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日本の農水省が、いよいよシーシェパードを海賊認定するそうです。
1億8400万円で購入したというシーシェパードの自爆テロ高速船「ADY-GIL号」が、日本の調査捕鯨船の進路を妨害して自爆、あえなく轟沈した。
シーシェパードの活動を支援しているオーストラリア環境相のピーター・ギャレットは、「これでも(船の体当たり)ダメなら、法的手段に訴える」といきまいている。


DEVILのような顔つきのADY-GIL号。


シーシェパードの代表はポール・ワトソンという人物。
もともとはロックフェラーが資金提供している「グリーンピース」で活動していたが、グリーンピースの“穏健な活動方針
”に業を煮やして、1977年、環境テロ組織「シーシェパード」を設立した。

シーシェパードは、旗艦のスティーブ・アーウィン号や、高速船のアディ・ギル号など 、彼らの海軍「Neptune's Navy (海神の海軍)」に所属する3隻の船を保有している。

これまで日本の調査捕鯨船にレーザービームを照射したり、化学薬品を投げ込んだり、テロリストも真っ青の戦闘を仕掛けてきた。そのたびに支援者たちがパーティーを開き、勇敢な彼らの戦禍を讃えて資金を提供するのである。

さて、常に関心の的になっているのが、シーシェパードの財源である。
グリーンピースつながりでロックフェラーからではないか、という推測があったが、関係ないようだ。

資金提供しているのは、自らHPでシーシェパードへの支援を表明している米国のアウトドア用品メーカー「パタゴニア」、オーストラリアのビール会社「ブルータン」の他、英国の美容用品会社「ラッシュ」、
「オーストラリア動物園」などである。
他には、環境保護を訴える欧米の富裕層など。
また、オーストラリアの労働党政権もシー・シェパード擁護の姿勢を打ち出しており、シーシェパードの「自爆テロ海軍」Neptune's Navy (海神の海軍)の3隻が係留する港は政府が用意したものである。

シーシェパードの活動の本質は、環境テロ・ビジネスである。金儲けである。
彼らNeptune's Navyの自爆テロ攻撃は、必ず右舷からの攻撃である。これは航海法で右側通行優先の原則があるからで、
彼らの自爆テロ船は、必ず右側から突っ込んでくる。
そして、進路妨害、危険回避義務を怠った、と難癖をつけてくる。

今回の“当たり屋自爆テロ高速船”アディ・ギル号も例外ではない。

つまり、彼らのビジネスは、企業からスポンサー料をせしめ、自爆船にあらかじめ海上保険をかけ、さらに日本船に突撃して損害賠償金をせしめる「一粒で三度おいしい詐欺ビジネス」なのである。
だから、おそらく環境相のピーター・ギャレットが音頭をとって、日本を訴えてくるだろう。
日本は国際捕鯨委員会(IWC)に入っており、IWCで決められた枠内で調査捕鯨を行っている。違法性を指摘される筋合いなどどこにもない。
おそらく背後には、環境ロビイストなる種類の人間たちが暗躍していることだろう。

シーシェパートの拝金主義と、生き残りを掛けて差別化を図りたい企業とのニーズが合致すれば、こうした環境テロ・ビジネスは、ますます盛んになるだろう。
環境相のピーター・ギャレットは、こうした狭間で翻弄されているのかもしれない。「環境票」は政治家にとってなくてはならないものになりつつある。

企業は環境保護活動、慈善活動に名を借りて環境保護の啓蒙活動に力を入れてくるはずである。今後は財団法人という脱税装置を使ってシーシェパードのような「市民の発露」として環境保全活動家が誕生するだろう。
ただ、メディアにパブリシティを垂れ流してPRするより、浄財に活動の原資を求め、「市民の代表」となるようなイメージリーダーをメディアに露出させるほうが数十倍、数百倍の広告波及効果がある。

そうして何も知らない市民たちは、彼らの扇動に乗ってしまう。
すでに環境保護の世界にも、ラルフ・ネーダーのような訓練されたカリスマが用意されていることだろう。





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