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HOME   »   日本解体阻止  »  ゴールドマンの「2013年に戦争が起こる」という予測の裏側
       
20130414-1.jpg

北朝鮮が作成した米国本土ミサイル襲撃ビデオ。
彼らはテレビゲームの世界で遊んでいるのでしょう。

いくらなんでも金正恩が、これほど幼稚な遊びをしますか?
この北朝鮮の執拗で連続的な挑発は、米国の利益にかなっているのです。


元ゴールドマン・サックスのアナリストの「大きな戦争が起こる」という予測

2012年末から2013年初めにかけて、大きな戦争が始まるだろう」。

こう“予言”したのは、元ゴールドマンサックスのアナリスト、チャールズ・ネンナーという見たところ廃人のような男です。
彼は2011年3月10日にFOX Businessに出演して、いつくかの爆弾発言をしました。それが、以下の記事です。

Former Goldman Analyst Charles Nenner: A "Major War" Is Coming At The End Of 2012
(10秒程度、広告ページが表示されたままになりますが、その後、記事本文に遷移します)

20130413-1.jpg

(前半部分は、相場の流れについての話なので割愛)

02:25から、ほんの5秒程度ですが、爆弾発言が飛び出しました。

"Well, I don't want to depress you, but I should tell you that I also do war and peace cycles and it shows that were going to have a major war at the end of 2012, beginning of 2013. And I think that's going to do it."

チャールズ・ネンナー:
「私は、(テレビの司会者の二人)お二人の気が滅入るようなことは言いたくないのですが、やはり言わなければなれません。
戦争と平和が繰り返されます。
2012年の終わり頃から2013年の初めにかけて、大きな戦争が起ころうとしています」。


「あなた方の気分を暗くしたくないのですが」と前置きしながらも、さらっと世界大戦を匂わせるような発言をしたチャールズ・ネンナーがさらにもっと恐ろしいことを言う前に、FoxBusinessの男性司会者が「ウワォッ!」と言って話題を変えてしまいました。

FOX Businessがチャールズ・ネンナーを番組に呼んだのは、彼がゴールドマン・サックスの有名なアナリストで、総括的な市場展望を行うポジションにいたこと、そして、その彼が重大な予測を出していたからです。

このとき、彼は、近い将来NYダウは5000ドルまで落ち込むと予測しており、ゴールドマン・サックスの大口投資家たちに、(持ち株を売り払って)市場から一時、撤退するようにアドバイスしています。
(この経済ニュースは、2011年3月10日に放送されたものです)

NYダウが暴落すると言っている理由を訊くために、彼を番組に呼んだのです。

その答が、「2012年暮れから2013年初めにかけて、大きな戦争が起こることになっている(were going to~)ため」ということだったのです。

今、私たちが世界を見回して、「大きな戦争になりそうな可能性がある」のは、中東のシリア内戦がさらに激化して、イラクとイスラエルに飛び火した結果、小規模の核戦争に発展するのではないかということです。

そして、もうひとつ… それは私たちが直面している北朝鮮のミサイル発射危機です。

ゴールドマン・サックスは、もともと戦争と密接な関係があります。
彼らは、常に「いつ頃、どこどこで戦争が計画されている」というような謎のような言葉を発してきました。

今の時点で世界の状況を見る限りは、中東ではないでしょう。

米軍は財政難を理由に、アフガンからの完全撤退を急いでいるし、内戦が激化するシリアにさえ軍を出すつもりがないのですから、当面は大きな戦争になりようがありません。

また、軍産複合体の営業ウーマンのように、「イラン攻撃だ~」と何度も叫んでいたヒラリー・クリントンが、実質、更迭されるような辞め方をした後(彼女の突然の入院は不可解)、ノンポリのジョン・ケリーが国務長官に就き、さらに、共和党議員でありながらイラク戦争に反対していた異色の議員、チャック・ヘーゲル元上院議員が国防長官に就任したことから、オバマ政権が、イランに介入する気が一切ないことが分かります。

ケリーとヘーゲルは二人ともベトナム戦争で戦った経験があり、戦争が嫌いなのです。

しかし、ジョン・ケリーは、サタニズムのスカル&ボーンズの出身(つまり悪魔崇拝者であるということ)で、異常者の子ブッシュの同窓でもあり、実際に仲が良いということを考えると、いつ中東回帰するのかは未知数です。

もっとも、イスラエルが米国のコントロールを完全に離れて、突然、核を使えば別の展開になりますが。

正確に書くならば、イスラエルは聖書の預言を利用して、ハルマゲドンを起こすために創られた人工国家です。
そのイスラエルを支えるように命令されているのがアメリカです。

