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不勉強な行政より住民のほうが見識があった


福島県郡山市で、放射能に汚染された土の廃棄をめぐって、市と住民の間で、ちょっとした対立がありました。
市内の小学校と保育所の校庭の表土を削り取ったのはいいのですが、市側がその廃棄場所を決めていなかったことから起きた騒動のようです。
説明会に参加した住民約100人が、「私たちのところに汚染土を持ってくるな」と猛烈に抗議したのです。

結果、市側は、「ただの土の扱いでいいと思っていた。皆さんの理解と協力が得られなければ、強行突破するつもりはない」と住民の意向を受け入れた形。削り取った表土は校庭内の隅にビニールシートをかけて保管することになったようです。

驚くことに、放射能に汚染された土の怖さを市の側は知らなかったのです。
それは、なんと郡山市の環境衛生部でした。

神奈川県川崎市で被災地の瓦礫を受け入れて焼却処分にする、と新聞発表があったら、2000人以上の住民から「子供が心配だから止めろ」と市役所に苦情が殺到しました。

翌々日、テレビのニュースで、「川崎市が瓦礫を受け入れる、という風評が立っていますが、事実ではありませんので、ネットなどの情報に惑わされないでください」と、これまた、テレビ局の思考停止女子アナが火消しに躍起となっていました。

もう開いた口がふさがりません。

汚染された土を、あちこち分散してしまったら、いずれ管理できなくなります。立ち入り禁止の立て札を立てたところで、入る人はいるでしょう。
一箇所にまとめて、しっかり管理するほうがいいのです。

そもそも風評の根源は川崎市にあるのです。川崎市は、確かに新聞発表したのです。その記事は私も読みました。
川崎市は放射能に汚染された瓦礫を焼却しても問題ない、と思っていたのです。

ことほどさように、行政は不勉強なのです。
あれだけ連日、いわゆる「専門家」がテレビに登場して放射性物質の危険性について警告していても、この程度なのです。

郡山の住民のような市の考えに、毅然とした態度でNoということは大切です。
でなければ、郡山市は、今後、海外メディアによっていっせいに書きたられ、市の職員の何人かが左遷されることになるかも知れなかったのです。
郡山の住民は、子供たちの命を守り、ついでに「とんでも勘違い」の市役所職員の身分をも守ったのです。

インターネットというインフラの世界的な広がりを行政は、もっと意識するべきです。
国内で、口封じのような工作をやればやるほど、自分たちの立場が危うくなることを知るべきです。
そして、日本の世界での評判が落ちていくのです。

郡山市役所は住民の声に耳を傾けたのです。これは良かったです。
まあ当たり前のことなのですが。

世論の風向きをしっかり把握して、公僕としての使命に立ち戻らないと、結局は、【…そして誰もいなくなった】のようになってしまうのです。
外国人記者は日本の「お膳立てされた」記者会見から、本当の情報など得られないと思っているのです。

【クルチャトフ研究所ベリホフ所長:日本には福島原発の正確な情報がない】
外国人は、とっくに官僚答弁の空しさを知っているのです。だから信じていないのです。

そして、外国人は日本に戻って来なくなってしまうのです。またまた、おバカな官僚の世間知らずです。

私は、福島第一原発の各原子炉の状況が、なぜ海外の原子力専門家によって把握されているのか不思議でした。
【…そして誰もいなくなった】
のいちぱん下に書いてありますが、官邸の中に外国人の原発の専門家が常駐していたのです。彼らから官邸、東電はアドバイスを受け、「水棺」などの措置を決定していたのです。(とても危険だと思いますが)

どおりで、海外の原子力専門家には、福島第一のデータが行き渡り、国内の原子力専門家には、図面さえも出さないのか、不思議だったのですが、やっと理由が分かりました。
たとえば、米国の著名な原子力コンサルタントのアーニー・ガンダーセン氏などは、福島第一原発のデータを分析しているのです。
これは4月18日のアップです。

日本の学者にはデータを出さないで、アメリカの原子力専門家にはデータが流れているのです。

「津波でメルトダウンは絶対に起こりえない!」原口一博



※この動画は、5月25日にアップされたものです。
この記事を書いた時点では、下の動画(同じ内容)を貼り付けていましたが、削除されてしまったので、その後でアップされた上の動画のリンクに貼り替えました。



