政府や東電の幹部連中と激しく対立しながら、福島第一原発の事故収束に当たってきた吉田昌郎・前所長が7月9日午前11時32分、都内の病院で亡くなりました。58歳という早すぎる死でした。
「それで爆発したら、また死んじゃうんだぜ」
吉田昌郎・前福島第一原発所長の病気の経過については、過去数回、記事にしてきました。
いまだ、世間に出回っているネット情報の中には間違いどころか、同氏に対する意図的な悪意さえ感じられる記事が、今でも消えることなく残されています。
それらの情報の一部は、原子力ムラ側からのディスインフォメーションを元にして書かれたものです。
プライバシー守秘のため、ここに多くを書くことはできませんが、去年の5月から数回にわたっての吉田前所長のお身内とのメールのやりとりから、少なくとも、誤解(正確にはデマという)がこれ以上広からないように、事実を書いておこうと思います。
知りもしない情報を元にして死人に鞭打つようなマネをするなど、これ以上の愚劣な行為はないでしょうから。
日本の原発推進新聞たちは、吉田氏の無念の死について、「事故以降の被曝量は70ミリシーベルトで、東電は『医師の判断では、事故による被曝と食道がんとの因果関係はない』と説明する」と、ここぞとばかり繰り返しています。
もちろん、原発推進メディアが法定外部被曝線量限界値内の70という数字を繰り返し出すのは、なんとしてでも、「原発事故による死亡者はゼロ」ということにしておかないと、再稼動できなくなる恐れがあるからです。
毎度のことですが、こういう場合は、外国メディアのほうが前後の状況までをも関連付けて報道しているので、自分で評価する余地が残されているのですが、日本の大メディアの場合は、他の一切の考え方を許さないような書き方をするのが特徴です。
上の動画、あるいは国会事故調査委員会の調査が入った後に、東電が出してきた本店とのやり取りの動画の中には、吉田前所長の怒鳴り声が何ヵ所か入っています。
今、そうした映像を見ても、有楽町の暖房がガンガン利いている本店で、まるでビデオゲームをやっているかのように、現実感のない対応に当たっていた東電の幹部連中とは対照的に、鬼気迫るものを感じます。
事実、当時の社長だった清水正孝などは、東電に入社以来、ただの一度も福島第一原発の敷地内にさえ入ったことがないのです。
吉田前所長の怒声には、悲壮感が漂っています。
「ただ、水を入れればいいと思っていたのかよ。
まわりで我々見てるんだぜ。
それで爆発したら、また死んじゃうんだぜ」。(最初から22秒)
「また死んじゃうんだぜ」。どういう意味だろうか…。
この記録映像は2011年3月16日に撮られたものです。
3月12日15時36分、1号機建屋で最初の水素爆発が起こったとき、約1時間程度遅れて、東京のキー局もその模様を映し出しました。
そのとき、アナウンサーは、こう言ったのです。
「1号機で爆発がありました。40人ほどの東電社員が負傷した模様。今、病院に救急搬送されています」。
初期の頃とはいえ、少なくとも数百万人の視聴者が、これを聞いているはずです。
人数は、40人、あるいは150人とも報道されていたと思います。
私に記憶違いがあるとすれば、この人数の点だけです。数字の違いは、テレビ局の報道の混乱によってもたらされたものです。
その動画は、どこを探しても見当たりません。
その人たちは、いったいどこに消えたのでしょう。
少なくとも、最初の1号機の水素爆発で、大きな怪我を負った東電関係者(協力会社も含めて)が多数いたはずなのです。
それとも、これはまったくの誤報だったというのでしょうか。
上の動画を観ると、吉田前所長は、真冬そのものの暖房のない環境での極度のストレスに加えて、虚血状態に悩まされ続けていたことが分かります。
同氏は決死隊を募るに当たって、「私には無理強いはできない」と報道記者に語っています。
しかし、ほとんどの部下は、自発的に吉田前所長と運命を共にすることを選んだのです。
これは、多くのメディアで何度も報道されています。
死を覚悟した「本物の決死隊」でした。
吉田前所長でなければ、これほど多くの、自ら死を覚悟した部下は集らなかったでしょう。
口出しをしたり、デマを飛ばして現場の作業を妨害したのは、国民の生命を守るはずの政治家たちだった
国会事故調査委員会の報告で明らかになったことですが、菅直人の官邸が、まさにカタストロフィー一歩手前の状況にも関わらず、一日何十回も吉田前所長に直接電話をし、状況報告を迫っていたことが、大いに事故対応の障害になったとされています。
それだけでなく、官邸が「原子炉への海水の注入を一時中断するよう」、直接指示を出していた、という報道に、国民の政権に対する不信感が一気に噴出しました。
しかし、これは事実ではなく、しばらくして分かったことですが、デマを流したのは安倍晋三サイドであったことが判明しました。
混乱に乗じて、当時の政権に対して、ネガティブな印象付けをやっていたのです。
北半球が壊滅するかもしれない、というときに。
その同じ男の内閣が、再び法令違反を繰り返して、全国の原発を再稼動させようとしているのです。
現場の作業を邪魔したのは、活断層の真上に原発を造り続けてきた自民党の安倍晋三のような国会議員たちだったのです。なんと恐ろしい人間たちなのか。
その後、不思議な偶然がいくつか重なって、カタストロフィー寸前でのところで食い止めることができました。
この間、報道陣は完全にシャットアウトでしたが、吉田前所長の独断で、二人だけ部外者を構内に入れて、細かく案内しています。
ひとりは、浪速のジャーナリスト、今西憲之氏。もうひとりはシンクタンクの青山繁晴氏です。
吉田前所長は、「どうか、この福島第一原発事故の真相を広く世間に公表してください」と祈りを込めるように、この二人に自分の思いを託したのです。だから、この時点で既に死を悟っていたのです。
この件について、吉田前所長は、有楽町の東電本店の経営幹部たちには、一切知らせることはありませんでした。
現場に外部から人を入れることについて、事前に了承を取るようなことをやれば、すぐに現場からはずされてしまうことを知っていたからです。
案の定、突然、あの背の高い白髪メガネの武藤副社長が、吉田所長(当時)の更迭を記者会見で発表したのです。
世間は、キツネにつままれたように唖然としたのです。「なぜ? どんな理由で?吉田所長がなぜ? おかしいぞ!」と。
菅直人首相が、「吉田前所長の更迭の理由が見当たらない」と言ったことで、この如何わしい人事は取り消されたのです。
その後、吉田前所長は、部下には自身の体調不良を隠しながら、4号機建屋の使用済み燃料プール下の補強工事を完了させたのです。これがなければ、私たちの多くは今頃、病院のベッドに臥せっていたでしょう。
大量の放射線を一度に浴びても、または、ある程度の強い放射線に長期間さらされても、循環器系統の疾患を発症する場合があることがことが知られています。病院の放射線技師なら研修を受けているはずです。
誰もがニュースを観ながら思っていたこと-それは、「他の作業員は、次々と被曝上限値に達して現場を離れていくのに、吉田所長さんは毎日毎日、それも半年以上も高線量の原発構内にいるけれど、果たして大丈夫なのか」ということだったはずです。
東電は、代理の所長を派遣しませんでした。
究極のストレスに放射線被曝が加わって出た早発性障害は、食道がんという形となって吉田前所長を襲いました。
私は、この時点で「循環器に放射線障害が出てしまう」ことを心配していました。そういう実例を知っているからです。
記者会見で、食道がんであることを明かした吉田前所長は、2011年11月24日から加療入院し、翌月12月1日付けをもって、福島第一原発所長の任を解かれることになったのです。そして、体調の急激な悪化によって、12月9日、緊急入院したのです。
4号機建屋の傾きと吉田所長の入院
その後、ぷっつりと音信が途絶えてしまった同氏の状況について、「自殺した」とか、「東電に口封じされた」などというガセ情報が連日流されるようになりました。
火のないところに、吉田前所長の自殺説を捏造し、焚き付けるデマゴーグの正体は
押田前所長の自殺説については、出ては消え、消えては再び出てくるというように、何度も浮上してくるのです。誰が?
