
これからこうしたニュースが続々と出てくるはずです
昆布・カキ…基準超す放射性物質 福島沿岸をNGO調査
野菜と海藻(ワカメ・コンブ・のり) 放射能汚染調査の全記録
<福島第2原発>放射性汚染水の海への放出検討 批判の声も
「海水から240倍のストロンチウム…薄まるから心配ない」
世界で2ヵ国しかない、グリーンピースの海洋調査を断った国
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今年はイワシが豊漁だそうです。
読売の日テレは、ニュース番組にも関わらず、この話題に長い尺を取ってイワシ料理の数々を紹介。
「今年はマグロは半額だよ」と、まるで旅行番組のグルメ紀行のようです。
海洋生物への汚染が、いよいよ現実的になってきた今、マスコミや政府は、野菜のときと同じように正しい情報を出さず、「安心して魚を食べろ」と言い出しそうです。
官僚というのは、まったく学習しない人たちです。これからも同じことをやっていくのでしょう。
4月の段階で、オランダの環境調査団体・グリーンピースから、福島第一原発沖の海洋調査を許可して欲しい旨の要望が入っていましたが、日本の政府はこれを拒否。
日本の政府がグリーンピースを拒否したことが、どうのこうのではなく、「拒否した後も何もやっていない」ことが問題なのです。
世界から日本の政府への風当たりが強くなりそうだと考えたのか、この後、文部科学省は、今までの怠慢な調査を改め、多少は本腰を入れるのかと思ったのですが、あいかわらずヨウ素とセシウムの検査しかやっていないのです。
その海洋サンプリング調査も独立行政法人海洋研究開発機構という官僚の在庫処分団体に丸投げで、その結果を形式的にネットで公表しているだけです。
この最新のモニタリング結果を見れば分かるように、海の表面と深度100mをモニタリングしているだけで、この検査結果も信用に足るものなのか疑わしい。
もちろん、ストロンチウムという文字は見つかりません。計測してないのですから。
今では、文部科学省が地上何十メートルに設置したモニタリング・ポストの数値を信じることなく、各自治体が独自に地表面の数値を図っています。
これと似たようなことが海洋汚染についても起きるはずです。
文部科学省のグータラ役人は全員クビにしなければなりません。
第一、海の表面から300mまでの深さを混合層といって海水が上下に入れ替わったり、混じりあったりしている層があるのですが、ここをモニタリングしなければ意味がないでしょうに。
すで100mより下の部分に放射性核種が沈殿し始めているはずですから。

5月9日には、とうとう福島第一原発の海から、出てはならないもの-ストロンチウム89と90が初検出されました。
そして6月12日には、東京電力福島第一原子力発電所取水口付近の海水から、国が定める濃度限度の最大240倍の放射性物質ストロンチウム89、90が検出。
特にストロンチウム90は半減期が29年と長く、体内に取り込まれると骨に蓄積してしまって、なかなか体外に排出されません。
チェルノブイリのとき、大人に表れた健康被害のうちもっとも深刻なものは、このストロンチウム90によるものだと考えている専門家が多いのです。
今度こそストロンチウムの検査に本腰を入れると思ったら、原子力安全・保安院はなんと言ったか。
西山英彦・保安院審議官は12日の記者会見で「海で希釈されて大きな影響はないと思うが、監視を続けたい」と。
プールで泳ぎながらオシッコをした子供とは、わけが違うのですよ。
枝野が「直ちに」、「今すぐに」と言うなら、西山審議官は「薄まるまで待とう」です。
薄まるまで待っていたから、オズラ西山なんて言われるようになってしまったのでは。
結局、彼らは、これからも具体的なことは何もしないのです。
これでは、ますます消費者の買い控えは広がっていくでしょう。
海洋生物の食物連鎖の頂点にあるのはマグロなどの遠洋の大型魚です。
生物濃縮が最後のマグロに及ぶまで、どれくらいの時間が残されているのでしょう。いつまで安心してマグロを食べられるのか。
あるいは、すでに影響は及んでいるのかも知れません。
さて、海外の海洋生物学研究機関は独自の動きを始めています。
グリーンピースの初動は早かったし、アメリカのウッズホール海洋生物研究所も、太平洋の広い海域で汚染状況を調べるため、遠征隊を出しました。
