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菅直人を巡る内閣不信任案のドタバタを見れば、これから私たちが、どれだけ被曝させられるかが分かろうというものです。
それをテレビは、菅・鳩山の化かしあい(両方が芝居しています)とか、ひとり蚊帳の外に置かれた小沢が本気で怒った、とか、どうでもいいことばかり報道しています。

「福島児童の20ミリシーベルト」問題にしても、国会で野党議員に攻め立てられても高木文部大臣は、「これからガイガー・カウンターを配って細かく線量を計測していく。校庭の土を削るよう努力する」と回答しただけ。

菅直人も、「今、有識者を集めて、その土砂をどこに廃棄するか検討している最中だ」と述べただけ。
この二人は、本当に日本人なのか?

確実に言えることは、彼らのメンタリティは日本人のそれではない、ということです。

4月22日の時点で文部科学省は、校庭の地上1mで計るとか、いや5cmだとか、あるいは「子供一人一人の行動範囲が違うので、内部被曝については、後に対策を考える」と、その場を取り繕うことだけに終始していたのですが、高木文部科学大臣の国会での発言で、この一ヶ月の間、何もやっていないし、これからも何もやるつもりもないことが分かってしまいました。

菅直人にしても、三陸の津波に飲まれた家屋の撤去作業や瓦礫の廃棄場所についてもいまだに具体的な策を出していないし、何より、日々、被曝し続けている福島の人たちのために放射能に汚染された表土を廃棄する場所さえ決めていないし、決めるつもりもないのです。

校庭には、自治体独自の判断で表土を削ったのはいいけれど、ビニールシートをかけたままで放置状態。
原発テロ主犯の東電でさえ、自分たちの退職金と年金の心配ばかりで、幹部の一人として学校の校庭の土を引き受けようと言い出す人間はいない。

まったく働かない政府と閣僚たち。そして原子力ゴロ。
世界中からの批難ごうごうの声も、どこふく風。彼らの耳には届かないのです。

最大野党の自民党は原発災害の元を作っておきながら反省の言葉を小出しにして世間の批判をかわすことばかり考え、国会では必ずと言っていいほど、「原発は簡単にはなくすことはできない」と前置きして、まだ原発を再稼動させる含みを持たせているし、この国の政治家はすべからく「人の痛み」のまったく分からない人間不感症になってしまったようです。

「原発は悪魔だ」と、その正体に気がついた、かつて東電の社長だった川木田でも、ひとたび破局的な原発事故が起こると、人々の心をここまで荒廃させ、互いに敵対させることなど想像もしなかったことでしょう。

ウランやプルトニウムにはサタンの印(666)がちゃとん刻み込まれているにも関わらず、原子力の魅力から離れられない人々がいる、ということに戦慄が走るのです。

この動画はBSフジLive PRIME NEWS「20ミリシーベルト問題 医療専門家&川内…他」というタイトルで5月23日に放送されたものです。
おそらく放送後、10日で視聴できなくなってしまうので、今日6月4日で最後だと思います。(サーバーから落とされても、後に文字起ししたものがアップされます)

なんと、文部科学省内には、
「0.2マイクロシーベルトを体内被曝することは、100ミリシーベルトの被曝と同等である」
という内部資料がある


動画がアップされました。





以下は、上の動画のキャプチャー画面とともに、文字起こししたものです。

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文部科学省は福島の児童にICRP勧告の最上限値の年間20ミリシーベルトまで認めている。

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西尾正道氏(北海道がんセンター院長)

一般住民に年間20ミリシーベルトを強いるなど、とんでもないこと。
ICRP勧告の主なものは109号というもので、2007年に出ています。
緊急時の被曝医療、原発爆発直後のような事態では止むを得ず20~100ミリシーベルトまでにおさえなさい、という勧告がある。

日本の政府は、爆発当初は福島住民に20ミリシーベルトを設定したので、109号勧告の最低値なので、よかった、と思っていた。
しかし、その後もずっと20ミリシーベルトのままだ。

