諸国」の意味です。
国連とは、そもそもが常任理事国であるアメリカ合衆国、イギリス、フランス、ロシア連邦、中華人民共和国の5ヵ国が核を独占するために設立された機関です。

幸か不幸か、日本は逆立ちしても核武装はできません。
安倍晋三がこのまま暴走すれば、日本は国際社会から孤立し、再びABCD包囲網に取り囲まれるでしょう。

欧米のメディアは、それに沿うようにすでに論調を大きく転換しています。彼には、それが見えないようです。
第一次安倍内閣が「お友だち内閣」と揶揄されて失敗したように、第二次内閣でも、誰も彼に忠言しない閣僚たちに取り囲まれて、さぞ幸せでしょう。




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