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HOME   »   日本解体阻止  »  屈託のないノーベル賞受賞者と巨泉の「今週の遺言」
       
ノーベル賞授賞式と日程的にぴったり重なるように決められた衆院解散総選挙。
はしゃぎ過ぎの日本人受賞者と、先日亡くなった菅原文太氏ほかの憂国の士(古臭い言葉で、好きではないが)とのコントラストが絶妙です。


日本の愚民には、このままでは「赤紙」が届けられるかもね

マスメディアは、「晩餐会では、どんなお洋服をお召しになるのでしょうか」と、どうでもいいことばかり取り上げています。
あまりのはしゃぎぶりに、「少し節操が・・・」。みにくい。

一方、史上最年少でノーベル賞(平和賞)を受賞したパキスタン出身のマララ・ユスフザイ(17歳)は力強い演説を行いました。
「戦車などの兵器一個をつくる金があるなら、どうして学校を造って教育を受けさせられないのか」と。
彼女は、早くも貫録を見せつけています。第二の“アウンサンスーチー”の役目を立派に果たしているのです。

マララが“銃撃された”(と言っている)ときに着ていた血糊のついた服が、メディアのカメラのフラッシュを浴びていました。こんなものを映して、いったい何がしたいというのか。

ノーベル賞授賞式は、世界が本当に立ち向かわなければならない「核と戦争」の問題から目をそらすための煙幕で蔽われていました。
彼らは、煙漂うステージの上で「偽りの平和」に人々を酔わせながら上手に立ち回ったアクター、アクトレスなのです。

なんと、あのオバマも、ノーベル平和賞を受賞しているのです。
オバマは、アメリカのマスメディアに、「アクティング・プレジデント」と揶揄されています。
つまり、グローバル・エリートたちから「大統領役を仰せつかったアクター」であると。

彼らの主張は、「平和を実現するためには戦争が必要だ」、「人口削減は避けて通れない」・・・なんと馬鹿げたことでしょう。

人々は気づくべきなのです。
ノーべル平和賞の受賞者が増えるごとに、世界は新たな戦争に突き進んできたことを。そして、今は、第三次世界大戦が煙幕の向こうに、うっすらと浮かんできていることを。

この賞自体の存在意義が失われているというのに、世界の人々は、それに対してはまったく疑義をさしはさまないのです。
オリンピックが、すでにシオニストのためのお祭りになっているのに、人々は、まったく不思議だと思わないのです。
世界は、すでに奴隷だらけです。

そんな中で、我が身を賭して本当に反戦・反原発を唱えている人たちがいます。
菅原文太氏に代表される人々、大橋巨泉氏もその一人です。

週刊現代の12月13日号に、大橋巨泉氏の「最後かも知れぬお願いです『野党に投票』してください」という記事が掲載されています。
巨泉氏の「今週の遺言」という連載の第286回目です。

今回の安倍晋三の不可解な解散総選挙の謎を簡潔に解いています。
発売から数日経っているので、多少抜粋しても現代編集部もクレームを言ってこないでしょう。以下。

安倍は、解散の理由を、
「税制は民主主義の根幹である。だからこの変更(10%先送り)は、選挙に値する」と記者会見で言った。
・・・民主主義の根幹は「自由と平等」である。(安倍が)「根幹」と言うなら、自由を制限する“特定秘密保護法”を撤回するのが先だろう。

とにかく屁理屈やこじつけを重ねても、何とか選挙をやりたいのだ。この謎を解き明かそう。

自公で326議席。絶対安定多数だ。このままいっても、残す任期2年は安泰だ。

しかし、ここで選挙に打って出れば、任期は4年に延びる。

その間に、本当の目的である「憲法改正」や「集団的自衛権」が確立できる、と踏んでいる。
つまり、(日本を)遠く離れた外国にいても戦争ができる国にしたいのだ。

それを隠して、やれ「税制」だの「アベノミクスの評価」だのと争点をすり替えている。実に汚いやり方だ。

要するに、日本の選挙民の質はこの程度のトリックで十分だとナメきっているのである。

麻生太郎は、このトリックを成功させようと必死です。

安倍、麻生の後ろには、米国ボストン大学コミュニケーション学部大学院留学で企業広報論を学んだ(つまり、世論操作の手法を学んだ)世耕弘成が、さまざまな策を弄して、日本愚民たちに世論操作を行っています。
世耕本人が、「自民党の参謀」と呼ばれていることを誇りに思っている、と答えています。自分で言っているのだから確かでしょう。

「日本の公営水道は、すべて民営化(外資に売り渡す)します」発言、「さっさと死ねるように」発言、「ナチスに学べ」発言・・・
さらに、この人の暴言は、「子供を産まない方が問題なのだ」発言、「利益出してない企業は運が悪いか能力ない」発言と、枚挙にいとまがありません。これで、なぜ政治家を続けていられるの?

原発事故の元凶であり、1000兆円の借金を生まれたばかりの赤ちゃんを含む国民の肩に背負わせ、さらに日本の国益とは、何の関係もない戦争に国民を引き込もうとしているグループの中心的人間が、自分たちの長年の失政を棚に上げて、うまく行かないことは、すべて国民の責任にしようとしているのです。
日本人は、本物のバカなんでしょう。

大橋巨泉氏が優れているところは、決して、そんな愚かな日本人を非難しないことです。限りなく「死」に近づいた人間の真のやさしさと強さがここにあるのです。

日本の有権者が、「明日、本当に死ぬかもしれない」と分かったとき、もう少しマシな対応が取れるのでしょうか。
しかし、それは、赤紙が突如、家に届けられた日に違いありません。それでは手遅れです。

歴史は、間違いなく繰り返されようとしています。



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