カレイドスコープ

| 全記事タイトルリスト
HOME   »   原発・放射能  »  「トモダチ作戦」の米空母・乗組員が東電を訴えた(詳報)
       
20121229-2.jpg

「我々は死ぬだろう。だからビデオを撮っている」。


総額94億円の訴えを起こした、その背景は

トモダチ作戦の米兵8人が、東電の虚偽の報告により被曝させられたとして、合計94億円に上る損害賠償を求める訴えを起こしました。

相変わらす、日本のメディアは重要な部分をカットして報道しているようです。あるいは、通信社で割愛・加工したものを媒体側に提供したかです。

東京新聞
共同通信毎日新聞産経新聞、その他の新聞すべてが同じ内容。書かれているのは、ほんの、さわりのみ。
もはや、存在価値すらなくなった日本のマスコミです。

それぞれの記事に書かれている断片を互いに照合しながら、それらを補ってつなぎあわせると以下の囲み記事のような内容になります。


米原子力空母「ロナルド・レーガン」の乗組員8人が、去年の3月27日までの間、東京電力福島第1原発事故の情報が正しく伝えられず被曝させられたとして、東電側に計1億1千万ドル(約94億円)の損害賠償を求める訴えを米西部サンディエゴの米連邦地裁に起こした。

米メディアによれば、この8人はリンゼイ・クーパーさん、ジェームズ・サットンさん、キム・ギーセキングさんたち。

訴えを起こした8人は、米軍の「トモダチ作戦」の実施に伴い、約5500人の乗組員とともに三陸沖に急派され、同空母の甲板上などで作業をしていたという。

この原告8人の主張は、福島第一原発の4つの原子炉建屋で水素爆発を起こした際、放出された放射性物質が人体に脅威を与えるものではないという「不完全で事実とは異なる情報」を東電側が広めたというもの。

その際の被曝によって健康被害を受け、「がんになる可能性が高まった」と訴えている。

原告8人は、情報を知らされなかったことによる直接被曝で1人あたり1千万ドルの補償を請求、さらに、一般の人々を欺き、注意喚起も怠った「懲罰的賠償」として、全員合わせて3千万ドル請求した。

8人はこれとは別に、将来の医療費支出に備え、1億ドルの基金創設も求めている。

東電によると、事故収束作業をめぐり、海外の裁判所で同社が訴えられたケースはないという。

東電によると、事故収束作業をめぐり…」と、新聞には書かれているのですが、この件は事故収束どころではなく、カタストロフィーの真っ只中での話。
日本の新聞記者たちは、小学校の九九からやり直したほうがいい。

なぜ今頃になって。
「トモダチ作戦を言い出したのは向こうのほうではなかったのか?」、
「東電と政府、米軍上層部は知っていたはずだ」、
「なんでもスキあらば訴訟のネタにするアメリカ」…。

こうした怪訝な表情を浮かべる日本人は多いのです。

一方では、「米軍の内々で処理すべきことを米国政府は、なぜ放任しているのか?」、
「何か、他に狙いがあるのでは?」といった憶測も乱れ飛んでいます。

素朴なデザインですが、アメリカの多くのブロガーが参考にしているワシントン・ブログ(Washington blog)が、さまざまな訴訟案件における重要ポイントがまとめられている裁判所ニュースサービス(Courthouse News Service)の情報を元に詳しく書いています。

「偽りのフクシマ」-アメリカの乗組員が東京電力を訴える
American Sailors Sue Tepco for Lying about Fukushima
(2012年12月27日)

(記事全文翻訳 ここから)

災害救助に向かう空母ロナルド・レーガンの艦上で

日本側に対して怒り心頭に発する前に、米国政府と核産業が、まったく同じくらい悪いのだ、ということを覚えておいてください。

また、日本の核政策の大部分に命令しているのもアメリカなのだということも。

以下は、裁判所ニュースサービスの報告書から。


米国空母・ロナルド・レーガン(母港はサンディエゴ)の8人の乗組員は、米連邦地裁に東京電力に対する訴えを起こした。

彼らは、この電力会社(それは日本政府の完全子会社ともいうべき公益事業会社)が、米国海軍が騒がないように、あたかも安全であるかのように思わせるため、不正確な情報を出していたと主張している。

原告側の中心であるリンゼイ・クーパーは、2011年3月10日(時差から米国時間では3月10日になる)の地震と津波が核災害を引き起こした後、環境中には危険なレベルの放射能が存在していたにもかかわらず、日本の沖合で活動していた米国海軍の救助隊に、その事実を伝えることなく、故意に隠蔽したと主張している。

