大人が何もしないなら、信じられない数の子供がガンになります。
加害者は、あなたであり、私です。
加害者は、あなたであり、私です。
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福島原発事故 子供の被曝許容量はチェルノブイリの4倍相当
NEWポストセブン 2011.05.18
東日本大震災の影響で発生した福島第一原発の事故。その国際的な基準に基づく事故の評価は、1986年に発生したチェルノブイリ原発事故と同じ「レベル7」に引き上げられた。
いまなお、収束のめどが立たない福島第一原発事故について、チェルノブイリ事故直後から現地を取材し続ける『DAYS JAPAN』編集長で、フォトジャーナリスト・広河隆一氏がレポートする。
チェルノブイリ事故(1986年4月26日)のときは、原発から120km離れたウクライナの首都・キエフの子供たちすべてが、5月半ばから9月までの間、旧ソ連の各地の保養所に収容された。
日本でも政府は国内の国民宿舎などすべてを借り切って、被曝が疑われる地域に住む妊婦と子供たちの収容に踏み切るべきである。
それなのに、日本では政府が逆のことをやっている。
福島市と郡山市の学校の土壌が放射能に汚染されていることを受け、政府は子供の被曝量の基準値を、毎時3.8マイクロシーベルト、年間20ミリシーベルトとした。
これには国内からだけでなく、世界から猛烈な批判が出ている。
「20ミリシーベルト」という数字は、「国際放射線防護委員会(ICRP)」が、「非常事態が収束した後の一般公衆における参考レベル」とされる<年間1~20ミリシーベルト>のもっとも高い数値であり、大人を対象にしていることはいうまでもない。
それが特に子供たちにとっていかに高い被曝量であるかは、私の知る限り、チェルノブイリに汚染された土地のどの地域を居住禁止地区にするかについて、1991年にウクライナ議会が行った決定が参考になる。
そこでは1平方キロメートルあたり15キュリー(放射能の旧単位)の汚染地域を立ち入り禁止地区とする、つまり居住禁止地区に規定したのだ。
現在の単位に換算して、ここに住むと、年間5ミリシーベルト被曝してしまうという理由である。
日本ではその4倍を許容量として、子供たちの学校の使用を許可したのである。
また、「毎時3.8マイクロシーベルト」という数字は、いまは死の街となったプリピャチ市の数値とほぼ同じである。
私はかつて5万人が住んでいて、いまや荒涼としたプリピャチの廃墟の中に、日本の子供たちが走り回る姿など想像したくもない。
◆広河隆一氏の最新刊『暴走する原発 チェルノブイリから福島へ これから起こる本当のこと』(小学館刊)は5月22日発売予定。
※女性セブン2011年5月26日号
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文部科学省は、なぜ平然と法律を犯すのか。
なぜ、平気で子供を殺そうとしているのか。
なぜ、テレビ、新聞は黙ってしまったのか。
実は、日本の大マスコミより、海外メディアのほうが、このように怒っています。
海外の反応は、日本人が考えているようなものではありません。
地震が起きた当初、世界は「日本人の冷静さと団結心に感動した」と、確かに書いていました。
今は違います。
「なぜ、福島の子供たちがガンになるかもしれないのに日本人は声を上げないのか」。
「情けない国だ」。
このように論調が変わってきています。
海外メディアは日本人の代わりに「とんでもないことだ」と怒っているのに、日本のメディアは、そしらぬ顔。
誰かが何とかするんじゃないか。
誰もしません。
「20ミリシーベルト」は、文部科学省の下らない人間が強引に決めた数字です。それが誰なのかも分かっています。
どんな内情によるものかも、分かっています。
学校を休校にしたくない、たったそれだけの理由で「数字合わせ」をやったのです。
放射線の専門家の意見など、まったく反映されていないのです。
ド素人の文部科学省のバカが、面子にこだわっているだけです。
このまま何もしなければ、5年後には本当に大変なことになります。これは確実に起きることです。
私は、こういう風景は見たくありません。
残念ながら、日本の本当の状況はチェルノブイリより深刻です。知らされていないだけです。
福島児童20mSvは人体実験!政治家にメールしてください
