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3月12日 午後6時頃からの第一回・経済産業省の原子力安全・保安院の記者会見


「状況を正確に把握していない」の一点張り。
この時点、いや、もっと前に、海外メディアは「放射能漏れ」を報じているのです。
海外メディアの特派員だけには、深刻な「放射能漏れ」の事態についてコメントしていた、ということなのか。


3月13日 午前5時30分頃からの第二回・経済産業省の原子力安全・保安院の記者会見


この報道官は、最悪です。
C調を絵に描いたような会見。
無責任を地で行く原発関係者。

今になって、やっと福島第一原発3号炉も水素爆発の可能性があること政府が報告。
東電、保安院は何を隠して、何の利益を考えて国民を危険に晒しているのでしょう。
政府の対応も問題ですが、東電、保安院の情報隠しは看過できないことです。

そして、彼らは繰り返す。
「3号炉の建屋が1号炉と同様、爆発しても、原子炉本体は強固ですので、心配するほどのことはない」とロボットのように繰り返すだけ。
そんなに甘くない。

なぜ、日本政府、東電、特に経済産業省は、最悪の事態を想定して的確な指示ができないのでしょう。
毎度のことですが、3km、10km、20kmと小出しにして地域住民を不安がらせ、心労を与え、パニックの原因を作るのでしょうか。政府は、被災者の方々の落ち着いた態度に、いつまでも頼ってはいけない。

最初から、BBCの特派員に言ったように「半径60km圏内からの避難勧告」を出すべきでした。

ただ、被災地、被災者の方々の希望となる復興段階における経済的な支援を明確に打ち出したことは良かったです。これは宮崎県の口蹄疫の時にも言えますが、現政権は対応の優れたところも多いです。

経済の復興は、日本人全体の問題です。




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