ICRPは2007年に109号勧告を出した後、2008年には111号勧告を出している。
それは原発事故が収束に向かっていく復興期には、そこから下げて1~20ミリシーベルトにおさえなさい、というものだ。
事実、ICRPは3月下旬には20ミリシーベルト以下におさえなさい、と日本政府に勧告している。

文部科学賞が111号勧告の存在を知らないはずがない。
政府は、20ミリシーベルトにしておかないと移住させなければならない人たちが大勢出てくるので政治的な判断で、復興期の最大値20ミリシーベルトに据え置いているのだろうと思っている。

伊藤隼也:
驚いたことに、文部科学省は、福島の人たちの被曝線量を減らす努力は何もしていない、と今日認めた。

川内博史議員:
学校の校庭の土を削るなどの措置は、それぞれの自治体が行なっていることで、文部科学省自体は、「被曝線量を低減させる具体的措置はとっていない」と明言した。
ただし、試験はしている。

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20ミリシーベルトは心配する数値ではない、と言っている先生もいる。
長崎大学の山下俊一教授。
福島県知事が連れてきた先生だ。

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西尾先生は山下俊一の言うことに対して、どう思うか。

西尾正道院長:
年間100ミリシーベルト以下の被曝量については低線量被曝という見方をするが、これは長崎・広島の原爆被害者の事例を目安にしているもので、これ以上は危険、これ以下なら安全という閾値は、もともと存在しない。
だから、どんな放射線でも浴びるのは良くないので、限りなくゼロにすべきだ。

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ここに「閾値なしの直線仮説」というものがある。

(ガンの発生確率は被ばく線量に比例するとされている。
しかし、実際には、広島・長崎の原爆被爆者を対象とした膨大なデータをもってしても、100ミリシーベルト程度よりも低い線量では発ガンリスクの有意な上昇は認められていない。
これよりも低い線量域では、発がんリスクを疫学的に示すことができない。
示すことができないので、データのない点線部分の被曝線量については仮説を立てているにすぎない。

つまり、福島の人たち、そして児童は、この仮説となっている点線部分を埋めるために人体実験をされているのと同じです。
そして、そのデータをIAEAは欲しがっていて、菅直人は、それに協力しているのです
)


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とにかく放射線からの健康被害をまったくなくすには、ゼロにするしかない。
少ない被曝量であればガンになる確率はそれに比例して下がっていく。

ICRPの考え方もそうだし、アメリカのBEIR(ベールと読む)委員会の考え方も同じだ。両方とも直線仮説は妥当だと結論づけている。
(※ICRPよりBEIR委員会の基準値の考え方のほうが厳しい)

2005年に発行されたイギリスの専門誌には、原子力発電所で働いている40万人のうち、年間被曝量が10ミリシーベルトでも、20ミリシーベルトでも、しっかり発ガン率が高くなっているというデータがある。

長崎原爆の事例でも、2007年に低線量被爆者でも、ガンの発症率が高くなっている、という論文が出ている。
こういうデータなどから、ICRPやBEIR委員会は安全をもって考えるのであれば、直線仮説が妥当だと言っている。、

だからどこまでが安全で、という基準は存在しない。
低線量でもガンは起こるが、あくまで何人に一人、という確率になる。要は自分が、その何人のうちの一人になるかどうか。

強いて言うなら、年間5ミリシーベルトまでなら妥当な数値と言える。
(この意味は、おそらく、5ミリシーベルトでもガンは発症するが、代謝を上げたり免疫機能を高めることによって、多少はガンの発症確率を低くしたり、コントロールできる可能性がある、という意味だと思います)

ただし、妊婦の場合は年間2ミリシーベルトまでと言っているし、子供の場合は年間1ミリシーベルトのほうが当然いい。

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川内博史議員:
1ミリシーベルト/年とは、人間の60兆個の細胞の一個一個に1年間に1回、放射線が突き刺さることを言う。
それが細胞の中のDNAを傷つける。
20ミリシーベルトなら、60兆個の細胞すべてに年間20回、放射線が突き刺さってDNAを破壊することを言う。

