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預言が書かれてあるアル・クルアーン(コーラン)のスーラ(سورة sūrah)

クルアーン(コーラン)には、イスラム圏で「ダジャルと呼んでいる反キリストはユダヤ人で一つ目である」と、はっきり書かれています。「一つ目」というのは、何かの象徴でしょう。

この記事は、
前の記事の続きです。

前の記事では、イランのアフマディネジャード大統領の背後に、ホッジャティエという秘密結社の存在があり、イランの政界をコントロールし始めているのではないか。

そして、ホッジャティエは終末待望論者の集団で、最後の時に現れることになっている反キリストを救世主・マフディが撃退する、という預言を忠実になぞっているようだ、ということを書きました。

ここでは、コーラン(アル・クルアーン)に書かれている反キリストとは、どんな存在なのかについて考察します。


イスラム教原理主義もキリスト教原理主義もハルマゲドンを待望する

コーランでは、反キリスト(Anti-Christ)これをダジャル(dajjal)と呼んでいます。

コーランでは、ダジャルはシナイ山から現れる「一つ目の存在」であると書かれているのですが、欧米のサイトでも、コーランに関する記事は非常に少ないので苦労します。

コーランの解釈にはハディース(hadith)という「手引書」が必要です。暗示的な文章を解説する「アンチョコ」のようなもで、これがないと、コーランは、ただの文字列に過ぎません。

コーランの記述があまりにも簡潔に過ぎるために、ハディースで行間を補いながら読んでいく、という作業が必要になるからです。

ハディースは預言者ムハンマドの言行録であり、コーランの次に重要視されている聖典です。イスラム法を制定する際には、このハディースが参考にされました。

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ハディースには、シーア派のものと、スンニ派のものがあります。
それぞれ微妙に違うのですが、コーランを解釈する際のスタンダードになっている点では同じです。

コーランが車のボディだとすれば、ハディースはエンジン。
ドライバーがシーア派、スンニ派の人々。

ドライバーが異なれば、車の挙動が変わってくるように、解釈する人の霊感によっても、解釈の仕方が異なります。

シーア派のハディースと、スンニ派のハディースとの違いは、ちょうど、ガソリン・エンジンと、ディーゼル・エンジンの違いのようなものでしょう。

ハディースとコーランを付き合わせて、さまざまな人が行った預言の解釈についての記事があります。
中東に現れる反キリスト「ダジャル」の存在、そして、ダジャルが、いつ出現するかについて-
書いたのはイスラム教徒であり、コーランの研究者です。それは、「DAJJAL IS COMING」

まず、CHAPTER 1の「TRADITIONS ABOUT DAJJAL」(ダジャルの言い伝え)を翻訳してみましょう。

1)聖なる予言者は、「ダジャルはユダヤ人である」と伝えている。

2)「ダジャルが、この世に姿を現すと、まず、コンスタンティノープルが征服され、それが大戦の引き金になって、メディナの破壊が引き起こされる。
メディナが破壊されると、いよいよエレサレムの人口密集地の破壊が起きる」
アラーの神のメッセンジャーはこのように語っている-Muaz-b-Jabal  (Abu Daud)

3)最大の戦争、コンスタンティノープルの征服、そしてダジャルの出現… これらは7ヶ月以内に起こることである。
マホメットの預言- Muaz-b-Jabal (Tirmizi, Abu Daud)

4)コンスタンティノープルで大戦が起こり、征服されるまでの間に6年があるでしょう、そして、Dajjalは7年目に現れることになっている。
アラーのメッセンジャーから-Abdullah-b-Busr  (Abu Daud)

管理人:コンスタンティノープルの戦争が起こってから反キリスト、ダジャルが登場するまで7ヶ月と読み解く人と、7年だと、読み解く人がいるようです。

5)数々の言い伝えから、ダジャルは、かつて、実際にこの世に生きていたか、少なくとも、聖なるマホメットの時代に生まれていたというように思える。

ダジャルは、イエスに殺されるまで死ぬことはない。
ダジャルが死ぬまでの間、頑強な鉄の鎖につながれることになっている。

(管理人:ダジャルは人間には殺すことができず、ただイエスのみがダジャルを殺すことができる、ということなのか?)

