
とうとう、菅義偉が完全に崩壊した。
「こんな人たち」・・・つまり、将来は、万に一つも安倍の支援者に変わるかもしれない有権者までをも抵抗勢力にしちゃった安倍の誤算
一昨日、安倍晋三が秋葉での街頭演説で放った言葉--
「こんな人たちに、私たちは負けるわけにはいかないんです」・・・この発言の余波は、どこまでも広がっている。
安倍は、ヤジを巧妙に利用してきた。
おバカな安倍信者たちは、この期に及んでも徹底的に利用されていることに気が付かない。安倍信者は、知能程度があまりにも低すぎて、気持ちが悪くなってくる。
何の科学知識もないのに「放射能怖くない」を無理強いしたために、一時姿を見かけなくなった江川紹子が分かりやすい記事を書いている。
「民主主義がぁーーー」と言いながら、民主主義が何者か、まったく理解していない日本人にとって、この手の記事は、いくら内容が良くても敬遠されがちだ。
しかし、江川紹子は、さすがプロだから、そのあたりをよく心得ていて、導入部分の処理がうまい。
安倍の対応と、シュワルツェネッガーの対応とを比べながら、日本の総理大臣の狭量さ、欺瞞性、大衆扇動性を描きながら、安倍の稚拙な人心操作術にまで踏み込んでいる。
・・・それで思い出すのは、俳優のアーノルド・シュワルツェネッガー氏が、カリフォルニア州知事に立候補し、選挙運動中に、演説会場で反対派から生卵をぶつけられた一件。
彼は、そうした行為も「表現の自由」の一環だと述べ、「ついでにベーコンもくれよ」と笑い飛ばした。
彼は、そうした行為も「表現の自由」の一環だと述べ、「ついでにベーコンもくれよ」と笑い飛ばした。
これで、冒頭の「つかみ」はOKだ。
さて、江川紹子の記事は、それぞれ読んでいただくとして、ここでは、さらに要点だけに絞って、安倍のこの発言の本質的な問題を議論したい。
「あなたは、何を考える? 考えた結果、本当に恐ろしいことは何か?が分かるでしょう」ということだ。
さて、始めよう。
ヤジを飛ばされた政治家の対応で、その国の民度が分かる
シュワルツェネッガーは俳優だから、常日頃、卵ぐらい投げられるだろうと、イメージ・トレーニングしていたに違いない。
とっさに口を突いて出た「ついでにベーコンもくれよ」も、日頃の“訓練”の賜物だろう。
さらに、「これも表現の自由の一環だ」と彼は笑い飛ばした。当然、犯人は無罪放免だ。
もうひとつ・・・聴衆から「投げつけられた」場面で思い出すのは、やはりブッシュのこの場面だろう。
ブッシュに靴を投げつけた謎のイラク人記者は、すぐに放免された。
比較的、最近では、この場面だろう。
欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁の頭に紙吹雪を散らしている威勢のいいおねえさんは、21歳の活動家、ジョセフィーヌ・ウィット氏。
警察に一時、拘束されたものの、彼女の背景には何もないことが分かって、すぐに無罪放免になった。
というより、会場のSPも、この珍事を楽しんでいるかのようだ。
ヨーロッパの警察は、テロリストでないことが分かれば、こんなことに、いちいち取り合わないのだ。
さて、前にも紹介したが、下の写真から、どんな意味を汲み取るだろう。

これは、国際銀行家(ロスチャイルド)の通貨システムによって貧乏にされていくことに気が付いた欧州の市民が抗議デモを繰り広げている場面だ。
黒い制服の背中に、「POLIZEI」とドイツ語で表示されているように、ドイツ警察の警官隊がデモ隊を制圧しようとしている場面?
