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HOME   »   原発・放射能  »  1号機は、ここ1、2日は本当に注意ですね
       
どうも1号機が危ないですね。
以下のニュースが本当であれば、やはり水蒸気爆発の危険性が増した、ということにならないのでしょうか。
なにぶん、この情報だけでは判断がつきませんが、要警戒だと思います。

1号機 建屋の地下に大量の水
NHKニュース 5月14日 19時19分

燃料が溶け落ちる、いわゆる「メルトダウン」が起きていたとみられる東京電力の福島第一原子力発電所1号機で、原子炉建屋の地下に大量の水があることが分かりました。

東京電力は、格納容器から漏れ出した高濃度の汚染水とみて、詳しい分析や処理方法を検討していますが、作業の難航は避けられない情勢です。

福島第一原発の1号機では、「メルトダウン」が起きて原子炉に穴が開き、さらに格納容器も損傷して高濃度の汚染水が大量に漏れ出ているものとみられています。

このため、13日、作業員が原子炉建屋の地下に通じる階段の踊り場付近から目視で調査したとこ ろ、建屋の地下で水のようなものが西から東に向かって流れているのが見え、水位は4メートル20センチに達しているとみられるということです。

東京電力は、この水が格納容器から漏れ出した高濃度の汚染水の可能性があるとみて、今後、水の放射線量や放射性物質の種類を詳しく分析するとともに、水の処理方法 を検討したいとしています。

また、13日、原子炉建屋の1階に無線で遠隔操作するロボットを入れて調査した結果、建屋の南東部分にある二重扉の近くで、最 大で1時間当たり2000ミリシーベルトと、これまでで最も高い放射線量が測定されました。

この付近には原子炉につながる配管が通っていることから、東京 電力は、「メルトダウン」の影響でこの配管が傷み、高濃度の汚染水が流れ込んで高いレベルの放射線を出しているのではないかとみています。
福島第一原発1 号機では、原子炉建屋の地下に大量の水がたまっているのが見つかったことに加え、1階でも極めて高い放射線量が測定される場所があることが新たに分かった ことで、17日に予定されている工程表の見直しを前に、作業の難航が避けられない情勢です。

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つまり、【1号機の核燃料は、すべて溶けて落下した】の記事で書いたように、最悪の事態は格納容器の下に大量の水が溜まっていて、そこにメルトダウンした核燃料が落ちることによって起きる水蒸気爆発。
これが最悪の事態。

いずれにしても、今まで発表されたわずかな情報を元に判断するしかないのですが、上のNHKニュースにあるように、建屋の地下の水位が4メートル20センチもあるのでは、圧力容器を突き抜け(まだ原子力安全・保安院は圧力容器の底で止まっている、と言っていますが)、さらに格納容器も突き破り、その下のコンクリート台座も溶かして、そして地面をも溶かして地下にこぼれ落ちて行った場合、この大量の水の中に核燃料の塊が落ちれば水蒸気爆発となりますね。

核燃料が塊状ではなく、砂粒状態で、少しずつこぼれ落ちていくのであれば、どうでしょうか。

この建屋の地下に「西から東に向かって流れている水のようなもの」が本当に水なのか、これだけでは分かりません。
おそらく水なのでしょうけれど。

そして圧力容器内の底で「止まっていることになっている」核燃料が、どこまで行っているのかもわかりません。

これ以上は、まったく分かりませんので書かないことにします。
ただ、かなり注意すべき出来事であることは確かです。


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