その発信源のひとつは、毎日新聞出身の“有名ブロガー”であることが分かったのです。
「有名」の意味は、デマゴーグとして以前からネット上で知られている、という意味です。
この“有名ブロガー”は、このように書いています。
「最近では、福島第1原発の吉田昌郎前所長の自殺情報が流れているのに、何の説明もしようとしていない。
『万死に値する』という遺書を残しているという。
東大病院に食道がんで入院していたと言われてきた。
福島第1原発1号機~4号機にかかわる『核兵器疑惑』などの国家機密のすべてを自らの腹に飲み込んでこの世を去ったのか?
この情報は、東電関係の工事現場では、口から口へと伝えられている」。
この“有名ブロガー”が「東電関係の工事現場では、口から口へと伝えられている」と書いているのは、福島第一原発の作業員がペットとして可愛がっていた子牛の「ふくちゃん」のことで、ふくちゃんが死んだことで、原発作業員のハッピーさんがツイートしたことから、妄想を逞しくして「工事現場では、口から口へと伝えられている」と書いたに過ぎないのです。
これが、彼の言う「東電内部からの情報」なのです。
しかし、『万死に値する』という遺書を残しているという、くだりは凄い。時代錯誤なのか妄想狂なのか、それとも創作能力豊かなのか。
この時期には、こうしたデマ、そして、ああしたデマを飛ばす無責任な輩が跋扈していたのです。
また、それを確かめる努力の一つもせずに、拡散するオーストラリアの例の無責任なおばさんも、このデマに食いついき、それを広げたのです。
彼女の根拠は、「二階堂コムも、亡くなったと言ってます」。「原発作業員のハッピーさんの今日のTwitterがどうもそれっぽい」というものです。
こうした人々の根拠とは、「誰々がこう言っているから」、「どこどこの大先生の話によると…」といった、他人のフンドシを借りたものに過ぎないのです。
自分で分析し、洞察し、思考した結果の定見があって書いているのではないのです。彼らは、いい歳をしてまだ、こんな低レベルのことをやっているのです。
ハッピーさんは、子牛のふくちゃんの死についてツイートしたのです。
ちゃんと日本語の文章が解釈できるなら、すぐに「おかしい」と分かるはずです。
しかし、こうした人々の「そうあってほしい」という潜在意識が、こうしたイルージョンの世界を創り上げてしまったのです。
さまざまな掲示板も花盛り。
日本の30代、40代のコメンテーターたちは、この時期、まだ放射性物質がモクモク出ているというのに、こうした話題にだけは熱狂するのです。
あまりのデマの酷さにさすがに心配になって、警告を出す意味で記事を書いたところ、真実を語っている当方が攻撃される始末。
正真正銘の吉田前所長のお身内から、お知らせいただいたこと、そしてそれが事実であることを確めた上で、書いているにもかかわらず、です。
この国の民度の低さに、ただただ唖然とするばかりです。
吉田前所長は食道がんの手術(2月)の後、いったんは退院し、自宅では病人食も食べられるようになったとのこと。
体力的には、かなりのダメージ受けていたのですが、国会事故調査委員会の野村弁護士から数度にわたる聴き取り調査をこなしました。
この後、国会事故調査委員会のインタビューを終えてから、転移予防抗がん治療のために再び入院。5月末~6月頭にかけて退院することになっていました。
東電は、吉田前所長を自由にさせたくないようで、まだ入院中にも関わらず、2012年6月27日付け予定の執行役員人事を発表しました。(吉田前所長は、この人事の前から執行権のある役員だった)
この人事の告知を見た、あるブロガーは、「この地位は、自身の命を賭して手に入れた勲章だ」と書いているのですが、吉田前所長は、前から執行権のある役員です。地位に変更などないのです。
人の精神をはかるときに、低俗な人間にとっては、相手も自分と同じレベルまで引き摺り下ろさなければ気がすまないものなのです。悲しい性です。
吉田前所長が家族と力を合わせて、懸命に病気と戦っているときに、金儲けのために嘘を平気で書く人々によって、「自殺」したことにされてしまったのです。
驚いたお身内の方は、再三、この“有名ブロガー”に訂正を求めましたが、この男は、いまだに応じていません。
それどころか、訂正を求めたお身内を、「怪しい人物(東電のスパイ?)」と決め付けて、自分の読者を引き入れて、自分に味方させようとしたのです。これがブンヤ上がりの姑息な手口です。
彼らは立派な詐欺師たちです。一文の価値もない情報どころか、逆に有害な嘘情報を高く売りつけているのだから。
お身内の方たちが懸命に看病に当たっている最中に流されたデマに、「俺、死んだことにされちゃってるよ」とポツリと、そして、寂しそうに語った同氏の心情を察すると、非常に辛いものがあります。
報道されないこと
こうした人の心をなくしてしまった人間失格者たちによるデマは、健康な人間には想像できないほどのストレスとなることは言うまでもないことです。
吉田前所長のように、かなり体が弱っている状態なら、その人の命を奪う場合さえあるのです。これは医学的にも証明できるでしょう。
そうした中で、自分が話せる体力が残っているうちに、なんとか多くの人たちに真実を知ってもらおうと、やや焦りが見えてきた前所長ですが、タイミングよく、去年の8月11日、福島市で開催される原発関係のイベントの講演をして欲しいという話が待ちこまれたのです。
当然、快く引き受けたのです。
しかし、このときすでに、吉田前所長に仮に付き添い人が同行しても、福島まで行くだけの体力はなかったのです。
そこで、このイベントには映像で出演することにして、7月10日に、当日の会場で流すために、インタビューと撮影が行われました。
その約2週間後の7月26日、リハビリを兼ねて外出した先で脳出血のため倒れ、そのまま救急で入院、すぐに開頭手術を受けました。
東電は、この事実を4日後の30日になってから発表。
「重篤だが意識はあり、生命に別条はない」。相変わらず東電文学らしいです。
「重篤で意識がなかったら」、それはつまり「死の淵にある」ということです。
実は、脳の手術は一回ではありませんでした。
