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電子タトゥーとスマートダスト。
体内インプラントと生体トラッキング・・・
ディープシフトは着々と進んでいる。

あなたは新しい時代のリーダーとして、どう振舞う?


(この記事はメルマガ第264号のダイジェストです。全文はメルマガでお読みください)

「人間不要の世界」が訪れようとしている

「市場は、やがて機械の手に委ねられ、人間から決定権を奪おうとする」・・・

日常的に意識する、しないに関わらず、現実世界は、確かに「人間不要の未来」へ向かって変化し続けています。

なぜ未来は、われわれを必要としなくなるのか」・・・

サン・マイクロシステムズの共同創設者にして主任研究員でもあったビル・ジョイ(Bill Joy)が、2000年4月、ワイヤード・マガジン(Wired magazine)に寄稿した小論文は、思いのほか大きな反響を呼び、それまで情報技術の野放図な発展に、のほほんと構えていた人々を微睡(まどろみ)から覚ましました。

その小論文は、今でもここで読むことができます。要約はこちら

ビル・ジョイに、この「未来に対する警告書」とも受け取れる論文を書かせたのは、ある会議で講演を終えた後、ホテルのバーで一息入れているときに、偶然に居合わせたレイ・カーツウァイルに声をかけられたことがきっかけとなったと書かれていますが・・・

いや、カーツウァイルのほうが、ビル・ジョイを待ち構えていたのでしょう。

レイ・カーツウァイルは、間もなく上梓される彼の著書「スピリチュアル・マシンの時代(The Age of Spiritual Machines)」のゲラ刷りの一部をビル・ジョイに手渡しながら、人間がロボット技術によって機械と一体となることで、あたかも永遠の生命を獲得できるユートピアが訪れるかのように概説した後、立ち去っていったということです。

「スピリチュアル・マシンの時代」は、日本でも翻訳され、「スピリチュアル・マシーン―コンピュータに魂が宿るとき」というタイトルで出版されました。
こちらに、インタビュー記事が残っています。

レイ・カーツウァイルに対するビル・ジョイの印象は、「カーツウァイルが危険を過小評価して、未来に悪い結果が出る確率を控えめにしようとしている」と確信したというものです。

この警告に呼応するかのように未来に対する注意を喚起しているのが、カーネギーメロン大学ロボティクス研究所教授、ハンス・モラベック(Hans Moravec)の書いた「Mind childlren : The Future of Robot and Human Intelligence」です。

日本では、「電脳生物たち―超AIによる文明の乗っ取り」のタイトルで邦訳本が出ています。

<以下省略>

電脳生物がウォール街を食い荒らす

「市場が、超AIの助けを借りて人間から決定権を奪う」ケースとして、わたしたちは、株式市場や仮想通貨市場、労働市場にすでにその例を見ています。

それを示す衝撃的な出来事は2010年5月6日に起こりました。

<中間省略>

・・・つまり、より大きな資本で超AIトレーダーという名の電脳生物という経済のケダモノを開発できた者だけが、市場の覇者となるのです。

そこでの主役もまた、人間ではなく、人間以上の知能を持った冷酷なマシーンなのです。

<以下省略>

トレードの7割以上がボットと人工知能によるもの

<省略>

アルゴリズム競争の前には、ファンダメンタルやテクニカルは役に立たない

<前半省略>

・・・アルゴリズムの開発それ自体は、本質的に悪いことではありません。

<省略>

・・・すでに、ウォール街には、アルゴリズム競争の熱風が吹き荒れています。

ウォール街と利益相反の金融マスコミは、トレードの意思決定においてアルゴリズムを強化する大きなインセンティブが、より透明性を高めることにつながるかのように喧伝しています。

こんなことは明らかな詭弁で、それは必然的に透明性の欠如につながるのです。

今後、アルゴリズム競争は、ますます過激化し、最終的には、人間が制御できないブラックボックスと化していくのかもしれません。

おそらく、それは人間が機械に支配された挙句、自らの不道徳と怠惰によって市場を破壊してしまう最初のケーススタディーとなるでしょう。

AIトレーダーによって職を失うウォール街のエリートたち

英国のエコノミスト誌は、2015年12月、「ビッグブラザー・マネジメント」というタイトルの付いた記事をアップして、「2016年からは、マネジメントの仕事が管理職から取り上げられることになるだろう」と、経済展望のスタイルを取った“予言”を出しました。

<中間省略>

・・・世界経済フォーラムを主宰するグローバリストのクラウス・シュワブ(Klaus Schwab)は、「第四次産業革命ーダボス会議が予測する未来」の中で、
「技術がもたらす混乱と自動化は、労働の代わりに資本を用いるという破壊効果があり、労働者は失業者になるか、スキルの再配分を余儀なくされる。こうした破壊効果は新たな製品やビジネスに対する需要を増加させ、新たな職業、ビジネス、さらには産業の創出つながる資本化効果を伴う」と書いています。

端的に言えば、ウォール街のヘッジファンドの大方が、百戦錬磨の人間のトレーダーから、超高速アルゴリズムを備えたAIトレーダーに取って代わられているような現象が、今後、労働市場全般で起こると言っているのです。