いつものごとく、日本の胡散臭い一部のブロガーたちは、これを「ドイツ警察による市民に対する弾圧だ」と紹介している。
違う、違う。その反対だ。
デモ隊が怪我をしないように、ドイツ警察が先導している場面である。
彼らは、デモ隊をテロリストではなく、ただの一般市民の活動家であることを知っているので、危険性がないとヘルメットを取っている。
警官隊がヘルメットを取ることによって、警察は市民と警察との間に信頼関係を築こうとしているのである。それによって、デモ隊が大人しくなることをドイツ警察は知っているのである。
このニュースが世界中を駆け巡ったとき、ヨーロッパの現地の人から、「この場面をくれぐれも誤解しないでくれ。日本人の場合、絵だけを見て勝手に解釈してしまう人が多いようだね」というメールをいただいた。「よく分かっているね」と感心したものである。
ヨーロッパでは、こうして民主主義は、うまく保たれているのである。
シュワルツェネッガーが言ったように、「これも、表現の自由の一環」ということになる。安倍政権が始まって以来の日本と違って、ヨーロッパでは、市民の言論活動のアローワンスはとても幅が広いのだ。
翻って、日本の場合は明らかに異常だ。安倍政権になってからは、異常の度合いは一方的に増すばかりである。
自由党の山本太郎議員が、四国の高松駅頭で街頭演説に立ったとき、いつものごとくヤジが飛んだ。

このとき、彼は応酬しなかった。
山本議員は、安倍晋三のネットサポーターたちから浴びせられる口汚い罵声にも動じることなく、間髪入れずこう切り返した。
「ヤジをありがとうございます。そんな、あなたのことも守りたい」・・・・彼が、自由党と党名を変える前-「生活の党と山本太郎となかまたち」の共同代表を務めていた頃の話である。
しかし、シュワルツェネッガーなら、このように言うかも知れない。
「ヤジをありがとう。しかし、今日は暑いな。どうせなら、ホースで俺の頭に冷たい水を浴びせてくれないか」。
市民活動家に難癖をつけて長期拘留する警察と、突然、銀行口座を凍結させる銀行-安倍内閣の国民に対する弾圧は戦前並みになってきた
安倍晋三であれば、正反対の対応を取るであろうことは間違いがない。
彼の口癖は、「抵抗勢力と戦う」だ。
「抵抗勢力」は、安倍晋三にだけ見える幻なんだろう。
世界は、この政権によって、日本の民主主義が完全に崩壊してしまったことを知っている。
そして、日本人の精神性における特殊性を危惧しているのであるが、当の日本人は、まったく無頓着ときている。
特に、安倍政権になってから、日本の公安警察は完全にゲシュタポ化し、まさしく戦時中の「官憲」が復活しようとしている。
沖縄では、安倍晋三の命を受けて海保が息巻いている。
辺野古移転に反対する沖縄県民の首を絞めて昏倒させ、ねん挫などの怪我を負わせている。まるで、私生活の鬱憤を、沖縄県民にぶつけてストレス発散をしているかのようだ。
また、九州や関東から駆り出された機動隊が、沖縄での不祥事など、どうせ本土のマスメディアでは取り上げないだろうと、暴れ放題である。
これでは、暴力団とならん変わりがない。
安倍政権下では、警察が率先して社会秩序を乱すことが許されるようになった。
私は、いままで警察に随分と協力してきたが、そこで得た結論は、「日本の警察官には人権を考える能力が欠如している」ということである。
彼らは、多分に情緒的にして恣意的である。
沖縄で常習的に行われている差別的弾圧について、自民党の鶴保庸介は、大阪府警の機動隊員が抗議活動をしている人に「土人」と発言した問題について、「差別であるとは断定できない」という見解を示したことは記憶に新しい。
これは、自民党の体質を端的に表している。
この政党は、もとから、独裁的であり、支配的であり、奴隷蔑視的であり、自分たちの権力を脅かす人々であれば、抹殺さえするということが。
安倍政権の下で、ますます勢いづく県警は、沖縄平和運動センターの山城博治議長と神奈川県の牧師の男性を公務執行妨害と傷害の容疑で逮捕した。
山城氏は、その後、長い間、拘留されることとなる。
