
「NATOは時代遅れ」(ドナルド・トランプ) → 世界は多極化へ → ロシアの脅威(幻想)を利用する → 欧州軍の創設 → カオス → 世界統一通貨の誕生。
(この記事はメルマガ第278号パート2の抜粋です。全文はメルマガでお読みください)
EUはロシアを仮想敵国にして多国籍軍の統合化に進む
(パート1のつづき)
<省略>
・・・メルケルが欧州軍創設を強く呼びかけることで、ヨーロッパが一気にきな臭くなってきました。
<中間省略>
・・・欧州各国の首脳にとって、「ロシア脅威論」は依然としてEUの分裂を防ぐための求心力として作用しているのです。
<省略>
マクロンとメルケルによる第三次世界大戦の予告か!?
ロシアは、オバマ政権のこうした動きを事前に察知すると同時に、ロシアの飛び地であるカリーニンググラードに、2016年10月、核弾頭搭載可能な弾道ミサイル「イスカンデル」を配備しました。
これは、スウェーデンのNATO加盟への動きを牽制しようというロシアの強い意思表示であり、隣国フィンランドに対する警告の意味も含んでいるのです。
・・・終戦100周年記念式典で、メルケルとマクロンが欧州軍の創設を強く訴えたことから、スウェーデンとフィンランドは欧州軍に加わるかもしれません。
欧州諸国全体で徴兵制復活の動きが出ているのは、明らかに「ロシア脅威論」という幻想を利用して欧州で戦争を引き起こそうとしている国際金融勢力の陰謀に沿った不吉な動きです。
・・・トランプは、ロシアとの直接対決を回避するために、世界の警察の座から降りると宣言し、NATOに対しては米国の予算を削減することによって、「米国主導のNATO」を有名無実化しようとしているのです。
しかし、皮肉にも、これがロシア脅威論をいっそう煽ることに利用され、欧州とロシアは一触即発の危機に瀕しているのです。
つまり、フランス・ロスチャイルドのマクロンとメルケルは、第一世界大戦終結100周年記念式典で、第三次世界大戦の予告を行ったのかもしれないということです。
(※第192号パート1~パート2「迫る欧州の政変とゴルバチョフの『第三次世界大戦の警告』」にて詳述)
カショギをサウジに殺害させたのはトルコの情報機関とCIA
<前半省略>
・・・CIAが、ムハンマド皇太子の命令によるものであったと断定した根拠は、サウジアラビア領事館内のそこここに仕掛けられていた盗聴器から拾った音声を元にしたものです。
うがった見方をすれば、待機していたトルコ情報部とCIAは、カショギ殺害の一部始終を盗聴していながら彼を見殺しにしたということです。
つまり、サウジアラビアにカショギを殺害させた本当の犯人は、他でもないトルコ情報部とCIAだったのです。
経験不足の若い皇太子ムハンマドは、その罠に気がつかず、まんまと嵌められてしまったのです。
<省略>
カショギ殺害は、イスラエルの代理戦争にサウジを利用するための仕組まれた
<前半省略>
・・・トランプ政権は、「米軍はどの国に対しても先制的な軍事介入を行わない」と明言しました。
この政権下では、イスラエルが「ことを起こしたとしても」、果たしてNATOによる全面支援を受けることができるかは確信が持てないのでしょう。
イスラエルは、トランプ政権になってからは、イランを挑発し過ぎて直接対決になるリスクを回避しようとしているのです。
そこで、CIAはムハンマドを罠に嵌めて、サウジアラビアをイスラエルの代理人としてイランとの戦争に導こうとしているのです。
サウジを唆(そそのか)してイランと戦争させることによってイランを弱体化させれば、イスラエルは無傷のままイランの脅威を減らすことができるのです。
・・・これが、カショギ殺害計画の本当の目的です。
暗礁に乗り上げてしまうのか、サウジとソフトバンクの10兆円ファンド
<省略>
基軸通貨交代の節目で大きな戦争が起こってきた
