
政府は、あなたの窓を一つ二つと閉じて、政府以外が与える情報から遠ざけようとするでしょう。
(この記事は、メルマガ第212号のダイジェストです。全文はメルマガでお読みください)
米国の市民は広範な混乱と不安の崖っぷちに立たされている
・・・66才の犯人、ジェームズ・ホジキンソンによるホームグロウン・テロは、共和党と民主党の完全なる決裂によって、米国の秩序が崩壊する前触れです。
米国の有名トークラジオショーの人気ホスト、ラッシュ・リンボー(Rush Limbaugh)は、自身が出演したラジオ番組で、「われわれが現在目撃している米国人の大きな怒りと欲求不満は、『左翼』によって焚き付けられている」と、その暴力性を公然と訴えました。
・・・「民主党を支持している思考能力のない米国人が、日々、過激になっている。
それは、彼らのネット上でのつぶやきを見れば一目瞭然だ。
民主党支持の『左翼』たちは、いまや公然と暴力を支持し、これを促進しながら政治的な敵に卑劣なことを仕掛けている」とリンボーは言います。
「全米で暴動が起こるのは時間の問題」
・・・トランプが大統領選に勝利して以来、共和党に対する脅威と暴力が継続的に行われています。
ジェームズ・ホジキンソンの個人的なテロは、主流メディアによって、こうした「左翼」を鼓舞することに利用されるでしょう。
そして、事態を次のさらなる深刻なレベルに引き上げていくはずです。
スティーブン・バノンのブレイバート(Breitbart)は、「15人のタイム誌セレブが、トランプと共和党に対する暴力を思い描く」と題した記事をアップしました。
そして、WNDも、「民主党の政治的崩壊後、暴力と脅威が蔓延するようになった」という見出しの記事を掲載しました。
・・・ヴァージニアのラジオホスト、マイケル・サヴェージ(Michael Savage)は控え目な穏健派として知られています。
その彼をして、『左翼』の横暴は、彼が担当するラジオ番組でオーディエンスに恐ろしい声明を出させたのです。
「私たちは沸点に達している。もう内戦は避けられないところまで来ている」・・・
・・・米国の女性弁護士で保守系政治解説者、著作家にしてコラムニストとして活躍しているアン・コールター(Ann Coulter)は、自身のブログで以下のように書いています。
「最近、ヒラリーは、ドナルド・トランプに、“レジスタンス”という『戦闘』というニュアンスを含んだ軍事用語を使って徹底的に反対する意を表した。
彼女は、『私は、レジスタンスに加わった』と堂々と言い放ったのである」。
殺害予告によって脅されている議員たち
『左翼』の中でも病的な民主党支持者の一人が、つい最近、ユタ州選出の下院議員、ジェイソン・チャフェッツ(Jason Chaffetz)を絞首刑に処すと実際に脅迫しました。(ソルトレーク・トリビューン)
・・・ラッシュ・リンボーは、今日のような、かつての米国において見られなかった一触即発の暴動の危機について簡潔に分析しています。
右翼と左翼
ラリッシュ・リンボー、アン・コールター、そして、マイケル・サヴェージが口を揃えて警告していることは、「もはや米国の都市が火の海になることは避けられないところまで来てしまった」ということです。
彼らは、「それは、『右翼』と『左翼』の致命的分断が原因となって引き起こされる」と確信をもって言います。
・・・「左翼」とは、社会の経済的不満分子、つまり米国の場合で言えば、「99%」の人々に、「ひょっとしたら、明日は飯が食えなくなるかも知れない」という恐怖心を植え付けることによって、人々を唆しながら変革へ向かわせる「絶対的貧困化論」がベースになっています。
これは、「社会の下部からの蜂起によって革命を引き起こす」という、まさに経済闘争そのものです。
言い換えれば、マルクス主義のことです。
したがって、軍備を縮小させ、外国の軍隊の脅威の下に裸で自国を晒し、その恐怖を利用して革命へのエネルギーを増幅させようとします。
・・・米国の一方的な衰退の本当の理由は、米国のマスコミが、「保守」と「革新」という二元論的な色分けをすることによって、共産主義を「革新」であるかのように錯覚させてきたことが大きいのです。
もちろん、「保守」と「革新」は、「右翼」と「左翼」と似て非なるものです。
ロン・ポールとバーニー・サンダース
・・・「左翼」とは、グローバリズムと共産主義を推進する人々の別の言い方です。そう、世界政府主義者のことです。
ロン・ポールやバーニー・サンダースの言うことをすべて信用できないのは、彼らが米国民に革命を起こすよう促しているからです。