私は、それを聞いてささやかながら、あるアドバイスを差し上げました。書くことはできませんが、それは死生観から出てくるものです。
さて、世間には、こうした情報は一切出されません。
もちろん、このブログでも書きません。
私が記事を書いた関係からか、事情を知らない人たちから、講演会の仲立ちをしてほしい、といった要望がありました。関西の某有名大学の4回生からです。
こうしたオファーを私の段階で止めるか、あるいは、吉田前所長のお身内の心情を斟酌することなく、このまま伝えるか逡巡しましたが、結局、そのままお伝えすることにしました。
あれほど人々に真実を話したいと、やせ細った体に残っている最後のエネルギーをふり絞るようにしていた同氏のことですから、手術後、完全に意識を取り戻していないとしても嬉んでいただけるハズだからです。
吉田前所長の病気については、ここまでにします。
後は、以下をお読みください。
・吉田昌郎(前)所長が、執行役員候補に
・療養中の吉田昌郎前所長がビデオ取材で真実を話した
入院直後、唐突に出てきた不自然な記事-簡単に信じてしまう無知の死角はまさに「闇」
さて、もうひとつ、吉田前所長について、重大な誤りを発信している、これも“有名ブロガー”がいます。
何でも、「メディアが吉田氏をヒーロー視している」と、おしかな記事を書いています。
メディアは、ヒーロー扱いなどしていないし、ましてや、ご本人にとっては、それどころの話ではなかったはずです。
このブロガーは、
「2008年に、想定を大きく超える津波の可能性があるという評価結果に『ありえない』と言う判断を下していた原子力設備管理部の部長が吉田昌郎氏だった」
と書いているのですが、いったいどこからそんな情報が出てきたのか。
どうも、毎日新聞(2011年11月28日付け)の記事の裏も取らず、そのまま鵜呑みにした上、自身の推測をまじえて書いたようです。
今まで、他のメディアで報道されてきたことと正反対の記事です。
この記事は2011年11月28日付けです。
吉田前所長が加療入院したのは、11月24日です。
まるで、吉田氏が入院するのを待っていたかのようにして出てきた記事。
吉田前所長は、このときすでに連日、病院の診察台の上で「まな板の鯉」状態でした。
何を書かれても反論も釈明もできない半ば“幽閉状態”に置かれてしまったのです。それも、東電の監視付きで。
唐突に、こうした記事が出てきたときには「必ず裏がある」ので、絶対に鵜呑みにしてはならない、というのが鉄則なのですが、このブロガーは、何も考えず飛びついてしまったのです。
彼も、そういう意味では被害者の一人なのでしょう。
しかし、被害者が新たな被害者を作り出すことは往々にして起こることなのです。その無知のために。
吉田前所長が危惧していたことは、まさにこのことなのです。
だから、吉田氏は、本店に事前に「お伺い」を立てずに、原発構内に青山繁晴氏を案内した帰りに、まるで遺言のように「必ず世間に真実を公表して欲しい。私も頑張る」と言い残したのです。
「あなたは現場を見たのだから、先々、東電が、どんな情報を出そうとも決して事実をゆがめることはありませんよね」と青山氏に念押ししたのです。青山氏は、その約束を果たしました。
吉田前所長は、この時点で、東電の幹部たち、そして、原発推進行政に関わっている官僚たち、そして自民党の政治家たちが、津波対策を怠った責任を自分一人に押し付けるであろうことも見抜いていたのです。
2008年の時点で、原子力設備管理部の一介の責任者の言うことを、世界一の巨大電力会社の統一見解だった、として新聞に公式に発表すること自体、「ありえない」ことであると考えるのが常識です。
あるセクションの一介の部長職である吉田前所長が言った、言わないの問題ではなく、これは原発という「核」を扱う企業としての社会的責任を東電が放棄していることを示しているのです。
責任の所在がない、と言っているのと同じだからです。
ここに焦点を当てるべきなのですが、愚かな国民は簡単に騙されてしまうのです。何度でも、これからも。
この記事『甘利明元経産相が事実を報道したテレビ東京をスラップ訴訟』は、自民党の「核」政策の牽引役の一人、大島理森議員同席の下、放送された番組に、さらに説明を加えたものです。
ここには、事実しか書かれていません。
新潟中越沖地震によって柏崎刈羽原発がダメージを受け、放射能漏れ事故を起こしました。
そのときに、「原子力安全委員会が新指針をつくった」と、当時の経済産業大臣の甘利明自身が話しています。
その指針は2007年から検討されていたものです。
また、甘利明は、こうも言っています。
だから、当時の経済産業大臣の私には責任がない、と甘利明は言いたいのです。
しかし、甘利がいくら原子力安全委員会をスケープゴートにしようと、自民党が東電から巨額の献金を受け取っている事実は今も変わらないのです。
そして、原子力安全委員会の面々が、東電から、実質「金銭的な利得」を得ていたという事実も変わることはありません。
吉田前所長が語らないことをいいことに、すべての責任を負わせて闇の中に葬り去ろうとしている「ムラ」の魑魅魍魎たち
共産党の吉井英勝議員が、国会で「津波による電源喪失の可能性」を指摘し、質問状を自民党に出したところ、安倍内閣は、
「お尋ねの評価は行っていない。万全に万全を期している」と回答。
「何もしていないが、大丈夫だ」と胸を張ったのです。
この自民党、東電、原子力安全委員会の“魔のトライアングル”は、「津波対策をしない」という前提で、最初から固い絆で結ばれていたのです。
この仕掛けは、Wikiに端的に現われています。
【吉田昌郎】の項の、それも、わざわざトップに、こう書かれています。繰り返します。「わざわざトップに書かれてある」のです。
このWikiは、毎日新聞の記事を、そのまま書き写したものです。
吉田前所長こそが、張本人である!と信じ込ませるための工作であると断言できます。
一介のサラリーマンの出した報告書がすべての元凶で、その責任者が「張本人である」と言っているのです。
彼の上司は? 経営幹部は? 安全基準を押し付けた経済産業省の犯罪官僚たちは? 原子力安全委員会は?
すべてを推進してきた自民党の政治家たちは?