欧米の国際金融勢力の後押しを受けた欧州のグローバル勢が仕掛けようとしている第三次世界大戦の本当の目的を知るには、第一次世界大戦後、第二次世界大戦後で、基軸通貨がどのように変わっていったのかを時系列で追っていけば一目瞭然です。
結論から言えば、この二つの戦争は、基軸通貨を英ポンドから米ドルへシフトさせるための戦争でした。
<中間省略>
・・・この二度の世界大戦で財政破綻に陥った英国の帝国主義が終焉を迎えるとともに、基軸通貨としての英国ポンドの使命も終わりを告げたのです。
このとき、貿易黒字の米国は、貿易赤字のヨーロッパ諸国から金(ゴールド)の現物で支払いを受けた結果、米国に大量の金(ゴールド)が集まり、これをもって米ドルの価値の裏付けとする金本位制を確立したのです。
このように、基軸通貨の交代には世界大戦と「金(ゴールド)の移動」が伴うのです。
世界支配層は、国際通貨システムをリセットして世界統一法定デジタル通貨をつくろうとしている
<前半省略>
・・・このように、第一次世界大戦、第二次世界大戦は、基軸通貨を英ポンドから米ドルに交代させた後、FRBを所有することによってドルの独占的発行権を手に入れるための世界大戦でした。
その他の国々には、ロスチャイルドの中央銀行を創らせて、これを遠隔操作することによって世界経済を牛耳ってきたのです。
しかし、1971年8月にブレトンウッズ体制を崩壊(ニクソン・ショック)させて金本位制を撤廃したことによって、どの国の通貨も金(ゴールド)に対して劇的に購買力を失ってしまったのです。
世界各国の中央銀行が、景気浮揚のために果敢に量的金融緩和を行っても、※収穫逓減の法則によって、もはや持続的な経済成長が見込めないとなった今、ロスチャイルド自身が世界中に張り巡らせてきた中央銀行ネットワークを自ら破壊して、新しい世界共通の通貨システムを構築するために第三次世界大戦が必要になってきたのです。
(※収穫逓減の法則については、メルマガ第14号「全人類の歴史を書き換えた後、新バビロンを創設する」を参照)
<省略>
・・・米ドルとは、米国政府が世界中に引き受けさせた米国債(米国政府が他国に引き受けさせている負債のこと)の負債を証拠付けるために連邦準備制度理事会(FRB)が発行した借金証書のことですから、米ドルの購買力が衰える一方では、米国債を保有していれば受け取ることができる実質的な価値は、どんどん目減りすることになります。
つまり、米国債を長期保有し、米ドルを長く持っていればいるほど、投資家(米国債を購入した外国の政府や外国の金融機関など)は、米国に自分たちの富を差し出しているのと同じことになるのです。
アルバート・バイクは、世界統一までには「三度の世界大戦が必要だ」と言いました。
故デイビッド・ロックフェラーは、公式の場で「世界政府を樹立するためにはカオスを生成して世界を混乱に巻き込むことが必要だ」と言いました。
「トランプだけが、それを阻止しようとしているですって?」・・・残念ながら間違いです。
彼の「アメリカ・ファースト」政策こそが、世界を多極化に導きカオスを生成するのです。
さて、今度の戦争で基軸通貨になるのは、どの国の通貨でしょうか?
中国の人民元、それとも日本円、依然として米ドル?・・・このどれでもありません。

それは、世界政府の法定デジタル通貨です。
(※第239号パート1~パート3「国際金融エリートたちが、30年以上前から計画してきた世界電子法貨が姿を現す」にて詳述)
その通貨は、世界市民ひとりひとりを紐付けするものです。
第1次世界大戦終結100周年記念式典でのマクロンとメルケルの過激な発言は、その予告なのです。
(パート3につづく)
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