
「誕生」と「死」は、次元のドアを開けて、隣の部屋へ移動することかもしれません。
あるマーク…
この記事が、本当の意味での2014年最初の記事です。
これからは、福島で進行している不可解なこと、世界中で人々の心を蝕んでいる貧困化、そして、ますます蔓延する人々の無関心と無知。
辛いことですが、この現実と再び向き合っていかなければなりません。
私には、ブログを始めて間もない頃から、国内外を問わずアドバイスを与えてくださったり、重要な指摘をして下さる閲覧者の方々がいます。その方々のお陰で、大過なくブログを続けることができました。
そうした方々の何人かには、直接、お会いしなければならない必然性が生まれたため、去年の秋頃からお会いして意見交換をさせていただいております。
これから書くことは受け取り方によっては情緒的な出来事かもしれません。本来は、こうした心の問題を書くことは避けたいのです。また、そうしてきました。
しかし、昨日、ある方からいただいたメールが、私にこの記事を書くように促したのです。
昨年の暮れ、その方は、男の赤ちゃんを産みました。初産でした。
お産が近くなってくるとほぼ毎日、メールをいただくようになりました。
「そろそろか」。
励ましの意味で、あるマークを作って、たったそれだけを書いて返信しました。
その直後からメールは途絶えました。
私が返信したすぐその後、入院して無事、出産したとのこと。可愛い赤ちゃんの写真を数枚送ってくださいました。
その方が言うには、「あるマークを思い描いて、出産の痛みに耐えた」ということでした。
「なぜ、出産間近だと分かったのか。病院の先生でさえ分からなかったというのに」と不思議がっておられます。
決して不思議なことではありません。
メールをいただくたびに、ほんの少しずつ表現が変わってきたのです。明らかに母性が感じられるメールでした。
「これは来るぞ」。そのメールは、私にそうシグナルを送ったのです。
その方は出産前後に、ある本
「赤ちゃんはお空の上にいてどのお母さんのお腹に生まれるか決めてやってくる」という本です。
「そう思うと赤ちゃんがより愛おしく思えるので、信じたい反面、『虐待される赤ちゃんや、流産や死産の赤ちゃんもお母さんに何かを伝えるためにやってくる』という考え方には拒絶反応もあるようで、ほんとかなーとも思っています」
もともと勉強家で知性的な方なので、そうした「目に見えない縁」が、どのようにして紡がれていくのか考えてみたくなったようです。
今回は、このことについて、少し考えてみたいと思います。
「縁のネットワーク」
全宇宙が因果律で動いている限り、この世界に、ただの一つも「偶然」は存在しないということになります。
「因」があって「果」がある。
「果」からは「因」に戻ることはできないし、「果」それ自体が、あらたな「因」になっていくのです。そして、「果」になる…。それが新しい「因」というように。
これが連綿と間断なく続いていくのが、この世界です。
暮れに新たにお母さんとなったその女性は、おなかのなかの赤ちゃんが、どこからやってきたのか、その「因」を知ろうとしたのです。
そして、ある本
人、動物、植物、土地、その他すべての形あるものは、「縁」というネットワークでつながっています。
その「縁」とは、現実界にとどまらず、次元を超えた広がりを持っています。
だから、「お空の上」とは、別の次元の話です。
そして、「お空」とは、上か下かの場所、位置を言っているのではなく、たとえです。

「縁」というネットワークを二次元で表現すると上の絵のようになりますが、実際は、上下、左右のない茫漠とした方向感のない空間ですから、絵で表現することはできません。また、「距離」という概念も存在しません。
この複雑に絡み合った「縁」というネットワークの中で、もっともつながりの濃い者同士が家族になり、伴侶なり、親友になります。
そして、その縁は、私たちの住む世界を超越して無限に広がっています。それは先祖にもつながっています。
家族同士の縁は最初からつながっていますが。
他人同士の縁も最初から紡がれているのですが、「ある時」が来るまでは私たちの目に見えるようにはなりません。
これを「出会い」と言います。
それは気の合った趣味のサークルかもしれませんし、新しく誕生する家族かもしれません。
このようにして、縁は未来永劫、広がっていきます。
もちろん、それは「良縁」だけではありません。人によっては、「悪縁」ばかりに引き込まれていく人もいます。
半ば習慣的に仏壇に向かって手を合わせ願い事をしたり、神棚に参拝するときに、神様に願掛けする人がいます。
実は、これは間違いです。
なぜなら、あなたの物欲の念がネットワーク上に広がってしまうからです。それは「毒」に似たものです。
まず、ネットワークのつながり1本1本に水が入っていると思ってください。
その水は、程度の差はあれ、濁っています。
その濁りのことを「罪業」、「罪・穢れ」、あるいは「カルマ」と言う人もいます。