……そうでしょう、そうでしょう、「俺たちには責任がない」と言いたいのでしょう。
このWikiの執筆者が誰であるか、手に取るように分かります。
福島第一原発がいずれ水素爆発を起こすだろう、というのは、福島県の前の知事、佐藤栄佐久氏の時代からのこと。
数人の原発作業員から内部告発を受けた佐藤栄佐久氏が、これを世間に公表したところ、半ば、冤罪のような形で葬り去られたことは、すでに世間で周知です。
吉田前所長こそが、張本人である!などと、世界一の電力会社の複雑な意思決定機構が、たった一人の当時部長の言葉で動くと考える人がいるとすれば、その人は頭がおかしいのです。
「死人に口なし」。
東電、自民党、官僚は、吉田前所長ひとりに、その責を負わせようとしていることは火を見るより明らかなことです。
つまり、毎日新聞の記者の記事と、このWikiを書いた役人か東電の利害関係者とは、深いつながりがある、ということです。
そして、3.11の大惨事が起こったのです…。
「原子力設備管理部の当時の部長が吉田昌郎氏で、津波対策は必要ない、という見解を東電全体の見解にした」という毎日新聞の記者が書いた記事が、いかにデタラメであるか、すぐに気がつかなければならないのです。
いったい、この記者は東電から、いくらもらったのでしょうか。本物のマフィアも顔負けの恐ろしい会社だ。
今の福島第一原発の津波対策は、下の写真のように、今でもなんと土嚢だけ。これでは、5mの津波にさえも耐えられないでしょう。
吉田前所長は、2011年3月中に、余震に備えて防潮堤をすぐに作るべきだ、と東電の役員会議で主張したところ、「金がない」と、あっさり一蹴されたのです。
そのとき、彼は机を叩いて、「わからずや!」と幹部連中を怒鳴りつけたことが、各紙いっせいに報道されたことは記憶に新しいでしょう。
しかし、この写真が、すべてを物語っています。
だから、東電は、事故前も事故後も、はなから防潮堤など造る気などないのです。
そして、経済産業省も、斑目の原子力安全委員会も、野田民主政権も、安倍自民も、地震対策とは、国民の反対をクールダウンさせるためのものぐらいにしか考えていない、ということなのです。
吉田前所長が、原子力設備管理部の責任者だったとき、すでに原子力安全委員会が新指針(つまり、津波対策は最初から無視するという方針)が出来上がっていたのですから、仮に彼一人がどんなに頑張ったところで、津波対策は講じられるはずもないのです。
そして、今また安倍晋三内閣の下で、まったく同じように再稼動に向けての新指針が打ち出されたのです。
まったく、「あのとき」と同じ。
「安全対策はやっていないが原発は壊れない。活断層の真上にあっても、原発は壊れない」です。
自民党は、再稼動のために、国会事故調査委員会の報告を無視するだけでなく、事故調元委員の国会招致を陰険な手段で潰している
さらに野党が重要参考人として、国会事故調査委員会のメンバー崎山比早子氏や、黒川清・元委員長の招致を確約していたにもかかわらず。自民党は陰で陰湿な工作を行って、これを妨害し、結局、両人とも国会招致は実現しなかったのです。
国民との合意事項であった国会事故調査委員会の調査続行を妨害どころか、完全になかったことにしようとしている原発災害テロ政党・自民党。
この北朝鮮並みの独裁政権、安倍政権の連中は、しらっとした顔をしながら、陰ではこうしたことを平気でやる連中であることは肝に銘じておく必要があります。
国民の7割に迫る人々が原発の廃止を叫んでいるのに、これをまったく無視して事故の原因究明なきまま、再稼動を強行する背景にはいったい何があるのでしょう。
有権者は、この政党に監視されている
そして、とうとうソーシャル・メディアの投稿を監視するサービスまで導入しての徹底的な監視と言論弾圧。
どうりで、米国のNSAによる監視を非難しないわけです。
これでは、米国の情報機関が日本国民を監視したデータを日本政府と共有していると日本国民に勘ぐられても仕方のないことでしょう。
確実に言えることは、吉田前所長が存命であれば、この流れは大きく変わっていただろう、ということです。
そういう意味では、上に挙げたブロガーたちも、結局は、自民党の限りなく非合法に近い原発再稼動に、無意識に協力させられているのです。
無知のために。
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吉田昌郎・前福島第一原発所長の病気の経過については、過去数回、記事にしてきました。
いまだ、世間に出回っているネット情報の中には間違いどころか、同氏に対する意図的な悪意さえ感じられる記事が、今でも消えることなく残されています。
それらの情報の一部は、原子力ムラ側からのディスインフォメーションを元にして書かれたものです。
プライバシー守秘のため、ここに多くを書くことはできませんが、去年の5月から数回にわたっての吉田前所長のお身内とのメールのやりとりから、少なくとも、誤解(正確にはデマという)がこれ以上広からないように、事実を書いておこうと思います。
知りもしない情報を元にして死人に鞭打つようなマネをするなど、これ以上の愚劣な行為はないでしょうから。
日本の原発推進新聞たちは、吉田氏の無念の死について、「事故以降の被曝量は70ミリシーベルトで、東電は『医師の判断では、事故による被曝と食道がんとの因果関係はない』と説明する」と、ここぞとばかり繰り返しています。
もちろん、原発推進メディアが法定外部被曝線量限界値内の70という数字を繰り返し出すのは、なんとしてでも、「原発事故による死亡者はゼロ」ということにしておかないと、再稼動できなくなる恐れがあるからです。
毎度のことですが、こういう場合は、外国メディアのほうが前後の状況までをも関連付けて報道しているので、自分で評価する余地が残されているのですが、日本の大メディアの場合は、他の一切の考え方を許さないような書き方をするのが特徴です。
上の動画、あるいは国会事故調査委員会の調査が入った後に、東電が出してきた本店とのやり取りの動画の中には、吉田前所長の怒鳴り声が何ヵ所か入っています。
今、そうした映像を見ても、有楽町の暖房がガンガン利いている本店で、まるでビデオゲームをやっているかのように、現実感のない対応に当たっていた東電の幹部連中とは対照的に、鬼気迫るものを感じます。
事実、当時の社長だった清水正孝などは、東電に入社以来、ただの一度も福島第一原発の敷地内にさえ入ったことがないのです。
吉田前所長の怒声には、悲壮感が漂っています。
「ただ、水を入れればいいと思っていたのかよ。
まわりで我々見てるんだぜ。
それで爆発したら、また死んじゃうんだぜ」。(最初から22秒)
「また死んじゃうんだぜ」。どういう意味だろうか…。
この記録映像は2011年3月16日に撮られたものです。

3月12日15時36分、1号機建屋で最初の水素爆発が起こったとき、約1時間程度遅れて、東京のキー局もその模様を映し出しました。
そのとき、アナウンサーは、こう言ったのです。
「1号機で爆発がありました。40人ほどの東電社員が負傷した模様。今、病院に救急搬送されています」。
初期の頃とはいえ、少なくとも数百万人の視聴者が、これを聞いているはずです。
人数は、40人、あるいは150人とも報道されていたと思います。
私に記憶違いがあるとすれば、この人数の点だけです。数字の違いは、テレビ局の報道の混乱によってもたらされたものです。