少し見てみましょう。
グリーンピース:海洋生物に蓄積している放射能
Greenpeace: Japan nuclear plant radiation accumulating in marine life(2011年5月26日)
福島第一原発から放出された放射能は、食物汚染の基準値を超えて、沖合いの海洋生物に蓄積しています。
この事実について、環境グループは3月11日の地震と津波によって損壊した福島第一原発からの放射能が時間の経過とともに希釈されている、という日本政府の報告と食い違っている、と言っています。
当局がこのように主張しているにもかかわらず、放射性物質が希釈され、放散されても放射能の危険は減っていないのです。
「代わりに放射能は海洋生物に蓄積されていっている」とグリーンピースのジャン・バンデ・プッテ(Jan Vande Putte)氏はプレスリリースの中で話しています。
グリーンピースは、
「その環境グループは福島原発の海沿いと、12マイル領海線外側の公海で海洋生物のサンプルを収集した。
そのサンプルは、フランスとベルギーの核研究所でテストされ、その結果高い濃度のヨウ素とセシウムが検出された」と話しています。
グリーンピースによると、魚、貝、海草類に著しい放射能汚染が見られたということです。
これらは、広く日本で消費されているのです。
消費者だけでなく、漁師も高い放射能レベルのリスクに晒されている、とグリーンピースは話しています。
「福島の危機」によって海の汚染は現在も進行中です。
漁師は、放射性沈殿物に接触した漁網、放射性物質を吸着した麻縄などを手で扱うことで、更なる危険な状態に置かれることになります。
「私たちの調査は、福島の海岸沿いで採取した魚や海草から放射能が見つかったことを示している」と、若尾、華岡といったグリーピースの海洋運動員が話しています。
日本政府は福島第一原発から半径20kmに住む人々の放射線被曝を少なくするために避難させました。
さらに、長期間にわたっての放射線被曝を少なくするために、立ち入り禁止区域が拡大されるなら、もっと多くの人たちが移動するかも知れません。
東電本社の職員は、「(5月26日の時点で)福島第一原発は来年1月までに収束するだろう」と予想していますが、実行部隊の職員は「福島第一原発の原子炉のうちの2基が、蜂の巣のように穴が開いているため原子炉を冷却し、事故を終息させる計画の妨げになっている」と語っています。
アーニー・ガンダーセン氏が指摘していた(記事の真ん中)
「ウッズホール海洋生物学研究所(Woods Hole Oceanographic Institution)によれば、福島の海はチェルノブイリ事故時の黒海の10倍もの放射能に汚染されています」という箇所ですが、この記事にあります。
※ウッズホール海洋生物学研究所は、単一の研究所としては最多のノーベル賞受賞者を出している研究機関。
福島の海洋汚染は、チェルノブイリの10倍以上
Following Fukushima: how much radioactivity in the Oceans? (2011年5月20日の記事)
以下は、ウッズホール海洋生物研究所のKen Buesseler研究員の報告です。
(関連部分のみ抜粋)
アメリカ国立科学財団(National Science Foundation)の報告によれば、日本の政府関係者は、福島第一原発事故は国際基準尺度の最高ランク「7」に相当するものであるとし、25年前に起きたチェルノブイリ原発事故と同等の深刻さであると報告したとのこと。
━ ウッズホール海洋学研究所の化学海洋学者、Ken Buesseler
「しかし、海洋については、チェルノブイリを越える衝撃だ」とKen Buesselerは言っています。
放射性核種は福島第一原発の排水口から流されたもので、原発の南10km、沿岸30kmの5箇所から検出されました。
「いくつかの放射性各種の値は、チェルノブイリからもっとも近いふたつの海、バルチック海と黒海で1986年に記録された最高レベルの値より、少なくとも1桁高いレベルだ」
とKen Buesselerは言います。
彼は、大西洋と太平洋の放射性核種の基準濃度を確定するために、アメリカ国立科学財団の海洋科学部門から助成金を受けています。
