カレイドスコープ

| 全記事タイトルリスト
HOME   »   経済崩壊  »  中国が発表するGDPは、真っ赤な嘘である
       

中国は、発表したとおり7%成長を“達成”するでしょう。しかし、すべての人が、それが見せかけだったことを理解するのに、あと25年ほどかかるかもしれません。

※以下、要点のみ。


シンガポールのGDPの下落は中国の需要減退が原因


・・・「シンガポールのGDPは、直近四半期で4.6%に下落しました。 みんなが信頼している、あのシンガポールの数字が・・・。それは、中国経済が、どれほどスローダウンしているのか、如実に表しているのです」。

シンガポールのGDPは、製造部門における大きな減速によって衰弱しました。
今年の第二四半期は、予想では14%下落する模様。

この原因は、隣人である中国の需要減退です。

・・・中国は、対外投資に基づく経済から国内消費に基づく経済へ移行することによって、経済を、さらに引き起こそうとしています。

・・・しかし、賃金が上昇したとはいえ、自国の経済をさらに成長させるだけの旺盛な消費意欲を持つ多くの中国人の賃金は上がっていません。経済格差は、さらに進んでいます。

オーストラリアの経済も中国とつながっている


習近平は、この厄介な局面を「ニュー・ノーマル(new normal)」と呼び、中国の企業の透明性を高めることを誓いました。そうすることで、先進国と対等に競争することができると考えているのです。

習近平は、また、住宅市場を改良するとも誓いました。
いままで、中国の住宅市場は、安易な中国政府のマネーに依存してきました。

※習近平は、「ニューノーマル(new normal)」を、「新しい局面の新しい標準」というニュアンスで使っている。

しかし、この移行は、まったくうまく行っていません。
経済は、中国当局が描いていたより早く減速しているのです。

シンガポールの他、中国の景気減速の影響を確認できるもう一つの国がオーストラリアです。

バンク・オブ・アメリカは、2015年のオートストリアの純輸出の伸びを1.7%から1.4%に減ると予想しています。
2016年の間、減速を続け、純輸出の伸びは0.9%まで落ち込むと予想しています。

・・・(中国の)金融セクターの評価額の上昇は、第1四半期における15.9パーセントから上昇し、年の前半には年換算で17.4パーセントまで上がったのです。
なんと、中国経済全体の成長率の倍以上です。

これは、不動産部門のように、他の重要セクターなセクターと相殺する結果となりました。

加えて、金融セクターが、これほど速いスピードで成長しなかったとすれば、中国のGDPは、ブルームバーグの計算によれば、もう0.5%ダウンしていたはずだということです。

・・・皮肉なことに、中国の金融当局がGDPの予想値を発表したその日に、上海総合指数は3%下落しました。
人々は、もはやゴミ屑を買ってなどいないのです。


有料メルマガのカードでのお申し込みはこちらからです。
初回お申し込みの月の月末までは無料です。

mailmagazine-banner.png
メルマガのバックナンバーはコチラから

有料メルマガの銀行振込、コンビニの電子マネーでの
お申し込みはこちらからです。

blogbanner_banner.png




関連記事
       
NEXT Entry
“炭鉱のカナリア”は世界恐慌が差し迫っていることを警告する
NEW Topics
統一教会と創価学会の漆黒の闇を知らなければならない③と④
統一教会と創価学会の漆黒の闇を知らなければならない②
統一教会と創価学会の漆黒の闇を知らなければならない①
FEMA強制収容所の設置とワクチン医療従事者の暗愚③
FEMA強制収容所の設置とワクチン医療従事者の暗愚②
FEMA強制収容所の設置とワクチン医療従事者の暗愚①
マイナによって2024年は「666獣の経済」元年となる
グレートリセット本番!生き残る日本人は10人に1人
今世紀最大の逆イールド発生!大倒産時代をどう生き残る
3年後に迫る人類史上最大のターニングポイント③
3年後に迫る人類史上最大のターニングポイント②
3年後に迫る人類史上最大のターニングポイント①
この冬から始まる世界同時崩壊のイベント
計画的食料危機で世界政府があなたをシープルにする方法
食料配給制度が復活し、UBIによって人口削減へと進む④
ブログ管理人

管理人:ダンディー・ハリマオ

『カレイドスコープ』は「目から鱗(うろこ)」とよく言われます。
このブログは視界ゼロメートルの世界情勢を見通す独自の視座を持った未来透視図です。
メルマガお申し込み

有料メルマガのバックナンバーを販売中です。
ご質問について
初歩的なご質問については、更新作業の妨げになるのでお受けしません。まずは自分で調べることを習慣づけてください。
カテゴリ

openclose

カテゴリー+月別アーカイブ
 
全記事表示リンク
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

ハリマオレポートへ

姉妹サイト「ハリマオレポート」へ
検索フォーム
リンク10-インフレ
リンク17-中東情勢
リンク18-外国語サイト
ログイン
QRコード
QRコード

Page Top