人体には損傷を受けたDNAを修復する機能があるが、それも限度を超えると修復できなくなる。

伊藤隼也:
線量の計測については一定の基準もない。
今、親御さんはみんな不安に思っています。
福島県だけでなく、周辺県にも放射性物質が飛んできていてるし、東京も危ないという専門家さえいる。
とにかく安全だ、安全だと言って余計に不安がらせるのではなく、きちんと実地に計測してデータを公開すべきだ。

この日本政府の20ミリシーベルトには世界中が抗議している。
ノーベル平和賞を受賞したPSRなども抗議文を出している。



ドイツでは「子供に20ミリシーベルトの放射線を浴びせるなど許されない」とデモまで起きているる

管理人:
世界は、なぜここまで抗議するのでしょうか。
それは、こうした日本のドサクサ紛れの前例をICRPやIAEAなどの原発推進機関が取り入れてしまうと、自分の国で原発事故が起きたときも、それがいつの間にか基準値となり、適用されてしまうという心配があるからです。

これが、まっとうな人間の神経です。


日本の私たちには、こうした海外の人々が大騒ぎしている様子は一切知らされることなく、今日も、ゴミのようなバラエティ番組を観せられて、経済産業省九州経済産業局地域経済課の課長補佐の男(46)被災地から帰る途中で女子高生に痴漢を働き逮捕されたとか、女優を妻に持ちながら震災復興会議の夜、愛人を議員宿舎に連れ込んだ自民党の後藤田正純のスキャンダル話とか、くだらない情報洪水に流されているのです。

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川内博史議員:
ここに文部科学省に作ってもらった資料がある。
これは、体の中の0.2マイクロシーベルト/時の内部被曝は100ミリシーベルトの被曝と同じである、という資料です。

これは文部科学省の資料ですよ。
疎開はしなければならないと思います。
私は与党の一員です。
国としては計画的避難区域、そして避難区域と定めているわけですから。

しかし、20ミリシーベルトの学校などは、本来はあってはいけない。
なぜなら、年間20ミリシーベルトの学校があれば、その学校は計画的避難区域に入るのだから避難させなければいけないはず。

ところが、住居エリアは計画的避難区域に入っていないが、なぜか学校だけは計画的避難区域に相当する放射線量がある。
その学校をまず除染するということを国がきちんとやる、ということ。

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西尾正道院長:
でも、それは焼け石に水。
問題は、いつ原子炉が安定冷却されるのかという期限が分からないこと。
それまでは放射性物質が排出され続けるのだから、表土を削っても、まったく意味がないとは言わないが、被曝の危険はあるし、今も被曝し続けている。

個人的には、すぐにでも疎開すべきだと思う。

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伊藤隼也:
いちばん問題なのは、正しい計測が何も行なわれていない、ということ。
自分の子供が、すでにどれくらいの線量を被曝しているのか、今の医学をもってすれば、ある程度、推計できる。

SPEEDIのデータがやっと公開されたが、それを原発が爆発した日まで遡って、どの地域にいた子供が、今日までに、どれくらい被曝しているのか、細かくトレースしていけば分かる。

何より、それをやるべき。
いたずらに恐怖することは精神的によくない。

もっと問題なのは土壌汚染による食物の汚染だ。
安全だ、安全だ、と言っているけれど、世界中が禁輸措置をとっている。

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今、(赤色と青色の国)これだけの国が日本から食料を輸入しない、と言っている。
なぜこんなことになるかというと、暫定基準値を日本はかなり下げているから。ゆるい数値の設定になっている。
つまり、こうした国々は日本の数値を信用していない。
これでは、いつまでたっても禁輸措置は解かれないので、治験の下に検証する必要がある。

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西尾正道院長:
これは私が毎日つけているガラスバッジというものです。

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中にガラス素地が入っていて、それに紫外線を当てて蛍光を発して、その量を測ることによって、どれくらい放射線を浴びたかを計るもの。

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普通は白衣の胸ポケットにつけて仕事をしている。
女性であれば、白衣の腰のポケットにつけて働いているというもの。
日本の放射線を扱う医療従事者30万人がつけているものです。

