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20140125-1.png

福島市の個人線量計通知
拡大(画像をクリック)すると判りますが、「実効線量:0.2mSv (mSv=ミリシーベルト) 等価線量(水晶体):0.2mSv」と読めます。

原子力ムラの研究員
「もう原子力発電所をアフリカやアジアに50基造ることが世界で決まっているんですよ。
それを、どんどん造るために、いったん福島の原発事故が起こったけれども、住民の方々が自分の手で除染をして住むということを選択したということを世界に発信して、世界中に原子力発電所を造っていく、というのが趣旨。それを発信するためのシンポジウムなんです。これを踏まえて書いてくださいね」。




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これは、メルマガ先行ですが、原発・放射能関連をはじめとして、健康に影響する分野については、すべて公表いたします。

アジア、アフリカに50基の原発を造る計画に利用されている福島の放射能被災者たち

mag20140123-3.jpg

「ほうらいようちえん  ぞうぐみ」…
「子供を放射能から守る」ということはどういうことなのか


いちばん上の写真。
これを初めて見たときから頭を離れません。
子供たちは国から言われたまま、自分でどれだけ被曝したか見ることができない線量計を体に巻き付けて毎日、暮らしています。

「可哀想だから?」、「見ていていたたまれない?」。
それは、そうでしょう。
それより問題は人間の尊厳にあるのです。

京都大学原子炉実験所助教の持論は、今でも「病気になることを納得して食べる。せめて子供を守るため、大人が率先して汚染度の高い食物を食べるべき」です。

もう一度、読んでください。
「病気になることを納得して食べる」…。
子供を守るために、「親は病気になることを覚悟して、進んで汚染された食品を食べろ」と言っているのです。

さすがに最近は言わなくなったようですが、この隠れ原子力ムラの男の致命的な矛盾に気がつかない人は、多くの人々を被曝させ、最悪、その人たちを死に追いやることがあります。極言すれば、彼はあなたに「死ね」と言っているのです。

彼の取り巻きの主婦たちは、自分の子供を守るために小出の講演会に行った人々です。
講演会に行ったら、「放射能に汚染された食べ物を食べろ」と言われて納得してしまうのでしょうか。それで喜んでいる…

この論理破綻の罠を見破れ、と書くと主婦たちから猛反撃が起こるのです。
「小出先生は奥様の手作りのお弁当を持って、毎日、自転車で通ってらっしゃる。そんな人に対して、なんてことを言うのか」と。
こうした主婦たちには子供は守れない。

あれっ?
あなたは子供を放射能から守るために講演会に行ったのでは?
それとも、あなたは、小出裕章という原発おじさんアイドルの追っかけをやっているのか?

ある一人のガチガチの原子力ムラの住人が、3.11後、世論の風向きを上手に読んで、急に反原発を標榜(ポーズに過ぎないのだが)しました。
その男は、内閣府原子力委員会、原子力安全委員会、文部科学省中央教育審議会、同科学技術・学術審議会の委員を務めた原子力推進の権化のような男です。
その名を武田邦彦といいます。

彼の言うことを真に受けた多くの人々は、無用な被曝の上塗りをさせられたことでしょう。
彼は、(放射能のこびりついた)洗濯物など、はたけば大丈夫、除染はすべき、「ぜんせん、しんぱいなーい」と言っていたのですから。

彼の書いたことをもう一度読んでほしい。
たとえば、武田は2011年5月5日、「5月の連休を過ぎれば東京はクリーンになっているので安心して生活していい」と自身のデタラメブログに書いています。(読んでください

2011年7月、武田邦彦は毎日放送の「情熱大陸」にフィーチャーされて、福島のお父さん(本人がそう言っている)と、まるで救世主のごとく持ち上げられたとき、番組中である母親が彼にこう質問しました。

「私の娘は3月15日、新宿にいました。日中は自転車で移動し、ほとんど外にいました。娘は大丈夫でしょうか」。
それに対して武田は、「はぁ、はぁ、大丈夫です。そんなに心配しないように」と答えたのです。
武田は、この若い娘さんが転地してセシウムを抜いた方がいいかどうか、考える機会を奪ったのです。