容疑は、「沖縄防衛局職員の腕を強くつかみ、肩をつかんで激しく揺さぶる行為などで頸椎捻挫と右腕打撲のけがを負わせた疑い」というが、医師の診断書など、なんとでも書くことができる。真相は不明だ。
皮膚に小さな赤いあざが残っただけで「怪我を負わせた」ことになる。
国連は、安倍政権の国民に対する暴力について、かねてから問題視している。
とうとう、山城博治氏は、先月の16日、ジュネーブの国連人権理事会で、抗議活動により長期勾留された自身の体験を紹介し「日本政府が人権侵害をやめ、新しい軍事基地建設に反対する沖縄の人々の民意を尊重することを求める」と訴える機会を得た。
さらに、高江や辺野古で米軍基地建設・反対運動を繰り広げる人気ミュージシャンの大袈裟太郎氏の銀行口座が、突然、凍結された。
口座を凍結した「ゆうちょ銀行」から大袈裟太郎氏に届けられた通知によれば、「取引停止(凍結)の実施日は5月31日。凍結の理由は『法令や公序良俗に反する行為に利用され又はそのおそれがある』」というものである。(田中隆作ジャーナル)
もちろん、「法令や公序良俗に反する行為」とは何か、ゆうちょ銀行になど、示す能力はない。
安倍官邸からの指示に従って、ロボットのように何も考えず、「口座凍結」という措置に及んだ「ゆうちょ銀行」の担当者に問い詰めたところで、「分からない」という返答が返って来ることは目に見えている。
沖縄の子どもたちを熱波に晒す安倍晋三の冷酷さ
何が「岩盤規制の突破」だ。やっていることは正反対だ。
世界が手放そうとしている従来型の重厚長大型産業の既得権益を守り抜くために、改革をおろそかにして国のイノベーションの萌芽を潰しまくっている安倍政権は、東電を徹底的に守り抜くため、安倍晋三が元凶となって引き起こした福島第一原発・放射能災害によって被災した福島県民への住宅支援を冷酷にも打ち切ってしまった。
放射能スープの中に帰りたくない、帰れない被災者を無理やり引き戻そうとしている安倍晋三の残虐性は、もはや人間とは言えない。

沖縄の子どもの命を人質に取って、沖縄の米軍基地新設に反対する父兄を黙らせようという狙いがあることは明らかである。
基地周辺の学校を対象にした防衛省の防音事業で、空調機更新に伴う空調機「維持費補助」の廃止が県内6校で決まった。(琉球新報 2017年6月29日)
「基地周辺の学校を対象にした」が、見落としてはならない点である。
安倍晋三と菅義偉が、防衛省に命じて「エアコンの維持費補助を廃止した」という意味は、本格的な夏場に向けて、エアコンの冷房を子供たちから取り上げる、と言う意味である。
安倍晋三と菅がターゲットにした「基地周辺の学校」では、防音装置がなければ先生の声がまったく聞こえないくらい米軍機の爆音がうるさいわけだから、冷房の効かない教室で我慢がならなくなったとき、当然、窓を開けて外気を取り入れようとする。
そのとたんに、米軍機の爆音が教室に飛び込んでくるという拷問に等しい仕打ちを受けるわけだ。
窓を開けたくてもあけられない。
安倍晋三と菅義偉は、「米軍基地新設に賛成すれば、あなたのお子さんが通う学校で空調が使えるようにしてあげますよ」と、いよいよ子供の命を人質に取ったということである。
翁長知事は、稲田朋美防衛相に、空調補助の継続を要請したが無視されたまま。稲田は、安倍の言うままだ。
安倍政権による、沖縄県民に対するこの凄まじい弾圧に、ネットユーザーたちはこんな反応を示している。
「基地周辺の学校を狙った」という点が、官邸による「これ以上ありえない犯罪」であることは、もはや説明の必要がない。明確に「狙い撃ち」である。
読売にも見捨てられた安倍晋三と菅義偉ら悪党たち
安倍晋三、菅義偉、麻生太郎、甘利明らの悪党4人組によって、日本国民は命の危機に瀕しているのである。
この4人は、東京都議選の投開票日当日の午後6時から、都内のレストランにこもって、いつものよう気味の悪い密談を続けていた。
「みんなが固唾を飲んで選挙の行方を見守っているときに、自分たちはオテル・ドゥ・ミクニで高級フレンチに舌鼓か。あまりといえば、あまりだ。それはないだろ」と、党内の役付きからさえ批判の声が上がっている。