聖なるマホメットは、ダジャルの身体的な特徴について記述している---

右目は斜視であり、左目は浮き上がるように飛び出しており、両目の間隔は
70キュービット(1キューピットは腕尺 《ひじから中指の端まで;約18-22インチ》)もある。

髪の毛は、粗く渦巻きのような縮れ毛で、今にも噛み付きそうな牙のような歯をしている。

管理人:
まるで、旧約聖書のエノク書(偽典とされている)に出てくるネフィリムのようです。

コーランには、ダジャルの姿は一つ目である、と書かれているようです。サイクロプスのような巨人ということになるのでしょうか。

両目の間が70キュービットもあるというのは、双発のロケットエンジンを積んだミサイルか。
右目が斜視である、というのはロケットブースターをコンピュータ制御して、翼がなくても飛行する方向を自由に変えられる、ということなのか。

「一つ目」は、ミサイルの頭に付けられたカメラで、軍がモニタリングするものなにか?
いろいろ考えられます。

また、ダジャルはアメリカのことであり、それはオバマだ、と騒いでいるフォーラムを、よく見かけます。


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「一つ目」とは、こんなことでしょう。↓
それは、「われこそはバビロンの二ムロデの末裔だ」と称する肉体を持った人間でしょう。あるいは、「エジプトのホルス由来」を自称する人間。その、どちらかでしよう。
http://kaleido11.blog111.fc2.com/blog-entry-189.html


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そして、その「二ムロデの末裔」、あるいは「エジプトのホルス由来の人間」は、とてつもなく怜悧で、その磁力で大衆を一瞬にして虜にしてしまうような魅力ある人物でしょう。

「一つ目」というのは、眉間の奥にある松果体の開いた「第三の目」を持った人間。
彼は、別次元のいる至高の存在と交信することのできる霊的な存在。別次元の至高の存在とはルシファーのことではないか。


ダジャルの父親は、くちばしのような長い鼻を持ち、身長もながい。
また、母親は、太っていて、二本の長い手を持っている。

彼の行軍は非常に速い。

ダジャルは、白い“ケツ(=尻)”にマウントされたホラーサーン(イラン北東部を中心にアフガニスタン・トルクメニスタンにまたがる地方、古代のパルティア帝国の発祥地。中央アジアからイランへの通路に当たる。フラーサーン)からやって来る。

そして、40日(あるいは40年)以内に、すべての地を巡ることだろう。
彼は、行くところすべてに、殺人、略奪、荒廃をもたらす。

黒い防空頭巾のようなものを頭にかぶった
エスファハーンの7万人のユダヤ人が、彼の後についていく。

メッカとメディナは天使によって守られるので、略奪から免れるであろう。

メディナ近くの
ウフド山(the mount Uhud)
の麓に着陸して後、彼はシリアに向けて行軍する。

その場所、そしてそれ以外のどこか他の場所で、ダジャルは奇跡を見せるはずだ。

彼が神であるということを見せ付けるために、ある一人の若者に生と死を与えた時、突然、イエス・キリストが降り立って、シリアのある町のある場所でダジャルを殺すことになっている。

ダジャルは、(食糧などの)備蓄の山と、水の川を持っている。そして、いくつかの奇跡のショーを見せる。

ダジャルは、隠された場所から宝物を携え、信心の弱い大多数の人々から信仰心を奪い取ってしまうような、いくつかの奇跡のショーを見せる。

そして、人々の父親や親類縁者のような姿を呼び出して奇跡を信じ込ませ、彼らの(正常な)人生に死を与えるあろう。

彼の額には、“unbeliever(不信心の者)”あるいは “KFR”という文字が書かれることになる。

(管理人:
KFRとは、kafirのこと。kafirは、直接的な意味では、カフィル人 (アフリカ南部Bantu族の一種族の人); カフィル語; 〔軽蔑〕 (k-) アフリカ黒人  のこと。

(管理人:戦乱の中で、食糧や水が不足して窮乏に苦しんでいる人々に、ダジャルは救援物資を与えるようです。そして、ある一人の若者を死なせ、そして生き返らせる奇跡を人々に見せて、彼こそ神である、と人々に信じ込ませるのだ、ということでしょう)