この自称“福島のお父さん”は、ギャランティーを稼ぐためにバラエティー番組に出演することに余念がありません。

原発・放射能について、その危険性を訴えているサイトはたくさんあります。
中には、専門家を出し抜くような専門知識を持っているブロガーもいます。
その反対に、「いよいよ来たか」と言わせるほど、妄想ばかりの反原発のサイトも出てきました。

私が一貫して訴えているのは、そうしたことではありません。
「あなたは人に与えられている天賦の権利を取り戻すべきだ」と主張しているのです。

「人としての尊厳」、「知る権利」…。

小出裕章に、講演会で「大人は病気になることを覚悟で、放射能汚染された食品を食べるべきだ」と言われて、「はい、そうですね」と言いますか? という話です。
あなたの尊厳は、いったいどこにある?という話です。

それは、生き抜くことと同じくらい大切なことです。それを失ったら、もう人ではなくなって、単なるロボットです。
本音では「命より大切なものがあってもいいんじゃないですかね」と私は言いたい。

原発推進のショーウィンドウとして使われている福島の被災者たち

なぜ、福島の子供たちは犠牲にならなければならないのか。
自分で情報を取っていない人には信じがたいことでしょうけれど、原発事故によって人口を削減しようという世界的な計画があるからです。

原発(核)の闇にたどり着くには、ビクター・ロスチャイルドまで遡らなければなりません。
ロスチャイルドとゲイのケンブリッジの使途

世界支配層は、アジア、アフリカ地域だけに限っても、50基の原発を造る計画を推し進めていいます。。

以下は、2013年11月21日(木)、都内で行われた被ばく曝学習会・「福島の健康問題・3年」でおしどりマコ・ケンさんが語った証言です。

mag20140123-1.jpg

おしどり マコ:
…でも、この話だけはしておこうかな。

OECD/NEAという経済協力開発機構原子力機関の3日間のシンポジウムがあったのですが、その3日間取材に来たのが(マスコミでは読売の)1人だけ。あとは私たち二人です。たった3人だけ。

経済協力開発機構原子力機関(OECD Nuclear Energy Agency, OECD/NEA または単に NEA)とはどんな機関?

原子力発電を安全で、環境に調和した経済的なエネルギー源として開発利用することを、加盟諸国政府間の協力によって促進する経済協力開発機構(OECD)傘下の国際機関である。

・経済協力開発機構原子力機関(OECD/NEA)について
・経済協力開発機構原子力機関(OECD/NEA) pdfファイル(英語)

※つまり、国際的な原子力マフィアのこと。

でも、唯一のプレスである読売新聞の記者は1日目の午前中で帰ってしまったんですね。

合間の休憩時間に、国立保健科学医療院の研究員の方と話したんですが、そこで言われたことは、
「どんな記事を書くんですか?このシンポジウムの趣旨を踏まえて書いてください」ということでした。

「趣旨って何ですか?」と訊きますと、「このシンポジウムは、福島の原発事故を住民の方々が受け入れて、そしてそれを世界に広めることです」と。

で、その研究員は、
もう原子力発電所をアフリカやアジアに50基造ることが世界で決まっているんですよ。
そ れを、どんどん造るために、いったん福島の原発事故が起こったけれども、住民の方々が自分の手で除染をして住むということを選択したということを世界に発 信して、世界中に原子力発電所を造っていく、というのが趣旨。それを発信するためのシンポジウムなんです。これを踏まえて書いてくださいね
」と言うので す。

「分かりました。全部書きます」と言って、言われたとおりのことは全部書いたんですね 笑)

で、私は、その方と名刺交換していたので、ネットに書いたところ、「なんであんなことを書くんですか」とその研究員が言ってきたのです。それでその研究員の名前だけを消して、「国立保健科学医療院のこの部署の人」と書いた。