これもまた、私たちの税金だ・・・
晋三という男は、不安になればなるほど、誰かとグルメ三昧に走りたがるようだ。一種のビョーキだ。

安倍晋三は、「歴史的大敗の原因は?」とマスコミに訊かれること避けるようにして、そのまま、母・洋子が待つ富ヶ谷の邸宅に、こっそり帰っていった。
麻生太郎は、束の間でも晋三の後釜に座って、「二度、総理大臣を務めた男」として歴史に名を残すため、表面上は安倍に同意している。
甘利明は、UR(独立行政法人都市再生機構)に対する口利き収賄事件で刑事告訴されることを恐れて、「睡眠障害」というわけの分からない病気(要するに、「ボクちゃん、心配で夜も眠れない病」のこと)を理由に病院にトンズラした男だ。
安倍は、「ご本人の体調が戻ったら説明責任を果たさせる」と言いながら、かくまっているのである。
当の甘利明とて、確実に数百万円(それは、回り回って私たちの税金だ)を着服していながら、国民に向けて言った「詳しい事情は退院してから話す」という約束を果たす気がない。
ちんぴら四人衆のうち、菅義偉は官房長官だから、何か言わなくてはならない。
都議選の翌日の記者会見で、菅はこう言った。
東京新聞記者:
「秋葉原での街頭演説で、安倍首相が、“こんな人たちに、私たちは負けるわけにはいかないんです”と言ったことについて、政府としては、どう考えているか」。
菅義偉:
「政府として発言するような問題ではない」。
東京新聞記者:
「安倍首相の発言自体に問題があると思わないかどうか」
菅義偉:
「まったく、あると思わない」
東京新聞記者:
「その理由は?」
菅義偉:
「ないからだ。発言は自由だ」 (質問した記者の失笑が聞こえる)
東京新聞記者:
「街頭での“安倍辞めろー”の声についてはどう考えているのか」
菅義偉:
「あなたの主観に答えることは控えたい。客観的なことについて、事実に基づいて質問してほしい」

東京新聞記者:
「あれだけの大きな声が出て来るのは、政権に対する国民の怒りの声なのでは?」
菅義偉:
「あなたの主観です」 (質問した記者の失笑が聞こえる)
東京新聞記者:
「今日の読売新聞の政治部長の解説の中で、『内閣改造といった人材の一新といった表面的なことだけではなく、おごりたかぶった政権の体質を改めなければ、国民の信頼は回復できないだろう』という指摘があった。
読売新聞が言っていることは、『人材の一新をもって、説明責任を果たしたことにはならない』という意味だと思う。
このコメントを政府として、どのように受け止めているか」
菅義偉:
急に狼狽して、「むにゃむにゃ・・・意味不明」
度重なる寿司トモの抱き込み、過去から、官房機密費で読売の記者たちにコールガールをあてがってまで手なづけてきた安倍のもっとも力強い味方である読売新聞でさえ、第一面で「安倍内閣のおごり、説明責任を果たさなければ『終わり』」と、安倍政権に最後通牒を突きつけたのだ。
菅義偉にとっては、よほどショックだったのだろう。菅義偉の動揺は著しい。この後の答えは支離滅裂になった。
自民党は、閣僚総出で、どれだけ一般人の言論を封じてきたというのか。
「美味しんぼ」の出版差し止めから始まって、森喜朗に枕営業をかけて党内でのし上がっていった高市早苗の「テレビ局の電波停止」まで、言論封鎖のオンパレードに国連を卒倒させた。
さらに、飛ばされたキャスターは数知れず。それだけでは済まずに、安倍と菅は一般人をターゲットにして、陰湿な恫喝を加え、彼らの言論を奪ってきたではないか。
菅義偉は、国民には「安倍内閣に都合のいいことだけを発言させ」、一国のトップなら、その有権者に対して「何を言っても言論の自由で保証されている」と言っているのだ。
この知能指数40のバカを日本から追い出して北朝鮮に送り込め!菅にとっては日本より住みやすいはずだ。
ついでに、「安倍首相、一回ぐらいは街頭演説した方がいいですぜ」と安倍晋三に街頭演説を薦めながら、「安倍辞めろ!」の現場からの一斉怒号に圧倒されて狼狽し、「安倍総理が御到着です! 拍手をもってオマヌケください!」といって大恥をかいた父親譲りの小心者で、この言論封殺バカも北朝鮮に送り込め!