「早い時期に、この情報を見つけることは、海洋への放出と公衆の健康問題が、いかに重大なことなのかを理解する鍵となる」とKen Buesseler。
Ken Buesselerと彼の同僚は、海洋試水のサンプルを回収する能力を持つ東西ネットワーク・サンプリング・ステーションを使って、大西洋と太平洋の放射線各種のデータを確立するだろうと、というニュースが流れています。
研究者は、海洋まで運ばれた放射性降下物が、どのような道筋を辿ったか、チェルノブイリのときに多くを学びました。
そして、放射性降下物が海域で、どれくらいの速さで混合されるのか、どれくらいの速さで沈殿し、蓄積されていくのか、について、放射性降下物を追跡することによって分かることも学びました。
「チェルノブイリ事故後、チェルノブイリ原発の近隣で取ったサンプルだけでなく、黒海、そして、はるばる北大西洋のところで取ったサンプルからも放射能降下物が観測されたのです」
とBuesseler。
「大気と海洋はつながっているので、微量かもしれないが、科学者は大気中の放射性各種が海洋にも出てくると考えている」とハワイ大学の化学海洋学者、Henrieta Dulaiovaは話しています。
彼女も、放射性降下物を研究するために国立科学財団の海洋科学部門から助成金を受けています。
彼女は放射性各種の基準濃度を確立して、海に放散された放射性核種の広がり方を決定するために、海洋のモニタリングを行なっています。
「私たちは日本の人々のように、“より少ない程度にするために、しっかりと”、これから長い間、我々とともにあるだろう放射性化学物質の状態に対処している」
と、ドン・ライス(NSFの海洋化学プログラムのディレクター)は言っています。
「大気と海洋が、これからの数年、この汚染をどのようにつないでいくのかを理解するために、まず最初に、この状況をキャプチャーしなければならない」
とドン・ライスは言います。
Buesseler と Dulaiovaは、いま正にそれに取り掛かっています。
Dulaiovaの研究の対象は、ハワイ、グアムとミッドウェイ諸島の沿岸と沖の水域を含む「中央太平洋」に焦点が絞られています。
「ハワイの日本側海域は、重要なモニタリング・ポイントです。
沿岸部については週単位、沖合いについては月単位で海水のサンプリングを行なっていくつもり」
と彼女は語ってくれました。
また、グァムからは隔週で海水サンプルが集められ、大西洋に関しては、クルージングする船から海水のサンプルが集められるということです。
それらの海水のサンプルには科学者の署名が入っており、福島から放出された放射性各種を特定するために、セシウムの同位体が分析されます。
また、Dulaiovaは、放出されたヨウ素、セシウム、いくつかのアクチノイドのような放射性核種についても見る計画をしています。
Dulaiovaは、
「情報が必要です。
海洋放出の重大さ、海洋の食物連鎖における放射性核種の生物濃縮、放出された放射性同位元素の海洋への広がりのパターン、こうしたことを理解するための後のどんな努力にも、良い基準データとなるように」と言います。
研究者たちは、世界的規模で海洋の放射性核種の理解を進めたいと考えています。
ウッズホール海洋生物学研究所は、太平洋の放射能汚染を測定するために遠征航海に出る
Woods Hole Oceanographic Institution to Lead Expedition to Measure Radioactive Contaminants in the Pacific Ocean
これは、ウッズホール海洋生物学研究所のニュースリリースです。
こちらに概略があります。
「福島沖から黒潮続流域にかけての海域で海洋放射能を調査する航海を実施すると、ウッズホール海洋研究所(アメリカ合衆国マサチューセッツ州)からプレス発表がありました。
ハワイ大学の研究船「カイミカイ・オ・カナロア(Kaimikai-O-Kanaloa)」号が6月4日(土)に横浜を出港し、15日間の航海が行われる予定です。
この研究船にはアメリカ、日本、スペインの科学者が乗船し、海水や生物のサンプル収集や海流の測定を行います。