「この8人の原告団を含むレスキュー隊を、福島第一原発近くの決して安全とはいえないエリアに突入させる原因となったのは、東京電力が進めた政策によるものです。

東京電力が、人間の健康と安全性について、意図的に誤報を流したことによって、米国海軍は安全であると錯覚させられしまい、これに注意を払うことがなかったのです」
と申し立てた。

……
「8人の乗組員のうち6人は、航空母艦のフライト・デッキ上で活動していました。残りの2人は、汚染された大気中で、あるいは外での作業に従事していました」と、ある乗組員が、自分の幼い娘に成り代わるような形で訴えた。

(トモダチ作戦に参加した後に生まれた生後7ヶ月になる赤ちゃんも今回の訴訟の被害者リストに入れられている)

日本側は、救援活動「ともだち作戦」を要求した。


申し立てのポイント:

被告である東京電力と日本政府は、福島第一原発から放出された放射能の拡散は、原告の8人に何ら脅威をもたらさなかったという幻想を創り出すために、多くの事柄において、共謀し陰謀を働いた。

東京電力は、米空母・ロナルド・レーガンの艦上で、与えられた任務をこなしていた被告人たちに、とてつもない危険をもたらしていたという情報を出さなかったどころか、不完全で事実とは異なる情報と認識していながら、それををばら撒いていた。

東電の利益、そして日本政府の利益を促進するために。

(日本政府の公式の調査結果でさえ、政府の原子力安全・保安院と東京電力の「共謀」であることが判明したとしている)

《付記:》
「被告である東京電力は、原告が曝された放射能汚染のレベルは、原告にとって有害であるとは言いがたく、また、トモダチ作戦を遂行している間、原告たちが過去のミッションで経験した以上の大きな害を受けたとは言えないとの考えを示し、それについては間違いのないことである」と述べている。

被告、東京電力は、どんな場合においても、低線量の放射線に照射されれば、それは人の健康に危険を生じるということ(それは事実である)、そして、実際の危険レベルを正確に報告することが重要であるということを認識していたはずである。

……
また、彼らは次のように述べている。

「被告、東京電力は、いったん環境中に放射能が放出されてしまえば、放射能は遠くまで広がって、原告たちに集中して害を与える原因となることを確信しており、東京電力は、そうした放射線の特性を知悉していたと考えざるを得ません」。

原告は、日本政府が故意に彼らに対して、錯誤を生じさせたと主張しているのである。

「日本の政府は、米空母・レーガン、そして乗組員への放射能汚染の危険はないと言い続けていました。

『すべてはコントロールされている』、『すべては順調だ、我々政府を信じていい』…。

また、『直ちに危険はない』、『福島第一原発の原子炉はメルトダウンしていない』などと真っ赤なウソをつきながら、『人命に対する脅威はない』と言い続けていたのです」。

(日本政府は、放射能が出ていることを人々に隠していましたが、メルトダウンと放射能漏れの情報については米軍と共有していたと言われてもる)

「原告と彼らを乗せた空母がトモダチ作戦に就いていたエリア内に、より高い放射線が存在していたことを被告側は知っていたのです。
こうした報告が出されると同時に、被告である東京電力は、自分の組織内には広く知らせていたのです」。

「そのとき、被告側が独自に知っていた既存データには、トモダチ作戦の活動地域内で原告が浴びた放射線被曝量は、すでに、チェルノブイリ原発から今回と同じ距離離れていたところに住み、後にガンを引き起こす結果となった住民と同じ被曝量に達していたことが示されているのです」と原告側は申し立てている。

乗組員たちは、「もはや回復不能な害と向き合わざるを得ず、自分たちの寿命は縮められ、元の状態には戻すことができない」と言っている。

トモダチ作戦に出動した乗組員の生後7ヶ月になる赤ちゃんには、先天性の障害があります。


(下の)ビデオには、地震の発生後、放射性プルームをくぐりながら救助に向かう空母・ロナルド・レーガン艦内にいる乗組員たちが出てきます。
このビデオを撮影した乗組員は次のように説明します。

Radiation Scans


「これは、私たちが、毎回、フライトデッキから戻ってくるときに通らなければならないことです。ここはフライトデッキからのただ一つのエントリー・ポイントです。

ここは忘れられないポイントです。

00:05のあたりです。(ピッという放射線検出器の音)

これは、大量の放射線に曝されたときに起こることです。

次は、ビデオの02:10のあたり。

(ピーという大きな音を出す放射線検出器)
『これは、とんでもないぞ! くそったれ、今の聞いただろ?』。

次は02:45のあたり。

『もう尋常じゃない。核のホロコースストだけじゃない、こんなこと、人生で二度三度あることじゃない』。

『我々は死ぬだろう。だからビデオを撮っている』。」…


このビデオでは、乗組員たちがこんなことを言っていたのです。

しかし、確実にいえることは、日本政府と東京電力なら、彼らが行っている意味が分かるだろうということです。

絶対とはいえませんが…。

(全文訳終り)



