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ファイブ・アイズ情報同盟と中国との「新冷戦」の狭間で、木の葉のように翻弄される日本。

(この記事はメルマガ第278号パート3の抜粋です。全文はメルマガでお読みください)

東アジアの本当の危機は朝鮮半島の非核化が実現した後に訪れる

(パート2のつづき)

<前半省略>

・・・北朝鮮の非核化実現によって南北朝鮮を分断している38度線が撤廃されたとき、本当の意味における東西冷戦時代が終わります。

そして、世界多極化の混沌の時代が始まるのです。

その前後で、米欧情報同盟は日本側に中国との貿易を制限するよう迫ってくる可能性があります。

そして、追い詰められた中国は日本を標的にする可能性があります。

ファイブ・アイズは、大英帝国の植民地であった国の情報機関

ロイター(10月12日付)が、「スクープ!」と題して「ファイブ・アイズ(Five Eyes)が中国に対抗するため情報連合を構築する」という記事を出してきました。

情報源は、ファイブ・アイズに属している匿名の複数の人々で、彼らがロイターに語ったところによれば、「中国の外交活動に関する機密情報を情報同盟同士の間で交換し合っており、中国の拡大する一方の覇権主義にブレーキをかけようとしている」ということです。

「ファイブ・アイズ=5つの目」とは、英連邦王国の復活を目指す英国、オーストラリア、カナダ、ニュージーランド、そして、それを支援する米国の5ヵ国からなる「秘密の情報連合」のことです。

エドワード・スノーデンの「スノーデン、監視社会の告白」によれば、NSA(米・国家安全保障局)の世界同時監視システムにおいて、ファイブ・アイズ情報同盟の間では、大衆監視によって集められたデータが余すところなく交換されており、それが世界戦略に利用されているということです。

<中間省略>

・・・それは、トランプ政権になっても変わりません。「ファイブ・アイズ」は新しい世界秩序の牙城であり、それは鉄壁なのです。

トランプが大統領になると真っ先に訪れたのがCIAでした。
この腐敗した情報機関の立て直しを命じたのです。

しかし、不思議なことに、もっとも国民が問題視しているNSAの全国民監視システムについては一切触れません。

彼の外交戦略には、NSAによる各国要人、FRBをはじめとする各国の中央銀行の監視情報が必要不可欠だからです。

NSAは、長い間、その活動どころか存在さえも秘密にされてきた超国家・超極秘の情報機関です。

NSAはCIAと比較されることが多いのですが、NSAに比べれば、CIAがいかに粗末で滑稽で時代遅れの情報機関であるかが、はっきりしたコントラストを伴って私たちに訴えかけてくるでしょう。

<以下省略>

世界は少なくとも三層構造になっている

<前半省略>

・・・ファイブ・アイズは、今まで陰謀論とされており、存在しないとされてきました。

オーストラリアの前の首相マルコム・ターンブル(Malcolm Turnbull)が、首相在任中に「ファイブ・アイズの存在」を知らなかったと告白したことから、「とんでもない無知」とメディアに酷評されました。

マルコム・ターンブルからすれば、「どうしてオーストラリアの国益を考えて素晴らしい法案を出しても、いつも妨害されるのか分からなかった」ということになるわけです。
「そんなこと聞いてないょ~」というわけです。

日本のすべての政治家が選挙に勝って総理大臣になったとたん、それまで熱く理想を語って有権者に約束していたことを簡単に反故にしてしまうのも、ここから来ているのです。

<中間省略>

・・・トランプが、大統領になる前と後で、ほとんどぶれない唯一の米国大統領と言われているのは、彼がファイブ・アイズの存在と世界的な秘密結社のネットワーク「死の血盟団」の存在を知っているからに他ならないのです。

英国の元首相ベンジャミン・ディズレーリは、英国ロスチャイルドと深いつながりを持つフリーメーソンとして有名です。

彼の有名な言葉ーー「世界は、裏の世界を知らない世間一般の人々が想像しているものとはずいぶん違った人物によって動かされている」は、世界中の多くの人々に「本当の支配者は隠れている」ことを知らせました。

また、スターリンの有名な格言ーー「選挙は、票を投じる者が決めるのではない。票を数える者が決めるのだ」という言葉は、「西側先進国の首脳陣」とメディアに紹介されている政治エリートたちが、実は「隠れている本当の支配者」によって操られている人形に過ぎないことを端的に言い表しています。

