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最初に、こうなって」・・・
そして、多くの登山者が犠牲になった後で・・・
慌てて、「噴火警戒レベル3」に引き上げた税金泥棒省庁・気象庁
気象庁は、3.11の三陸の大津波の時、「津波の高さは3メートル」と陸前高田市、南三陸町、釜石市、気仙沼市など大勢の死者を出した市町村に警報を出していたのです。
しかし、実際は10メートルから15メートルの津波が襲ったのです。誤差などではなく、安全デマを流したのです。
今回も、噴火後、「噴火警戒レベル3」に引き上げて「予測は難しい」と言い訳に腐心するなど、その姑息な体質は3.11での大失態後もまったく変わっていない。

噴火、そして大量の犠牲者が出てから「噴火レベル」を慌てて引き上げた気象庁

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以上の画像は、MMさんのツイッターから転載させていただきました。

登山者が噴火の瞬間をとらえた動画(youtube)の動画は下の画像をクリック。

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こんなになっていることを監視カメラでリアルタイムで観察していながら、「死者なし」と報じるバカNHKと、現状を把握できないバカ気象庁の記者会見の動画はこちら。どうして官僚体質は、ここまでの馬鹿を生み出すのか謎だ。

一刻を争う緊急事態に、悠長にも、わざわざ安倍晋三に「自衛隊にヘリコプターの出動を要請した」と言わせるところは、広島の土砂災害でもまったく同じ。そんなことより、お前がまずヘリに乗って現地に行け。オバマだって、そうしているではないの。それとも、天麩羅と寿司が、そんなに恋しいか。

このたぐいまれな愚鈍首相と官僚たちは、「みなさん、だから日本版FEMAの創設が必要なんです!」と最大限、この気象庁の怠慢による人災を利用するでしょう。
その前に自分たちの襟を正すことだ。そうすれば犠牲者は必ず減る。

しかし、山梨の「ありえない」大雪害、広島の「ありえない」大規模な土砂災害、そして、「ありえない」噴火・・・これだけ通常では「ありえない」災害が続いて、多くの国民が命を落とすとなると、安倍晋三と安倍政権は、「呪われた政権」と言う人が大勢、出てくるでしょう。

気象庁は9月27日、午前11時53分頃、長野県と岐阜県にまたがる御嶽山(おんたけさん)が噴火したと発表した。同庁は、噴火してから、5段階の噴火警戒レベルを、火口内への立ち入りを規制する「レベル1」から入山を規制する「レベル3」に引き上げた。
大笑い気象庁の、いつもの「後追い警戒警報」だ。

噴火の瞬間は、飛行機からも捉えられた。

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火山灰が降りそそぐ中、避難開始

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9合目避難小屋から9合目石室山荘小屋まで退避

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避難途中の小屋の中の様子
タオルを口に登山者たち。マスクを持っていた登山者もいるようです。

山頂付近にいた多くの登山者は、有毒ガスを吸い込んで意識不明になったところに、熱く熱せられた火山灰や火山弾が降り注いで絶命したのです。これは火山観光でも言えることです。
これからの登山者は、火山灰を吸い込まないためのマスクが必携です。

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9合目避難小屋外 明るくなって来たけどまだ噴火音が断続 自分はなんとか無事です」。

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御嶽山噴火31人心肺停止 あす捜索再開」・・・
ここでもマスコミの機能停止。
どのマスコミも、気象庁の“無能と犯罪”を糾弾しない。

気象庁の「噴火警戒レベル」には、5段階あって、それぞれ以下のような事象が起きたときに適用されます。
【レベル1】平常
【レベル2】火口周辺規制
【レベル3】入山規制
【レベル4】避難準備
【レベル5】避難

今回、気象庁は、御嶽山が噴火して大量の犠牲者が出た後になって、【レベル1】の「平常」から、【レベル3】の入山規制に引き上げたわけです。

御嶽山が噴火警戒レベルにあることは一部で報道されていました。
気象庁は、噴火の予兆もなく、あたかも突然、噴火したかのように発表していますが、それは事実ではありません。
これは、明らかに気象庁職員たちの怠慢、無能、無知による「人災」です。

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噴火してから携帯に入った気象庁の警報。それも「レベル3」だと。

気象庁は、3.11の大津波を「高さ3メートル」と三陸の各市町村に警戒警報を出していました。気象庁のデタラメ過小評価警報を信じた何千人もの人々が犠牲になったのです。

なぜ、誰も責任を取らないのか。なぜ、大量の人々を死なせておいて、のうのうと生きていられるのか、まともな人間であれば、責任を取りたいと考えるでしょう。気象庁の職員は、まともな人間ではない。

