
トランプ家の秘密と、シオニスト・サークルとのコネクション。
(※この記事はメルマガ第187号のダイジェストです。全文はメルマガでお読みください)
ティラーソンの起用は米ロ協調路線の証し
・・・ニューズウィークは、トランプの「軍拡競争も辞さない」強硬な姿勢を批判的に報じていますが、現実は、まったく逆で、むしろ、ロシアとの協調路線を模索するトランプ政権の意図が見え隠れするのです。
・・・ニューズウィークは、「ロシアが節度を守っている限り、米国は軍拡競争などというバカげた泥仕合に巻き込まれたくはないが、お望みとあれば、いつでも相手をする」という、トランプの言外の意思を伝えています。
世界支配層は方針転換した
・・・しかし、ドナルド・トランプの登場によって、そのシナリオは大幅に変更することを余儀なくされたのです。
過剰な期待は情勢判断を誤らせます。
しかし、来年の1月20日から、世界は大きく流転していくことは確実なことです。
果たして、この一連の物語には脚本家がいるのでしょうか。
その答えは、これから先、読み進めていくにしたがって徐々に明らかになっていくはずです。
トランプ人事は、ロックフェラー、ロスチャイルドの意向を汲んだ布陣なのか?
・・・トランプは、今年の5月、キッシンジャーと内々の会談を行いました。
キッシンジャーは、ビルダーバーグ会議の常連であり、ロックフェラーの番頭でもあります。
トランプ政権の閣僚人事は、このキッシンジャーを通じて、ロックフェラーの意向が反映されたものと言えます。
また、財務長官との国家経済会議委員長には、ゴールドマン・サックス出身者が配置されました。
ただし、国務長官の場合と違って、この世界各国の政府の財政政策に大きな影響力を持つ米国の二つの椅子に、ロスチャイルド財閥のゴールドマン・サックス出身者を選んだからといって、米国の通貨政策の変更を暗示している、とは言いきれません。
フィリピンとトルコとの関係改善は自ずと進むだろう
一転して、トランプの中国に対する外交政策は、敵意丸出しのように見えます。
・・・さっそく、ニューズウィークは、「中国に生産拠点を移した米国籍の多国籍企業を国内に呼び戻そうというトランプの目論見は、功を奏さないだろう」と書いています。
しかし、14億人以上の人口を抱える中国に対して、核ミサイルによって数億人を殺すと脅すより、経済崩壊させて、特権階級である中国共産党の瓦解を促すと脅す方が、ずっと効果的であると知っている米軍部は、トランプの一見無謀に見える対中外交政策を支持するでしょう。
元ミサイル財団のイレーン・チャオがトランプ政権下で、習近平体制に揺さぶりをかける
トランプの政権移行チームは、商務長官に投資家のウィルバー・ロス(Wilbur Ross)の起用を決めました。
しかし、この閣僚人事からは、トランプ政権の対中国経済政策は見えてきません。
・・・「通商交渉戦略を策定し、大統領に助言するアドバイザリで、環太平洋連携協定(TPP)脱退後の戦略も手掛ける」とのことですが、反中国の急先鋒として知られるピーター・ナバロ教授を委員長に据えたということは、トランプ政権が、“中国との通商交渉における長年の歪みにテコ入れ”を入れることを示しています。
・・・もう一つは、運輸長官に、イレーン・チャオ(趙小蘭:英語名 Elaine Lan Chao)を指名したことです。
彼女は、江沢民以外にも多くの中国共産党幹部と親しく交友を続けており、「イレーン・チャオは合衆国大統領との関係より、中国の総書記と密接な関係を持っている」とまで言われています。
・・・ここから見えて来ることは、中国共産党内部の反・習近平勢力を鼓舞して、習近平体制を弱体化させると同時にコントロールしようという狙いがあるということです。
今週、トランプは、台湾の蔡英文総統との電話協議に踏み切りました。
そこで、台湾の総統に、「米国は一つの中国の原則」に縛られない考えを明確に示し、大陸の習近平指導部にさっそく揺さぶりをかけています。
この伏線として、今年10月13日、イレーン・チャオ率いる米・代表団が、蔡英文総統に表敬訪問するために台湾を訪れています。
商務長官ウィルバー・ロスは、トランプの窮地を救ってきた
・・・ウィルバー・ロスが、トランプに知己を得たのは、ロスがN・M・ロスチャイルド&サンズに所属していた頃に遡ります。
・・・2011年、N・M・ロスチャイルド&サンズのニューコート・ロスチャイルド銀行ビルが完成したことによって、初めて世界の脚光を浴びることになりましたが、それまでの旧社屋は、地元ロンドンっ子さえ、その場所を知らないほど、世間から身を隠すようにひっそり佇んでいたのです。
この近代的なニューコート・ビルの完成は、ロスチャイルドの金融支配が次なるフェーズに入ったことをアピールしています。
イヴァンカの夫、ジャレッド・クシュナーがエホバの証人の5つのビルを購入
・・・また、特殊な血流というのは、「Rh-」の血液型のことです。
オバマをはじめ、歴代の米国大統領のほとんどが、この血液型を持っています。米国は、間違いなく、特殊な血流の人々によって乗っ取られ、支配されているのです。
