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HOME   »   原発・放射能  »  自民の閣僚が一斉攻撃!「美味しんぼ」叩きの本当の狙い
       
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菅官房長官の5月12日の記者会見。
「政府としては、福島において、事故に伴う放射性の住民の被曝と鼻血に関係があることは考えられない」。(画像クリック)

これが日本国政府の公式見解として世界に発信された。

政府の見解を代表するスポークスマンが、(失礼だが、「たかだか」)漫画の表現に対して、わざわざ「遺憾の意」を表明するという異常な国。
それに続く自民党の閣僚たちの「遺憾の意」の表明ラッシュ。

彼らの脳内で、いったいどんな化学反応が起こっているのだろう。


「美味しんぼ」は、自民党による言論弾圧のスケープゴートにされたに過ぎない

こともあろうに、福島の放射能被災者、関東の放射能被災者を救わなければならないはずの与党の閣僚たちが、一斉によってたかって、「美味しんぼ」叩きの異常事態。

まるで、親鳥から餌をもらうべく、あんぐり口を開けて「彼ら」の筋からのリークされた情報に「ピーチクパーチク」の微笑ましいマスコミ。

この裏側にあることは、いたって単純なことです。自民党による「反原発メディア潰し」です。

日本の政治家、マスコミたちの「低知能カラ騒ぎ」を見て、海外の投資家たちは、「この国には投資を控えよう」と考え始めているようです。自民党は国民の資産である年金にまで手を付けて株価を支えながら、かつまた自分たちで株価を下落させているのです。

とりもなおさず、日本の株価を下落させているのは、当の自民党の恥ずかしいほど無知な閣僚たちと、そのプロパガンディストである大マスコミなのです。まったく、日本を破滅させることばかりやり続ける、どーにもならんゴミばかりです。

いったい、自民党の閣僚の脳内でどんな化学反応が起こっているのでしょうか。

私は、自民党が悪党というより、この政党が、いよいよ壊れる前兆として捉えています。

福島県出身の森雅子(少子化担当)の必死の演技は必見

「美味しんぼ」叩きの本質的な問題は、前の記事の「⑤これぞ福島テレビの風評被害-「美味しんぼ騒動」風評被害が出始めたって?」に書いてあります。時間がない人は、それを読んでください。

多少の時間がある人、そして、さらに確固たる証拠を知りたい人は、この記事を読んでください。

結論から先に言いましょうか。まとめは下の囲みです。

●これは、自民党と福島県庁が(どうであれ、結果的に)連携した違法な言論弾圧であることは間違いのないことである。

●狙いは、東京の中央キー局と地元福島のテレビが結託して、「嘘」を報道することによって世論を混乱させ、その間に福島で核関連産業を推進し、核武装を進めること。

●自民党の複数の閣僚まで繰り出して、前代未聞の醜態を晒した「美味しんぼ叩き」は、ターゲットを小学館という大物に設定した言論封殺である。

●これは、読売、産経、日経などの新聞、その系列のテレビ、ラジオなど、自民党と経団連のプロパガンダに協力的なメディア以外は「黙れ!」という恫喝そのものであり、大手出版社の人気漫画「美味しんぼ」は、そのスケープゴートにされたに過ぎない。

●その証拠に、「美味しんぼ」のどこにも、「鼻血や倦怠感を被曝と直接的に関連付ける描写」はない。
作者自身も、登場人物の言葉を借りて、「これは被曝に結び付けるものではない」と、しっかり自身の意見を明記している。

●つまり、県民だけでなく、関東の被曝者を救済しなければならないはずの政権与党の連中が、捏造した情報を元に、国民をマインド・コントロールにかけているのだ。

●核武装を悲願とする自民党、霞が関(特に環境省)、安倍に食事で手なづけられた東京キー局のテレビ局と地元福島のテレビ局、中間処理施設の誘致によって地元への利益誘導を図ろうとしている双葉町双葉町、大熊町、楢葉町の利害関係者たちによる「共謀」の姿が、ぼんやりと浮かび上がってくる。

これを一言で言えば、こういうことです。

「みなさ~ん、この近所で空き巣狙いが徘徊してますよ~、気を付けてくださいね~」 と注意しているご近所の世話焼きおばさんの言うことを、その空き巣犯人が、「あんな、おばさんの言うことなど信じるな」と触れ回って、油断させる手口と同じ。