御嶽山の噴火後、気象庁は「今後、同じ程度の噴火の可能性がある」と言い直して、責任を回避しようとしています。
そんなこと、素人の私でも言える。

地元は、噴火時の緊急対応の途上にあったと言います。やがて、観光誘致のために、対策を先延ばしにしてきた地元自治体の怠慢も明らかになるでしょう。これは、天災ではない。100%、人災です。

どうやら、1991年と1993年の火砕流で計44人が死亡・行方不明となった長崎県の雲仙普賢岳の噴火災害に匹敵するか、それ以上の被害になりそうです。

300年間沈黙の富士山 巨大地震で噴火誘発か?
誕生から、ひたすら成長する西之島新島
八甲田山で散発的な火山性地震
桜島、大噴火

桜島が大噴火することは、すでに2013年に書いています。これは、いくつかのデータを突き合せれば、誰でも分かることです。
要するに、気象庁は、何もできない税金泥棒のボンクラ集団だということです。

御嶽山の爆発は、列島全体の活火山噴火の引き金になるとは間違いない。
これでも、世界最大の原発事故を起こした元凶であり、今また政権延命のために原発再稼動に突き進む自民党と公明党の議員全員が、1年後には死刑相当の犯罪者であったことがボンクラ国民にもはっきり分かるでしょう。

M9クラスの地震の後では例外なく火山の噴火が起こっている

2011年3月11日以降、日本列島全体にひずみができたことにより、今まで静穏だった火山も“動意づく”ようになりました。24時間体制で監視されている火山は、全国で47もあります。
そのうち、いつ噴火の過程に入ってもおかしくない火山は20。

2011年3月26日の産経新聞は、このように報じています。(ソース元は削除されています)

地震の増加が観測されたのは、関東や中部の(1)日光白根山(2)富士山(3)箱根山(4)焼岳(5)乗鞍岳(6)伊豆大島(7)新島(8)神津島九州の(9)鶴見岳・伽藍岳(10)九重山(11)阿蘇山、南西諸島の(12)中之島(13)諏訪之瀬島。

大半は11日の巨大地震直後から地震が増え、翌日 には収まったが、箱根山、焼岳、富士山の周辺では25日時点でも地震活動が継続。 静岡大の小山真人教授(火山学)は「巨大地震により、地殻のひずみが解放された領域がある一方で、別の領域のひずみは蓄積され、東日本全体の地殻の状態が不安定になってしまった」と警鐘を鳴らしている。

2012年6月8日の深夜、NHKの特番「MEGAQUAKEII」の再放送がありました。
翌日の6月9日には、MEGAQUAKEIIの第三弾「MEGAQUAKEII(3)“大変動期”最悪のシナリオに備えろ」が放送されました。

巨大地震 第3回 “大変動期”最悪のシナリオに備えろ(1)

巨大地震 第3回 “大変動期”最悪のシナリオに備えろ(2)
(上は、なぜか削除されてしまったので、「NEXT MEGAQUAKE 2 大変動期 最悪のシナリオに備え」をご覧ください。

全体的には、このNHKの特番は、去年の3月11日の大震災を境に日本列島の断層が活発化し、東北地方から関東地方の沿岸部でのアウターライズ地震、東南海地震とあわせた3連動地震、そして首都直下型地震の発生に黄色信号が点ったことを警告する内容になっています。

また、過去マグニチュード9クラスの巨大地震が起こった後に、必ずといっていいほど大きな火山の噴火が起こっていることから、日本の火山でも、このプジェウエ・コルドン・カウジェ火山の噴火のようなことが起こる可能性が高くなってきたこと。

特に、富士山の地下でのマグマの活動が活発化し、それにともなう異変の数々がはっきり確認されており、意外に早い時期に噴火するのではないか、と専門家たち が指摘していることなど、さまざまな予兆が目に見える形で示されるようになってきたことから、日本列島が大変動期に入ったことを警告するものです。

この放送が流されるまでもなく、10年くらい前からでしょうか、次々と立ち入り禁止になる火山が増えてきて、遠くから眺めるだけでお茶を濁すような山が増えてきたのです。御嶽山も、その一つです。

このことは、2012年の6月に書いた「2015年までに富士山が噴火し、首都機能は麻痺する!?」の中で説明しています。

草津白根山も噴火警戒レベル引き上げで、立ち入り禁止と道路の通行規制

御嶽山が噴火した27日、私は群馬県と長野県にまたがる草津白根山にいました。

噴火の具体的な兆候が表れている典型的な山が、上信越国立公園の草津白根山で、「噴火警戒レベル」が「1」から「2」に引き上げられたので、実際に現地を見てみたかったからです。