・・・「ウィルバー・ロス」の「ロス」は、ロスチャイルドが名残をとどめるためなのか、あるいは、あまりにも多くの婚外子をつくったため、一目で分かるように特殊な「しるし」をつけたのかはさだかではありませんが、彼は、その経歴からロスチャイルドの非嫡出子の一人ではないかと疑われています。
ウィルバー・ロスは、2000年に設立したプライベート・イクイティ企業「WL Ross & Co」の経営権を、2006年に投資会社インベスコ(Invesco)に約3億7,500万ドル(約430億円)で譲渡しています。
2013年に、インベスコはトランプの娘婿のジャレッド・クシュナー(ゴールドマン・サックスのファンド・マネージャーを経た後、ゴールドマン・サックスの支援を受けて独立)のグループとパートナーシップを結び、ブルックリンにあるエホバの証人の6つのビルのうち、5つのビルを総額3億7500万で購入しています。
「私たちはイスラエルのために100%、1,000%を戦う」-トランプ親子
・・・イスラエルの新聞「ハアレツ(Haaretz)」が、トランプ・ファミリーのユダヤ・コネクションについてストレートに書いています。
「共和党の大統領候補の中では、トランプがもっともユダヤ人社会と深い関係を持っている。彼の右腕となって働いている弁護士マイケル・コーエン(Michael Cohen)はユダヤ人であり、娘のイヴァンカは、結婚を機にユダヤ教に改宗した」。
・・・トランプは、米国のユダヤ人社会では、特によく知られた存在です。
彼は、年一回、ニューヨークで開かれるイスラエルの年次パレードで中心人物としての役目を果たしました。
ハリケーン・カトリーナが襲来した後、災害救援金を集めるためにオークションにかける品物を寄せるツェダーカー(Tzedakah:慈善・寄付)の箱を彩った(多くを寄付した)セレブの一人でした。
そして、今年2月には、娘のイヴァンカとともに、右翼のユダヤ報道機関「アルゲマイネ」の年次ガラ賞を受賞しています。

この授賞式のスピーチで、トランプは、「私たちはイスラエルが大好きです。私たちはイスラエルのために100%、1,000%を戦うつもりです。イスラエルは永遠にそこにあるのです!」と力強く語って会場を沸かせたのです。
2013年のイスラエル選挙の前に、トランプは、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相を支持するビデオメッセージを収録しました。
そこで、ユダヤ人に向けて、このようなメッセージを流しました。
「イスラエルの国民のみなさんには、ベンヤミン・ネタニヤフのような素晴らしい首相がいます。彼は優秀であり、非常に尊敬されており、彼はすべての人のことを高く評価しています。
ベンヤミンにぜひ一票を!彼こそが、イスラエルの未来になくてはならいない素晴らしいリーダーだ!」
反対に、オバマに対しては辛辣な言葉を投げかけています。
「私には、オバマを支持している多くのユダヤ人の友人がいる。
しかし、彼らに問いかけたい。『なぜ、あなた方はオバマを支持し、彼のキャンペーンに多額の寄付をするのか?』と。
私のユダヤ人の友人たちは、その理由を答えられない。
私は、はっきり言おう!
オバマこそがイスラエルにとっての最悪の敵であると」。
フリーメーソンのタマニー・ホールをめぐる腐敗の構図に関係
・・・ドナルド・トランプは、2015年5月9日のサウスカロライナで開かれた自由サミットで行ったスピーチで、以下のように述べています。
「イスラエルが真の意味において支持を与えようとしている唯一の候補とは私ことである。
他の候補者は、口先だけで行動を伴わない。彼らは、どこまでいっても、所詮は政治屋である。
私は、生まれた日からイスラエルに忠誠を尽くしている。
しかし、私の父であるフレッド・トランプは、私が生まれる前からイスラエルに忠実だった」。
・・・ドナルドの父フレッドは、堕落したニューヨークの政治フィクサーとパワーブローカー(政治的黒幕)であるアブラハム・リンデンバウム( Abraham Bunny Lindenbaum)という弁護士のサークルに出入りするようになりました。
・・・フレッド・トランプとアブラハム・リンデンバウムは、ブルックリンのマディソン・クラブを通じて、ともに、フリーメーソンのタマニー・ホール(Tammany Hall)の政治的インサイダー(政界から極秘情報を入手して儲ける)として利害関係を持っていました。

タマニー・ホールとは、1790年代から1960年代にかけてに存在した米・民主党の派閥、関連機関。
民主党の政治的マシーンの薄汚い利害がもつれあって、恐喝、汚職、収賄、利益供与などで、ニューヨーク市の中でもっとも汚れた場所の一つとして知られています。
タマニー・ホールのもう一つの顔は、慈善団体タマニー協会です。

ドナルド・トランプは、自由サミットのスピーチの中で語った「父フレッド・トランプは、私が生まれる前からイスラエルに忠実だった」という以外に、自分の父親がイスラエルにとても忠実であった理由については触れていません。