6)私たちが話をしていると、突然アラーがやってきて、こう言った。
アラーは尋ねた:
「あなた方は何について話をしていたのか?」

私たちは、こう答えた:
「私たちは、最後の時について話していたのです」

アラーはこう言った:
「10の前兆があるまで、最後の時は決してやってこないだろう」

………………(途中、略)
10の前兆のひとつに、「大暴風雨がやってくること」があるだろう。人々は、その嵐によって海に吹き飛ばされてしまうのだ。

7)マホメッドの言行録(ハディース)に、このようにある。
「一つ目の嘘つき」=ダジャルのこと=について、警告しない予言者などいない。
見よ!ダジャルは一つ目だ。だが、あなたの王は一つ目ではないだろう。
彼の額には(unbeliever)と書かれているはずだ。


8)アラーの使徒は、このように言った。
どんな予言者も、ダジャルについての情報を知らせない者はいない。ダジャルは、一つ目で、何らかの物を人々に持ってくるはずだ。彼が「天国」と呼んでいるものは地獄のことなのだ。ノアが、人々に警告したように、私もダジャルについて、人々に同じように警告する。


9)マホメットは、このように言った:
ダジャルは出て来るだろう。水と火とともに。
人々が水と見なせば、それは燃える火となろう。人々が、火と見なせば、冷たい甘い水となろう。

そして、イスラム教徒は、このようにつけ加えた。
「ダジャルのひとつの目は、粗い髪の毛で隠されている。
そして、彼の両目の間には、“unbeliever’ または “KFR”という文字がある。
読み書きのできる信者、読み書きのできない信者、いずれもがそれを読むだろう。

10)Abu Sayeed-al-Khodriは、アラーのメッセンジャーが次のように言ったと書いている:
ダジャルはやってくる。
そのとき、信仰者のひとりが、ダジャルと、ダジャルを守護する者たちに尋ねるだろう。

「あなた方は、いったいどこに向かおうとしているのか」

すると、こう答えた。
「私は、私か出てきたところに行くつもりだ」

そして、彼ら(ダジャルと彼の守備隊)は、その信仰者にこう尋ねた。
「あなたは、我々の支配者を信じないのか?」

その信仰者は、こう答えた。
「私たちの支配者からは、なにものも隠されることはない」

彼らは言った。
「あの男を殺せ!」


彼らの何人かが、他の人々にこう言った。
「あなた方の支配者がいないときに、その支配者は、あなた方に、どんな人間も殺すことを許してはいないでしょう? それから彼らは、ダジャルとともに行くであろう。

信仰者がダジャルに会ったとき、その信仰者は、このように訴えるはずである。
「みなさん!これこそ、アラーの使徒が言っていたダジャルそのものだ」
そして、ダジャルは、その信仰者を「殺せ!」と命じる。
…………………(以下、略)

11)マホメットの言行録:
「Ispahanの7万のユダヤ人は、フード(頭巾)をかぶって、ダジャルの後を追うだろう」




以上、ダジャルの身体的特徴についてのアウトラインですが、この中で明確になっているのは、
●ダジャルはユダヤ人である。
一つ目で、額には“unbeliever’ または “KFR”という文字が書かれている。

“KFR”とはカフィル=Kafirのこと。直接的にはアフリカのカフィル人のことを意味しますが、語源を遡るとアラビア語で、イスラム教徒から見た場合、「不信心者」、あるいは「異教徒」の意味になります。
こちらのサイトの解釈では、Kafirは、旧約聖書のカインということになります)

●髪の毛が縮れ毛(長い縮れ毛で片目が隠されている、とする記述もある)
その他は、
●人を生き返らせることのできる超能力者か、あるいは逆にペテン師である。

一つ目とは、こんなことか。

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チャクラ、第三の目

あるいは、これか。

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ロンドン五輪のマスコット

以上、総合的に考えると、ダジャルとは、

(イスラム教徒から見た場合)ダジャルは、ユダヤ人の異教徒で、髪の毛が縮れ毛である人間。そして、それは
一つ目=エジプトのホルスに由来する者である

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画像はイスラエル空軍機(写真上下)。コックピットの外側に「KFR」と、ホルスの目が描かれている。

