
ガンダーセン氏が、都内5ヵ所のサンプリング検査を行った結果について
今までも、おそらくこれからも、日本人にとって、もっとも信頼できる原子力専門家、アーニー・ガンダーセン氏が今年の2月に来日して、内幸町の日本記者クラブで新著福島第一原発 ―真相と展望 (集英社新書)
の発表会を兼ねた記者会見を行いました。
そのときに、広瀬隆×ガンダーセン対談も実現し、週刊誌に取り上げられましたが、日本の原発規制当局(保安院)は、相変わらず無関心、マスコミも、これを取り上げたのはほんのわずかでした。
ガンダーセン氏は、来日の折、東京都内の5ヵ所から土壌のサンプルを採取して、アメリカの研究所に送っていたのです。
アメリカでは、それらの土壌サンプルは、放射性廃棄物として取り扱われるほど高濃度汚染されたもので、最終処理のために、その研究所から、さらにテキサスの処理場に移送しなければならなかったのです。
これが、この首都・東京の放射能汚染の実態です。
この動画は、ガンダーセン氏が、3月13~15日にわたって、ワシントンD.C.で開かれた米・原子力規制委員会(NRC)の規制情報会議の際に行われた講演会に参加したときの映像をまじえて、編集されたものです。

3月13~15日にわたって、ワシントンD.C.で開かれた米・原子力規制委員会(NRC)で、発言するヤツコ議長。
以下は、この動画の中の、ガンダーセン氏による東京での土壌サンプリング検査結果報告の部分を抜粋したものです。
東京で採取した土壌サンプルは、アメリカでは核廃棄物として取り扱われるレベルのものです
Tokyo Soil Samples Would Be Considered Nuclear Waste In The US
youtubeで観るなら↓
Tokyo Soil Samples Would Be Considered Nuclear Waste In The US
全体の内容:(ガンダーセン氏)
Fairewindsのアーニー・ガンダーセンは、数週間前、日本を旅行している間に、東京の公立の児童公園や、ビルの屋上庭園などで土のサンプル採取を行いました。
もし、これらが、このアメリカで見つかれば、放射性廃棄物とされるでしよう。
しかし、この程度の汚染は、日本のいたるところで発見されているのです。
3月13~15日にわたって、ワシントンD.C.で開かれた米・原子力規制委員会(NRC)の規制情報会議で、NRCの議長、グレゴリー・ヤツコ博士は、かつて原子力発電所に許可を与えてきたNRCと原子力産業が、人々の大量疎開のコストや、費用効果分析における放射能汚染について、今のところ考慮していないことについて強く懸念を持っていると表明しました。
Fairewindsは、(原発事故が起こった場合)アメリカの原子力発電所付近から撤退するコストは、ゆうに1兆ドルを超え、いったん土壌が汚染されれば、何世代にもわたって、居住できなくなると考えています。
〔以下は、動画の01:45から文字起こし〕
アーニー・ガンダーセン:
数週間前、私は東京にいました。
そこで私は土のサンプルを取ったのですが、その時に、特に放射線のもっとも高い場所を探したわけではありません。
私は土壌採取用のビニール袋を5つ持って、あちらこちらと歩き回り、それぞれの場所で泥をすくい上げ、ビニール袋に入れました。
ひとつは、歩道の割れ目から取ったものです。(キャプチャー画像)↓
別のひとつは、以前に除染された児童公園から取ったものでした。(キャプチャー画像)↓
また、もうひとつは、道端のコケを採取。(キャプチャー画像)↓
さらに、私がいたオフィスビルの屋上から取ったものです。(キャプチャー画像)↓