暴走する原発 チェルノブイリから福島へ これから起こる本当のこと [単行本]
広河 隆一 著
ただいま予約受付中です。
1,365円 送料無料
福島原発事故 子供の被曝許容量はチェルノブイリの4倍相当
NEWポストセブン 2011.05.18
東日本大震災の影響で発生した福島第一原発の事故。その国際的な基準に基づく事故の評価は、1986年に発生したチェルノブイリ原発事故と同じ「レベル7」に引き上げられた。
いまなお、収束のめどが立たない福島第一原発事故について、チェルノブイリ事故直後から現地を取材し続ける『DAYS JAPAN』編集長で、フォトジャーナリスト・広河隆一氏がレポートする。
チェルノブイリ事故(1986年4月26日)のときは、原発から120km離れたウクライナの首都・キエフの子供たちすべてが、5月半ばから9月までの間、旧ソ連の各地の保養所に収容された。
日本でも政府は国内の国民宿舎などすべてを借り切って、被曝が疑われる地域に住む妊婦と子供たちの収容に踏み切るべきである。
それなのに、日本では政府が逆のことをやっている。
福島市と郡山市の学校の土壌が放射能に汚染されていることを受け、政府は子供の被曝量の基準値を、毎時3.8マイクロシーベルト、年間20ミリシーベルトとした。
これには国内からだけでなく、世界から猛烈な批判が出ている。
「20ミリシーベルト」という数字は、「国際放射線防護委員会(ICRP)」が、「非常事態が収束した後の一般公衆における参考レベル」とされる<年間1~20ミリシーベルト>のもっとも高い数値であり、大人を対象にしていることはいうまでもない。
それが特に子供たちにとっていかに高い被曝量であるかは、私の知る限り、チェルノブイリに汚染された土地のどの地域を居住禁止地区にするかについて、1991年にウクライナ議会が行った決定が参考になる。
そこでは1平方キロメートルあたり15キュリー(放射能の旧単位)の汚染地域を立ち入り禁止地区とする、つまり居住禁止地区に規定したのだ。
現在の単位に換算して、ここに住むと、年間5ミリシーベルト被曝してしまうという理由である。
日本ではその4倍を許容量として、子供たちの学校の使用を許可したのである。
また、「毎時3.8マイクロシーベルト」という数字は、いまは死の街となったプリピャチ市の数値とほぼ同じである。
私はかつて5万人が住んでいて、いまや荒涼としたプリピャチの廃墟の中に、日本の子供たちが走り回る姿など想像したくもない。
◆広河隆一氏の最新刊『暴走する原発 チェルノブイリから福島へ これから起こる本当のこと』(小学館刊)は5月22日発売予定。
※女性セブン2011年5月26日号
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文部科学省は、なぜ平然と法律を犯すのか。
なぜ、平気で子供を殺そうとしているのか。
なぜ、テレビ、新聞は黙ってしまったのか。
実は、日本の大マスコミより、海外メディアのほうが、このように怒っています。
海外の反応は、日本人が考えているようなものではありません。
地震が起きた当初、世界は「日本人の冷静さと団結心に感動した」と、確かに書いていました。
今は違います。
「なぜ、福島の子供たちがガンになるかもしれないのに日本人は声を上げないのか」。
「情けない国だ」。
このように論調が変わってきています。
海外メディアは日本人の代わりに「とんでもないことだ」と怒っているのに、日本のメディアは、そしらぬ顔。
誰かが何とかするんじゃないか。
誰もしません。
「20ミリシーベルト」は、文部科学省の下らない人間が強引に決めた数字です。それが誰なのかも分かっています。
どんな内情によるものかも、分かっています。
学校を休校にしたくない、たったそれだけの理由で「数字合わせ」をやったのです。
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ド素人の文部科学省のバカが、面子にこだわっているだけです。
このまま何もしなければ、5年後には本当に大変なことになります。これは確実に起きることです。
私は、こういう風景は見たくありません。
残念ながら、日本の本当の状況はチェルノブイリより深刻です。知らされていないだけです。
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