いったい誰に命令されている?
イスラエルをポケットマネーで創った人々です。
その連中が、同時にアメリカを牛耳っているのです。

イスラエルという国は、そもそもロスチャイルドがつくった国で、ユダイズムではなく、シオニズムの国であることを書き添えておきたいと思います。これは、ケリーの中東回帰を予測する上で重要なことです。

総合すると、チャールズ・ネンナーが予測していたのは、どうも北朝鮮の核の暴発の可能性ではないかと考えざるを得ないのです。
では、朝鮮半島での戦争を計画していたのは誰か、ということになります。

もちろん、金正恩の父親である金正日(キム・ジョンイル)以外にありません。

金正日が亡くなったのは、チャールズ・ネンナーがテレビで予言してから9ヵ月後のことです。

北の将軍様は8月にデニス・ロッドマンと夏期休暇を過ごすことを約束した

金正日自体、重病説が何度も囁かれ、一時は車椅子の写真や、かと思うとぷっくら太って病気が全快したかのような健康体で現われることがありました。

「いったい何人の金正日がいるのか」と、西側のメディアは翻弄され続けてきたのですが、そうしたことから、彼の訃報が流れたときも、「替え玉ではないのか」と北朝鮮の情勢に詳しい専門家でさえ、そのように言っていたのです。

少なくとも、金正日(キム・ジョンイル)の存命中に、ミサイルの弾頭に搭載できる小型核の完成と、中・長距離弾道ミサイルの完成が予定されていたものと考えられ、北朝鮮最大の式典である2012年の金日成生誕100年を祝う「太陽節」での軍事パレードで、それが初めて披露されたことによって、金正日の野望が明らかにされたというわけです。

ところが、完成が間に合わなかったため、念願の米国本土まで届くICBM「KN-08」については、実物大の模型を作って軍事バレードに参加させたのです。

つまり、息子の金正恩の、一見蛮勇にも見える日米韓に対するミサイル威嚇行為は、あくまで父親の遺志を継いでいるだけで、本人の考えではないのではないか、ということです。

日本の大メディアの不自然な報道…。
それは、NBAの元スター選手、デニス・ロッドマンが2月下旬、北朝鮮を訪れ、金正恩と平壌で行われたバスケットボールの試合を観戦したことが繰り返し報道番組で流されていることです。

金正恩は、ロッドマンに「俺ってさあ、本当は戦争なんかしたくないんだよね。オバマさんに会うことがあれば、そこんとこよろしく」と言ったとか言わなかったとか。

ロッドマンは8月にも北朝鮮を再訪し、金正恩と夏の休暇をともに楽しむことを約束したとCNNは報道していますが、果たして本当でしょうか。その約束が無事に果たされることを多くの人たちが望んでいるでしょう。

「金正恩は、なかなか侮れない若者だ」と評する軍事評論家が多いのですが、それほど優れた指導者にはどうしても見えない。彼は、まだ「遊びたい盛り」なのです。

ゴールドマンのチャールズ・ネンナーが、2011年の3月に予測していたように、ワシントンは北朝鮮が2013年初めに、米国本土へのミサイル攻撃をほのめかす「一か八かの大勝負」に出ることを予測していたはずです。

2011年12月24日に書かれた「北朝鮮崩壊の可能性について、どんな計画があるのか」(日本語の翻訳は、このエントリーの真ん中下あたり)にあるように、中国共産党は北朝鮮崩壊をソフトランディングさせることを、少しずつ考え始めていたフシが見られるので、もちろん、アメリカ側も北朝鮮への軍事介入は行わないでしょうし、このまま核戦争になることも致し方ないとは考えていないでしょう。

北朝鮮の米国本土ミサイル襲撃ビデオ

下のビデオは、4月13日(土曜日)に北朝鮮がyoutubeにアップロードした米国本土への攻撃をイメージしたビデオです。

New North Korean Video shows US targets for Nuclear Attack!


ターゲット(動画の爆発マークの付いている場所)は、ワシントンD.C.、カリフォルニア、ハワイ、そして北朝鮮のナレーターが言っているコロラドスプリングスです。

もちろん、米政府高官は、北朝鮮のミサイルが米本土まで届くなどと考えていません。

この動画は、まず、4月13日に北朝鮮の公式(プロパガンダ)サイト「ウリミンジョクキリ(uriminzokkiri)」にアップロードされた後で、youtubeにアップロードされました。

今現在は、ウリミンジョクキリ(ttp://www.uriminzokkiri.com/index.php?ptype=movie2&pagenum=1#locheader)にアクセスできなくなっています。

アノニマスにハッキングされた模様で、この動画がアップロードされた直後、ウリミンジョクキリにアクセスした人によると、こんな画像が表示された、ということです。

このポスターには、
「指名手配
金正恩 
またの名を 核・核 ミッキー愛好家
長距離ミサイルと核で世界の平和を脅かす
人民が餓死しているのに浪費をしている
収容所と世界最悪の人権状況」