最後は、東京のダウンタウンにある司法関係の建物が集っている場所の道路を挟んで反対側の場所から採取したものです。(キャプチャー画像)↓
私は、それらの土壌サンプルを持ち帰り、関税に申告した後、(アメリカの)研究所に送りました。
その研究所は、それらのサンプル全部が、このアメリカでは放射性廃棄物として取り扱われるので、これを処理するためにテキサスに送ることを決めたのです。
東京であれ、アメリカであれ、複雑に入り組んだ首都の状態を考えてみてください。
花を摘みに行って、放射性廃棄物の中で膝をつきたいなんて思いますか?
今、それが東京で起こっているのです。
それこそ、ヤツコ議長が指摘したポイントであろうかと思います。
NRCが費用効果分析を行う場合、何世代もの間、避難を余儀なくされたり、10万人単位の人々が、おそらく永遠に移転させられたりすることについて、その社会的なコストを勘定に入れていないのです。
ここワシントンD.C.にいる私たちと、多くの原子力発電所との間は、数百マイルも離れています。
福島は、東京から、ほぼ200マイルも離れています。
にもかかわらず、私が東京にいたとき、特に意識したわけでもなく偶然に見つけた場所から取った土壌は、ここアメリカでは放射性廃棄物として扱われているのです。
もし、私たちの国の首都が同程度の汚染に見舞われたとしたら、どう思うでしょう。
従って、私たちが東京や日本全体で起きていることから学んでいるように、新しい原子力発電所や、再認可を受けつつある古い原子力発電所で、ひとたび事故が起きたときにどうなるか分析する際には、必要なコストを考慮すべきだ、というヤツコ議長の考えに賛同します。
(ここで終り)
ここから管理人:
これは、動画の02:47辺りに出てくる5つの土壌サンプリング検査の結果です。

都内の採取場所は、
・渋谷地区
・kamakura (児童公園、木のくぼみのようです)
・千代田区の児童公園
・千代田のビル屋上
・日比谷公園
の5ヵ所となっています。
下は、結果を拡大したもの。
さらに拡大したものが下。

pCi/g とは、土壌1g中に含まれる放射能の量のことです。
ベクレル換算式では
1Bq = 2.703E-11Ci = 27.0E-12Ci = 27.0pCi
となるので、セシウム134とセシウム137を合計(Co60は、ここでは無視)して、土壌1kgになおすと、以下のようになります。
・渋谷地区 11,260Bq/kg
・kamakura 1,333Bq/kg
・千代田区の児童公園 2,111Bq/kg
・千代田区のビル屋上 3,481Bq/kg
・日比谷公園 1,556 Bq/kg
東京都でもっとも高い値が、葛飾区の水元公園の20,000Bq/kg以上ですから、渋谷地区の11,260Bq/kgという値は、かなり危険なレベルです。
ガンダーセン氏は、特に線量の高そうなところを選んでサンプリングしたわけではないと言いますから、これ以上、高いスポットは、東京に限らず地方都市のいろいろなところに隠れているのでしょう。
「東京の放射能汚染レベルは、チェルノブイリの強制避難区域の25倍」
こんなツイートが出回っているのですが、これは間違いでしょう。
これが、上の動画のガンダーセン氏が東京の5ヵ所で採取した土壌サンプルに関係がある、という内容で広まっているようです。
ガンダーセン氏は、この動画の中で、そんなことなど一言も言っていません。
東京は、建物や路地などが狭い場所に複雑に入り組んでいます。
あちこちに風の通らない細い通路があったり、雨が降ると、決まって水溜りができたり、複雑怪奇な場所がたくさんあります。
こうした場所は、ガイガーカウンターを持って近所を計測している市民にとっても「放射能の死角」になっているのです。
それが、想像以上に高濃度汚染された、超マイクロ・ホットスポットである場合は危険この上ないでしょう。
東京の放射能レベルは、福島の強制避難区域の25倍
Tokyo Radiation Level 25 Times the Fukushima Mandatory Evacuation Zone
恐ろしいタイトルの記事が出ました。
この記事のソースは、こちら。↓
東京駅は、福島の強制避難区域のごとく汚染されている
Tokyo station is contaminated as mandatory evacuating zone in Fukushima
さらに、この記事の大元のソースは、これ↓です。
東京駅の線量、チェルノブイリ級!