その動画は、どこを探しても見当たりません。
その人たちは、いったいどこに消えたのでしょう。
少なくとも、最初の1号機の水素爆発で、大きな怪我を負った東電関係者(協力会社も含めて)が多数いたはずなのです。
それとも、これはまったくの誤報だったというのでしょうか。
上の動画を観ると、吉田前所長は、真冬そのものの暖房のない環境での極度のストレスに加えて、虚血状態に悩まされ続けていたことが分かります。
同氏は決死隊を募るに当たって、「私には無理強いはできない」と報道記者に語っています。
しかし、ほとんどの部下は、自発的に吉田前所長と運命を共にすることを選んだのです。
これは、多くのメディアで何度も報道されています。
死を覚悟した「本物の決死隊」でした。
吉田前所長でなければ、これほど多くの、自ら死を覚悟した部下は集らなかったでしょう。
口出しをしたり、デマを飛ばして現場の作業を妨害したのは、国民の生命を守るはずの政治家たちだった
国会事故調査委員会の報告で明らかになったことですが、菅直人の官邸が、まさにカタストロフィー一歩手前の状況にも関わらず、一日何十回も吉田前所長に直接電話をし、状況報告を迫っていたことが、大いに事故対応の障害になったとされています。
それだけでなく、官邸が「原子炉への海水の注入を一時中断するよう」、直接指示を出していた、という報道に、国民の政権に対する不信感が一気に噴出しました。
しかし、これは事実ではなく、しばらくして分かったことですが、デマを流したのは安倍晋三サイドであったことが判明しました。
混乱に乗じて、当時の政権に対して、ネガティブな印象付けをやっていたのです。
北半球が壊滅するかもしれない、というときに。
その同じ男の内閣が、再び法令違反を繰り返して、全国の原発を再稼動させようとしているのです。
現場の作業を邪魔したのは、活断層の真上に原発を造り続けてきた自民党の安倍晋三のような国会議員たちだったのです。なんと恐ろしい人間たちなのか。
その後、不思議な偶然がいくつか重なって、カタストロフィー寸前でのところで食い止めることができました。
この間、報道陣は完全にシャットアウトでしたが、吉田前所長の独断で、二人だけ部外者を構内に入れて、細かく案内しています。
ひとりは、浪速のジャーナリスト、今西憲之氏。もうひとりはシンクタンクの青山繁晴氏です。
吉田前所長は、「どうか、この福島第一原発事故の真相を広く世間に公表してください」と祈りを込めるように、この二人に自分の思いを託したのです。だから、この時点で既に死を悟っていたのです。
この件について、吉田前所長は、有楽町の東電本店の経営幹部たちには、一切知らせることはありませんでした。
現場に外部から人を入れることについて、事前に了承を取るようなことをやれば、すぐに現場からはずされてしまうことを知っていたからです。
案の定、突然、あの背の高い白髪メガネの武藤副社長が、吉田所長(当時)の更迭を記者会見で発表したのです。
世間は、キツネにつままれたように唖然としたのです。「なぜ? どんな理由で?吉田所長がなぜ? おかしいぞ!」と。
菅直人首相が、「吉田前所長の更迭の理由が見当たらない」と言ったことで、この如何わしい人事は取り消されたのです。
その後、吉田前所長は、部下には自身の体調不良を隠しながら、4号機建屋の使用済み燃料プール下の補強工事を完了させたのです。これがなければ、私たちの多くは今頃、病院のベッドに臥せっていたでしょう。
大量の放射線を一度に浴びても、または、ある程度の強い放射線に長期間さらされても、循環器系統の疾患を発症する場合があることがことが知られています。病院の放射線技師なら研修を受けているはずです。
誰もがニュースを観ながら思っていたこと-それは、「他の作業員は、次々と被曝上限値に達して現場を離れていくのに、吉田所長さんは毎日毎日、それも半年以上も高線量の原発構内にいるけれど、果たして大丈夫なのか」ということだったはずです。
東電は、代理の所長を派遣しませんでした。
究極のストレスに放射線被曝が加わって出た早発性障害は、食道がんという形となって吉田前所長を襲いました。
私は、この時点で「循環器に放射線障害が出てしまう」ことを心配していました。そういう実例を知っているからです。
記者会見で、食道がんであることを明かした吉田前所長は、2011年11月24日から加療入院し、翌月12月1日付けをもって、福島第一原発所長の任を解かれることになったのです。そして、体調の急激な悪化によって、12月9日、緊急入院したのです。
4号機建屋の傾きと吉田所長の入院
その後、ぷっつりと音信が途絶えてしまった同氏の状況について、「自殺した」とか、「東電に口封じされた」などというガセ情報が連日流されるようになりました。
火のないところに、吉田前所長の自殺説を捏造し、焚き付けるデマゴーグの正体は
押田前所長の自殺説については、出ては消え、消えては再び出てくるというように、何度も浮上してくるのです。誰が?
その発信源のひとつは、毎日新聞出身の“有名ブロガー”であることが分かったのです。
「有名」の意味は、デマゴーグとして以前からネット上で知られている、という意味です。
この“有名ブロガー”は、このように書いています。
「最近では、福島第1原発の吉田昌郎前所長の自殺情報が流れているのに、何の説明もしようとしていない。
『万死に値する』という遺書を残しているという。
東大病院に食道がんで入院していたと言われてきた。
福島第1原発1号機~4号機にかかわる『核兵器疑惑』などの国家機密のすべてを自らの腹に飲み込んでこの世を去ったのか?
この情報は、東電関係の工事現場では、口から口へと伝えられている」。
この“有名ブロガー”が「東電関係の工事現場では、口から口へと伝えられている」と書いているのは、福島第一原発の作業員がペットとして可愛がっていた子牛の「ふくちゃん」のことで、ふくちゃんが死んだことで、原発作業員のハッピーさんがツイートしたことから、妄想を逞しくして「工事現場では、口から口へと伝えられている」と書いたに過ぎないのです。
これが、彼の言う「東電内部からの情報」なのです。
しかし、『万死に値する』という遺書を残しているという、くだりは凄い。時代錯誤なのか妄想狂なのか、それとも創作能力豊かなのか。
この時期には、こうしたデマ、そして、ああしたデマを飛ばす無責任な輩が跋扈していたのです。
また、それを確かめる努力の一つもせずに、拡散するオーストラリアの例の無責任なおばさんも、このデマに食いついき、それを広げたのです。
彼女の根拠は、「二階堂コムも、亡くなったと言ってます」。「原発作業員のハッピーさんの今日のTwitterがどうもそれっぽい」というものです。
こうした人々の根拠とは、「誰々がこう言っているから」、「どこどこの大先生の話によると…」といった、他人のフンドシを借りたものに過ぎないのです。
自分で分析し、洞察し、思考した結果の定見があって書いているのではないのです。彼らは、いい歳をしてまだ、こんな低レベルのことをやっているのです。
ハッピーさんは、子牛のふくちゃんの死についてツイートしたのです。
ちゃんと日本語の文章が解釈できるなら、すぐに「おかしい」と分かるはずです。
しかし、こうした人々の「そうあってほしい」という潜在意識が、こうしたイルージョンの世界を創り上げてしまったのです。
さまざまな掲示板も花盛り。
