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HOME   »   経済崩壊  »  景気後退が加速する2016年からは金に主役が交代か!?
       
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2016年は丙申の年。中国では「火猿の年」といいます。2月の節入り(通常は2月4日から2月7日あたりから新年となる)から新年となります。
また、2016年は、ヘブライでは「スーパー・シュミ―タ(Super Shemitah)」の年。こちらはユダヤ暦なので、新年は2015年9月から始まっており、2016年10月3日で終わります。

2016年の象意は「表面化」「顕在化」。そして「スピード」です。
今年は何が起こっても動揺しないことです。そのためには、最低限の備えをしておくことです。


世界の株式市場の暴落は、日本発だった

2016年の最初の日(1月4日)の取引日は、混沌とパニックに満ちていました。
それは、日経平均の582ポイントの下落、香港の587ポイントの下落がきっかけとなったアジアから始まりました。
これは、年末まで、たまりにたまっていた空売り残が、いっせいに放出された結果です。

そして、中国株式市場では、※CSI300指数が7%下落、サーキット・ブレーカー(下げ過ぎて終日、取引の停止措置)が2度にわたって発動され、大引けまで取引が停止となりました。

※CSI300指数は、上海証券取引所(中国語名称「上海証券交易所」)および深セン証券取引所(中国語名称「深セン証券交易所」)に上場されている全A株のうち、時価総額および流動性の高い300銘柄で構成されており、中国の株価を代表する指数。
(中国A株の説明は
こちら)

日経平均は、今日で5日連続の続落。

去年12月30日の大納会では、「終値1万9033円 19年ぶりの高水準」とマスコミが煽っていたにも関わらず、年明け大発会から一転して大暴落。大発会から5日連続の下落は戦後初のことです。

今日の終値は1万7698円ですから、この5日で1335円の下落。再び私たちの年金が失われたことでしょう。

25日移動平均線を見る限り、ここ数営業日のうちに1000円程度のリバウンドがなければ、日経の長期下降トレンドは確定です。

・・・アジアだけでなく、NYダウも同様に暴落が止まりません。すでにリセッションに入ったことは確定です。
ドル/円は、一時117円台まで円高に振れています。

いずれにしても、バルチック・ドライ・インデックスは連日最安値更新。 バルチック・ドライ・インデックスは景気の確かな先行指標ですから、世界のマーケットは、今後、グローバルな景気後退に入ったと判断したということです。

年明け早々、一度目のサーキット・ブレーカーが発動されて、狼狽売りに間に合わなかった筋の売り圧力を温存したまま、1月5日には、中国人民銀行(中央銀行)が、国有銀行を通じ人民元買い介入を実施したのですが、7日に取引開始から、わずか30分で二度目のサーキット・ブレーカーが発動され、またまた終日の取引停止。

そして、ヨーロッパの市場が開いても、その悪夢は続いたのです。

1月4日、ドイツ株価指数DAXは459ポイントの下落で始まりました。
欧州株式市場にとっては、いままでで最悪のスタートを切ることになったのです。

アメリカでは、NYダウ平均工業株価は、一時467ドルの大幅下落でスタートしましたが、終値では持ち直して276ドルの安値。
しかし、年をはさんで3日続けての下落で、この3日間の下げ幅の合計は572ドル。昨夜(1月7日)は392ポイントの大暴落。下げが止まりません。

しかし、昨年、多くのシグナルが世界市場の暴落を強く暗示していると警告してきたように、年末の市場混乱の先行指数は、これが年明け早々、正確に起こるべくした起こったことである、ということを示していたのです。

2015年から始まった世界的な財政危機は現在、加速化しています。メルマガを読んでいただいている方なら、事前に分かっていたことと思います。

悪すぎる中国の製造業指数に加えて、狼狽した中国の金融当局による人民元の数度にわたる切り下げが、中国市場に対する信頼性をさらに失わせたことから、去年8月の上海市場暴落以来、二度目の中国発クライシスに発展する可能性が出てきました。