空き巣は、すっかり警戒心を解いた近所の家々を物色し、さあ、次はどの家に入ろうかな、とゆだれを垂らしているのです。

つまり、犯罪者が考え出したのは、自分がさらに犯罪を犯しやすいように、その世話焼きおばさんをターゲットに攻撃を繰り返しながら、一気に近隣住民の警戒心をなくしてしまうという手口なのです。

その空き巣犯は、後は、やりたい放題。それが今の日本の現状です。

これにかかわった大マスコミと福島県の地元マスコミ、地元の利権漁りの人々は、その空き巣犯と共謀していることになるのです。

「美味しんぼ」が事実でない云々という不毛な議論は、時間の無駄なのでもう止めたい。

関東に住む私自身が鼻血を出し、喀血し、強烈なめまい、下肢のむくみ、頭痛、耳鳴りそのほかの被曝としか言えない症状が出ていることは、逐一ブログに書いてきたとおりです。

福島のメディアは東北だけでなく、関東の人たちも少なからず被曝させる元凶となったのです。「いい加減に、嘘ばっかり書いているんじゃない!」ということです。

福島のテレビが水素爆発の映像を流さなかった驚くべき理由
佐藤雄平、福島県庁職員…福島メディア…SPEEDI情報を隠匿して県民を無駄に被曝させた福島県が、何を偉そうに。

井戸川前双葉町町長が、2012年11月、岡山大、広島大、熊本学園大の専門家チームに依頼して住民の健康調査を行っています。これは、双葉町の全町民にアンケート用紙を配って行った調査です。

その結果を、岡山大、広島大、熊本学園大の専門家チームが公式の学術論文として発表しています。
J-CASTニュース  5月16日

体がだるい、頭痛、めまい、目のかすみ、鼻血、吐き気…

その公式の中間報告が載ったのは、熊本学園大の中地重晴教授が13年11月に学術雑誌に発表した論文だ。

「水俣学の視点からみた福島原発事故と津波による環境汚染」の論文によると、住民には原発事故による健康不安が募っていることから、放射線被ばくや避難生活によるものかを確かめるために疫学による調査を行った。

比較するために、双葉町のほか、福島県境にあり放射線汚染地域でもある宮城県丸森町筆甫地区、さらに原発から離れた滋賀県長浜市木之本町でも調査した。

その結果、双葉町と丸森町は、体がだるい、頭痛、めまい、目のかすみ、鼻血、吐き気、疲れやすい などの症状で、木之本町よりも有意に多かった。

特に、両町では、鼻血が特に多く、オッズ比を取ると、双葉町が3.8、丸森町が3.5もあった。

双葉町では、ほかに肥満、うつ病など様々な症状がオッズ比3以上の高い値を示し、両町では、消化器系の病気や神経精神的症状も多かった。

2012年6月の参議院議事録に「福島の子供が鼻血を出している」とある。

●双葉町の委員、高野重紘氏が「鼻血が出て止まらなかった」と証言

●第10 回双葉町復興まちづくり委員会 議事録 」の893行目に
「特に私の場合は12 日の朝7時半に逃げて3月20日前後に鼻血が2日間止まらなかったんです」 との証言。

http://www.town.fukushima-futaba.lg.jp/secure/4121/20130403_10thiinkai_gijiroku.pdf

●福島の子ども甲状腺がん50人に 放射線の影響調査中日新聞 5月18日
(福島の子ども甲状腺ガン【37万人検査で確定50人、疑い39人】 確定で約135倍。疑いを含めると240倍)

今回はあわせて89人。前回よりさらに15人増えました。

自民党に福島の子供の命が本当に奪い取られようとしているのです。

これほど悪魔的な政治集団は、ときとして、違法行為がまかりとおる発展途上国にもいないでしょう。


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第一、双葉町の委員までもが「鼻血」を証言しているのです。
その他、youtubeには、福島の多数の子供が鼻血を出している動画がアップされていたことは、つい昨日の出来事のように記憶しています。

このときは民主党政権時代でした。

なぜ学術論文まで公開されているのに、今になってそれもすべて否定するというのでしょうか。

自民党政権になった今、これらをすべて「洗い流してしまおう」ということなのです。

原発を造り続け、共産党の議員が再三、電源喪失の可能性がある、と自民党に警告しても、安倍晋三は「なにもしていないが安全だ」と一蹴して今日の最悪な事態を招いた凶悪な犯罪政党が、今また、国民を恫喝しているという、ギャングも真っ青の所業。