草津白根山は、6月3日に「噴火警戒レベル2」に引き上げられました。
それに伴って白根山の火口湖である湯釜から半径1km以内が立ち入り禁止となったため、白根山のすぐ南側を通っている国道292号線も、湯釜の南側の2.5km区間が駐停車禁止となりました。

また、292号線の通行規制もしかれ、午後5時から午前8時まではゲートを閉じられて、通行できなくなってしまいます。

さらに、有料の万座ハイウェイは道路のひび割れのため全面通行止めで、午後5時以降、この辺りをうろうろしている車は、草津に戻ろうとしても国道292にゲートが設置されて通行止め。万座道路を走って、須坂まで飛ばされてしまうので、志賀高原の散策を計画している方は注意です。
[通行規制については、こちらをよく読んでください]

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まず、上信越自動車道から軽井沢、そして鬼押しハイウェイを弾丸で越えて草津白根山近くにたどり着く万座ハイウェイの入り口までやってきましたが、やはり通行止めのゲートがありました。
すぐに切り替えて草津温泉へ。
草津から国道292を白根山方面へ上がります。

たぶん、この辺りにある無料駐車場には、こんな看板が。歩行者は火山ガスと、突然の噴火の場合に備えて立ち入り禁止。車で通りすぎる場合に限り、292の通行が許されています。

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駐停車禁止区間の手前から草津白根山の特異な山容が目の前に広がります。キョーレツな硫黄の臭いが。

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下は、白根山の登山口の白根山レストハウスの広大な駐車場。
入山規制前は、ハイヒールの女性でさえ火口の縁(ふち)まで上っていました。子供の頃、旅行で初めて来たときは、火口湖(湯釜)まで下りて行って、強酸性の湖水に手を浸したりすることもできたのです。(良い子は、こんなことなどしないでしょうけれど、一応警告しておきます)

今は、4駆のパトロール車が待機していて、車を停めて写真を撮ることさえできません。カメラを右手に持って、走りながら適当にシャッターを押します。硫黄の強烈な臭いを遮断するために、これまでエアコンのスイッチを切っていましたが、撮影のため窓を開けたため、一気にむせるような臭いが車内に充満します。

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ここの駐車料金は1000円で、毎回、ここを訪れるたびに「ぼったくりだ」と文句を言っていましたが、なるほど、緊急事態で閉鎖された場合を想定して、高めの料金設定にしていたわけです。
ここも、このまま廃墟になってしまうのでしょうか。

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日本の国道の最高地点である渋峠から見る草津白根山。斜面から水蒸気が立ち上っています。火口壁の向こう側に火口湖があるのてすが、きっとぶくぶく高温の泡が湖面を騒がせていることでしょう。

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志賀高原で、リフトを使ったインスタント登山を終えて、再び国道292号を戻り、この辺りに差し掛かった時、朝と比べて水蒸気の量が増えていることに気が付きました。

立ち寄り湯のために万座温泉へ行こうかと分岐点で車を停めて、10秒ほど思案していると、すぐに現地の係員が駆け足で飛んできて、「あと30分で草津への道を封鎖します。どちらに行くか、お早目のご決断をされてください」と言われてやや驚きました。係員が悲壮な面持ちで丁寧に誘導してくれたからです。
また、非常事態の時は、みなさんが、こうした表情になるのだろうと想像できたからです。

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明らかに、往路のときより水蒸気が多くなっています。
御嶽山の噴火と関連性があるのでしょう。

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草津白根山も、御嶽山のように、突然、噴火する可能性もあります。
しかし、火口から噴火する場合は、火口湖の水を噴き上げることになるので、御嶽山とは、また違う状況になるでしょう。
いずれにしても、草津白根山よ、さようなら、です。

日本列島全体が、どんどん熱くなっています。

※実は、御嶽山の噴火を予知していた学者、一般人が複数います。
学者は過去の経験則から御嶽噴火を割り出し、一般人は、直前に見た予知夢(集合的無意識にアクセス)から、明確な「予言」を下しています。
これについては、個人情報が含まれているので一般公開は差し控えますが、明日配信のメルマガには限定的に書く予定です。



次の地震が近いのか・・・・
申し訳ないが書かせてほしい。
今までと違った体感が凄い。北関東か?
感じたままを素直に書くと、明日か、明後日か、そんな感じで地震が起こるか。
外れることを祈るが、微振動が凄いことは事実です。




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