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HOME   »   原発・放射能  »  最大級X級の下のM級太陽フレアが発生、今後1週間は注意
       
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「太陽表面の活動領域2149でMクラスのフレアが発生し、太陽活動は活発でした。今後1日間、太陽活動はやや活発な状態が予想されます」-SEC宇宙天気情報センター
ただし、太陽と地球の角度によっては状況が変わってくるので、1週間程度は注意です。

キャリントン事象は10年間で12%の確率で起こる

昨日の日中、急にパソコンの動作が遅くなったので調べてみたところ、立て続けにM級の太陽フレアが発生していることが分かりました。
これとの因果関係は分かりませんが、iPhone5の一部機種にバッテリーのトラブルが発生して、無償交換手続きに入ったということです。

SWC宇宙天気情報センターによれば、「活動領域2149で22日6時18分(UT)にM1.2/1Fフレア(6時28分(UT)に最大、6時34分(UT)に終了)が発生した」ということです。
M級の太陽フレアが発生したのは、このときですが、現在の最新の更新情報によれば、1ランク下のCクラス級のフレアが発生しているということです。

問題は、太陽が自転していることです。

太陽は地球のように個体ではなくガスの集合体ですから緯度によって回転速度が違ってきます。
極の部分の自転周期は、約30日。赤道部分では、それより速く27日です。

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太陽の自転によって活動領域2149エリアが、やがて地球のほぼ正面に向き、そして右側に移動していくまでの3~5日間くらいは要注意です。(画像クリックでNOAA / Space Weather Prediction Center (宇宙天気予報センター)のリアルタイム画面に遷移してから、左の画面上のボタンを押す)

これはX線の強さを視覚化したものですが、ガンマ線とX線は同程度の透過力(一般には、エックス線の透過力はガンマ線に比べてやや小さい)ですから、家の中にいれば、ある程度防ぐことができるし、マンションなどの鉄筋コンクリート造の建物の中にいれば、なおさら放射線被曝は防護できるということになります。

ただ、地球と向き合った時、X級か、それ以上のフレアが発生した場合は非常に注意が必要です。

地球にどれくらいで到達するかというと、太陽と地球の引力がつりあうラグランジュ点(L1)を通過すると、約1時間後に地球に到来するので、正確なことは分かりませんが、太陽表面で爆発が起こってから数時間で地球に到達することになります。(SWC宇宙天気情報センターによれば、秒速350kmとのこと)

その時の日本の位置がどうなっているのか、シミュレーションは出ないと思いますので
SWC宇宙天気情報センターの情報とNOAA / Space Weather Prediction Centerのリアルタイム情報をチェックしてください。

【その他の参考】
http://www.swpc.noaa.gov/index.html
http://www.swpc.noaa.gov/alerts/index.html

さて、心配なのは「2012年7月、巨大太陽風で電源喪失していたかもしれない! 」にも書いていることですが、巨大太陽風が発生した場合、キャリントン事象が起これば、電源喪失する可能性があることです。
過去にも実際に何度か起こっています。

サンディエゴの予知科学の研究主幹、ピート・ライリーは、キャリントン事象と同じような太陽嵐が起こる確率は、今後10年間で12%で、もしそれが発生した場合は、大災害が起こると警告しています。

火災もそうですが、何より原発の循環冷却システムが止まってしまうことが問題です。非常に広域に電源喪失してしまうので、電気を融通できるかどうかは、キャリントン事象の規模次第ということになります。

それぞれ、ブックマークしてある原発情報もチェックしてください。








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