国民や他のメディアを委縮させようと利用されたのが「美味しんぼ」ということです。

今回、一斉に「美味しんぼ」潰しに襲い掛かった安倍内閣の閣僚は、すべてではないが、以下のとおり。

・根本匠復興大臣(福島原発事故再生総括担当)
・石原伸晃環境大臣(内閣府特命担当大臣・原子力防災)
・森雅子内閣府特命担当大臣(少子化対策・消費者及び食品安全・男女共同参画)
下村博文文部科学大臣
・菅義偉官房長官

そして、風評に国として対応と正式にコメントした小心者の安倍晋三閣下も。

ついに、この漢字の書けない男は、自民党が仕掛けた「美味しんぼ」騒動の本当の狙いを自白してしまいました。

しかし、国として対応?って、頭だいじょうぶか?

浮島智子政務官が名指しで指摘。核爆発とメルトダウンの区別さえつかない片山さつきも、如才なく相乗り

小泉純一郎の、できの悪いせがれは、どうか。
毎回、(福島に)行くたびに元気になって帰ってくるんですよ」。この坊や、完全にダメだわ。3年以上経っているのに、内部被曝と外部被曝の違いさえ分かっていないのですから。鼻血や、倦怠感、だるさなどは、内部被曝によるもの。

生物学的半減期を過ぎているので、放射性物質の体内残留量のピークは過ぎているものの、今でも体内で被曝継続中であるということなのです。

そして、残留量が少ないとはいえ、臓器のある一箇所に集中している場合、それも細胞核に入ってしまった場合は、健康どころか生命への危険がある、ということなのです。


以上、閣僚、自民党議員、政務官、福島関係などの発言を時系列にまとめたものから。

おまけ。

・橋下徹大阪市長は「根拠を示してほしい。取材が甘い」とか。
ベクレルどころか、TPPの意味も分からない男に根拠を示したところで、理解できないでしょうから無駄です。

発端は、SPEEDI情報を隠して東北、関東の大量の人たちを被曝させ、本来なら「未必の故意」によって刑務所に入れなければならないはずの佐藤雄平知事が「美味しんぼ」に「風評被害」との難癖をつけたこと。

どうも、環境省の役人と、安倍がいつも食事に誘いだしている中央メディアが、結託した跡が見えるのです。
これだけ間髪入れず、寸分たがわぬ正確さで、多数の閣僚が一斉に「美味しんぼ」潰しをやる前代未聞の異常な政党が自民党です。

繰り返しますが、「美味しんぼ」の作者、雁屋哲氏は「被曝に直接結びつけることはできないが」と、その都度、漫画の中で書いているのです。

「彼ら」にとっての関心事は、事実よりも、「このチャンスに反原発を徹底的に叩きのめして、黙らせること」なのですから、いつものネット右翼と、自民党の世論誘導を目的として設立されたインターネットサポータークラブの工作員にとって、さぞ、やりがいがあることでしょう。

注意しなければならないのは、こうした情報弱者のコピペサイトや、恣意的誘導を目的とする「まとめサイト」の制作者の何割かが、いわゆる低知能ネット右翼というだけでなく、日本人ではない、ということなのです。

「断固指示!」。これが低知能ブロガーたちのお気に入りの言葉です。
科学的・医学的にどうかということが問題であって、低知能ブロガーの政治信条など、誰も聞いていないのです。これこそが、国を内部から崩壊させようという彼らの稚拙な罠なのです。

さて、秘密保護法案を強行採決に導いた立役者、森雅子(福島県出身)が、福島の放射線被爆者に何を言っていたのか振り返ってみましょう。(画像クリック)

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森雅子:
「私ども福島県、当時SPEEDIの情報が出なかったこと、本当にですね、心に重くのしかかっております。しかし、あれは秘密文書でも何でもなかったのです。
私どもは、しっかりと住民の避難に必要な情報は出していきます。
それと同時に、長い廃炉作業を抱えていく中で、テロの脅威、北朝鮮のミサイルの脅威は福島県にもあるんです。しっかりと国民を守っていくために、この法律が必要であるということです」。

このときは、秘密保護法が施行されても、原発・放射能関連の情報が秘密指定されるようなことは断じてない!と言い切っていましたが、「美味しんぼ」騒動に、さっそく苦言を呈したことから、この議員も大ウソつきであることが明らかとなったわけです。

