
ECRR(欧州放射線リスク委員会)の科学事務局長クリス・バズビー博士が7月17日に来日し、20日まで各地で講演会を行った後、21日に福島県会津若松市で放射線の調査を行いました。
福島市出身の医療ジャーナリスト・藍原寛子氏がバズビー博士に同行して、インタビューしています。

上の画像は、国会の質疑でもよく使われている群馬大学・早川由紀夫教授が作成した放射能汚染マップです。
大勢の市民が各地で計測した放射線量の値を集めて作成したものです。
そのマップの上にセシウム牛が見つかった地域名を記載したもの。
そこから分かることは…。

欧州放射線リスク委員会 (ECRR)議長のクリス・バズビー博士が英国から来週17日(日)に来日することになりました。
より厳しい基準を採用するECRR議長の「内部被曝の恐怖」についての話はとても大切です。
京大の小出裕彰助教、元原発設計技術者である後藤政志氏の講演会もあります。
本当は、「原発を考えよう」ではなく、「原発をやっつけよう」なのです。
原発再稼動を巡っては、原発立地の首長のふがいなさ、無定見、ゼニゲバぶりが次々と露呈されています。
彼らは、すべからく住民の安全をないがしろにしながら原発推進という立場をとっています。
「熟慮に熟慮を重ねた」という台詞は、もう二度と使えないでしょう。
こうした首長たちによる「民意の偽造」を見逃していると、日本は本当に終ってしまう。
彼らは、すべからく住民の安全をないがしろにしながら原発推進という立場をとっています。
「熟慮に熟慮を重ねた」という台詞は、もう二度と使えないでしょう。
こうした首長たちによる「民意の偽造」を見逃していると、日本は本当に終ってしまう。

画像クリックで説明動画(youtube)へ
経済産業省のHP「節電.go.jp」は、このサイトに登録して15%の節電を達成すると、テレビや旅館・ホテルの宿泊券などの景品がもらえる、というもの。
電力会社と経済産業省が一体である、ということを如実に示している。
国が景品で国民を釣るようになってしまったら終わりです。とても下品なやり方です。
つまり、このサイトは国民の意識調査に使われることになり、この中の選ばれた「節電優良家族」は、経済産業省や電力会社のアンケートに協力させられたり、次の(インチキ)計画停電のときに、広告塔、あるいは一般家庭への節電プロモーターとして使われるのです。
これはマーケティングの初歩的な手法。果たして気づく人は、どれくらいいるのか。

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日本原子力文化振興財団が91年に作成。
税金で「安全神話」PR。
「停電は困るが、原子力はいやだ、と虫のいいことを言っているのが大衆である」と国民を愚弄して悦に入っている。
世論対策マニュアル「原子力PA方策の考え方」をつくった企画委員会の座長は科学ジャーナリストの中村政雄氏。

現在も名誉研究顧問を勤めています。
まさに「原発利益共同体」の住人です。