管理人:

まだ事実を認めない絶望的な医療の人々

福島での甲状腺異常が、わずかの間に35%から42%の急増。
6才~15才女子のう胞率54%過半数オーバー。
https://twitter.com/EscapeBias/status/249007648941436929/photo/1
 
チェルノブイリ事故のときの0.5%と比べて桁違いに深刻な状況がはっきり顕れているというのに、医療関係者は、内心びくつきながら今にも折れそうな偽りの木の枝に無気力にぶら下がっているだけです。

その典型が、この無知で恥知らすの小児科医です。

事実を伝えて警告している人間を罠に嵌めて攻撃することしか能がない、こんな品性下劣な医師がのうのうとしていられる日本。

この人間が原子力ムラ、あるいは福島エートスの関係者(公性の運動であるゆえ、いずれ、ここの関係者と黒幕の複数の人間たちは、公衆の面前に晒されることになるのだが)ではなく、本当に医師であるなら、認知的不協和が高じて、とうとう精神に異常が認められるようになったのでしょう。

「お前のかあちゃん、でべそ」と事実ではないことを言ったことを証明できるのであれば、こんな些細なことでさえも名誉毀損は成立します。
ましてやネットの場合はログがしっかり残っているわけですから、この手の悪質な人間は、意外に簡単に刑事告発できます。

「事実」というのは、最終的にもっとも強力な武器になるのです。
だから、事実が大事なのです。

東京の子供たちの36%から甲状腺に、のう胞。
首都圏でも、場所によっては福島と同程度の危険性があるということです。

東京都がこっそり出してきたデータによると、「東京都の人たちも、2011年3月の1ヵ月間だけで3600ベクレルも吸入摂取している」ことが明らかになっています。(この記事の下のほう)

茨城県のあちこちの自治体の首長に対して、小さい子供を持つ母親が甲状腺検査の実施を求めるよう要望が寄せられています。
・子どもの甲状腺検査を 水戸の主婦ら 署名添え市長に要望
・取手市の小中学生の心臓に異常!セシウムの心筋への蓄積か?
・取手の小中学生 心電図異常増加


こんな世間の動きを無視できなくなったのか、NHKが不可解な記事を出してきました。
心停止の6割の人に「前触れ」症状
(こうした記事はNHKはすぐに削除してしまうので、その場合はこちらへ)

5社の電力株で資産運用しているため、原子力ムラに批判的な報道ができない世界一「公共放送」とは程遠い「公共放送」であるNHKは、これだけ多くの兆候が出てくると、さすがに尻が座らないのか、心筋梗塞の危険に関する記事を書き出してきました。
不気味な放送局です。

この裁判の結果次第では、東電が破綻する

3.11以降、日本の司法のほころびが一気に露呈されました。
誰が見ても原子力ムラの刺客によって殺害された東電OL冤罪事件、日本の対米従属の政治家、官僚の既得権益を破壊しかねない小沢一郎という、彼らにとってはもっとも都合の悪い政治家への国策捜査と政治と司法との共謀、そして、なんといっても二本松市のゴルフ倶楽部の「無主物判決」。

日本の司法の独立性などはとっくに失われており、政治的な恣意によって右にも左にも、簡単にぶれるのです。


すでに、国内では多くの被曝訴訟が起こされています。その数は、ますます増えるでしょう。

アメリカ・サンディエゴの米連邦地裁に訴訟提起された米兵8人による被曝訴訟のゆくえによっては、日本で提訴されている被曝訴訟の判決が、今後、大きく左右されます。もともと日本の司法には独立性などないのですから当然です。

その結果、東電が、今度は破綻に追い込まれるということが起こりえるのです。

この裁判所ニュースサービスの報告書に書かれている、「『直ちに危険はない』、『福島第一原発の原子炉はメルトダウンしていない』などと真っ赤なウソをつきながら」というのは、この男↓と、この男であることは決して忘れてはならないのです。

20121229-5.jpg

そんな、本物の凶悪犯罪者が、のうのうと選挙で当選し、「ただちに」、「今すぐに」はなかったことにしてしまおうというのですから、面の皮が豚の皮より厚いのでしょう。

本当は国民の16%しか支持していない自民党(不正選挙であれば、もっと低くなる)自民党の安倍晋三は、さっそく「原発ゼロ見直し表明」を公言しました。

「小学校からやり直せ」と政治評論家が陰口を叩くほど頭の悪い安倍でも、国民の生命・財産を守ることが法律で定められている政治家のトップに立ったのだから、国民の誰もがてっきり福島第一原発事故の原因究明と事故収束について、何らかの声明を出すものと思っていたら、それとはまったく逆で、「動かせる原発はすべて動かす」し、「住民たちが命がけで電力会社の下請けの暴力団と戦いながら建設反対を訴えてきた山口県の上関原発をはじめ、計画中の9ヶ所の原発の新規建設を進める」と言い出すのですから、この男は、小学生どころではなく、幼稚園からやり直さなければ駄目なんでしょう。

もともと必要のない原発を、なぜそんなにまでして造り続けたいのか。

中国と北朝鮮に対する核保有のオプションによる抑止力のため?