乗船研究者の他にも、オックスフォード大学(イギリス)、東京大学、東京工業大学、日本大学、 IAEA環境研究所(モナコ)、ブレーメン大学(ドイツ)、コメニウス大学ブラティスラバ校(スロバキア)、サバンナリバー国立研究所、ラモントドハティ 地球観測研究所、及びハワイ大学(以上アメリカ)の研究室も協力することになっています」。
http://am6.jp/lTT9ko

6月4日に出航したハワイ大の調査船「Kaimikai-o-Kanoloa」号

白い点は、サンプリング・ステーションといって、海洋試水の回収ポイントのようです。黒潮(赤と黄色の帯の部分)に沿って調査する計画で、その中には福島第一原発沖の200km×200kmの海域調査も入っているとのこと。
(画像クリックでウッズホール海洋生物学研究所のサイトへ)
ウッズホール海洋生物学研究所は、福島第一原発沖合いの太平洋における初めての放射性物資のレベルと拡散の様子についてアセスメントを行なうため、国際的、学際的な調査を行ないます。
この調査は、ゴードン&ベティ ムーア基金(the Gordon and Betty Moore Foundation)の資金提供によるもの。
海洋学者にとって、福島第一原発事故は千載一遇のチャンスでしょう。
彼らが、将来の海のIAEAになっていくのでしょうし、海のICRP基準を作るのでしょう。
内閣官房参与の平田オリザ氏が、韓国での講演会で、「福島第一原発からの高濃度汚染粋の排出はアメリカの要請でやった」と発言したことから物議をかもし出したのですが、もちろん、これは事実でしょう。
最近、こんな動画も出てきました。
日本人が、後になって日本語訳のテロップをつけたもののようです。
どうであれ、アメリカの要請を飲んで、仕方なく海洋に致命的なほど高濃度の汚染水を流した。
二度とない海洋調査のチャンスだったからではないでしょうか。
チェルノブイリ事故の時は、目の前の湖から海洋に流れ出た放射性核種の量は福島第一原発からくらべれば「微々たるもの」でしょう。
福島第一原発から流れ出ている地下水、汚染水の処理に失敗すると、世界中の海洋に大きなダメージを与えてしまいます。でも、学者たちにとっては「垂涎の的」なのです。
放射性核種、特にセシウム137は約30年、ストロンチウム90は約29年の半減期ですから、長期間、海洋でプロジェクトを組んで調査するにはうってつけ。
彼らにとっては、深海の調査も「待ち遠しい」ことでしょう。
そのときの調査にかかる予算も潤沢に提供されるのです。
ウッズホール海洋生物学研究所の記事の中に、「tracer」という言葉が何度か出てくるのですが、これは放射性物質の拡散の様子を追跡していくことによって、海洋汚染、海洋生物への生物濃縮のプロセスが分かるという考え方です。
また、海は深度によっても汚染の状態が違ってくるので、学者にとっては最大のロマンでしょう。
だから半減期が長い放射性核種を「tracer」に使いたいと思ったのです。
思い出しますね、「生物多用性」。
遺伝子組み換えの記事に書いたとき、ひんぱんに出てきた言葉。
ひょっとしたら、数年後には、海のモンサント社が現れてきて、海でも放射性核種を吸収しにくいように遺伝子組み換えを行なったハイブリッドさんまや、ハイブリッドまぐろを泳がせろー、と叫びだすかもしれません。
こうしたことから「3.11」がグローバリストの仕掛けた原発テロだとか、福島第一原発の警備会社がイスラエルの会社だから、と、一部で陰謀論が沸騰しているようです。
もちろん、何らかの関係があることは確かでしょう。
何も隠されていることでもないし、第一、調べるば分かることです。
調べないから分からないだけです。
そして、調べたなら、それを論理立てて文章にまとめて、心ある政治家に送ればいいのです。少しずつ変わっていくでしょう。それは政府、政治家がやるべきことです。
しかし、陰謀論大好きおじさんたちは、絶対にそうしたことはやりません。
彼らがやることは、マインド・コントロールしたファンを囲いこんで、「日本の政府のバカヤロー!」とネットの中でウップンを晴らし、有権者をますます政治から遠ざけていくのです。
さぞかし、本当のグローバリストは彼らに大いに感謝しているでしょう。
「陰謀」というのは、陰謀に気がつかない人たちにとって「陰謀」であるだけです。
菅直人が、当初、アメリカの応援を断ったり、米軍のロボットを原発に入れることを拒否したのですが、こうしたところにも、アメリカ(というか、グローバリスト)の計略の「匂い」を感じるのです。
