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20110503-8.jpg

この記事は、SWC 宇宙天気情報センターのデータを参考にしています。画像をクリックすると、宇宙天気情報センターのトップページに遷移します。

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太陽フレアが地震のトリガーになっている、という説


20110503-6.jpg

上の画像クリックでHAARPのグラフへ。

上は最新のHAARPのグラフです。(3日間表示)
-500nT切っていますので、気味が悪いです。

さて、HAARPとは何か。
本当に参考にできるのか、ということですが、ヒントがここにあります。
(細かいことは省きます)。

宇宙天気情報センターのサイトです。宇宙の気象庁とも言うべき情報通信研究機構(NICT)が運営している機関です。
非常に見づらいので、この解説サイトから入っていって行ってください。別サイトなのですが親切な案内があります。

ここから、いろいろなデータを見ることができます。
http://swnews.nict.go.jp/swnews_inf.html

20110503-7.jpg


これは5分ごとに更新されている(主に)太陽からのX線の強さを表すグラフです。最新のデータです。
これを見ると、HAARPのグラフと同期していることが分かります。

地球に飛んでくるX線の元、太陽フレアの活動状況はNASAで確認することができます。
http://www.lmsal.com/solarsoft/last_events/
いちばん下にある表のグラフを見たいのですが、更新されていません。

現在、小規模のフレアが発生しているようです。
http://swnews.nict.go.jp/swnews_inf.html
太陽風のリアルタイムデータ(右の列)は観ることができません。

ちなみに、これは宇宙天気情報センターの2011年2月15日10時44分のデータです。
http://swc.nict.go.jp/news/topics.php?id=20110216151647

冒頭にこのように書いてあります。

日本時間の2011年2月15日10時44分に活動領域1158でX2.2フレアが発生しました。このフレアはサイクル24の最初のXクラスフレアです。 このフレアに伴って、約710 km/s の速度のfull halo CMEが観測されました。弱い太陽高エネルギー粒子の増加が静止軌道上のGOES衛星で観測されています。
このfull halo CMEに伴う衝撃波が、日本時間の18日9時40分ころにACE衛星で観測されました。また、日本時間の18日10時30分に急始型地磁気嵐が発生し、日本時間の19日3時ころに終了しました。


太陽フレアは、3月11日の東日本大地震の1ヶ月くらい前に活発になり、すぐに終息したようですが、規模はXクラスという最大クラスでした。

このXクラスのときに、北米で大規模停電が起きました。
地球に届いたX線も増大したようです。(いちばん上のグラフ)

つまり、太陽フレアが活発になると、地球の地表で大規模な磁気嵐が発生することまでは確認されています。
そして、磁気嵐は、人間の思考にも影響を与える、といわれています。

現在、オーロラも活発になっているようです。
http://www1.hst.titech.ac.jp/club/sci_club/ANNEX/4.html

ロシアの学者を始めとする何人かの専門家は、太陽フレア発生→地表での磁気嵐発生→地震の発生 という連鎖を唱えており、中には「太陽フレアが地球で起こる地震のトリガーになっていることを証明した」と“豪語“する学者もいます。
(このロシアの学者の記事を大分前に見たのですが、探す時間が惜しいので別の機会に)

これについては、以前にも書きましたので、【原発関係者は太陽フレアによる電源喪失に備えるべき】をご覧ください。

ただ、ロシアの学者が「証明した」と言っているだけで、公式見解となっているわけではありませんので、あくまで参考程度にしてください。

参考:

3月11日東日本大地震 ハープによる地震予知の可能性について 専門家のコメント

過去のM6以上の地震とHAARPの関係
20110503-10.jpg
※画像クリックでソース元で拡大表示

世界各地の大地震発生時のFluxgate生データ

ハープチャートの読み方

HAARP各チャートの詳しい情報、読み方

日本で起こる巨大地震の数日前から、建設セクター銘柄株の値が吊り上がったり、関連銘柄の想定買いも入るようですが、こうした現象は太陽フレアや、地磁気の変化を捉えているのかもしれません。
仕手筋さんは、天才的な科学者を雇い入れているのかも知れません。