なぜか、米国の新聞・テレビは、ロン・ポールの恐ろしい「予言」だけは取り上げるのです。
国連の正体
・・・余談ですが、現政権が強行採決した共謀罪に、なぜ国連がこれほど反対するのか、その理由を問えば、「戦前の軍国主義への回帰」に繋がるからです。
世界政府が制御できない国家のことを、国連は「軍国主義国家」と言い換えて敵国条項の足枷を嵌めているのです。
トランプが大統領就任式後、真っ先にCIAを訪れた理由
<省略>
朝鮮半島有事が、いよいよ現実的に
<省略>
「制御できない政府から身を守る最善の方法」
米国の社会秩序の崩壊までは時間の問題であることを前提として、ケイシー研究所(Casey Research)が「制御できない政府から身を守る最善の方法」を経済的サバイバルに余念のない人々のために公開しています。
特に重点を置いているのが、米国政府の現在の不穏な動きに対応したもので、「資産の多様化」、「政治的多様化」、「収入源の多様化」などを基本として、ますます締め付けが厳しくなる政府の支配の外側に出るための方法です。
「貯蓄の多様化」を図る
・・・具体的には、自国政府が資本規制または完全な資産没収に踏み切ろうとしている場合、その資産を没収されないようにすることです。
どんな国の政府でも、いっさいの警告なしで突然、こうした措置に踏み切るトレーニングを始めているようです。
(※メルマガ第147号パート2「2016年から始まる悪夢/見えてきた日本の資産バブルと戦争経済」、あるいは、メルマガ第148号「ハイパー・インフレ、預金封鎖、資産税への道」を参照)
・・・この中でも、外国の不動産所有は、資産を安全に逃避させる上で特に役に立ちます。
不動産は大型の実物資産で、それ自体の正当な評価が難しい上に、政府も海外には手が及ばないので、ニック・ギアムブルーノは、これを多様化グランドスラム(テニスの4大大会)と呼んでいます。
・・・そうした意味では、外国の不動産は“新しいスイスの秘密の銀行口座”と同じ役割を果たしてくれます。
「市民権の多様化」を図る
市民権を2国以上に多様化する有効な方法は、第一に「第2のパスポート」を持つことです。
・・・さらに、第2のパスポートを得るもう一つの重要な理由があります。
その前に、まずパスポートとは何かを理解することが必要です。
あなたのパスポートは実際にあなたのものではありません。それは母国の政府に属するものです。
ですから、あなたが地球のどこに住んでいても、あなたの母国の政府はいつでも適当な難癖をつけてパスポートを取り消すことができます。
ですから、2番目のパスポートを持つことによって、そのときに難民のような生活を強制されることから解放されるのです。
「所得の多様化」を図る
<省略>
「デジタル・プレゼンスの多様化」を図る
・・・政治的には、母国政府がイーターネットの閲覧禁止や、課金制度をユーザーに押し付けて、その国の国民がネットから政治情報を得ることができなくなったとき、海外の自由なネット環境を保証してくれる管轄区域に自身のデジタル・プレゼンスを移しておけば、海の向こうからのオピニオン発信によって、母国の政治的な窮状を改善することができるかも知れません。
政府の権限拡大は世界的な趨勢
どの国の政府も、どういうわけか、個人レベルでの収入源を把握し続けることによって政府に服従させ続け、恣意的で厄介な規制や制限に国民を晒そうとしています。
共謀罪の強行採決は、政府の権限拡大によって、より少ない自由を国民に強いることになります。
ですから、あなたの人間性を守るために、あらかじめ多くの窓を開放しておくことが必要です。
やがて、政府は、あなたの窓を一つ二つと閉じて、政府以外が与える情報から遠ざけようとするでしょう。
・・・しかし、ここで気づかなければならない重大なことがあります。
人工知能のシステムに、無自覚のうちに生活スタイルまで合わせようとしている自分がいることに。
・・・人工知能によって統合的に制御される社会では、個人の価値観までもがロードローラーによって押しつぶされます。
そこでは母国語が死に、他国との文化が少しずつ溶け合っていく過程で、日本人としてのアイデンティティーが徐々に失われていくでしょう。
人工知能は、人間に画一化を押し付けます。むしろ、人間のほうが、人工知能のルールに知らないうちに合せようとしてしまうからです。
単に、人々はそれに気がつかないだけです。
・・・それに最後の望みを懸けるべきです。あなたも私も。
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