日本の30代、40代のコメンテーターたちは、この時期、まだ放射性物質がモクモク出ているというのに、こうした話題にだけは熱狂するのです。
あまりのデマの酷さにさすがに心配になって、警告を出す意味で記事を書いたところ、真実を語っている当方が攻撃される始末。
正真正銘の吉田前所長のお身内から、お知らせいただいたこと、そしてそれが事実であることを確めた上で、書いているにもかかわらず、です。
この国の民度の低さに、ただただ唖然とするばかりです。
吉田前所長は食道がんの手術(2月)の後、いったんは退院し、自宅では病人食も食べられるようになったとのこと。
体力的には、かなりのダメージ受けていたのですが、国会事故調査委員会の野村弁護士から数度にわたる聴き取り調査をこなしました。
この後、国会事故調査委員会のインタビューを終えてから、転移予防抗がん治療のために再び入院。5月末~6月頭にかけて退院することになっていました。
東電は、吉田前所長を自由にさせたくないようで、まだ入院中にも関わらず、2012年6月27日付け予定の執行役員人事を発表しました。(吉田前所長は、この人事の前から執行権のある役員だった)
この人事の告知を見た、あるブロガーは、「この地位は、自身の命を賭して手に入れた勲章だ」と書いているのですが、吉田前所長は、前から執行権のある役員です。地位に変更などないのです。
人の精神をはかるときに、低俗な人間にとっては、相手も自分と同じレベルまで引き摺り下ろさなければ気がすまないものなのです。悲しい性です。
吉田前所長が家族と力を合わせて、懸命に病気と戦っているときに、金儲けのために嘘を平気で書く人々によって、「自殺」したことにされてしまったのです。
驚いたお身内の方は、再三、この“有名ブロガー”に訂正を求めましたが、この男は、いまだに応じていません。
それどころか、訂正を求めたお身内を、「怪しい人物(東電のスパイ?)」と決め付けて、自分の読者を引き入れて、自分に味方させようとしたのです。これがブンヤ上がりの姑息な手口です。
彼らは立派な詐欺師たちです。一文の価値もない情報どころか、逆に有害な嘘情報を高く売りつけているのだから。
お身内の方たちが懸命に看病に当たっている最中に流されたデマに、「俺、死んだことにされちゃってるよ」とポツリと、そして、寂しそうに語った同氏の心情を察すると、非常に辛いものがあります。
報道されないこと
こうした人の心をなくしてしまった人間失格者たちによるデマは、健康な人間には想像できないほどのストレスとなることは言うまでもないことです。
吉田前所長のように、かなり体が弱っている状態なら、その人の命を奪う場合さえあるのです。これは医学的にも証明できるでしょう。
そうした中で、自分が話せる体力が残っているうちに、なんとか多くの人たちに真実を知ってもらおうと、やや焦りが見えてきた前所長ですが、タイミングよく、去年の8月11日、福島市で開催される原発関係のイベントの講演をして欲しいという話が待ちこまれたのです。
当然、快く引き受けたのです。
しかし、このときすでに、吉田前所長に仮に付き添い人が同行しても、福島まで行くだけの体力はなかったのです。
そこで、このイベントには映像で出演することにして、7月10日に、当日の会場で流すために、インタビューと撮影が行われました。
その約2週間後の7月26日、リハビリを兼ねて外出した先で脳出血のため倒れ、そのまま救急で入院、すぐに開頭手術を受けました。
東電は、この事実を4日後の30日になってから発表。
「重篤だが意識はあり、生命に別条はない」。相変わらず東電文学らしいです。
「重篤で意識がなかったら」、それはつまり「死の淵にある」ということです。
実は、脳の手術は一回ではありませんでした。
私は、それを聞いてささやかながら、あるアドバイスを差し上げました。書くことはできませんが、それは死生観から出てくるものです。
さて、世間には、こうした情報は一切出されません。
もちろん、このブログでも書きません。
私が記事を書いた関係からか、事情を知らない人たちから、講演会の仲立ちをしてほしい、といった要望がありました。関西の某有名大学の4回生からです。
11月○・○の2日間、大学の学園祭があり、講演会を開きたいと考えています。
…… 私は今読んでいる本で、吉田前所長には、現場がどのようであったかを話す機会も場所も与えられなかったことを知りました。
……世間では、役員さんたちを「東電」というだけで非難してしまうような雰囲気がありますが、事実はそうじゃないと思いました。ぜひ、吉田前所長のお話を聞きたいと思いまして……。
…… 私は今読んでいる本で、吉田前所長には、現場がどのようであったかを話す機会も場所も与えられなかったことを知りました。
……世間では、役員さんたちを「東電」というだけで非難してしまうような雰囲気がありますが、事実はそうじゃないと思いました。ぜひ、吉田前所長のお話を聞きたいと思いまして……。
こうしたオファーを私の段階で止めるか、あるいは、吉田前所長のお身内の心情を斟酌することなく、このまま伝えるか逡巡しましたが、結局、そのままお伝えすることにしました。
あれほど人々に真実を話したいと、やせ細った体に残っている最後のエネルギーをふり絞るようにしていた同氏のことですから、手術後、完全に意識を取り戻していないとしても嬉んでいただけるハズだからです。
吉田前所長の病気については、ここまでにします。
後は、以下をお読みください。
・吉田昌郎(前)所長が、執行役員候補に
・療養中の吉田昌郎前所長がビデオ取材で真実を話した
入院直後、唐突に出てきた不自然な記事-簡単に信じてしまう無知の死角はまさに「闇」
さて、もうひとつ、吉田前所長について、重大な誤りを発信している、これも“有名ブロガー”がいます。
何でも、「メディアが吉田氏をヒーロー視している」と、おしかな記事を書いています。
メディアは、ヒーロー扱いなどしていないし、ましてや、ご本人にとっては、それどころの話ではなかったはずです。
このブロガーは、
「2008年に、想定を大きく超える津波の可能性があるという評価結果に『ありえない』と言う判断を下していた原子力設備管理部の部長が吉田昌郎氏だった」
と書いているのですが、いったいどこからそんな情報が出てきたのか。
どうも、毎日新聞(2011年11月28日付け)の記事の裏も取らず、そのまま鵜呑みにした上、自身の推測をまじえて書いたようです。
2008年に東京電力社内で、福島第1原発に想定を大きく超える津波が来る可能性を示す評価結果が得られた際、原発設備を統括する本店の原子力設備管理部が、現実には「あり得ない」と判断して動かず、建屋や重要機器への浸水を防ぐ対策が講じられなかったことが27日、分かった。東電関係者が明らかにした。
12月に中間報告を出す政府の事故調査・検証委員会も経緯を調べており、研究の進展で得た津波リスク評価の扱いや対応が適切だったかが焦点となる。
東電関係者によると、社内研究の成果である新たな津波評価を受け、原子力・立地本部の幹部らが対応策を検討した。その際、設備を主管する原子力設備管理部 は「そのような津波が来るはずはない」と主張。
評価結果は学術的な性格が強く、深刻に受け取る必要はないとの判断だったという。
同本部の上層部もこれを了承した。
12月に中間報告を出す政府の事故調査・検証委員会も経緯を調べており、研究の進展で得た津波リスク評価の扱いや対応が適切だったかが焦点となる。