何が「私は福島の住民を守る」だ。
しっかりした情報を潰し、森雅子に都合の良い情報だけを出すと言っているのです。福島県人は、こいつを叩き出せ!です。

また、北朝鮮のミサイルが脅威と言いながら、「動かせるものはすべて動かす」原発再稼働方針に賛成しているのですから、彼女は分裂症確定です。

さて、事実を見てみましょう。

おなじみ、福島在住の医療ジャーナリスト、藍原寛子氏の現地取材レポートです。
実際に、県庁職員、「大口キャンセルが相次ぐ」と報じられた旅館の従業員、それ以外の多数の関係者にインタビューした結果を報告しています。


彼女が取材した後、突然、ネットから福島テレビの「旅館で数百人のキャンセルが出た」という動画が削除されてしまったのです。
福島テレビは、きちんと説明する必要があります。

これだけ世間を騒がせておいて、それすらしないのであれば、「犯罪放送局、福島テレビ!」と言いましょう。

そして、この元ネタを意図的にリークした福島県庁の職員を、「風評被害」どころか「風説の流布」という刑事罰によって刑務所にぶちこみましょう!

なぜなら、福島県の観光業に、もっともダメージを与えたのは、捏造情報を流した福島テレビと、そのネタをリークした福島の公務員だからです。

福島テレビと福島県庁職員は、自分たちの利益のために、福島で頑張っている旅館・ホテルに取り返しのつかない精神的損害を与えたことになるのです。

福島県の人たちは、早く気が付くべきです。あなた方の本当の敵は、こうした人々であるということに。

日本で5本の指に入る本格的なジャーナリスト、神保哲生氏が主宰する「ビデオニュース・トッドコム」からです。

美味しんぼ問題が隠蔽した、より深刻な問題

福島市の藍原氏の事務所と東京のビデオニュース・ドットコムをつないでのネット放送。
全部で50分程度の動画ですが、前半部分で藍原氏が実際に福島の関係者に聴きまわって得た「事実」について語っています。
後半は、ますまず激しくなる政府による言論弾圧について語っています。ここでは前半を取り上げます。

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藍原氏・福島現地報告

福島の人は、冷静に受け止めていたが、5月12日、佐藤雄平知事が県のコメントとして、「風評被害を助長していると。断固容認できず、きわめていかんと」というコメントを発表したことによって地元メディアに火が点いた。

県民は冷静で、むしろマスコミのほうが大騒ぎをしている。

佐藤知事の記者会見後、各メディアが県内の観光施設、旅館などへじゃんじゃん電話をかけて、「キャンセルは出てないですか」と電話で問い合わせをするという動きがあった。これは、風評被害が出たという前提で電話をしている。

管理人:佐藤知事が言ったことを、地元メディアの初心な記者たちが鵜呑みにして色めき立った

藍原氏の知り合いで旅館の受付をしている人に実際に訊ねてみた。
そうしたところ、「佐藤知事の5月12日の発表以降、毎日毎日、東京のキー局や福島のマスコミから電話がかかってきて、問い合わせと言うよりは『キャンセル出てませんか!』という誘導尋問のような質問を浴びせられる毎日だった。
(動画確認 5:50から


「キャンセル出てませんか」と訊かれて、「いや、ありません」と答えると、すぐに「他のことでは(昼食予約、立ち寄り湯の予約など)キャンセル出てませんか」とくる。
で、また「いいえ、ありません」と答えるという繰り返しが続いていた。それで、知り合いの旅館の受け付けは、怖くなったと話していた。

旅館だから、キャンセルは通常でも出るのが普通だが、一件でも出ると「出た出た」と騒ぎそうな勢いだった。

地元テレビ局が、県内の学校の団体客、数百人がキャンセルしたというような報道をした。
藍原氏が、実際に福島県庁の観光交流課とかに取材したところ、県の旅館・ホテル生活衛 生協同組合(県内の旅館・ホテルをたばねている同業組合)の話によると、「特に、キャンセルなど出ていない」という回答が得られた。
(動画で確認 8:30から

組合の関係者に聞いたところ、「数百人のキャンセルはあったようだ。しかし、それが美味しんぼと関係があるのかどうかはキャンセルした側に聞いていないので分からない。だから、美味しんぼと関連づけることはできない」と言っていた。

福島テレビは「数百人が宿泊キャンセル」。
福島民報は「宿泊キャンセル2件、美味しんぼ影響か?」
と報道。

だから、たった2件のキャンセルで、「美味しんぼの影響か」と、地元メディアは騒ぎ立てたことになる。通常でもキャンセルなど当たり前だから、むしろ2件のキャンセルなど少ない方。

(動画で確認
 10:30

神保哲生:
--どうして、「ほーれごらん、やっぱり美味しんぼのせいでキャンセル出たよ」という方向に強引に事実をゆがめて関連付けたいのか。その針小棒大にふくらましたがる背景とは、動機とは?