さて、このテーマについては、時間がないので別の機会にします。

やはり福島第一原発が心配

私が、ある程度「これはいい」と思える良心的なアマチュア地震研究家のサイトがあります。
そこからキーワード(地震の専門用語)を拾って、独自の判断で海外のサイトなどを見ているのですが、いろいろ関係のある情報が出ています。

その他、日本の学者たちのサイトも、ちょこちょこ見ていますが、そういう情報はマスメディアに載ることは絶対にありません。
確かなことは「学者たちは真剣に地震を警告している」です。(ここでは書きません)

さて、私たちが置かれている状況に照らして考えてみたときに、やはり心配なのは福島第一原発事故の推移です。

なんといっても原子炉の水素爆発です。

今度から、東電情報、原子力安全・保安院情報、原子力安全委員会情報が、細野豪志首相補佐官の下で一本化され、発表されることになりました。
彼は、「すべての情報を出すこと。特に悪い情報から先に出す」ことを約束しています。
彼の性格なら、その通りにするでしょう。
大嘘つきの大ばか者の枝野から代わったのは大変いいことです。

これで、万一、福島第一原発の6基あるうちの1基が、今以上に危険な状態になっても、情報はきちんと発信されるでしょう。

ただ、細野は、「情報を一本化するのではなく、合同記者会見で、保安院、安全委員会のメンバーを晒すことによって、矛盾を表沙汰にする」ことが狙いのようです。
それをマスコミに指摘させることによって、正しい情報を導き出すことを考えているようですので、「一本化」という大新聞の書き立てていることとは、少し意味合いが違います。

細野豪志が、いくら勉強していたとしても、正確な情報を精査することなどできないからです。だから、これは妥当なやり方です。

これで、SPEEDIの情報も開示されますが、これは過去のデータですから、期待薄です。
最初、ネット配信システムのトラブルと、多くのモニタリング・ポストが地震によって使用不能になり、正確なデータを提供する最低限の条件が揃わなかったことをネット配信を二度しかしなかった理由にしていましたが、実際は、官邸の指示によるものでした。

SPEEDIは、今まで文部科学省の管轄でしたが、地震後は原子力安全委員会の管理下に置かれています。
これは官邸の指示によるものでした。

SPEEDIは、現在、文部科学省、経済産業省、原子力安全委員会、福島県庁福島県以外には、いまだ情報を公開していません。
今まで200億円の税金を投入しながら、なぜ肝心なときに情報をシャットアウトしてしまうのか。

http://kaleido11.blog111.fc2.com/blog-entry-460.html


私は、SPEEDIより、以下のサイトを見て、放射性物質拡散のイメージを描いています。


●ドイツ気象庁による放射性物資の飛散シュミレーション
(日本の気象庁からデータが提供されている、と言います。全部ダウンロードされるまで動画は動きません。時間軸を見ながら予想してください)

●ノルウェーの放射性物質飛散シュミレーション
(これも日本の気象庁のデータからですので、ドイツ気象庁と同じになるはずです。図の右肩の時間表示が動きます)

●日本の気象庁の風向きシュミレーション(アメダス)
(関東地方の表示設定にしていますが、いろいろ条件を変えて観てください)

●東京都の1時間ごとの放射線量(1時間ごと更新です)

●全国放射線量マップ
(その他の都道府県の状況を見る場合に便利です)
リンク元ページは、都道府県別環境放射能水準調査結果の上から4行目のhttp://radiation.goo.ne.jp/

●福島県内の小・中学校の放射線量マップ
(文部科学省と厚生労働省の無責任な連中が児童を危険に晒しています。とにかく一刻も早く行なうべきことは、放射線量上限値を下げて、児童を退避させることです)

●関東北部・放射線テレメーター・インターネット放送局

その他にも、たくさん良いシュミレーション・サイトがありますが、あまり多くのものを観て混乱するよリ、必要最低限の確かな情報から、自分でイメージを描くことのほうが大切です。
どんなときも、自分で判断することが大切です。