(後に、
イスラム世界に詳しい読者の方から、「KFR」とはイスラエルの戦闘機メーカー「クフィール」のことであるとのご指摘を頂戴しました)

左側のホルスの目は、そのまま見た通り。


ダジャルはイスラエルの救世主。コーラン、聖書ではアンチ・キリスト(反キリスト)となる。



このような話を、御伽噺と一笑に付すには無理があるかも知れません。空軍機のマークにまでなっているとなると。
詳しくは、この記事へ


ダジャル=反キリスト=666 
イスラムの聖典「ハディース」と聖書の関係では、このようになります。


ダジャルが現れる前には、いくつかのサインがあると言います。
イスラムのサイトですが、これもハディースから導き出したようです。


ダジャルが現れる、いくつかのサイン
Signs of the Appearance of the Dajjal

ダジャルが現れる前には、“三年間の困難な時期”があるでしょう。

その三年間は、人々は深刻な飢饉に見舞われるでしょう。

最初の一年目、アラーの神は雨を三分の一に減らして、地球から収穫も三分の一にせよ、と天に命じるでしょう。

次の二年目は、さらに雨の量を三分の二減らして、地球からの収穫も三分の二減らすよう天に命じるでしょう。

さして最後の年には、雨が降らないようにするため、ただの一滴の雨も降ることはなくなってしまうでしょう。

アラーの神は、地球がすべての生産をしないようにしてしまうため、一切の植物は生育しなくなるでしょう。

そして、アラーが必要とする種目以外のすべての有蹄動物が死ぬでしょう。

彼(sallallahu `alaihi wa sallam)は尋ねた。
「その艱難辛苦の間、何が人々を支えるのでしょうか?」

人々を支えるものは、Tahlil, takbir and tahmid (Saying, la ilaha ill Allah, Allahu Akbar and al-hamdulillah)である。

「これは、ちょうど食物が支えるように、それらを支えるでしょう」

これらの災厄は続きますが、いよいよ最後の時は大規模な荒廃と戦争が起こるでしょう。



下のサイトは、ダジャルは気象兵器(HAARP)を使って、食糧危機、地震等を引き起こすと書いています。

つまり、ダジャル=ホルスの一つ目=イルミナティ(の総帥的な存在?)が世界を混乱に陥れる、ということでしょう。
Signs of the Appearance of Dajjal the Antichrist – Weather Control

この存在が、デーヴィッド・アイクの言うPINDARのことでしょう。
PINDARは暗号名で、ロスチャイルドの血流の一人。
オカルティストの頂点に立つ人間だ、と書いています。

アイクの書くことは疑う必要がありますが、何らかのヒントが隠されているかもしれない)

【PINDARについて】http://kaleido11.blog111.fc2.com/blog-entry-84.html

アメリカ・イスラエルが気象兵器を使って人為的に飢饉を起こし、人々がこれ以上耐えられないギリギリのところまできたとき、偽救世主・ダジャルが現れて、人々に物資をなど供給したり、いくつかの奇跡を起こしたりして、人々の今までの信仰をくつがえしてしまう。

そして、信仰を失った人々は「(人として)生きること」を破壊される、というシナリオになっているようです。

つまり、額にRFIDインクのスタンプを押さないと、食糧がもらえない、ということなのでしょう。


あの自信たっぷりのアメリカ人が、食糧切符をもらうことを恥と思わなくなってしまったようです。これもRFIDインク・スタンプによってアメリカ人を奴隷化するための「予行演習」かもしれません。

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関連記事:
【アメリカから自由が奪われる20の兆候】の「9)焼印のようにREIDインクで刻印し、政府が管理する」

昨日、オバマが「イラク戦闘終結宣言」を正式に出しました。

来年末までに、イラクから米軍が完全撤退させるということになっていますが、当面は、5万人の米兵はイラク治安部隊の育成に力を注ぐ、ということです。

ブッシュの「理由なきイラク侵攻」を批判して大統領になったオバマですが、公約は果たそうとしているようです。その裏に何がある?