藍原寛子:
--福島県は被害者である、という立場を崩さない。
だから、被害者である福島の人たちの気分を害することや、誹謗中傷めいたことをするのは、結果的に「悪」であると考えている。

地元の人たちで、実際に避難後、鼻血が出たという人などは、美味しんぼのストーリーには違和感がないが、どうも、それを「なかったことにしたい」というの空気が行政の側にあって、それを地元メディアを始めとて、マスコミがサポートしている感覚を受けた。

非常に驚いたのが、知事がコメントを出した5月12日後に、県の担当者のところに取材に行ったとのこと。

県の担当者によると、
「これは小学館に抗議文を出しているということではない。県としての見解を出しているわけだから、小学館に、これをしろ、あれをしろ、けしから撤回せよ、回収せよ、そういうことではない」と。

その話を聞いて「なるほど」と思ったものの、マスコミ報道によっては「抗議」という名称を付けているところもあったので、そこは誤解のないように、きちんとやるべきではないかと思った。
ただ、中身を見ると「抗議」と言ってもいいほどの内容であることは事実。

その後で、福島県庁の担当者がこそっと耳打ちするように、「なんかキャンセル出たらしいですよ」と藍原氏に耳打ちをした。
動画で確認 12:40

それで「えっ?」と思って、それからまた調べ始めた。

それでも、キャンセルが出たというような証言は取れなかった。
しかも、「美味しんぼのせいでキャンセルが出た」と明確に断言してくれるような取材先は見つからなかった。

こういったリークを県庁職員がやるというのはどうかと思った。

管理人:
公務員の卑屈さ、姑息さがよく出ている。霞が関の官僚がよくやる手口で、「ねえねえ、記者さん、あんたと私との仲だから、特別に教えてあげるよ、実は「かくかくしかじか」と耳打ちして書かせる手口。
オフレコで話したことだから、後になって官僚は「そんなことなど、言った覚えはない」と言い逃れしてマスコミの自己責任にできる。
それを「美味しんぼ」の件で、福島県庁が今回もやったということ。要するに、それに何度も引っかかるマスコミが馬鹿なのだ)

神保哲生:
--確かに福島の人は被害者であることは間違いのないこと。
しかし、被害者意識がさらに強く残っているということは、被害に対して十分な手当なり、補償なり、回復なりが行われていないことに対する不安が募り、それが鬱積していることの反映とみていいのか。

藍原寛子:
--一般の権力や権限を待たない一般市民が行政などへ不満を持っていることは事実です。

ただ、今回の鼻血の問題にしても、県民健康管理調査(4月から「県民健康調査」に改名)をやって県民の健康、ケアをしていかなければならない立場の県庁が、「あちら側に回っている」というのは異例のこと。

本来であれば、鼻血に限らず、疲れやすいという表現も漫画の中に出てくるように、県がきちんと鼻血なり、疲れやすさについて調べるべき。
子供の甲状腺以外の他の病気についても、県が子供だけでなく大人も、それから県民でなくでも、原発事故が起きたときに福島県に滞在した人も含めて、公衆衛生的なことをやるべきなのが、実はそこが後手後手に回っている。

神保哲生:
--本来は、県民を救わなければならない人たちが、実は「美味しんぼ」をターゲットにして、福島県県民に本質に目が向かないようにしているということか。すり替えているということ?

藍原寛子:
--すり替えかどうかは別にしても、県の見解を小学館に向けるばかりでなく、一言、二言、県民に向けても「県としても、これからちゃんとやっていく」という文言がまったく入っていなかったことが残念だ。

「小学館に抗議した?」、だからいったい何なの? ということだ。

神保哲生:
--今回、藍原さんの実体験として、「美味しんぼ」に描かれているような鼻血とかの話は直接、耳にするものなのですか?鼻血とか疲れやすいとか。

藍原寛子:
--事故後、私も神保さんと避難所を回っていましたけれど、鼻血の話は避難所ではよく聞きましたよね。子供のほが鼻血が出やすかった。
大人も、取材した人全員ではないが、やはり鼻血が出たという話は数件聞いた。特に子供が多かった。