そして、この記事を元にして、
Tokyo Radiation Level 25x the Fukushima Mandatory Evacuation Zone, Some as High as Chernobyl, Ocean 1000x Higher 400 Miles Away
ここで、チェルノブイリという言葉が出てきました。
Some as High as Chernobyl
「何ヵ所かは、チェルノブイリと同じくらい高い」です。
こうしたことから、早合点した人が「チェルノブイリの25倍」とネットで広めたのです。
東京が、チェルノブイリの強制避難区域の25倍も汚染されていたら、すでに病院は満杯でしょう。
人々は、センセーショナルの情報に飛びつきます。こうしたことから、正しい情報が退けられてしまうのです。
相変わらず日本人は自分で確かめない。
しかし、東京駅の何ヵ所かは、かなり線量が高いのは事実のようです。
これが、「東北の玄関口」と言われる上野駅なら、どうでしょう。
また、1万ベクレルを超えるような超マイクロ・ホットスポットは、都心のどこにでも隠れているようです。
昨日のように、強風が吹き荒れるときは、呼気被曝は本当に注意する必要があります。
都会の、特に東京のような複雑に入り組んだ繁華街では、地形や建物の形などから判断するしかないのですが、少なくとも言えることは、「水はけの悪い場所」が危険と言うことは確実です。
ガンダーセン氏が渋谷でサンプリングした場所(11,260Bq/kgのスポット)は、草が植わっていて水が流れない場所です。時間をかけて土に滲みこんでいくか、蒸発する以外に水分がなくならないような場所です。
この場合は、時の経過とともに、どんどん濃縮されていく一方だということです。
たとえば屋根の下、ビルの下、橋の下のような場所は、この1年、何度か雨が降るたびに路上に放射性物質が流れていったことでしょう。
しかし、梅雨時や台風の季節など、雨が集中的に降るような季節では、まだ流されずに隠れていた放射性物質が流れ出してくる可能性があります。
その近くの吹き溜まりや、花壇などは濃縮されていく、ということでしょう。
そして、夏のように、カラカラに土壌が乾燥するように季節になれば、そこから土埃が舞い上がって、新たな放射性粒子の発生源になりそうです。
ガンダーセン氏が、東京都内で採取した土壌のサンプルは、テキサスの核廃棄物処理場に送られて処理されました。
都民が、雨どいの下、児童公園の滑り台下の水溜り、カーポートのひび割れの隙間、その他、いろいろな場所から高い線量が発見されても、役所は、いちいち、そんな超ミニ・マイクロスポットの除染などやってくれません。
それではと、自分で、危険な土を取ったり、放射能が濃縮されているコケを削り取ったところで、それを安心して棄てる場所もありません。
黙って、多摩川の河原に棄ててしまいますか?
子供が、そこで遊んだら被曝してしまいます。そんなことは、できません。
東京は、そうした点では文明都市とは言えません。場所によっては、アマゾンのジャングルのほうが安全かも知れないのです。
今の野田政権は、モラルが完全に崩壊した無法者政権です。
こうした政府は先進国にはないし、近年においてもなかったでしょう。
私たちの力で、まともな政府に変えなればならないのですが、それまでは、こうした超マイクロ・ホットスポットは、触らぬ神に祟りなし、でいくしかないのです。
これからは、裏路地のジメジメして水はけの悪い場所、ビル風が渦を巻くようなスポット、排水口の近く、花壇など、とにかく「吹き溜まり」に注意する必要があります。
こうした場所も、やがては風で吹き飛んでいくと考えていましたが、どうも違うようで、濃縮される場所は、ますます濃縮されていくようです。
地形を読む、ということが何より大切です。
「この吹き溜まりは怪しい」と直感したら、風舞う中、ハンカチで口をふさいで素早く、通り過ぎるくらいのことはしたいものです。
SOEKS-01M 最新型ガイガーカウンター 放射能・放射線測定器 RADEXシリーズ同様型検出器採用 高性能CEマーク付き
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ガンダーセン氏は、来日の折、東京都内の5ヵ所から土壌のサンプルを採取して、アメリカの研究所に送っていたのです。
アメリカでは、それらの土壌サンプルは、放射性廃棄物として取り扱われるほど高濃度汚染されたもので、最終処理のために、その研究所から、さらにテキサスの処理場に移送しなければならなかったのです。
これが、この首都・東京の放射能汚染の実態です。
この動画は、ガンダーセン氏が、3月13~15日にわたって、ワシントンD.C.で開かれた米・原子力規制委員会(NRC)の規制情報会議の際に行われた講演会に参加したときの映像をまじえて、編集されたものです。