ヨルダン川西岸では、イスラム原理主義組織ハマスによるイスラエル人4名の襲撃が行われた模様。
これで、一層、イスラエル、パレスチナの緊張は一気に高まるでしょう。

9月2日から開かれる中東和平直接交渉は、おそらく暗礁に乗り上げるでしょう。
それを目的としたハマスのイスラエル人に対するテロであったはずですから。

イスラム原理主義者たちは、交渉を決裂させたいのではないでしょうか。

一方で、リビアが不思議な動きをし出したようです。
【リビアのガザ支援船、警告受け入れエジプト入港】
「リビアの最高指導者カダフィ氏の次男、セイフ・イスラム氏が総裁を務める団体が組織したパレスチナ支援船が14日、イスラエル軍の警告を受け入れ、パレスチナ自治区ガザへの接近を断念してエジプト北部エルアリシュに入港した」とのこと。

また、リビアの最高指導者カダフィー大佐が、「モデル事務所が派遣した約300人の女性を招いて、バチカンに近いリビアの文化センターで集会を開き、イスラム教への改宗を勧誘。

真偽は定かでないが、報道では3人の女性が改宗に応じたと伝えられている」。
【カダフィ大佐、イタリア女性にイスラム改宗を呼び掛け】
リビアのカダフィーも、イスラエル、バチカンを、あからさまに刺激しているようです。
これは、美女を大勢集めれば欧米のメディアが取り上げるだろう、という狙いからでしょう。

背後にいるロシアは、まだ表立った動きはしていませんが、シリアに対する武器供与を表明するなど、イスラム圏に対する支援を隠そうとしていません。

これはもう、それぞれが「示し合わせて」動いていることは間違いのないことで、オバマのイラク撤退宣言が、
[イスラエル・アメリカ] vs [イラン、シリア、ハマス、リビア、その他イスラム諸国]+[ロシア]の戦争が近いことを知らせているようです。

特に、リビアがイラン寄りの行動を取り出したことは、かなり警戒する必要があります。
カダフィーは軍人ですから、超リアリストです。近いうちに戦争がなければ動かないはずです。
「近いうちに」と言っても、米軍のイラク撤収次第でしょうが。

また、去年、マレーシアでイスラムの宗教警察(勧善懲悪委員会)が発足し、街や村でコーランに反する行動をしている人を発見すると、強硬な“指導”が入ります。これが、とうとうサウジアラビアにも波及し、バレンタインデーが完全禁止となったようです。

こんなことからも、イスラム原理主義の秘密結社「ホッジャティエ」から出てきたイランのアフマディネジャードのアメリカへの挑発発言の数々も、やはり、イスラム主義終末思想の下にイスラム世界を結束させようという目的が鮮明に浮き彫りにされているのです。

こうしてイスラム世界が、救世主マフディ出現の「お膳立て」が終わった頃、イスラムの「もうひとつの聖典」、ハディースに預言されているように、いよいよ中東が戦乱の渦の中心になるのでしょう。

いずれにしても、イスラエル、米国のサタン崇拝者達は、このハルマゲドンを望んでいるわけですから、根っこは、ひとつです。「同じ穴のムジナ」ではないのか、ということです。

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イスラム教徒、オバマと、その背後で彼を操っている人間たちの思惑通り、ニューヨークのグラウンド・ゼロ跡地付近のモスク建設をめぐって、早速、衝突が起きているようです。
http://newamerica-now.blogspot.com/2010/08/ground-zero-mosque-and-american-freedom.html
アメリカ人よ、もう少し、お利口さんになれないか?

日本政府、防衛関係者は、神輿を担がされないように。

日本は弱虫だの、平和貢献(国連軍に参加すること:小沢一郎は国連軍に貢献すべきだ、という考えですが)しないだの、と言われても関わらないことです。見る阿呆に徹すべきです。

特に政府、防衛関係者に必要なのは、日本が強大な軍事力を持っていても、一切の挑発に乗らず、弱虫を装い続けることです。蛮勇は厳に慎むべきでしょう。

この悲劇を日本人は忘れてはならない。
http://www.yomiuri.co.jp/features/gulf2/200312/gu20031201_01.htm
「2003年11月29日、イラク中部のティクリート付近で(日本時間同日夜)、米軍主催のイラク復興支援会議に車で向かっていた日本人外交官2人とイラク人運転手 (54)が銃撃され、血まみれになっているのが発見された。3人とも死亡した。