原口は、「日本の原発は海抜13m以上の場所にあるから、絶対に津波にやられない。だから、メルトダウンなどは起こるわけがない」と力説していました。

彼の才能は政治家としてではなく、twitterで発揮されるようです。特技は「自分が常日頃、言っていることと反対のことをやること」。

「政治家は自分の言ったことに責任を持たなければいけない」だっけ?原口さん。

それに、うっとうしいばかりのゴマスリ。
ダメだ、この人間は。

なぜ政府は「本当の専門家」の言うことを聞かないのか。なぜ、彼らを排除するのか

この動画は、フリージャーナリストの上杉隆氏が主宰した上原春男氏の共同インタビューです。
参加しているのは、当然、東電に札束で頬を叩かれたテレビ、新聞のサラリーマン記者ではなく、全員、独立系メディアの記者たちです。



上原氏は、元国立佐賀大学学長で福島第一原発3号機の冷却システムを設計した人物です。

02:20~06:30をよく聴いてください。

11日、上原氏は地震が起きたとき、永田町の議員会館のエレベーターの中にいました。
そして、すぐに知り合いの大臣経験者を通じて、菅直人に「水を入れないと大変なことになる」と何度も電話を入れさせたのです。
そして、そのときすでに、水を入れないとメルトダウンが起きて…という最悪のシナリオも話していたのです。

玄葉光一郎とも直接、話して指示をしていたそうです。



04:43~10:00のところを聴きください。

上原氏は、格納容器、圧力容器が破損し、水を入れても漏れてしまうことを、早い段階から官邸に警告していました。
しかし、東電、官邸は何も手を打たないで、とうとう海洋に高濃度汚染水を流してしまったのです。

数十万トンの汚染水が入る巨大なプールを、離れた場所にこの時点で作っておけば、汚染水の行き場が無いから冷却水を注入できない、なとどいう話にはならなかったのです。
ただし、今からでは無理。
上原氏は、最初から巨大タンカーを何隻か持ってきて、そこに汚染水を入れるべきだ、と主張しています。

東電、官邸は、誰の言うことを信じたのでしょう。例の原子力安全委員会のデタラメ委員長でしょうか。



頭からお聴きください。

東電も原子力安全・保安院も、機密扱いだからと原子炉の図面を上原氏に出さなかったのです。上原氏は、想像で答えるしかなかったのです。

上原氏は、3号機の冷却システムの設計者です。なにが「機密扱い」なのでしょう。原子力安全・保安院はねぼけていたのでしょう。

上原氏の嘆き。
09:40辺りからお聴きください。

とても残念です。

どういうことか、というと、東電、そして、ある意味、東電とべったりの原子力安全・保安院は、「機密扱い」と言って、日本の学者、それも設計の当事者にも図面を見せず、最初から情報隠蔽を行っていたのです。

そして、冷却が遅れて、1号機は水素爆発してしまったのです。

だから、以後、上原氏には官邸から声がかからなかったのです。
11日の官邸の「右往左往」を知っているからです。

保安院の失敗を言われては困るのでしょうね。

ただ、海外の専門家は必要なので情報を提供していた。
菅直人は、国内の専門家の力を借りずに、「菅直人の政府は独力で福島原発の大災害を収束させる」という功名心にかられていなかったか。
そうでないと思いたいのですが。

東電、原子力安全・保安院は、必要な人間に情報を適切に出さなかった、という失敗をしてしまいました。
常に「安全パイ」を選んできた彼らは、こんな非常事態でも上原氏に図面を見せることは機密の漏えいだと考えたのでしょう。

もはや、何も言うことはありません。

こうした記事を書く目的は、今、再び私たちがマインド・コントロールにかかろうとしているからです。福島第一原発事故の状況は何も変わっていないのに。

しかし、本当の危うさは福島第一原発などの「小物」ではなく、狂気の原発推進派たちが、いまだ幻想を持っている「核燃料サイクル」という冥界の闇なのです。

「核燃料サイクル幻想」から利得を確保しようとしている政治家、官僚、御用学者、原発文化人、マスコミ…。
これらに、私たち国民の生命が左右されようとしているのです。
そして、彼ら自身の命も。

原発の闇は、底知れないほど深いことが分かってきました。
私たちに必要なのは、郡山市の住民が子供の命を守るために、市側と対決したときのような迫力です。

東電、原子力安全・保安院、経済産業省(旧通産省)、官邸、市町村の公務員たち、マスコミ、文化人…。
こうした人たちが、すべて原発に関しては「ド素人」であることが分かったのです。

まさしく、日本の原子力行政は、「盲人が盲人の手を引いている」状態です。
しばらくは、私たち自身のマインド・コントロールを解くための記事を書いていきます。

そして、本当に目を見開いた後で、今後、原発をどう考えるのか、それぞれ個人個人で決めればいいと思います。



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