3月13~15日にわたって、ワシントンD.C.で開かれた米・原子力規制委員会(NRC)で、発言するヤツコ議長。
以下は、この動画の中の、ガンダーセン氏による東京での土壌サンプリング検査結果報告の部分を抜粋したものです。
東京で採取した土壌サンプルは、アメリカでは核廃棄物として取り扱われるレベルのものです
Tokyo Soil Samples Would Be Considered Nuclear Waste In The US
youtubeで観るなら↓
Tokyo Soil Samples Would Be Considered Nuclear Waste In The US
全体の内容:(ガンダーセン氏)
Fairewindsのアーニー・ガンダーセンは、数週間前、日本を旅行している間に、東京の公立の児童公園や、ビルの屋上庭園などで土のサンプル採取を行いました。
もし、これらが、このアメリカで見つかれば、放射性廃棄物とされるでしよう。
しかし、この程度の汚染は、日本のいたるところで発見されているのです。
3月13~15日にわたって、ワシントンD.C.で開かれた米・原子力規制委員会(NRC)の規制情報会議で、NRCの議長、グレゴリー・ヤツコ博士は、かつて原子力発電所に許可を与えてきたNRCと原子力産業が、人々の大量疎開のコストや、費用効果分析における放射能汚染について、今のところ考慮していないことについて強く懸念を持っていると表明しました。
Fairewindsは、(原発事故が起こった場合)アメリカの原子力発電所付近から撤退するコストは、ゆうに1兆ドルを超え、いったん土壌が汚染されれば、何世代にもわたって、居住できなくなると考えています。
〔以下は、動画の01:45から文字起こし〕
アーニー・ガンダーセン:
数週間前、私は東京にいました。
そこで私は土のサンプルを取ったのですが、その時に、特に放射線のもっとも高い場所を探したわけではありません。
私は土壌採取用のビニール袋を5つ持って、あちらこちらと歩き回り、それぞれの場所で泥をすくい上げ、ビニール袋に入れました。
ひとつは、歩道の割れ目から取ったものです。(キャプチャー画像)↓

別のひとつは、以前に除染された児童公園から取ったものでした。(キャプチャー画像)↓

また、もうひとつは、道端のコケを採取。(キャプチャー画像)↓

さらに、私がいたオフィスビルの屋上から取ったものです。(キャプチャー画像)↓

最後は、東京のダウンタウンにある司法関係の建物が集っている場所の道路を挟んで反対側の場所から採取したものです。(キャプチャー画像)↓

私は、それらの土壌サンプルを持ち帰り、関税に申告した後、(アメリカの)研究所に送りました。
その研究所は、それらのサンプル全部が、このアメリカでは放射性廃棄物として取り扱われるので、これを処理するためにテキサスに送ることを決めたのです。
東京であれ、アメリカであれ、複雑に入り組んだ首都の状態を考えてみてください。
花を摘みに行って、放射性廃棄物の中で膝をつきたいなんて思いますか?
今、それが東京で起こっているのです。
それこそ、ヤツコ議長が指摘したポイントであろうかと思います。
NRCが費用効果分析を行う場合、何世代もの間、避難を余儀なくされたり、10万人単位の人々が、おそらく永遠に移転させられたりすることについて、その社会的なコストを勘定に入れていないのです。
ここワシントンD.C.にいる私たちと、多くの原子力発電所との間は、数百マイルも離れています。
福島は、東京から、ほぼ200マイルも離れています。
にもかかわらず、私が東京にいたとき、特に意識したわけでもなく偶然に見つけた場所から取った土壌は、ここアメリカでは放射性廃棄物として扱われているのです。
もし、私たちの国の首都が同程度の汚染に見舞われたとしたら、どう思うでしょう。
従って、私たちが東京や日本全体で起きていることから学んでいるように、新しい原子力発電所や、再認可を受けつつある古い原子力発電所で、ひとたび事故が起きたときにどうなるか分析する際には、必要なコストを考慮すべきだ、というヤツコ議長の考えに賛同します。
(ここで終り)
ここから管理人:
これは、動画の02:47辺りに出てくる5つの土壌サンプリング検査の結果です。

都内の採取場所は、
・渋谷地区
・kamakura (児童公園、木のくぼみのようです)
・千代田区の児童公園
・千代田のビル屋上
・日比谷公園
の5ヵ所となっています。
下は、結果を拡大したもの。

