
(American Christians' doomsday prophecy)
そのバキューム装置を開発したのが、FRBとウォール街であることは言うまでもありません。
さて、日本の将来は?
もちろんこのままでは、今の日本の政権はアメリカの道筋をなぞることを唯一の生きがいにしているので、ここに書いてきたような道を、そっくりたどるでしょう。その輪郭ははっきり出ています。
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この記事は9月13日、配信済です。

ロシアのプーチンの提案で、シリアが化学兵器の国際管理案受け入れを表明。
これで、舞台は(国連が機能していれば)国連安保理に戻されそうです。
今まで、米国とNATOによるシリア反政府軍への武器や資金提供のロンダリングを引き受けつつも、陰に隠れて正体を現さなかったサウジアラビアですが、解放された囚人の証言によって、シリア国内で偽旗作戦を行っていた中心的存在であることが暴露されてしまったようです。
反政府軍に(もちろん、米国との秘密の協議によって)神経ガスのサリンを与えたのは、サウジの情報庁長官のバンダルであることが分かっていますが、それだけでなく、サウジの死刑囚に特赦を与える代わりに、シリア国内に反政府軍として潜入させて、テロ活動を行わせていたことが明らかとなったのです。
これで、西側によるシリア攻撃はモラトリアムに入るでしょう。
さて、世界の目はどこに向いているかというと、10月18日に再び債務上限を迎える米国のデフォルト懸念です。
米国は、サブプライムローン破綻後、ラリー・サマーズとティモシー・ガイトナーという二人の財務長官が、まるで計画されていたかのように、財政をひたすら悪化させ、度重なる債務上限の引き上げを行いながら、とうとう「今度こそ、今度こそ破滅」というところにアメリカを導いてきました。
今がそのときです。
大方の見方は、「どうせ今度も、ぎりぎりになって債務上限引き上げが行われるさ」と考えているようですが、国の信用を示す10年もの米国債の利回りは5月から一直線で上昇を続け、とうとう一瞬とはいえ3%を超えてしまいました。
もう、待ったなし。非常に厳しい状況です。
しかし、米国の株式市場は、シリア問題の決定が先送りされてから再びリバウンドしており、我が世の春を謳歌しているようです。これは本当に不気味です。
そうです。
これは「1%」のから騒ぎであって、残りの「99%」のうち、目覚めた人たちはプレッパーになり、残りは備蓄の準備をし、残りは借金をなくすために頭を悩まし、残りは連日のdoomsdayに麻痺してしまって、なるようになるさ、とあきらめてしまった人たちです。
株式市場は、現実から大きく遊離してしまって、一部の人たちにとっては、まるで夢の世界のように心地よいのです。
では、ポケットマネーで数億円の金を出すことのできる大金持ち以外の、自称・小金持ちたちは逆張りの空売りに賭けますか?
「逆張り投資」は、今までは有益なやり方でした。
しかし、事態は変わりました。
投資予想情報を提供している人間たちが、自分たちの「ズバリ!大当たり銘柄情報」を売るために今まで出していた、「イケイケどんどん」の見通しを、今度は損失を出さないようにと方針を一転していることからも分かるように、アメリカでは、「運命の日」ビジネスはフル操業です。
1929年、大恐慌が始まっても人々は気づかなかった
世界大恐慌は実際に1929年に始まったのですが、以下に見るように、AP通信はそのときでさえ楽観的な見出しを付けて、たくさんの経済ニュースを大量に配信していたのです。
1929年の段階では、実際には多くのアメリカ人は、大恐慌の中にいると自覚していなかったのです。
それは、2013年の今日でも、同じことを体験しています。
アメリカは、かつてないほどに、最悪の金融の様相を示しています。貧困は絶対に爆発しています。
数年経ってから、人々は、ボーッと気が付くのです。「あのときが恐慌の始まりだったのか」と。
2008の株式大暴落を演じた大恐慌以来、連邦準備制度理事会は怒涛のごとく貨幣を印刷しています。
また、連邦政府は事態を安定させようと絶望的な努力続けていますが、さらに1兆のドルが不足していると言いながらマネタリー・サプライを増やそうとしています。
しかし、そうした措置は、米国の長期的な経済問題をはるかに悪化させているだけです。
それを表現するのは難しいのですが、しかし、主流メディアが、今が素晴らしく幸福な日々であることを保証するかのような報道を繰り返しているのを見ると、1929年の時にAP通信がやったことと同じことであることが分かるのです。
間違いなく、米国の主流メディアは1929年の世界恐慌のスタートのときと、まったく同じことをやっています。 下記は1933年からの実際のAP通信社のヘッドラインです...
1929年から4年も経って、大恐慌の真っただ中にあってもこんな見出しで報道していたのです。
まったく信じられないことです。
「パニックの中にも小休止」
「株式市場は新高値に挑戦」
「不況を終わらせるための新しい農場法案」
どんなときでも、上のような上機嫌な見出しは、人々を夢のような世界に誘うのです。
また、こんな見出しでも信じる人もいるのです。
しかし、正常な思考の人々は、こんな空頼み(偽りの希望)の見出しを出すことはさらに世界に対する残酷な仕打ちであり、もっと大きな失敗に人々を導くことになると心穏やかではないのです。
このとき、一つの大きな問題が残されました。
ルーズヴェルトは、1933年、この大恐慌の最中に選挙に勝って第32代大統領になったのですが、彼はこの大恐慌の終息宣言をいつまでも出さなかったことです。
この世界恐慌は、第二次世界大戦が始まるまで、ずっと継続したのです。
つまり、株券がただの紙切れになって、傍らで多くの人々が首を吊っているにも関わらず、人々は偽りの希望を抱かされたまま世界大戦に引き込まれていったのです。
それが、今の状況と酷似しているのです。
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