
ワン・ワールド・デジタル通貨が、まもなく登場する!?
(この記事は、メルマガ第292号パート1のダイジェストです。全文はメルマガでお読みください)
プライバシーと言論の自由を根絶する政府IDシステムが強制される可能性
ハード・ブレグジット(合意なきEU離脱)を4月12日に控えて、英国を除くEU27ヵ国の首脳がEU離脱延期で合意したとのニュースが飛び込んできました。
<省略>
・・・これで国際銀行家のアジェンダは、一歩も二歩も前に進み出したのです。
私は、2年前に、このように書いています。
「英国のブレグジットが失敗しようが、フランスのフレグジットが絵に描いた餅で終わろうが、世界市場と世界通貨の単一化は、私たちが好むと好まざるとに関係なく凄まじいスピードで進んでいくのです」・・・
(※メルマガ第213号「ロックフェラーのID2020『バイオメトリクス』は、ビッグブラザーを具現化する」にて詳述。ダイジェストはコチラ)
そして、一貫して「英国のブレグジットの目的は、タックスヘイブンの闇金脈の懐深く抱かれた途方もない額のドルを国際通貨のリセットから救うことと、その後の新しい国際通貨システムの“元締め”になることが本当の狙いである」と書き続けてきました。
また、「ブレグジット」という言葉が海外マスコミによって紹介されると同時に、「この背景には、絶対的支配層による新しい中央銀行システムの構築という真の目的が隠されている」と書いてきました。
「新しい国際通貨システム」とは、言うまでなく、ブロックチェーン基盤のグローバル暗号通貨システムのことです。
・・・EUは、インターネットのオンライン・プライバシーと言論の自由を根絶する「インターネットを使用するための政府ID」を提案しています。
この提案は、エストニア共和国の前首相で共産主義者のアンドルス・アンシプ(Andrus Ansip)に先導されたものです。
そうです。
先月のメルマガで、デンマーク最大手のダンスケ銀行とドイツ銀行による26.3兆円という国家規模の巨額マネーロンダリング事件の深い闇について取り上げましたが、そのときの窓口になったエストニア支店がある国です。
新1万円札の渋沢栄一とロックフェラー一族との深い関係
・・・ロスチャイルドの国際決済銀行(BIS)は、「暗号通貨(クリプト・カレンシー)は中央銀行を潰す脅威になる」と言っています。
とんでもない!
それは、いつものように、英国王室の下僕として働いている国際銀行家の「罠」です。
(※メルマガ第163号「EUの崩壊と米国の崩壊、暗号通貨がワン・ワールドに導く」にて詳述。ダイジェストはコチラ)
彼らは、1913年に米・連邦準備制度(Fed)を創設したときに、やがて基軸通貨になるであろうドルの崩壊を確信していたのです。
<省略>
・・・なんのことはない、EUと英国とは二人三脚で臭い芝居を演じているに過ぎないというわけです。
ですから、反グローバリズム期待の星であるはずのドナルド・トランプもまた、後で「グローバル・デジタル通貨」システムに必ず相乗りしてきます。
なぜなら、米国は今でも英国の植民地であり、テリーザ・メイもドナルド・トランプも、英国の王家のグローバル・アジェンダを推進することを約束することによってリーダーになった人間だからです。
<中間省略>
・・・ブルームバーグの記事は「1万円札は渋沢栄一氏」と、ズバリ本質を突いています。
<中間省略>
・・・「晩餐会や、その他の社交の場にいっさい出席したことがなかったロックフェラー1世が、なぜ渋沢栄一と会ったのか。
それは、ロックフェラー1世の竹馬の友であったウィリアム・マッキンリー第25代大統領が暗殺されたオハイオ州クリーブランドで開催された記念祭で二人が顔を合わせたことに始まる。
二人は初対面から、よほど気が合ったのか、互いに顔を突き合わせるようにして熱く語っている様子を、取り巻きの米国人たちが不思議そうに眺めていた」ということです。
(「渋沢栄一 日本を創った実業人」228ページ)
ブレグジットとパナマ文書は自作自演
さて、もともとはEU残留を主張して英国の首相になったテリーザ・メイですが、一転してEU離脱派に転向したのはなぜでしょう。
<省略>
・・・結論から言えば、英国王室が、ロスチャイルドのシティー・オブ・ロンドンとともに島嶼地方に展開したタックス・ヘイブンに眠っている世界総生産に匹敵するほどの闇金脈の扱いに困ってきたからです。