さらに拡大したものが下。

pCi/g とは、土壌1g中に含まれる放射能の量のことです。
ベクレル換算式では
1Bq = 2.703E-11Ci = 27.0E-12Ci = 27.0pCi
となるので、セシウム134とセシウム137を合計(Co60は、ここでは無視)して、土壌1kgになおすと、以下のようになります。
・渋谷地区 11,260Bq/kg
・kamakura 1,333Bq/kg
・千代田区の児童公園 2,111Bq/kg
・千代田区のビル屋上 3,481Bq/kg
・日比谷公園 1,556 Bq/kg
東京都でもっとも高い値が、葛飾区の水元公園の20,000Bq/kg以上ですから、渋谷地区の11,260Bq/kgという値は、かなり危険なレベルです。
ガンダーセン氏は、特に線量の高そうなところを選んでサンプリングしたわけではないと言いますから、これ以上、高いスポットは、東京に限らず地方都市のいろいろなところに隠れているのでしょう。
「東京の放射能汚染レベルは、チェルノブイリの強制避難区域の25倍」
こんなツイートが出回っているのですが、これは間違いでしょう。
これが、上の動画のガンダーセン氏が東京の5ヵ所で採取した土壌サンプルに関係がある、という内容で広まっているようです。
ガンダーセン氏は、この動画の中で、そんなことなど一言も言っていません。
東京は、建物や路地などが狭い場所に複雑に入り組んでいます。
あちこちに風の通らない細い通路があったり、雨が降ると、決まって水溜りができたり、複雑怪奇な場所がたくさんあります。
こうした場所は、ガイガーカウンターを持って近所を計測している市民にとっても「放射能の死角」になっているのです。
それが、想像以上に高濃度汚染された、超マイクロ・ホットスポットである場合は危険この上ないでしょう。
東京の放射能レベルは、福島の強制避難区域の25倍
Tokyo Radiation Level 25 Times the Fukushima Mandatory Evacuation Zone
恐ろしいタイトルの記事が出ました。
この記事のソースは、こちら。↓
東京駅は、福島の強制避難区域のごとく汚染されている
Tokyo station is contaminated as mandatory evacuating zone in Fukushima
さらに、この記事の大元のソースは、これ↓です。
東京駅の線量、チェルノブイリ級!

そして、この記事を元にして、
Tokyo Radiation Level 25x the Fukushima Mandatory Evacuation Zone, Some as High as Chernobyl, Ocean 1000x Higher 400 Miles Away
ここで、チェルノブイリという言葉が出てきました。
Some as High as Chernobyl
「何ヵ所かは、チェルノブイリと同じくらい高い」です。
こうしたことから、早合点した人が「チェルノブイリの25倍」とネットで広めたのです。
東京が、チェルノブイリの強制避難区域の25倍も汚染されていたら、すでに病院は満杯でしょう。
人々は、センセーショナルの情報に飛びつきます。こうしたことから、正しい情報が退けられてしまうのです。
相変わらず日本人は自分で確かめない。
しかし、東京駅の何ヵ所かは、かなり線量が高いのは事実のようです。
これが、「東北の玄関口」と言われる上野駅なら、どうでしょう。
また、1万ベクレルを超えるような超マイクロ・ホットスポットは、都心のどこにでも隠れているようです。
昨日のように、強風が吹き荒れるときは、呼気被曝は本当に注意する必要があります。
都会の、特に東京のような複雑に入り組んだ繁華街では、地形や建物の形などから判断するしかないのですが、少なくとも言えることは、「水はけの悪い場所」が危険と言うことは確実です。
ガンダーセン氏が渋谷でサンプリングした場所(11,260Bq/kgのスポット)は、草が植わっていて水が流れない場所です。時間をかけて土に滲みこんでいくか、蒸発する以外に水分がなくならないような場所です。
この場合は、時の経過とともに、どんどん濃縮されていく一方だということです。
たとえば屋根の下、ビルの下、橋の下のような場所は、この1年、何度か雨が降るたびに路上に放射性物質が流れていったことでしょう。
しかし、梅雨時や台風の季節など、雨が集中的に降るような季節では、まだ流されずに隠れていた放射性物質が流れ出してくる可能性があります。
その近くの吹き溜まりや、花壇などは濃縮されていく、ということでしょう。
そして、夏のように、カラカラに土壌が乾燥するように季節になれば、そこから土埃が舞い上がって、新たな放射性粒子の発生源になりそうです。
ガンダーセン氏が、東京都内で採取した土壌のサンプルは、テキサスの核廃棄物処理場に送られて処理されました。
都民が、雨どいの下、児童公園の滑り台下の水溜り、カーポートのひび割れの隙間、その他、いろいろな場所から高い線量が発見されても、役所は、いちいち、そんな超ミニ・マイクロスポットの除染などやってくれません。
それではと、自分で、危険な土を取ったり、放射能が濃縮されているコケを削り取ったところで、それを安心して棄てる場所もありません。
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私たちの力で、まともな政府に変えなればならないのですが、それまでは、こうした超マイクロ・ホットスポットは、触らぬ神に祟りなし、でいくしかないのです。
これからは、裏路地のジメジメして水はけの悪い場所、ビル風が渦を巻くようなスポット、排水口の近く、花壇など、とにかく「吹き溜まり」に注意する必要があります。
こうした場所も、やがては風で吹き飛んでいくと考えていましたが、どうも違うようで、濃縮される場所は、ますます濃縮されていくようです。
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