そんなことは、自民党の屁理屈です。多くの学者が、まだ騙されています。

自民党の本当の目当ては、原子力ムラからのお手当てであることは、はっきりしていることです。
金には、薄汚いほど欲深い政党が自民党です。

東電株を大量に保有し、自分の娘を東電にコネ入社させたこの男、発送電分離など、やるはずがないのです。
東電株保有の国会議員ランキング

でも、とりあえずは、安倍のリフレ宣言によって、東電の株価も底値圏から一気に倍になったので、彼としてはホッとしたことでしょう。石破の性格であれば、東電株は、まだ保有しているはずです。

だから、その変質者のようなやぶにらみは、いい加減に止めなさいよ。
安倍晋三が、石破を幹事長に留任させたのは正解だった。とてもではないが、世界に出せる顔ではない。

さらに、この日本の新しい政権による「日本国憲法改正草案」では、天賦人権をさえ見直すと言い出しているのですから、戦争産業で何度も景気回復を図ってきた国家と世界中から揶揄されていても、こういう訴訟を自由に起こすことができ、それについて、軍も政府も口出しをしない米国のほうがまともかもしれない。

日本では、尖閣で体当たりしてきた中国漁船のビデオを国民のために公開した海上保安官の逮捕騒ぎまで起こるのです。
彼のハンドルネームは、「仙谷38」でした。

その仙谷由人は今回の選挙で落選です。漫才のような政治家です。

とにかく、誰でも計算すればすぐに分かるように、国民の16%しか支持していない政党が、基本的人権を勝手に見直すと言い出し、新しい法律を作るというのですから、おそらく安倍晋三も純粋な意味では日本人ではないのです。





家電・キッチン・雑貨【最大90%OFF】

お掃除ストア 最大65%OFF

スポーツ&アウトドア › 【20%OFF以上】在庫限


Geiger counter(ガイガーカウンター) RD1503 ロシア製
e-chance   (65件のカスタマーレビュー)
参考価格: ¥ 102,900
価格: ¥ 7,455     配送無料
OFF: ¥ 95,445 (93%)

Geiger counter(ガイガーカウンター) RD1503 ロシア製


関連記事
       
NEXT Entry
首都圏から避難-このまま東京に住み続けていいのか
NEW Topics
感染爆発の意味と、晋三が本気で国民を大量虐殺しようとしている証拠
〈注意!〉ニューエイジの滲入!集団瞑想で集団悪魔感染
首都封鎖の次の経済崩壊と大量失業時代に備える
パンデミックは世界政府によるワクチン強制接種が目的!
プレ戒厳令の先にある監視体制強化とワクチン予防接種
戒厳令、ワクチン、ビッグデータ、人口削減、FEMA⑤
五輪延期と強制検疫、強制ワクチン接種
戒厳令、ワクチン、ビッグデータ、人口削減、FEMA④
戒厳令、ワクチン、ビッグデータ、人口削減、FEMA③
戒厳令、ワクチン、ビッグデータ、人口削減、FEMA②
戒厳令、ワクチン、ビッグデータ、人口削減、FEMA①
武漢肺炎は黙示録の始まりを告げるラストトランペット③
武漢肺炎は黙示録の始まりを告げるラストトランペット②
武漢肺炎は黙示録の始まりを告げるラストトランペット①
ゴールドの異常反応は、食糧危機の前兆か、それとも中東戦争か
ブログ管理人

管理人:ダンディー・ハリマオ

『カレイドスコープ』は「目から鱗(うろこ)」とよく言われます。
このブログは視界ゼロメートルの世界情勢を見通す独自の視座を持った未来透視図です。
ウェブマガジンお申込み

カード、銀行振込、コンビニ決済、ペイジー、ケータイ決済に対応。
初回お申し込みの月の月末までは無料です。
メルマガお申し込み

有料メルマガのカードでのお申し込みはこちらからです。
初回お申し込みの月の月末までは無料です。
ご質問について
初歩的なご質問については、更新作業の妨げになるのでお受けしません。まずは自分で調べることを習慣づけてください。
カテゴリ

openclose

カテゴリー+月別アーカイブ
 
全記事表示リンク
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

ハリマオレポートへ

姉妹サイト「ハリマオレポート」へ
検索フォーム
リンク15-中東情勢
ログイン
QRコード
QRコード

Page Top