第一、「お招きください」じゃなく、「お迎えください」だろうに。
まともな日本語も話せないような愚鈍が自民党幹部だ。恥ずかしいやら、情けないやらで、もう溜息さえ出なくなった。
「問題ないから政府が答えるまでもない」・・・「土俵に上がらないから負けない」論法で逃げまくる官房長官の菅義偉
それにしても、「まったく問題ない」をここでも繰り返している。まるで、幼稚園児が駄々をこねているようだ。
質問した記者も、思わず「クスッ」と苦笑いしながら質問を続けている。
安倍晋三は、特定秘密保護法を強行採決した後で何を言ったか。共謀罪を強行採決した後で何を言ったか。
両方とも、こう言った。
「まずは法案を成立させてから、国民には丁寧に説明していく」だ。
「法律は俺様が決めると決まってるだろ。だから、しのごの言わずに、国民は俺の言うことに従え!」と言っているのである。
その約束は、まったく果たされないまま、都議選敗北の弁として、このように述べた。
「内閣改造を前倒しして、国民に丁寧に対応していく」・・・
・・・誰も信じない。
安倍晋三と菅義偉は、いまだに都議選で歴史的大敗を喫した原因は、「こんな人たち」のせいではなく、自分が国民を騙し続けてきた結果、自滅したことに気が付いていない。
説明能力がなく、責任能力もない人間が政治家をやっていること自体が、この国の民主主義が、とっくに死んでしまったことを意味する。
「ワタチの言うことだけを聞け!」・・・「まったく問題ない」と言い出したのは、安倍晋三がエジプトで、「ISIS対策のために2億ドルを拠出する」と、頼まれてもいないことを言ったせいでISISを挑発し、湯川遥菜、後藤健二両名をテロリストの犠牲者にしてしまって以来だ。
これまで国民には、ただの一度も説明したことがない。説明するほどの知識も知性もない。それ以前に、決定的に語彙力が乏しいから「問題ない」と言うしかないのだ。
安倍政権に対する有権者の思いは、さまざま。批判的な人たちばかりではない。応援している人々もいる。
その人たちに対しても、まったく説明しない、説明できないのだ。
・・・だから負けたんだよ。
「こんな人たちに、私たちは負けるわけにはいかないんです」って、完全に頭がおかしい。自分たちで、勝手に負けたのだ。
菅義偉は、今までいったい何百回「まったく問題ない」、「そのような指摘は当たらない」と、菅の口癖である「主観を述べてきた」のだろう。
一度として、まっとうな答えを出したことがない。菅のさみしい頭では、それができないからだ。
それを文春が的確に説明している。
題して、(菅義偉の)「土俵に上がらないから負けない」論法
記者の簡単な質問にさえ答えられず、「まったく問題ない」を繰り返し続けてきたのは、記者と同じ土俵に上がらなければ、質疑応答が成立しないので、たとえ破廉恥と言われようが、低知能と言われようが、徹底して「まったく問題ない」、「そのような指摘は当たらない」とだけ言い続けてきたのだ。
そうすれば安倍内閣のボロが出ないからである。
おじさんナルシズムの無応答性を常時仄めかすことによって「どうせ何を質問しても、真正面から答えないさ」と質問者に思わせる戦術である。
安倍の官邸の連中に共通していることは、閉鎖的で秘密性でガードしている自己愛性向である。これでは、外交もできないし、国民との信頼関係を築くことなどきるはずがない。
そもそもが、口先だけのリップサービスに過ぎないのだ。
言うほどもなく最初から国民を拒絶しているのだから、政権が行き詰まるのは時間の問題である。