それでも、中国のCSI300が7パーセント下がった時点で、金融当局がサーキット・ブレーカーを発動しなければ、今頃は市場にぺんぺん草が生えようとしていたでしょう。この中国の新しいルール、サーキット・ブレーカーはヘッジファンドを喜ばせるでしょう。

何度でも発動されるサーキット・ブレーカーの恐怖

1月4日、ブルームバーグによれば、市場が開いてわずか最初の15分を過ぎた後、その日の損失は7%以上に膨れ上がり、初めてのサーキット・ブレーカーが自動発動されたということです。

トリガーは、サーキット・ブレーカーが発動される兆候を察知した中国人トレーダーたちが、息せき切って市場から出ようと殺到したため、パニック状態になると同時でした。

このパニックは、混沌とした7分間になったのです。

1月4日、年明けの最初の相場は、申万宏源集団(SHENWAN HONGYUAN. GROUP中国で5番目の市場価値を持つ大手証券会社)で、売り注文がすでに積み重なっていました。

まず最初のうちに、15分間の取引停止措置があり、CSI 300指数は5%下落しました。

7%の下落で、終日、取引停止になるルールを知っていた中国の投資家たちは先を争うようにして市場の出口に殺到しました。

最初の5%の下落で取引が一時的に停止されたとたん、市場はすぐさま敏感に反応しました。
売り注文が、その日の制限値まで達して損失が発生するまで、わずか7分でした。

「投資家たちは、株式市場はさらに下落すると不安になったので、サーキット・ブレーカーのレベル1の段階で出口に殺到したのです」と、香港の申万宏源集団(SHENWAN HONGYUAN. GROUP)の売買取引部門の責任者、ウィリアム・ウォンが述べました。

株式市場は、中国大陸全土で赤信号が点滅していました。

そして、ヨーロッパの市場が開いた後も、この修羅場は続きました。

事態は、特にドイツで酷い状態でした。
ドイツDAXは459ポイント下落し、心理的に非常に重要な10,000の抵抗線に急接近していました。これを突破してしまうと、暴落が止まらなくなってしまうのです。

全体として見れば、この状況は、ヨーロッパの市場がこれまでに経験したことがないほど最悪の事態といってもいいものです。

米国市場が開いたときは、アメリカ(データを捏造しており、実際の景気ははるかに悪い)にとっては、火に油が注がれた状態になりました。

1月4日のアメリカの朝、投資家たちは、アメリカの製造業部門が2009年からの大不況以来、見られなかったほど速いペースで縮小しているということを知らされたのです。

はいっ!
確かにグローバルな不況局面に入ったのです。これは認めなければなりません。

・・・韓国の輸出に関するデータは、世界経済を占う重要な先行指標と伝統的に考えられています。それは、世界経済の「炭鉱のカナリア」と言われています。

そのデータですが、去年12月は前年同期比で13.8%も減少していることが1月4日に分ったのです。
これは、去年11月の4.8%減が響いたものの、経済学者が予想していた11.7%減よりさらに悪い結果となりました。

なぜ「金」のことを「正貨」と呼ぶのか

世界の市場は、世界支配層が考え出したペテンの金融システムに支えられた増刷可能な紙幣という紙っぺらと、やはり増刷可能な債権・株式といったペーパーマネーによるポンジ・スキームという魔術によって、かろうじて維持されています。

それに気が付いた人々は、なんとか、そこから脱出しようと、さまざまな試みを行っています。政府紙幣、ローカル通貨なども、その一つです。
しかし、それとて、誰かが「信用創造」するという点では、この壮大な詐欺から外の世界に出ることはできないのです。

冒頭の「2016年・年頭所感」で、究極的なサバイバルは、「オフ・グリッド」のライフスタイルにこそある、と書きました。

通貨の場合の“オフ・グリッド”とは何でしょう。

それは、現物(物々交換できる実体のある価値)にペーパーマネーを換えてしまうことです。
このことによって、為替や金利といった煩わしい世界と完全に縁を切ることができるのです。