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これは去年のデータですが、医療従事者24万人がどれだけ人工放射線を浴びたかを示すデータです。
平均で1年間0.2ミリシーベルトしか浴びていない。
(これは、ガラスバッジをつけているときに被曝した年間の線量)
福島の児童は、この100倍の放射線に浴びせられる、ということになる。

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このデータは、ガラスバッジをつけている人すべてのデータです。
年間の被曝量が1ミリシーベルト以下の人が95%です。
これは医療従事者だけでなく、研究者や工業界の人たち、獣医さんに至るまで。
つまり、そうした従事者でも95%の人たちが年間1ミリシーベルトも浴びていない。

一度に大量に発注すると生産が間に合わないので、さし当たって、こうした人たちからガラスバッジを3ヶ月くらい貸してもらって、それを福島の児童につけさせて被曝線量を計る。

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子供たちには、首からかけさせておけば、確実にその機関の被曝線量の積算値が分かる。
この会社には30年分のデータがあるわけですから。
生涯の累積線量が分かります。

僕は35年間、医者やって500ミリシーベルト浴びています。
これは小線源治療をやっているので、そうなります。
20ミリシーベルトまで国が認めるというなら、国のお金で作らせて子供たちに配るべきです。

ガラスバッジは買うのではなく、すべてリース方式。
「あなたは、どれくらい浴びています」という報告書代として一回四百円とか五百円かかるわけです。
ですから、年間で二千円もあれば1年間の被曝線量が計測できます。
個人個人で、生活の仕方が違うので、累積被曝線量が違ってくるはずです。

そうして細かな対策を考えない限りは何も前に進まない。

たとえばホテルなどの密封度の高い場所なら、外の10分の1、普通の木造の建物の中にいる場合であれば外の3分の1で済みます。
どのくらい屋外にいるか、あるいは、屋内といっても鉄筋コンクリートのビルの中にいるのと、木造家屋の中にいるのとでは大きな差が出る。

まずは、個別に累積被曝線量を計ることからスタートです。

20ミリシーベルトというのは、あくまで外部被曝だけですから、内部被曝は考えられていない。
今の議論は、外部被曝についてだけ議論している。

普通の一般人は、内部被曝は1%、多くでも2%。
ところが、今は放射性物質が空気中に飛散した状態の中にいるので、内部被曝のウェイトがすごく高くなっている。
内部被曝の悪影響を考えた場合は、ホールボディ・カウンターで内部被曝の線量も把握して、外部被曝と合算しないと正確ではない。

食べ物でも、セシウムなどは年間5ミリシーベルトまで、ホウレンソウなどは500ミリベクレルまではOKとか。
そうすると食べ物から必ず体内に入っているわけです。
今は、そういうことは一切考慮しないで外部被曝だけで20ミリシーベルトと言っているわけです。

そうなると実際は40、50(ミリシーベルト)ということもあるわけだ。
しかも、ICRPのデータというのは、基本的に外部照射だけで言っているので、100人に一人発ガンする、というデータになるが、実際、そこに10年間住んでいれば100人のうち10人が発ガンする、といううことになる。
20年なら100人中20人が発ガンする、ということになります。

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校庭の真ん中にポールを建てて電光掲示板を設置して、逐次、計測した線量の値を出しておく。
すると、子供に、これこれの数字以上の場合は外にいないで校舎の中に入りなさいよ、と言うことができる。
こうしたことをやっていけば、被曝線量を下げることはできる。
まず、これをすぐにやるべき。

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今は教育委員会も含めて、国が20ミリシーベルト以下は安全だ、というような白か黒か、という極論になっている。
ただちに被曝線量を少なくするというのであれば極論を言っている場合でなく、線量計を使うとか、ホールボディー・カウンターで内部被曝量を正確に測るとか、SPEEDIのデータを遡ってトレースするとか、いろいろなことを実行していくべき。

番組終わり


この番組の放送は5月23日。
驚いたのは司会者が、ほとんど被曝に関して知識を持っていないこと。
コメンテーターが「世界中から日本の農産物が禁輸措置を取られている」と説明すると、すぐ、「それわぁ、風評被害でぇ~」と言う始末。
フジの解説員に至っては、内部被曝についても、よく知らないようで、まあ驚きました。
これで番組をやっているのですから、視聴者は間違った知識を植え付けられてしまうわけです。テレビがどれだけ風評被害を撒き散らしているかがよく分かります。
そして、今でもテレビは風評被害を撒き散らしているのです。