だから、そのときのために、共謀罪を欲しがるのだ。
しかし、秋葉原の街頭演説では、確かにほとんどの人たちが「安倍辞めろー」と言っていた。
それでも、菅義偉から見れば、「客観的な事実ではないから、政府として答えることではない」ことになってしまうのだ。
稲田朋美は、菅義偉の「土俵に上がらないから負けない」論法を忠実に実践している良き生徒だ。
「防衛省、自衛隊、防衛大臣、自民党としてもお願いしたい」と自衛隊を私物化して、自衛隊法違反、公職選挙法違反の既遂を問われた稲田が、この論法を使って、35回も「誤解を招いた」と終始繰り返して逃げ果せた。
追及できなかった記者たちのふがいなさを責める前に、「バカ、無責任」と国民からいくら言われようとも、微動だにせず、「誤解を招いた」を繰り返して、大臣を辞任しなかった稲田のふてぶてしさを称えると同時に、ますます精神疾患を疑いたくなるのだ。いやいや皮肉ではなく。
私が想像するに、彼女は、きっと解脱して「無念無想の境地」にたどり着くことができたのだろう。
民進党と北朝鮮頼みの末期的幼痴園内閣
日本人は、世界でもっとも、「事実」より「情緒」、「客観」より「主観」、いや「好き嫌い」で判断する国民と言われてきた。
そのとおり。日本人は、常に情動に突き動かされる国民である。
時の為政者は、その日本人の特殊性を利用して 「ハレ」と「ケ」をうまく使い分け上手に支配してきた。
だから、いくら事実を提供しても、テーマによっては、まったく関心を示さない、という信じられないことが、この現代でも平気で起きる。

脳科学者の中野信子氏は、日本の有権者が、「実力者」より「妄想狂」「役者」を求める理由について、自著の中で的確に分析している。
「人間は根拠のない思い込みができるから生きていける。 その思い込みが確信に変わったとき、多くの人々を引き付けるようになるのだ」(中野信子氏の著書)
安倍晋三、安倍昭恵、稲田朋美は、「思い込みを確信に変換する術」を身に付けているのだ。
つまり、彼らは、霊的カルトに完全に憑依されており、安倍政権の政治は、そこで行われている、ということである。
今朝、再び、北朝鮮のミサイルが日本海に向けて発射された。
安倍晋三が追い詰められると、必ず北朝鮮がミサイルを撃ってくる。
「これは偶然か?」・・・「まさに奇跡的な確率だ!」
北朝鮮と安倍内閣が「間接的に」通じているからだ。
だから、安倍晋三が、これ以上、日本国民に憎悪の念を抱くと、本当に大量の国民を殺すようになると言い続けてきたのだ。
晋三の執念深さ、自分に反対する者への怨念にも似た憎悪の深さは、どの政治家にも見られない。これは、明らかに人間ではない。
さすがに、読売新聞にまで見捨てられそうになっている安倍晋三は、内閣改造でも支持率の回復ができないことを知るだろう。
そのとき、「こんな人たちに、私たちは負けるわけにはいかないんです」から、「こんな人たちなど、消してしまいます」に言い換えるようになるだろう。
とは言うものの、朝鮮半島で北と南が衝突すれば、一気に安倍内閣の支持率は回復するかも知れない。狂人・安倍は、それを切望しているはずである。
なぜなら、「国民にパンを配ることができなくなった政府」は、戦争に乗じて国民の中に犠牲者をつくりだして結束させようとするからだ。
朝鮮半島有事の蓋然性が、確実に高まっていることは忘れてはならない。
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