東電関係者によると、社内研究の成果である新たな津波評価を受け、原子力・立地本部の幹部らが対応策を検討した。その際、設備を主管する原子力設備管理部 は「そのような津波が来るはずはない」と主張。
評価結果は学術的な性格が強く、深刻に受け取る必要はないとの判断だったという。
同本部の上層部もこれを了承した。
今まで、他のメディアで報道されてきたことと正反対の記事です。
この記事は2011年11月28日付けです。
吉田前所長が加療入院したのは、11月24日です。
まるで、吉田氏が入院するのを待っていたかのようにして出てきた記事。
吉田前所長は、このときすでに連日、病院の診察台の上で「まな板の鯉」状態でした。
何を書かれても反論も釈明もできない半ば“幽閉状態”に置かれてしまったのです。それも、東電の監視付きで。
唐突に、こうした記事が出てきたときには「必ず裏がある」ので、絶対に鵜呑みにしてはならない、というのが鉄則なのですが、このブロガーは、何も考えず飛びついてしまったのです。
彼も、そういう意味では被害者の一人なのでしょう。
しかし、被害者が新たな被害者を作り出すことは往々にして起こることなのです。その無知のために。
吉田前所長が危惧していたことは、まさにこのことなのです。
だから、吉田氏は、本店に事前に「お伺い」を立てずに、原発構内に青山繁晴氏を案内した帰りに、まるで遺言のように「必ず世間に真実を公表して欲しい。私も頑張る」と言い残したのです。
「あなたは現場を見たのだから、先々、東電が、どんな情報を出そうとも決して事実をゆがめることはありませんよね」と青山氏に念押ししたのです。青山氏は、その約束を果たしました。
吉田前所長は、この時点で、東電の幹部たち、そして、原発推進行政に関わっている官僚たち、そして自民党の政治家たちが、津波対策を怠った責任を自分一人に押し付けるであろうことも見抜いていたのです。
2008年の時点で、原子力設備管理部の一介の責任者の言うことを、世界一の巨大電力会社の統一見解だった、として新聞に公式に発表すること自体、「ありえない」ことであると考えるのが常識です。
あるセクションの一介の部長職である吉田前所長が言った、言わないの問題ではなく、これは原発という「核」を扱う企業としての社会的責任を東電が放棄していることを示しているのです。
責任の所在がない、と言っているのと同じだからです。
ここに焦点を当てるべきなのですが、愚かな国民は簡単に騙されてしまうのです。何度でも、これからも。
この記事『甘利明元経産相が事実を報道したテレビ東京をスラップ訴訟』は、自民党の「核」政策の牽引役の一人、大島理森議員同席の下、放送された番組に、さらに説明を加えたものです。
ここには、事実しか書かれていません。
ナレーション:
甘利氏は、大臣当時、中越沖地震(2007年7月)に見舞われた柏崎刈羽原発の事故対応に追われました。
甘利明:
なんといっても、柏崎刈羽のときにも、原子力安全委員会が新指針をつくったんです。
そこには、「地震に備えよう、揺れに備えよう」ということはいっぱい書いてある。
ところが、「津波に備えよう」ということは書いていない。
ナレーション:
「津波に対する指摘も意識もなかった」とする甘利氏。
そこで私たちは、ある資料を見せると、取材は、その場で中断となりました。

私たちが(甘利氏に)見せた資料とは、2006年、安倍内閣に野党から出された質問注意書です。

「津波や地震で送電設備が倒壊すると、外部電源が得られなくなるのではないか。
バッテリーも動かなくなったとき、原発の冷却機能は働かなくなる」。

津波で電源を失う危険性など、今回の福島原発事故を予言するような指摘が、この時すでに、なされていたのです。
それに対し、安倍内閣は、
「お尋ねの評価は行っていない。万全に万全を期している」と回答。
「何もしていないが、大丈夫だ」と胸を張ったのです。
甘利氏は、大臣当時、中越沖地震(2007年7月)に見舞われた柏崎刈羽原発の事故対応に追われました。
甘利明:
なんといっても、柏崎刈羽のときにも、原子力安全委員会が新指針をつくったんです。
そこには、「地震に備えよう、揺れに備えよう」ということはいっぱい書いてある。
ところが、「津波に備えよう」ということは書いていない。
ナレーション:
「津波に対する指摘も意識もなかった」とする甘利氏。
そこで私たちは、ある資料を見せると、取材は、その場で中断となりました。

私たちが(甘利氏に)見せた資料とは、2006年、安倍内閣に野党から出された質問注意書です。

「津波や地震で送電設備が倒壊すると、外部電源が得られなくなるのではないか。
バッテリーも動かなくなったとき、原発の冷却機能は働かなくなる」。

津波で電源を失う危険性など、今回の福島原発事故を予言するような指摘が、この時すでに、なされていたのです。
それに対し、安倍内閣は、
「お尋ねの評価は行っていない。万全に万全を期している」と回答。
「何もしていないが、大丈夫だ」と胸を張ったのです。
新潟中越沖地震によって柏崎刈羽原発がダメージを受け、放射能漏れ事故を起こしました。
そのときに、「原子力安全委員会が新指針をつくった」と、当時の経済産業大臣の甘利明自身が話しています。
その指針は2007年から検討されていたものです。
また、甘利明は、こうも言っています。
そこには、「地震に備えよう、揺れに備えよう」ということはいっぱい書いてある。
ところが、「津波に備えよう」ということは書いていない。
ところが、「津波に備えよう」ということは書いていない。
だから、当時の経済産業大臣の私には責任がない、と甘利明は言いたいのです。
しかし、甘利がいくら原子力安全委員会をスケープゴートにしようと、自民党が東電から巨額の献金を受け取っている事実は今も変わらないのです。
そして、原子力安全委員会の面々が、東電から、実質「金銭的な利得」を得ていたという事実も変わることはありません。
吉田前所長が語らないことをいいことに、すべての責任を負わせて闇の中に葬り去ろうとしている「ムラ」の魑魅魍魎たち
共産党の吉井英勝議員が、国会で「津波による電源喪失の可能性」を指摘し、質問状を自民党に出したところ、安倍内閣は、
「お尋ねの評価は行っていない。万全に万全を期している」と回答。
「何もしていないが、大丈夫だ」と胸を張ったのです。
この自民党、東電、原子力安全委員会の“魔のトライアングル”は、「津波対策をしない」という前提で、最初から固い絆で結ばれていたのです。
この仕掛けは、Wikiに端的に現われています。
【吉田昌郎】の項の、それも、わざわざトップに、こう書かれています。繰り返します。「わざわざトップに書かれてある」のです。
2008年に東京電力社内で、福島第一原子力発電所に想定を大きく超える津波が来る可能性を示す評価結果が得られた際、当時、吉田が部長を務めていた原発 設備を統括する本店の立地本部原子力設備管理部が、「そのような津波が来るはずはない」と主張して対策を講じなかった事が明らかになっており、むしろ、この事故の原因を作った張本人ともいうべき人物である。
このWikiは、毎日新聞の記事を、そのまま書き写したものです。
吉田前所長こそが、張本人である!と信じ込ませるための工作であると断言できます。
一介のサラリーマンの出した報告書がすべての元凶で、その責任者が「張本人である」と言っているのです。
彼の上司は? 経営幹部は? 安全基準を押し付けた経済産業省の犯罪官僚たちは? 原子力安全委員会は?