<省略>

・・・ウォール街は、2008年のリーマンショックをきっかけに機械化(ボットの導入)を果敢に進め、現在では、トレードの主要なプレーヤーは人間からAIへのバトンタッチされています。

・・・ウォール街のアルゴリズム戦争の行きつく先は、映画『ゴースト/ニューヨークの幻』(原題:Ghost)の結末のようです。

古典的なウォール街のトレーダーは、機械の後ろに立って陽炎のようにゆらめきながら、なんとかこれを操ろうとしますが、やがて、この世界に自分の居場所がないことを悟って去っていくゴーストそのものです。

ウォール街のその後は、文字通り、機械が支配するゴーストタウンになるかもしれません。

共産主義の選択・・・それがユニバーサル・ベーシック・インカム

<前半省略>

・・・少なくとも、楽観主義、悲観主義の両陣営の論客に共通しているのは、人間のニーズと欲望は無限であるから「人間の労働の代替的な技術革新は、いっぽうで市場を破壊し、そのいっぽうで次から次へと新しい市場を創出させる」といった「創造的破壊」に立脚していることです。

ですから、本当に深刻な問題は、今の労働市場が、いったんは、AIのアルゴリズム競争によって大規模な改変を免れないことではなく、市場創出のエネルギーが失われることによる「市場喪失」なのです。

少子高齢化は低欲望化の社会をつくり出します。

「田園調布に家が建つ」、「いつかはクラウン」は、とうの昔に死語となり、若者は豪邸や高級外車を所有することより、シェアハウスやカーシェアリングなどを最大活用して「身の丈に合った」幸福感に安住しようとします。

これが昂じていくと、市場そのものが縮小から消滅に向かって歩き出すのです。

極端に言えば、市場が次々と消えていくことによって、共産主義が台頭してくるようになります。

ユーバーサル・ベーシック・インカムは、まさに低欲望化社会のセーフティーネットとして用意されたもので、それは、政府への一層の依存度を高めることになります。

<省略>

・・・ユニバーサル・ベーシック・インカムが、なぜいけないのかというと、それは人々を共産主義に導く「腐ったニンジン」だからです。

そして、ここにこそ、一人一人がブロックチェーンに紐付けられ、その一挙手一投足に口うるさく介入してくるであろう世界政府の思惑が隠れているのです。

つまり、ユニバーサル・ベーシック・インカム制度は、グローバル金融勢力が最終的に求めている「世界政府による完全奴隷制度」の体裁の良い別の呼び方に他ならないということです。

詳しくは、メルマガ第224号パート1~パート4「グローバルなベーシック・インカムが、ブロックチェーンによって開始された!」にて、事実を元にして詳しく解説しています。

メンターであり、モチベーターである必要性

<省略>

スマホは“指示待ち”の子どもをつくる

<省略>

シンギュラリティーとケムトレイル、そしてナノ・テクノロジーと体内インプラント、これらはすべてつながっている

さて、電子タトゥーは、すでに完成しており、実用に十分耐えるレベルになっています。

電子タトゥーは、家のドアや車のロック解除はもとより、指紋でスマホのコードを入力するといった、生体のプロセスのトラッキングなどのタスクを実行することができます。さらに、RFIDインクで人の皮膚に刻印するタイプもあります。

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いかにも、電子タトゥーを入れたくなるようなプロモーション・ビデオの数々がユーチューブにアッロードされています。

また、スマートダスト(Smart dust)と呼ばれる砂粒より小さいアンテナ付のコンピューター(小型センサー)が、あちらこちらにばら撒かれて、必要とする情報を集めるためのネットワークを形成することも可能です。

このスマートダストは盗聴にも有用なため、別の目的を悟られないように、最初のうちは、がん患者の体内にばら撒いて早期がんを攻撃させたり、健康情報の重要な保管庫といった名目で、医療用に利用拡大を図っていくでしょう。

つまり、がん患者の体内にナノ・ネットワークが構築され、常時、がん細胞をコントロールしようとするのです。

もう説明の要はないでしょう。
これは、ケムトレイルのことです。

スマートダストは、ある家に招かれたとき、あなたが自分の靴下に付着させて帰宅したとき、「おやっ?」と見つけるキラキラひかる粒かもしれません。

あるいは、行きつけのカフェで注文するダージリンティーに入れるスティックシュガーの中に含まれているかも知れません。

シンギュラリティーとケムトレイル、そしてナノ・テクノロジーによる超小型ロボットの関係については、5年前に、すでに書いています。

(※2013年11月17日に配信した号外「2045年の世界、それは『絶滅』か『バラ色』ーシンギュラリティの本当の意味」他、2013年11月に配信した複数のメルマガで詳しく説明しています)

当初、こうした警告は陰謀論と一笑に付されて無視されてしまいました。

しかし、電子タトゥーも、スマートダストも、世界経済フォーラムの主催者であるクラウス・シュワブが、自著「第四次産業革命ーダボス会議が予測する未来」の中の付章「ディープシフト」の『体内埋め込み技術』の項で「進行中のシフト」として推奨しているのです。

私は、日本の保護者が、誘拐から自分の子どもを守るためと唆されて、こうした処置を子どもに与えないよう警告を続けていきたいと思います。

<以下省略>


※この記事のyoutubeなど動画化を禁止します。


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