と書かれています。

この動画の北朝鮮のナレーターが、「コロラドスプリングス」と言っているのは、北アメリカ航空宇宙防衛司令部(通称「ノーラッド」(NORAD)のことを指しています。

ノーラッド(NORAD)は、ミサイル防衛システムの要となるコロラドスプリングズにある巨大な地下施設のことで、北朝鮮がミサイルを発射すると同時に早期警戒衛星が探知し、その信号を最初に受け取る基地です。

ここで、数秒以内にミサイルの弾道を計算して、それを日米の海上で迎撃態勢を取っているイージス艦や、地上のPAC3に発射指示を与える「包括的ミサイル迎撃システム」の司令塔です。
(朝日新聞 「北朝鮮ミサイル、どう迎撃 最初は米軍衛星が探知」)

米政府は、北朝鮮が、ムスダン(まだ発射テストさえ終えていない)などの中距離ミサイルに、なんとか核弾頭を搭載できるかもしれないが、それらが発射されたとしても、米国側に到達するとは考えていないので、弾道が外れていれば特に迎撃は行わないと言っています。

北朝鮮がミサイルを発射するのは、あくまでミサイルの性能向上のためのテストであって、破壊のためではないと考えているからです。
米政府としても、性能を見極めたいので、あえて迎撃はしないのでしょう。

それに、万一、日米韓側が迎撃に失敗した場合は、北朝鮮や中国に米国のミサイル迎撃システムの致命的な弱みを握られることになってしまうので、それも避けたいでしょう。
(しかし、迎撃ミサイルの命中精度は、そこそこ高いようです)

日本と韓国は、米国によって北の核の脅威を煽られて奴隷化協定に参加するのか

この動画が、13日にyoutubeにアップされると、たちまち225,000を超えるヒットとなりましたが、現在は54万と、それほど伸びていません。

米国の大手メディアは、さっそくインチキ世論調査を行って、「北朝鮮のミサイルに恐怖を感じているアメリカ人は全体の60パーセントを超える」といった結果を流しています。

イラク戦争のときと、まったく同じです。

これらの事実をつなげて、どのように解釈するかは個人によって違ってくるでしょう。

しかし、もう一つの事実が、この騒動の裏側に隠されていることを炙り出しています。

それは、おそらく、米国の情報部が日本政府と韓国政府に、2013年4月15日の「太陽節」に「北朝鮮がミサイルを発射する計画がある」という情報を流していただろう、ということです。

だから韓国は、米韓FTAの締結を、嫌々ながらも焦ったし、日本では安倍晋三という「前につんのめるようにして軽率に国を売り渡す」小心者を不正選挙によって総理大臣にして、TPP交渉参加に突き進ませたのです。

これでワシントンの金づるである軍産複合体は、今まで以上に日韓両国に兵器を売ることができるし、それだけでなく、モンサント社の遺伝子組み換え食品によって、事実上、この2国を奴隷国家にして、来たるべく本物の世界戦争に駆り立てようとするでしょう。

国防の根幹であり、安全保障の土台である「日本の食」を米国に委ねるようなことを平気で推し進めておきながら、自衛隊を国防軍にするとは、いったいどういうことなのか。

食を外国に、すっかり渡してしまう時点で、日本の国防を放棄したことになるのです。
まったく、こちらの頭がおかしくなってくる。

だから、米国は金正恩という北の若い独裁者に感謝さえしているかもしれません。

安倍晋三、石破茂、麻生太郎のスーパー売国トリオは、米国の策略にまんまと嵌められて、TPPによって日本国民の財産と生命を危機に晒そうとしています。

安倍晋三に続いて麻生太郎までもが、米国の一介のシンクタンクに過ぎないCSISに日参するようにして、日本の国民に対するより先に演説(別な言い方をすれば、ワシントンと多国籍企業の資本家たちに対して忠誠心を表明すること)を行うというのですから、彼らの不見識は絶望的であり、明確に日本国憲法に違反している犯罪者であることは間違いのないことです。

それにしても、麻生太郎の「日本の生命保険会社のガン保険などの保険商品の認可凍結」には、開いた口がふさがらない。

要するに、麻生太郎は、日本のガン保険市場は、そっくり多国籍の保険会社にお渡しするので、どうぞ自由になさってね、と言ったのです。

安倍政権は、稀代のペテン師・小泉純一郎の構造改革をそのまま踏襲しており、一目散に米国の奴隷となる道を突き進んでいるのです。
それも、今度はターボ付きの売国フルスロットルで。

安倍低IQ内閣は危機突入内閣だと事実を基にしてこの内閣の危険性を何度警告しようとも、安倍内閣を支持している人々は、北の将軍様をマンセーしているのと似たようなものでしょう。








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