そのとき、テレビの“立派なコメンテーター”たちは、「アメリカでも何でも協力してくれる国なら、どこでも受け入れるべきだ」と菅直人への批判を開始していました。
いずれにしてもウッズホール海洋生物学研究所の調査船「Kaimikai-o-Kanoloa号(ハワイ大学所有)」の帰りを待ちたいと思います。
そのとき、海の食物連鎖「濃縮しない・蓄積しない」なんて、調査もやっていないのに、とんでもないホームページを作ってしまった水産庁は、責任の所在をはっきりしておいてください。
水産庁のホームページを信じて、高濃度のストロンチウムやセシウムに汚染された魚介類や海草をすでに大量に食べてしまった人たちからの苦情によって、水産庁のサイトが書き換えられたときには、その理由をお尋ねしたいと思っていますので。
最後に、おさらいです。
この記事の上から3分の1ほどスクロールダウンしたところに、このように書いています。(リンク先の動画も、あわせてごらんくぢさい。ちゃんと話しています)
「原子力安全・保安院は矛盾したことを言っています。
また、00:36:00辺りから、「レベル7」を決めるに当たって基準とした国際原子力事象評価尺度(INES)について、このように言っています。
「INESについては海洋放出について、レベルの算定に当たっては評価の内訳には加えることになっていない。
液体の形で外に出て行くものについては、人への影響が出てきた場合についてのみ評価をするということになっている。
これもIAEAのほうでまとめたものですが、大枠としては環境への影響と言うことでまとめていますが、その趣旨としては人への影響としている」。
驚いたことに、INESは人間も環境の一部として考えており、その水を飲んだり、魚を食べたりして人がガンを発症するなど実際に健康被害が発生したときになって初めて、環境汚染という尺度を与え、レベル算定の内訳に加える、というものであると言っているのです。
恐ろしいことに、INESという尺度は「人間に目に見える健康被害が出ないうちは、海洋がどんなに汚染されていても、これを勘定しない」というものなのです」。
これは、4月20日にアップされた民主党議員たちの「東日本大震災勉強会」の中で、原子力安全・保安院の中村審議官が、原発事故のレベル尺度を決めているINESについて解説したものです。
つまり、INESは海洋汚染で健康被害が出てきた段階で、初めて放射能の影響があったことを勘案する、というものなのです。
だから、今のところ奇形の魚が出たとか、イルカがプルト二ウム汚染したとか、具体的な事象が発見されていない以上、健康への影響はない、ということになってしまうのです。なんと恐ろしいことでしょうか。
つまり、日本だけでなく、どこも国も福島第一原発事故による海洋汚染の実態など本当のところは分かっていないのです。
これから地球規模での本格的な調査が始まるのですが、その結果が判明する頃には「時すで遅し」でしょう。
それまでに「安全だ、基準値以下だ」という安全デマに躍らせれて、どれだけの危険な魚を食べてしまっているでしょう。
サーファーの男たちでさえ、しっかり計測してくれるまでは海に入らない、というのです。私が当分の間、魚を食べないのは決してわがままではないでしょう。
私たちは、今3月11日に再び戻ったのかもしれません。
12日の1号機の水素爆発は、4月4日に高濃度の放射能汚染粋を漁業関係者に何の相談もなく大量に放水してしまったこと、そして、今日現在で行き場のない汚染水は10万トン以上で、今月末にも大量の放射性汚染水を再び海洋に放出しようとしているのです。
12日の1号機、14日の3号機の水素爆発によって関東も被爆することがわかっていたら、少しでも遠くに逃げていたでしょう。
このことが、これから海洋汚染でも繰り返されようとしているのです。
1号機、3号機の水素爆発のときは関西以西に避難した人が少なからずいました。
海洋汚染に関する具体的な情報を政府、調査機関が出さないうちは、安全の確保された魚以外食べないというのは、これと同じことなのです。
ウォータータンク 20L WAT-20L
アイリスオーヤマ 580円
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