今度は、「なんで、そんなこと書いたんですか、研究所の名前を消してください!」と言ってきたので、合間の休憩時間に話した時の音声を、偶然ICが録音していたので、「あれ、あの時、確かにそういうことをおっしゃっていませんでしたっけ? 今、確認してみます」と言ってICを聴いたところ、確かにそのように言っていたことを確認できたので、「すみません、確認した ところ、そのようにおっしゃっていますが」と言ったら、それっきりメールさえ来なくなりました。笑)

原発事故は、原子力がいいか悪いかは、さておいて、とにかく原発事故の対応が、おかしいんじゃないか、ということをめちゃめちゃ思うんですね。
原子力推進側の、もともと原子力ムラだった先生でさえも、福島の原発事故の対応は酷いと怒っている方もいます。

東電ほかの記者会見でも、私しか「教えてください」と質問しないので本当に情報が出てこないんですよ。

2011年度の会見の時は、原子力安全委員会とか、そういう組織の中に結構親しい人がいました。
マスコミ各社の記者の意見を取りまとめたら、なんとかこっち(原子力安全委員会のほうでも)も動くからとか言われて。

そのとき、海外メディアの人たちもいっぱい来ていたので、ブルームバーグとか、いろいろいな人たちに協力してもらって、それでいろいろな情報を出すことができたんです。

しかし、今は、記者会見に出てくる記者さんも少ないし、新しい人たちばっかりなので、前より難しくなっています。

だから、本当に私たちが知りたがらないと情報は出て来ないし、何が出てこない情報なのかすら、どんどん分からなくなっていくんですよ。

今日、ここに来ていらっしゃる方は相当、マニアックで精鋭だと思うので、とにかくみなさん、知りたがりになって、あと、怒りんぼになって、いろいろやっていきたいですね。

みなさん、「知りたがり」と「怒りんぼ」をキーワードに全力でやっていきましょう。

---------------------------------------------------------------------

(管理人)
このことは、本ブログの記事「安倍独裁政権下での原発ルネッサンスと福島エートス(2012年11月17日)」にも詳しく書いているまで、その部分を抜粋して再掲載しておきます。

1時間05分12秒ごろから

mag20140123-2.jpg

おしどりマコさん:
私この間、先月の頭にOECD/NEA(経済協力開発機構原子力機関)の会議に取材しに行ってきたんですよ。
…中略

「世界は原発事故があっても、まだまだ原子力は作る。
これからアフリカに原子力を作っていきたいんだ。

アフリカにも中国にも韓国にも、もう50以上原子力(発電所)を造るという前提があるので、福島の原発事故を早く抑え込んでしまって、除染をして住民が汚染を受け入れることを発信しないといけないんだ。
それを踏まえて記事に書いてくださいね」と言われたんですよ。

岩上安身氏:
だれに?

おしどりマコさん:
国立保健科学医療院の研究員のヤマグチさん。

2011年は、訳が分からないまま、マスコミ各社の記者たちも個人的なつながりを持っていて、そのすき間から事実が漏れ伝えられていました。

今は、ラジオでさえも、ディレクターが「原発」という言葉を出すことを司会者に禁じているのです。これはマスコミの「自殺」です。

見えてきたことは、経済産業省、外務省はグローバル・エリートの完全な奴隷になっているということです。
そして、安倍内閣は、彼らに顎で使われている存在に過ぎない、ということです。

「知りたがり」と「怒りんぼ」をキーワードに…。今は、怒りさえ利用しないと、本当の情報は出て来なくなってしまったのです。

人々は尊厳を取り戻すべきです。今、日本人は国際原子力マフィアの家畜に成り果てています。


メルマガ42号のメニュー
・パート1
今日の視点-

「アジア、アフリカに50基の原発を造る計画に利用されている福島の放射能被災者たち」
・メイン記事-
「儒教的呪縛を超えられるか、日本人!--Democracy Or Demon-Cracy? 民主主義の裏の顔」
「ストラトフォーの社会活動家に対する分割統治戦略-日本の電通も」

・パート2
-企業メディアによる大衆の洗脳-
「メディアによる大衆の洗脳方法--「彼ら」はデストピアの世界を私たちに受け入れさせようとしている」
-編集後記





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