ディズレーリやスターリンが、その存在を指摘しているのは、三層構造の最下層の「ダーク・ウェブ」に属してる世界支配層です。

ファイブ・アイズは、日本とドイツを加えて中国との対決姿勢を強めている

・・・ロイターの記事が、なぜスクープなのか・・・

それは、世界の三層構造のさらに下にいる「本当の世界支配層」の存在を仄めかしているからです。

<中間省略>

・・・“女王陛下”の「政府通信本部(GCHQ:英国)」と「国家安全保障局(NSA:米国)」は、UKUSA(ウクサ)協定という、情報同盟5ヵ国の諜報機関が世界中に張り巡らせたシギントの設備や盗聴情報を、相互利用・共同利用できるという協定を結んでいます。

シギント(signals intelligenceの略SIGINT)は、通信、電磁波、信号等の、主として傍受を利用した諜報活動のことで、まさにエドワード・スノーデンが告発したNSAによる世界規模の通信傍受活動のことを指しています。

シギントの設備として、もっとも有名なのはエシュロン(Echelon)でしょう。

日本では、青森県の三沢飛行場近くの姉沼通信所にエシュロン施設が存在しており、1000人単位のNSA要員が詰めていると言われています。
スノーデンも、その一人だったというわけです。

エシュロンの施設は、米国や英国内にも何ヵ所か存在しており、互いにデータ交換しているのです。
対象は私たちかもしれないし、個人ではなくマスの集団かも知れません。

<後半省略>

ファイブ・アイズのビッグブラザー情報同盟は女王陛下の影の世界政府

長い間、その存在が隠されてきたきたため、ファイブ・アイズのターゲットにされているロシアのメディアRTは、これを「世界中の市民を監視する陰謀グループ」として取り上げています。

・・・そして、ファイブ・アイズがもたらす社会とは、村上春樹の近未来小説『1Q84』 で警告されている全方位監視システムによる人間奴隷牧場のことです。

繰り返しになりますが、『1Q84』のQはアルファベットの17番目です。

そうすると「1Q84」は「11784」を示しています。 この数字を検索にかけてください。
「マイクロチップの国際標準化機構(ISO)11784」のことであることが分かるでしょう。

<以下省略>

各国の最高指導者より上に君臨しているファイブ・アイズ

・・・ファイブ・アイズの中核情報機関NSAが、アンゲラ・メルケルの携帯電話を通信傍受していたことが発覚してメルケルは激怒。

すぐさまオバマに、「今後は互いに盗聴はしないと約束する合意書に署名するよう」迫ったものの、米国側は、「それは良いアイデアだ。しかし、今後、あなたを絶対に盗聴しないとは確約できないので署名はしない」と突っぱねられたというのです。

つまり、「ドイツが米国の要人を盗聴するのは技術的に難しいだろうが、わが国は難なくそれができる。だから、我が国の優位性を損なうような自殺行為にサインはしない。ドイツが我々を盗聴したければ、どうぞご自由に」と言うことなのです。

どういうことか分かるでしょうか?

NSAこそが、その国の最高権力者であるオバマやメルケル以上の超世界権力を持っているという証拠なのです。

両分家の狭間でスケープゴートにされたカルロス・ゴーン

ファイブ・アイズ情報同盟の強い結束と、ドイツ、日本の協力要請を元にした国際協調は、明らかに対中国戦略に基づいています。

・・・では、なぜ米国主導のNATO加盟国であるフランスが、わざわざワシントンの神経を逆なでするかのように中国に擦り寄っているのでしょう。

この謎は、薩長対立の本当の理由を知っている人であれば、難なく解くことができるでしょう。

薩摩、長州ともにユダヤの陰謀勢力の工作が働いていたことを見抜いた徳川慶喜の英断が、無血革命(大政奉還)によって日本の国土が蹂躙されるのを防いだという、例の陰謀史観のことです。

しかし、長らく陰謀とされてきたことが、現代になって次々と事実であったことが証明されています。

ファイブ・アイズも同じです。それは実在していたのです。

つまり、女王陛下のファイブ・アイズはロスチャイルドの英国分家、マクロンはロスチャイルドのフランス分家。

幕末に起こった多くの戦争(戊辰戦争=「正」と「反」による対立=カオス)が、結局は明治政府の誕生(アウフヘーベン)につながっていったという経緯をたどれば、ユダヤ国際金融勢力の分家も同じように薩長の対立を装いながら、世界革命へと誘導しようとしていることが分かるはずです。

ロスチャイルドの両分家に挟まれた中国は、やがて身動きが取れなくなって体制転換を余儀なくされるでしょう。

そのどさくさで、日本が中国と北朝鮮の標的にされる可能性が非常に高くなってきたということです。

(パート4につづく)

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