HAARPのグラフは、太陽フレアを反映しているものですから、地震の発生と関係があるかどうかはオーソライズされていないのです。

第一、HAARPがとんでもない振れを記録したとしても、地震が起きないかも知れませんから。
過去のデータを照らしてみる限りは、「何らかの関係性はある」という程度の理解にとどめるほうが賢明です。

ここは十分、気をつけなければいけません。
結局は、このブログで何度も書いてきていることですが、「信じるに足る自分」の判断力を日頃から養うこと、これ以外に方法はないのです。

自分の主体がどこにあるのかが大切です。
これがないと、これからもマインド・コントロールにかかっていくでしょう。
他人が悪いのではありません。厳しい言い方ですが。
また、このことは、私自身に対して言っていることでもあります。

さて、HAARP、そして上の囲みのデータを、どのように活用するか。
活用の目的は、もちろん、大量被曝しないことです。

東電は、福島第一原発の海側に土嚢を積み上げて防波堤にすることを記者会見で発表しました。
これは、前から専門家の間で共通認識となっているアウターライズ地震に対する備えです。

次の余震が三陸沖で起きるとすれば、震度もさることながら、津波が心配されているからです。

東電は、アウターライズ余震の襲来を想定して、15mの津波に耐えられるような防波堤の建設を決めたようです。

しかし、防波堤が完成するまで時間がかかります。
それまでは、なんと土嚢で対処しようとしているのです。
土嚢は、速度の速い今回の津波では「凶器」となって、タービン建屋を破壊するでしょう。

地震発生時、幹部の命令で東電東京本社に詰めていた福島第一原発所長の吉田氏は、「やってらんねえ」と東電幹部のバカさ加減に怒り狂ったようです。
(リンク先に動画あり)

原子力安全・保安院は、こんな事態になっても、「よく存じません」です。
保安院について、ことが終わった時点で優秀な人間だけ残して、他のクズ職員は退場させないと、これからも大変なことになります。
「優秀な」というのは、国民の生命・財産を守ろうという本来の使命を忘れていない職員のことです。
http://atmc-tokyo.com/fukushima_nuclear-p-p/811/

さて、福島第一原発所長の吉田氏は、大量被曝しながら、今夜も現場で陣頭指揮しています。彼のがんばりと、細野首相補佐官の速やかな決断で防波堤の建設が決まリました。
作業員の生活環境も一気に改善されたようで、今では免震重要棟で安眠できるようになったとのこと。

防波堤が完成するまで、どの原子炉が、どうなったのかは重要ではありません。
すでに今の段階では、4つの原子炉(4号機には燃料が入っていませんでしたが、今度は、大きな余震が来たときにプールの強度が問題になる)のどれも重大な問題を抱えていますから、どの原子炉が、どうなっても大変なことになります。
すべて原子炉格納容器、中の圧力容器が破損しているからです。

最後の守りの砦は、もうありません。
一基でも最悪な事態になれば、それこそ「神のみぞ知る」です。

ただ、今まで説明したように、官邸も気分刷新で、国民に対して風通しが良くなったようですから、最悪の場合(水素爆発)でも、重大な情報が隠蔽されることはないでしょう。

国民も、すべての情報を必要としているのではありません。自分の身を守る必要十分な情報が欲しいだけです。
今後は、そうした情報はスムーズに出てくると思います。

菅直人、枝野は、「国民が自分で命を守るための情報が何なのか」理解できなかったのです。
だから、日本だけでなく世界中に風評被害が広がってしまったのです。

とにかく、「万一の事態もありうる」ということを決して忘れずに、テレビ、携帯電話、電車の中の液晶テレビなどで、原子炉から黒煙が上がる映像を観たら、「重大なこととは、このことだ」と、すぐに退避の準備を整えたほうがいいと思います。

まずは、くどいようですが、浴槽の水を貯めることと、飲料用の水道水を日頃から溜めておくこと。
これからしばらくの間は、イオン電解水とか浄化水でなければ嫌だとか、言っていられません。
管理人は、励行しています。




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