西尾院長の言うガラスバッジとは、蛍光ガラス線量計のこと。

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このタイプの個人線量計で、㈱千代田テクノルという会社が作っているようです。
これはリースですから、定期的に宅配便か何かで送って、バーコードを読み込み、その人の期間内の被曝線量を割り出す、と言うもののようです。
それが個人ごとにデータベース化されていて、「あなたは、今回で基準値をオーバーしました。現場には二度と足を踏み入れないでください」などと警告が出される、ということですね。

その他、いつくかのメーカー(機器のリースと、個人線量の管理を行なうサービス会社)があるようですから、ネットで検索すればいいと思います。

個人線量計には、このガラスバッジの他に、フィルムの黒化作用を応用したフィルム・バッジがありますが、放射線医療従事者が使っているのはガラスバッジが多いようです。

西尾院長は、白衣の上に装着する、と言っていますが、外部被曝線量を計測するのですから、できるだけ肌に近いところに装着するほうがいいということになります。
白衣などの上着より、Yシャツの胸ポケットが適当です。

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国会議員の荒井広幸氏も常に胸ポケットにつけているようです。
西尾院長が使っているタイプと同じ物のようです。
近いうちに、川内議員や森ゆうこ議員、荒井議員ら国会議員の働きかけによって、福島児童に配られるのでしょう。
一度、問い合わせてみるのもいいかもしれません。
(すでに予約殺到かもしれません)

正確に内部被曝量を計測したいのであれば、ホールボディー・カウンター(写真)という病院のCTスキャンのような装置によって可能です。自民党の森まさこ議員が訴えています。

ただ、このホールボディー・カウンターは1台、数千万円もするため、全国でも数百台程度しかないといいますし、福島県には、現在、3台しかないようです。
これを使って、内部被曝した正確な線量を知りたいという依頼が殺到しているというのですが、一般の人々がすべて利用できるというものではないでしょう。
福島の二本松市長は、内部被曝をホールボディカウンターで計測して、ひどい結果なら避難もといいはじめています。

20110604-19.jpg
写真はこちらのサイト様

ガラス・バッジをリース契約するのは仰々しいという場合には、RADTriage(カード式線量計)というカード形式の線量計があります。

放射線測定カード「RAD Triage FIT」 米国製放射線計測器 ガイガーカウンターカード式線量計

詳しくはRADTriage(カード式線量計)のサイト様に書かれてあります。

このカード・タイプの線量計は米国の米国土安全保障省によるフィールドテストを経たもので、カードには、0, 20, 50, 100及び250mSv用のバー、下側には500, 1000, 2000, 4000及び10,000mSvのバーがあり、この色が段階ごとに変わっていくと、自分の累積被曝線量が分かる、というもの。

すでに火がつき始めているようですが、例によって某国からのコピー商品が紛れ込んでいる、ということですから、信用のおけるところで購入すべきでしょう。何しろ命に関わることですから。

ただ、私は思うほど普及しないと思います。被曝量のレンジが幅広いこと。
アバウトすぎることなどが、正確で緻密さを好む日本人には受け入れられないでしょう。

ただし、家の玄関や、居間の壁にかけておいて、たまに見るというのであれば、家族への警告にもなるのでいいと思います。まずは用途を決めてから、ということですね。

ガイガー・カウンター、ガラスバッジ(フィルム・バッジ)、カード式線量計といろいろな放射線測定グッズが出揃ってきました。
福島第一原発は今後も爆発がないとは完全に言い切れませんが、今のところは小康状態です。
こうした局面では、これらのツールの使い分けを考えることが大切であると思います。

今後は内部被曝が何より怖いので、何よりα線、そしてβ線の計測が大切になってきます。
福島第一原発で万が一にも爆発が起こった場合は、とにかく理屈抜きで遠くに避難ですが、今の状態なら外部被曝より内部被曝に神経を集中すべきです。