そのカルマを自分が引き受けて、きれいにしないと、永遠にカルマの連鎖は続く、と仏典は教えています。
「カルマを自分が引き受ける」とは、どういう意味か。
過去世において犯した罪業を、今生でそれと同等の痛みとして引き受けることによって浄化される(水がきれいになるという意味)という考え方が「因果応報(カルマ)」の考え方です。
そして、それはまた、祈りによってもきれいになる、という考え方もあります。
祈りは、ネットワークを伝って、先祖の罪業をもきれいにします。それは長い祈りの日々かもしれません。
先祖の罪業が少しずつきれいになっていくと、その子孫である自分のカルマも少しずつ薄くなっていく、という理屈があるのです。
これが「縁」のネットワークです。
「深い信仰心をもっている人には、先祖の守りがある」という意味は、そういう意味です。先祖が清まれば自分も清まるということです。
これは、「波動力学」のことを言っているのです。
人の体と精神を、質量がゼロになるまでつきつめていく(極微)と波動になります。
波動は、波長が短く周波数が高いほど高エネルギーを持っています。
たまに、俗世間の大波に晒されても、自分は微動だにしないどころか、反対に周囲を感化してしまう人がいます。
俗世間を構成する波は、ほとんどの場合、波長が長く周波数が低いので、大きなエネルギーを持っていません。
「お前は間違っている」、「あなたは、どうして、いつもそうなの?」と大勢の大人たちに責め立てられても、エネルギーの総量は小さいので、高い波動を持っている個人にとっては、痛くもかゆくもないのです。
しかし、ほとんどの人は、高い波動を持っていないので、「祈り」を通して波動を高くするのです。
このとき、それが「偽りの祈り」であれば、周囲に良い影響を与えて感化するどころか、反対に堕落させてしまいます。
現世御利益や縁結びなどの甘言に目がくらむと、その祈りは色情(物質欲)によって「偽り」のものになってしまうので注意です。
ですから、仏壇や神棚に向かって物欲を満足できるよう願い事をすることは、そのネットワークを色情で汚してしまうことになるのです。
現代人は、誤った宗教観を注入されているので、こうした恐ろしいことを平気でやっています。
世の中が荒れてくる大元の原因は、実はここにあるのです。
現実の物質界である世界を汚し、最終的に破滅させたいのであれば、拝金主義をマスメディアを使って広めるだけでいいのです。
拝金主義から出てくる限りない欲望という「毒」が、「縁」のネットワークに流れ込んで、全体を汚してしまうのです。
ですから、ある本に書かれてある『虐待される赤ちゃんや、流産や死産の赤ちゃんもお母さんに何かを伝えるためにやってくる』という話は、「因果応報論」を言っているに過ぎないのです。
人々を間違った方向に誘導するくだらない本です。
生まれたときから難治性疾患で、余命いくばくもない赤ちゃんがいます。
また、生まれながらにして心臓に欠陥があって、重大な手術をしなければ10代を迎えられない子供もいます。
そうした子供は、なぜ、そのような宿命の下に生まれてきたのでょう。
生まれる前、そう、「お空の上」にいるときから罪を背負わされていたとでもいうのでしょうか。
これを確率論で言う人がいますが、話のすり替えどころか、まったくのナンセンスです。
その子供は「縁のネットワーク」の「罪・穢れ」を一身に背負って生まれてくる場合が多いのです。
そして、その親も、その子供を持つことによって罪業をきれいにすることができるのです。
その子供も親も、そういう意味では「選ばれた人々」と言えます。
私たちは、そういう人たちを見て、ときに差別をすることがあります。
「なぜ、生まれながらにして不平等なのか」。
この謎は半分、解けかかっています。
つまり、「不平等」は人間が創りだした幻影だということです。
その幻影を利用して、自己の優位性を探そうとすることこそが「新たな罪業」なのです。
あなたは、その幻影を打ちこわし、「カルマを解消しようと苦痛に耐えている人々」に手を差し伸べるべきです。それは試されているのです。
そして、その行為によって「縁のネットワーク」をきれいなままに維持することができるのです。
ただし、「虐待される赤ちゃん」は違います。
それは「憑依」という現象によってなされる霊的な犯罪行為です。
「憑依」の存在については、東大病院の集中治療部長である矢作直樹医師が、自身の体験に基づいて納得のいく解説をしてくれています。メルマガの20号に詳しく書いています。
今日から「縁」というネットワークをこれ以上汚さないこと。
このことが根本的な意味で日本の建て直しになるのです。
多くの人々は、色欲という「檻」に閉じ込められています。見返りを期待することからは、決して新しい世界は開けません。
そういう意味で、本当に世界が変わりつつあるのです。
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