英語で「正貨」のことを「specie」と言います。

その国が、どれくらい金を保有しているかを示す言葉として、「正貨準備」があります。英語では「specie reserves」と言います。
同時に「gold reserves」とも言うことから分かるように、西欧の人々は、金(銀も)こそが世界で唯一の正当な通貨であることを、しっかり理解しているのです。

紙っぺらの紙幣は、為替によって相対的価値が秒刻みで変化しています。通貨の価値は、それが流通しているエリアで何が買えるか、何が手に入るか、その瞬間になってはじめて分かるのです。

同じく、紙っぺらの借金証書である債券も、それ自体の流動性と金利によって価値が変動します。
それらをコントロールしているのが、国際決済銀行(BIS)であり、国際通貨基金(IMF)といったロスチャイルド財閥の実質的なプライベートな機関なのです。彼らは、私たちの私財の価値を自由気ままに変更できるのです。

通貨には他国の通貨(とモノの価値)との間の相対的価値しか存在しません。それを「フロートする(float)」と言います。つまり、他の通貨に対する相対的価値=為替のことです。

では、絶対的価値とは何でしょう。「モノ」です。

子供の頃、観たアメリカのアニメですが、ある場所に閉じ込められたギャングと、ソラマメの缶詰一個を持っている気弱な青年が死闘を繰り広げる、というコメディーを思い出しました。

ギャングは、銀行強盗をやったばかりでカバンいっぱいのドル紙幣を持っています。
一方は、青年はリュックの中に、豆の缶詰1缶を持っています。

ギャングは空腹のあまり朦朧とする意識の中、カバンの中から札束を出して、青年に缶詰を売ってくれ、と言います。
青年は、しばらくの間、救出が来ないことを悟って、缶詰を手放そうとしません。

ギャングは、薄れゆく意識の中で、テーブルの上に次々と札束を積み上げていきます。
それでも青年は缶詰を売らないのです。彼は命の大切さを知っているのです。

このアニメは、きっと、ある閉鎖的な環境の中では、紙と実物との相対的価値が変動していく様を子供たちに教えるために作られたのでしょう。

その閉鎖された空間は、「通貨が流通するエリア=国や地域」にたとえられます。
そこからドアを開けて自由の身になったとたん、豆の缶詰の価値は、わずか2~3ドルに“暴落”してしまうのです。

ただし、ここで言うドアとは、他の国に脱出することではありません。
同じ国、同じ場所、同じ家に住み続けながら、誰でもできる世界支配層がつくった詐欺システムである銀行システムからの脱出です。

それが、世界のペテン金融システムからの脱出、つまり、「紙を現物に換えること」なのです。その最強のものが「金」と「銀」です。

ギャングが愚かなのは、缶詰を半分だけでいいから売ってほしい、と言わなかったことです。
青年が愚かだったのは、ギャングに缶詰を半分だけ高く売りつけ、二人で力を合わせてドアを開けようとしなかったことです。

このまま救援が来なかったり、自力でドアを開けることができなければ、やがて缶詰を奪い合って殺し合いをするか、二人とも餓死してしまうか、いずれにしても死んでしまうのです。
それが、今、株式市場で多くのプレーヤーがやっていることです。

もう救援は来ないです。

日銀に、これ以上、介入できる余地がありますか?
これ以上、格付けの下がった国債を買い取れば金利が暴騰してデフォルトです。それを少しでも先延ばしにするために、ハイパー・インフレを引き起こしますか。少しの間の宴を楽しむために。

政府とて、年金の原資は限度額まで株式や債券に投入してしまっています。次々と失敗して損失が積み上がっています。
もう余力はありません。市場が暴落したからといって助けはないのです。それどころか、原資はパーです。

それとも、戦争を起こして、すべてガラポンしますか?
今の情勢は、それが冗談とも言えない不気味さが漂っています。

※以上は、メルマガ第139号パート1の一部です。全文はメルマガお読みください。


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