ガイガー・カウンターは面白いのですが、これを持ってスーパーに買い物に行くなど現実的ではありません。
第一、鶏卵などは黄味にたまりやすいといいますからガイガー・カウンターで計って反応するかどうか。
また、外箱でがっしりパッケージングされた食品などもガイガー・カウンターではよく分からないと思います。

参考:素人のための放射線計測講座~150名が参加

ガイガー・カウンターを常に持ち歩くような生活は長続きしません。ノイローゼになってしまうでしょう。
とにかく内部被曝を考えるべきだと思います。

ただし、すでにガイガー・カウンターをお持ちの方は、外出するときや、子供の教育用にはいいかもしれません。


これは共産党東京都議団が都内数箇所の線量を計測したものです。
実施は5月6日~20日。地上1mの高さで計測したものです。

20110604-20.jpg

画像クリックで元のソースへ

今、東京都は新宿区のビルの上に設置してあるモニタリング・ポストでの計測値を1時間ごとに発表しています。
地上19.8mのところで計った数値ですので実態を反映しているとは言いがたいものです。

そこで共産党東京都議団の要請に応えて、地上1mでの計測値も逐次、公表するようになりました。
やはり地上19.8mのモニタリング・ポストの値より高めです。

東京都に限らず、各自治体は独自に計測を始めていますから、それぞれ市町村のホームページを開けば空間線量を知ることができます。

そもそも文部科学省が設置したモニタリング・ポストとは、日本が光化学スモッグなどの大気汚染が酷いときに取り付けたものですから、地上から高い場所に設置してあります。それを、この非常事態でも使っているのですから、文部科学省の怠慢さは目に余るものがあります。

本来は、環境にうるさいはずの石原新太郎が進んで計測すべきなのですが、慎太郎一族が原発推進族で、かつ東京都が自治体の中で最も多くの東電株を保有していることから、気が進まなかったのでしょう。
共産党に背中を押されるまでは何も考えていなかったようですから。

この動画は長崎大学のものです。
内部被曝の怖さを解説しています。終戦後60年経った今でも、人の体内で放射線を出し続け、細胞を傷つけているのです。



この動画では「死の灰」という言葉が使われています。
どうして福島第一原発の場合には、この言葉を使わないのでしょう。
定義が違う?

それは詭弁です。
同じ「死の灰」が福島から飛んできているのです。これから何ヶ月も、下手をすると何年もかもしれません。
私たちは「死の灰」によって、継続的に内部被曝させられています。

今後、数ヶ月で、どれだけ内部被曝するのでしょう。
まずは3月11日からの累積線量を知り、おおまかでもいいので自分で計算してみるべきです。
そして、今後の被爆については、可能であればガラスバッジなどで計る。

内部被曝に関しては、食物だけでなく、人間の行動の仕方に大きく関わってきます。
また、都内でも、ビルの路地裏など吹き溜まりでは線量が高い、ということは想像できるのですから、これも自分の行動を決めるときの参考になります。

で、冒頭の
なんと、文部科学省内には、

「0.2マイクロシーベルトを体内被曝することは、100ミリシーベルトの被曝と同等である」という内部資料がある


というタイトルですが、このソースは発見できませんでした。
番組中、川内議員が「文部科学省に作成させたもの」と言っているのですが、どう計算しても1年で100ミリシーベルトの内部被曝にはなりません。

内部被曝の第一人者と言われている琉球大学名誉教授の矢ヶ崎克馬氏は、内部被曝の線量は、すでに浴びてしまった外部被曝線量×4.5倍と見立てていますし、京都大学の小出裕彰助教の場合は10倍にしています。
仮に小出氏の10倍を採用した場合、100ミリシーベルトの内部被曝であれば、10ミリシーベルト/年。単純計算して1時間当たり11マイクロシーベルトの環境の中で外部被曝しているという計算になります。

ここのところはよく分かりません。
明らかになった段階ですぐ記事にします。




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ダンディ・ハリマオ

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このブログは、視界ゼロメートルの世界情勢を見通す独自の視座を持った未来透視図です。

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