3月のイラク戦争開戦以降、イラク国内で日本人が犠牲になったのは初めて。 日本の外交官を特定して狙った事件かどうかは不明だが、福田官房長官は30日午後、『状況から判断してテロの可能性が強い』と述べた。

小泉首相は、事件の 徹底調査と現地の日本人の安全確保に全力を挙げるよう川口外相に指示した。イラク復興支援への対応については、自衛隊派遣の方針を堅持する考えを強調した。

殺されたのは、奥克彦在英国大使館参事官、井ノ上正盛在イラク大使館3等書記官、と運転手の3人。
福田の言うとおり、「テロの可能性が高い」ということになって、自衛隊のイラク駐屯は期間延長されました。

ブッシュの犬、小泉は国会で、「自衛隊の行くところが非戦闘地域なんですよ」と、精神異常者としか思えない発言をしました。

奥参事官、井ノ上書記官のイラク派遣については、前々から腑に落ちないところがあったようです。
事件直後、米軍はすばやく行動し、テロリスト(?)に銃撃されたという車両は、すぐに米軍が引き取ってしまい、マスコミの前には姿を現すことはなかったのです。

「彼ら、二人は人身御供に使われたのだ」という疑惑が渦巻いていたにもかかわらず、政府と小泉・飯島に頭の上がらないマスコミは一切無視。
結局、福田の「状況から判断してテロの可能性が高い」ということで自衛隊のイラク派遣延長は正当化されたのです。福田は、その後「テロの可能性」から、「日本政府はテロと断定した」とコメントすることなかったのです。

少なくとも、日本人は、この茶番を薄々知っていたので、両名に仕組まれた「殉職」にヒステリックな反応を示すことはなかったのです。
そのおかげで、自衛隊は、ただの一発の銃弾も発射せずに済んだのです。

これが本当の「勇気」というものでしょう。見せかけの勇気は、たぶらかし以外の何物でもないので、しっかり見抜くことです。

「日刊ゲンダイ」(12月5日号)の1面と2面から、田岡俊次氏の「疑念のまとめ」を転載。【記事内容より】『軍事ジャーナリストの田岡俊次氏はこう言う。
「米軍のおかしな点は5つあります。まず、連合軍暫定当局(CPA)が『事件発生は午後5時』と発表したこと。

『水や食料を買うために道路脇の売店に寄ったところを撃たれた』と言ったこと。

事件発生は昼頃だし、第1発見者の食料品店主が警察に通報して、警察と米軍 が駆けつけているんです。
なぜ、わざわざ違いことを発表するんでしょう。

米軍は奥氏らのパスポートを地元の部族長から返したもらったと言っているが、これもおかしい。
地元警察によると、現場には現金などの身の回り品はそのまま残っていて、米軍がランドクルーザーごと持ち帰っているんです。

米軍が襲われたランドクルーザーを公開せず、返却してくれないのもおかしい。
そして、事件後、日本大使館員が現場に行こうとすると『危ないからやめろ』と止めているんです」』

オバマに唆されて、中東に自衛隊が派遣されて、10人ほど殺されでもすれば、さすがの穏健な日本人も、そのときは仮想テロリストを憎むでしょう。
怨念の連鎖が、そこから始まるののです。

しかし、それは、仕組まれたものでしょう。馬鹿を見るのは日本人。

米国のインチキ扇動に乗らない。日本独自の方針をしっかり持つこと。

それができれば、日本の防衛関係者は大いに尊敬されるでしょう。
そして、20年以内に、日本は世界の盟主として歩き出すことができるかもしれませんから。

2013年から、先進国の中で唯一、日本だけは世界の没落とは裏腹に急上昇させる計画があるようです。
【2020年まで世界は「陥没」する? 2013年から日本は急上昇する?】

海外の経済サイトにも、2013年から日本が急上昇する、という見方があります。
さて、どうなるでしょうか。


【他の関連記事】
アフマディネジャード大統領がユダヤ人という説


イランの秘密結社と、イスラムの反キリスト「ダジャル」





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