すべてを推進してきた自民党の政治家たちは?
……そうでしょう、そうでしょう、「俺たちには責任がない」と言いたいのでしょう。
このWikiの執筆者が誰であるか、手に取るように分かります。
福島第一原発がいずれ水素爆発を起こすだろう、というのは、福島県の前の知事、佐藤栄佐久氏の時代からのこと。
数人の原発作業員から内部告発を受けた佐藤栄佐久氏が、これを世間に公表したところ、半ば、冤罪のような形で葬り去られたことは、すでに世間で周知です。
吉田前所長こそが、張本人である!などと、世界一の電力会社の複雑な意思決定機構が、たった一人の当時部長の言葉で動くと考える人がいるとすれば、その人は頭がおかしいのです。
「死人に口なし」。
東電、自民党、官僚は、吉田前所長ひとりに、その責を負わせようとしていることは火を見るより明らかなことです。
つまり、毎日新聞の記者の記事と、このWikiを書いた役人か東電の利害関係者とは、深いつながりがある、ということです。
そして、3.11の大惨事が起こったのです…。
「原子力設備管理部の当時の部長が吉田昌郎氏で、津波対策は必要ない、という見解を東電全体の見解にした」という毎日新聞の記者が書いた記事が、いかにデタラメであるか、すぐに気がつかなければならないのです。
いったい、この記者は東電から、いくらもらったのでしょうか。本物のマフィアも顔負けの恐ろしい会社だ。
今の福島第一原発の津波対策は、下の写真のように、今でもなんと土嚢だけ。これでは、5mの津波にさえも耐えられないでしょう。

吉田前所長は、2011年3月中に、余震に備えて防潮堤をすぐに作るべきだ、と東電の役員会議で主張したところ、「金がない」と、あっさり一蹴されたのです。
そのとき、彼は机を叩いて、「わからずや!」と幹部連中を怒鳴りつけたことが、各紙いっせいに報道されたことは記憶に新しいでしょう。
しかし、この写真が、すべてを物語っています。
だから、東電は、事故前も事故後も、はなから防潮堤など造る気などないのです。
そして、経済産業省も、斑目の原子力安全委員会も、野田民主政権も、安倍自民も、地震対策とは、国民の反対をクールダウンさせるためのものぐらいにしか考えていない、ということなのです。
吉田前所長が、原子力設備管理部の責任者だったとき、すでに原子力安全委員会が新指針(つまり、津波対策は最初から無視するという方針)が出来上がっていたのですから、仮に彼一人がどんなに頑張ったところで、津波対策は講じられるはずもないのです。
そして、今また安倍晋三内閣の下で、まったく同じように再稼動に向けての新指針が打ち出されたのです。
まったく、「あのとき」と同じ。
「安全対策はやっていないが原発は壊れない。活断層の真上にあっても、原発は壊れない」です。
自民党は、再稼動のために、国会事故調査委員会の報告を無視するだけでなく、事故調元委員の国会招致を陰険な手段で潰している
さらに野党が重要参考人として、国会事故調査委員会のメンバー崎山比早子氏や、黒川清・元委員長の招致を確約していたにもかかわらず。自民党は陰で陰湿な工作を行って、これを妨害し、結局、両人とも国会招致は実現しなかったのです。
原発、国会事故調 参考人招致できず 不利だから?自民拒否
(東京新聞 2013年5月17日)
国会が設置した東京電力福島第一原発事故調査委員会(国会事故調、解散)の元委員に国会が意見を聞く「参考人質疑」を開けない状況が続いている。
自民党が 元委員の招致を拒否しているからだ。
国会事故調の報告書は、過去の自民党政権の原子力政策を批判しており、野党側は自民党が元委員の発言で原発再稼働など に水を差されるのを嫌っているとの見方を強め、反発している。
十三日の参院予算委では、みどりの風の谷岡郁子代表が崎山比早子元委員の招致について、本人の了解を得た上で求めたにもかかわらず、自民党の反対で実現しなかったことを暴露。
新党改革の荒井広幸幹事長も、黒川清・元委員長の招致を自民党などに拒否された事実を明らかにした。
(その動画)
安倍晋三は、否定する様子もなさそう。
国会事故調査委員会は、第一次調査が終了しただけで、「これが始まりだ」ということになっています。
野田内閣で、それが確認されており、第二次調査の実施が当然行われるものと、誰もが考えていたのです。
自民党の、このあからさまな言論封殺、妨害行為は、100%法律に違反する行為です。
今再び、安倍政権下での新規制基準の危うさが、専門家ならずとも多くの国民に非難されています。
(東京新聞 2013年5月17日)
国会が設置した東京電力福島第一原発事故調査委員会(国会事故調、解散)の元委員に国会が意見を聞く「参考人質疑」を開けない状況が続いている。
自民党が 元委員の招致を拒否しているからだ。
国会事故調の報告書は、過去の自民党政権の原子力政策を批判しており、野党側は自民党が元委員の発言で原発再稼働など に水を差されるのを嫌っているとの見方を強め、反発している。
十三日の参院予算委では、みどりの風の谷岡郁子代表が崎山比早子元委員の招致について、本人の了解を得た上で求めたにもかかわらず、自民党の反対で実現しなかったことを暴露。
新党改革の荒井広幸幹事長も、黒川清・元委員長の招致を自民党などに拒否された事実を明らかにした。
(その動画)
安倍晋三は、否定する様子もなさそう。
国会事故調査委員会は、第一次調査が終了しただけで、「これが始まりだ」ということになっています。
野田内閣で、それが確認されており、第二次調査の実施が当然行われるものと、誰もが考えていたのです。
自民党の、このあからさまな言論封殺、妨害行為は、100%法律に違反する行為です。
今再び、安倍政権下での新規制基準の危うさが、専門家ならずとも多くの国民に非難されています。
国民との合意事項であった国会事故調査委員会の調査続行を妨害どころか、完全になかったことにしようとしている原発災害テロ政党・自民党。
この北朝鮮並みの独裁政権、安倍政権の連中は、しらっとした顔をしながら、陰ではこうしたことを平気でやる連中であることは肝に銘じておく必要があります。
国民の7割に迫る人々が原発の廃止を叫んでいるのに、これをまったく無視して事故の原因究明なきまま、再稼動を強行する背景にはいったい何があるのでしょう。
有権者は、この政党に監視されている
そして、とうとうソーシャル・メディアの投稿を監視するサービスまで導入しての徹底的な監視と言論弾圧。
どうりで、米国のNSAによる監視を非難しないわけです。
これでは、米国の情報機関が日本国民を監視したデータを日本政府と共有していると日本国民に勘ぐられても仕方のないことでしょう。
確実に言えることは、吉田前所長が存命であれば、この流れは大きく変わっていただろう、ということです。
そういう意味では、上に挙げたブロガーたちも、結局は、自民党の限りなく非合法に近い原発再稼動に、無意識に協力させられているのです。
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