県外に避難した人に訊ねている。京都、広島、岡山とか、関西に行かれた方に。
県外に避難された方のきっかけというのが、鼻血が出たとか、皮膚に湿疹が出たとか、身体の自覚症状をきっかけに関西以西に避難したという方がけっこういて、鼻血が出たことをセンセーショナルに捉えるというより、「実は私も、私も、あのときそうだったのよ」という具合。

神保哲生:
--実は「美味しんぼ」の中にも、「鼻血の原因が放射能かどうかは分からない」という説明書きが付いているわけです。

藍原寛子:
--表だってではないが、お茶の時に、「あのときはねぇ、私も鼻血が出たのよ」という話ままあること。

神保哲生:
--福島の中で、鼻血とか、そういうことは言うもんじゃない、という空気あるのか。

藍原寛子:
--ずっと原発に反対してきた人、子供の避難の問題に取り組んできた人、鼻血とか疲れやすいとかいうことを訴えている人たちは、今回のことを危惧している。
これから出てくるかも知れない子供たちの健康被害が、今回の(言論封殺によって)件で見落とされてしまうのではないかといういう恐れを抱いている。

神保哲生:
--今回は、政府の要人が次から次へと、遺憾の意を表明するというという異常事態。

官房長官(政府を代表するスポークスマン)が、漫画の表現に対して、わざわざ遺憾の意を表明するという異常さ。
問題は、これが今後、どれほどの委縮効果を生むかという、今後の対応が重大になって来る。

ここで菅官房長官の記者会見の模様をご覧ください。(動画 24:50~ 5月12日の記者会見。

菅官房長官の記者会見でのコメント:
「政府としては、福島において、事故に伴う放射性の住民の被曝と鼻血に関係があることは考えられないと専門家の評価がそのようになされていると」。

管理人:安倍政権に寄り添う御用学者の見解しか採用しないのだから、意味がない)

根本復興相、森雅子少子化担当が、こう言っている。たとえば、「地元住民の感情を考えると非常に遺憾だ」と。

要するに、ああした描写があったこと自体が遺憾だと言っている。
それから、森雅子少子化大臣は、「根拠のない差別や偏見を助長する」と言って懸念を表明している。

石原伸晃環境大臣は、「正しい情報を出すしかない」と言っている。

環境省が、5月13日付けで、「放射性物質対策に対する不安の声について」という文書を出している。

ここで環境省は、「福島第一原発からの放射性物質によって鼻血が多発しているとは考えられない」と書いている。
「一切、そういうことがないのに、美味しんぼの表現があったことは遺憾である」と。

根本的な問題は、政府が十分な手当をやっていないということなのに、「美味しんぼ」を各大臣が、よってたかった叩くということをやっている。

藍原寛子:
--福島の人から見れば、大臣とかは、やはり福島の人ではない。
毎日、不安の中で暮らしている住民が、あれを聞いて果たして安心したかどうか。
「美味しんぼ」と騒いでも、福島の被災者にとっては何の益もない。

住民が安心できる政策の一つも出さなかった。こんな記者会見のコメントだけで解決する問題ではない。
漫画の一部分を切り取って、そこだけ集中攻撃しているのを満失望する。

北海道がんセンターの名誉院長の西尾先生。
この方は、被曝の影響があると言っている。

政府が因果関係がない、と言ってしまうことによって、放射線由来の病気ではない病気も「「気のせいだ」ということにされしまって、見落とされてしまうことがある。

この西尾先生は、デイツー・ジャパンの広川さんが行ったアンケート調査--「チェルノブイリの時、避難民の5人に1人が鼻血を出した」という調査結果を引用しながら、「広島の原爆の問題、そういったことも何の調査も研究もしないで、心理的と精神的な影響だとか、といって片づけようとしてきたわけだ」と言っている。

「未解明なものはすべて非科学的として退けて、自分たちに都合のいいことだけを「科学的と称する非科学的」なICRP信奉者の始まりでしかない」というふうに断じているわけですね。

そういった、まったく異なる意見もあるということを、やはりマスメディアなり、マスコミ也、関係者の方は、ちゃんと知らせていく必要がある。

(管理人)
安倍政権の閣僚たちにとっては、こういうことです。

「自民党の核政策にとって利益のある説が科学的」。
「利益のない説は、すべて非科学的である」。

だから、福島県の放射線被曝者に対する補償額が、さらに増えないように、嘘でも何でも言って、すべて非科学的で「存在しない」ということにしてしまおうとするのです。

こういう人たちのことを法的には詐欺師というのです。






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