タックス・ヘイブンの闇金脈で密かに運用されている無国籍の莫大な資産の主なものは、表経済に出すことができないユーロ・ダラーです。
世界の究極の支配層であるヨーロッパ王家のネットワークは、キャッシュレス経済への移行に伴う「グローバル・デジタル通貨」システムの構築を急いでいます。
<後半省略>
「ドルがロシアを見捨てようとしている」
ドルの価値を裏づけているのは、ワシントンの政府でもFRBの信用でもありません。
それは、世界最大にして最強の軍事力です。
米国が、基軸通貨ドルの価値を脅かす国には、すかさず侵略戦争を仕掛けて、これを潰してしまうことが分かっているからこそ、ドルの基軸通貨としての地位が守られてきたのです。
恐ろしいことですが、これがドルの価値を支えてきたのです。
<中間省略>
・・・しかし、そのドルもまた衰えていくばかり。 今や、誰もがドルの終焉を確信しています。
とはいえ、世界準備通貨ドルは、このまま消滅するわけではなく、他の世界準備通貨に置き換えられるのです。
それが、国際通貨基金(IMF)専務理事のクリスティーヌ・ラガルドが、公の場で何度も繰り返してきた「国際通貨のリセット」です。
(※第228号パート1~パート4「SDRの暗号通貨化を計画するIMFと表舞台から姿を消すビットコイン」にて詳述。ダイジェストはコチラ)
そして、いよいよ去年、すべてのトランザクション(資金の移動を伴う取引)を追跡できるブロックチェーン基盤のSDR(特別引出権)をドルに代わる世界通貨として計画していると発表しました。
(※メルマガ第279号「大詰めを迎えたIMFによる個人認証とトランザクションの追跡可能な世界デジタル通貨の発行準備」にて詳述。ダイジェストはコチラ)
・・・ここで、最近、富に語り継がれている「ドルの死」というゾッとするストーリーのいくつかを見てみましょう。
「ロシアは米国ドルを投げ捨ててゴールドを蓄えている」と題された最近の記事は、少なくともこの数年間、資産の防衛を訴えて警告してきた金(ゴールド)投資家たちの主張と符合します。
<後半省略>
「ドルの死」に備える中国とロシア
<省略>
崩壊の後に蘇るフェニックス
1週間ほど前、ロイターが「サウジアラビアは 'NOPEC'を阻止するためにドルの石油取引を撤回すると脅迫」という見出しの独占記事を出しました。
「NOPEC」と呼ばれている石油の価格決定権をOPECから剥奪しようとする米国の独占禁止法が発効した場合、ドルの崩壊は想定外の速さで世界経済を暗黒の渦に巻き込むでしょう。
<省略>
・・・「サウジアラビア人は言う:アメリカ人にNOPEC法案を通過させればいい。そうすれば、崩壊するのはサウジではなく米国の経済であることを思い知る良い機会になるはずだ」とサウジの情報筋は述べています。
・・・そもそもが、サウジアラビアとは、欧米列強国が中東の石油価格をOPECを通じて間接的にコントロールすることによって、ドルの暴落を防ぐために創った人工国家だったはず。
サウジアラビアの王族たちは、プライドを捨てて米英に尽くしてきたというのに、いまさら不要になったからといって、いきなり、お役御免とは何事ぞ、と恨み骨髄に徹しているのです。
<中間省略>
・・・テクノクラシーの主筆を努めるパトリック・ウッド(Patrick Wood)が、自著「テクノクラシー:世界秩序への険しい道」の中で指摘しているように、行き場を失った表経済のユーロダラーとタックス・ヘイブンの裏経済のユーロダラーをブロックチェーンを基盤としたグローバルなデジタル通貨に置き換えることが本当の狙いです。
パトリック・ウッドは言います。
「1900年代初頭に連邦準備制度(Fed)が創設された当時、ロックフェラー家でさえ将来的にはその計画全体が燃料切れになって頓挫することを知っていたのではないだろうか」・・・
つまり、世界支配層は、連邦準備制度の寿命を最初から知っていたからこそ、1988年に、グローバリストのための出版物であるエコノミストに、「グローバル通貨システムは、2018年にローンチ(開始、船出)する」と予言したのです。
それは、最終的なワン・ワールド通貨への一種の橋渡しになるフェニックス(Phoenix)という仮称で知られることとなったグローバルな暗号通貨に違いありません。
それを一部の人々は、アース・ダラー(Earth Dollar)と名付けたようです。
(パート2につづく)
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