ドナルド・トランプは、アポロ(=ニムロド)の息子を自称する
アブラハム・リンデンバウムは、熱狂的な正統派シオニスト・ユダヤ人でした。
・・・基本的に、チャバド・ルバビッチ運動は、バビロニアのニムロド(バール神のこと)をルーツとする宗教運動です。
それは、古代バビロニアのタルムードの形式主義式な「ノアの七戒」(Noahide Law )と関係があります。
ちなみに、バール神の形式主義式な太陽神崇拝者「パリサイの騎士団」のバビロニア・タルムードの高位の司祭は、神秘的なハシディック・チャバド・ルバビッチ(Hassidic Chabad Lubavitch)として知られています。
・・・ドナルド・トランプは、自分のことを「アポロ」、または「ゼウスの息子」と見なしています。
ギリシャ神話の「アポロ」、「ゼウス」は、ニムロドの別名です。
トランプ・タワーの66階のペントハウスは、ニムロドのシンボリズムで埋め尽くされています。
・・・今日、チャバドは「強力な国際部隊」、つまり、ユダヤテロ組識「チャバド・ルバビッチ(Chabad Lubavitch)」として存在するのを許されています。
・・・チャバドこそが、シオニスト・ユダヤの犯罪を焚き付けるための過激派のイデオロギーの源泉であり、モサドとともに活動する強力なエネルギーの思想的源流になっているのです。
トランプの父、フレッドはSS、モサド、CIAとともに活動していた
・・・
ウィキペディアが正確であれば、フレッド・トランプとアブラハム・リンデンバウムは、秘密裏にナチス親衛隊(SS)のオットー・フォン・ボルシュウィン男爵(Otto von Bolschwing)、イスラエル国防軍(IDF)、そしてMOSSAD、さらには、その頃、新設されたCIAとともに活動していたということです。
さらに、詳しいことは、このサイトに書かれてあります。
また、このpdf文書には、オットー・フォン・ボルシュウィンとCIAに関する記述があります。
・・・というわけで、どうも「4度の倒産を乗り越えて、不動産王の地位を勝ち得た」という男の伝説は、フィクションであり、壮大なイリュージョンなのかもしれません。
商務長官に任命されたウィルバー・ロスのような、この気まぐれ男の失敗の尻拭いをさせられた御仁は、決して少なくないようです。
ドナルド・トランプのシオニスト・ユダヤのバックグラウンド
ドナルドの曾祖父母、クリスチャン・ヨハネス・ドランフ(Christian Johannes Drumpf)とキャサリーナ・コーバー(Kathernia Kober)には、クリスチャン・ドランフ(Christian Drumpf )とクライスト・クライスト(Christ Christ
Christ Christ
)という息子たちがいました。クリスチャン・ドランフは、汚れた男、フレッド・トランプの父親、つまり、ドナルド・トランプの祖父に当たる男です。
・・・ドナルド・トランプの曾祖母、キャサリーナ・コーバー(Kathernia Kober)は、ユダヤ人である可能性があります。
というのは、コーバー(Kober)姓は、ドイツ人とアシュケナージ・ユダヤ人の姓だからです。
コーバー(Kober)とは、ヤコブ(Jakob)、あるいはヤコフ(Yakov)から派生した姓です。
・・・そして、トランプは「ドランフ」です。
ドナルド・トランプは、「Drumpf」という彼の本当の名前を、ブランド化するために「Trump」に変えることにしたのです。
Donald Drumpfで検索をかけて、ちょこっと調べてみてください。すぐに分かります。
ドナルド・トランプを陰から支援しているのはバーバリアン・イルミナティー!?
トランプは、プレズビテリアン(長老派:宗教改革期のカルヴァン派のプロテスタント=新教徒)であると言っています。
彼はイエズス会フォードハム大学(Jesuit Fordham University)に2年間通った後、密かにイエズス会にコントロールされたペンシルバニア大学に移籍しました。
ペンシルベニア大学は、ローマ・カトリック教会のさまざまな宮廷ユダヤ人、特に、ローマ法王のナイトと宮廷ユダヤ人のウォルター・ヒューバート・アネンバーグ(Walter Hubert Annenberg)によった創始されたアネンバーグ財団(Annenberg Foundation)によって資金が提供されています。
・・・トランプには、イエズス会のフォードハム大学や、秘密裏にイエズス会とつながっているペンシルべニア大学と悪名高いイエズス会のジョージタウン大学を卒業した3人の子供がいます。
トランプだけでなく、ジェブ・ブッシュ、ヒラリー・クリントン、バーニー・サンダーズさえ、すべての候補がローマのイエズス会につながっているのです。
しかし、トランプは、明らかにヨーロッパ貴族の末裔である国際銀行家を敵として捉えているように見えます。
そうしたところから、彼の黒幕がグノーシス主義のイルミナティー、つまり、バーバリアン・イルミナティーであると見る向きも多いのです。
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