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ウランの可能採掘年数は一般に85年と言われています。
それも、インドなどの発展途上国が今のままのペースで原発を造りつつけた場合、という前提条件付きです。

人口大国が、今後一気に原発を推進した場合、このペースは速まり、早ければあと40年でウランの枯渇が見えてきます。
40年ですから、その半分の20年も経つと、原発推進国の間で資源の争奪戦が起こるかもしれません。
そして、電力料金は今の物価水準で倍以上に跳ね上がるでしょう。

ひとたび事故が起きれば、私たちは何年にもわたって、原発利権に群がって甘い汁を吸ってきた、たった一握り人たちの尻拭いのために、重税にあえぐことになります。
それだけでなく、命までとられるかも知れないのです。

京大の小出助教がvideonews.comに出演したときに、主幹の神保氏がこう言いました。
「原発を推進する人々はファウスト的取引をしたのではないか」。

それに対して、小出助教は、こう言いました。
「原発はファウスト的取引以下のものです。結局、人間に何もいいものは与えない」と。

それでも原発を推進したいと考えている人たちがいるのです。
まだ、余震も収まっていない、というのに。まったく信じられないことです。

彼らの正体は原発から利益を得ている、ただそれだけの人たちなのです。
そして、ファウスト的取引が成立すると思い込んでいる人たちです。
「経済の発展のためには、悪魔に魂を売ることも必要だ」と。
しかし、見返りは恐怖と人々の間の反目だけです。


週刊現代で「原発アンケート」を行ないました。
「原発やめますか、続けますか」

このタイトルは適切ではありません。
正しくは「原発やめますか、人間やめますか」でしょうに。

その記事の抜粋部分。

…さて、ここまで見てきて、あなたはどう考えるようになっただろうか。
原発に対する思いや考えに何か変化はあっただろうか。

振り返れば、これまで日本では一部の専門家や活動家の間だけで原発問題が語られてきた。
多くの国民はその危うさをなんとなく感じながらも、大きな声をあげることなく、ずるずると現状追認してきた。

全廃か、条件付きの継続か。

いずれにせよ、変えるなら今しかない。
もう政府や電力会社だけのせいにして済ますことはできない。

歴史学者の磯田道史氏、哲学者の木田元氏の言葉から、日本が進むべき針路のヒントが見えてくる。

「ピンチはチャンス。目先のことに惑わされず、国家百年の計を立てたほうがいい。
10年我慢すれば必ず、日本人はエネルギー問題で世界全体に貢献するようになれる。
われわれはそれだけの潜在力をもっている。

そう信じて未来にむけて頑張れる日本人になるか。

『電気がないから恐いけど原発』という臆病な発展性のない日本人になるか。

今が分別するときだ」(磯田氏)

このアンケートは、いわゆる“一流企業”の社長100人と有識者50人を対象に週刊現代が、大アンケートを実施。次の5つの選択肢から、妥当だと考えるものを選ぶ。

①国内にある54基の原発を、できる限り早く、すべて運転停止するべきだ
②段階を踏んで、順次停止していくべきだ
③福島第一、浜岡の2つのみ停止し、それ以外は稼働を続けるべきだ
④浜岡原発も含め、安全性が確認され次第稼働すべきだ
⑤答えられない

計150人中、もっとも多い回答は、原発の段階的な停止を求める29人だった、といいます。

他は依然として、控えめな表現にしてはいるものの、原発推進、原発継続派です。

彼らの共通した「枕詞」は、「安全が確認されれば原発推進」です。

いままで、原発推進派が一度として「安全とは何か」を定義したことはありません。
少なくとも、彼らは「安全」を定義し、それがどんな状態が「安全」なのか説明しなければなりません。

私が彼らの気持ちを代弁するとすれば、「安全とは国民がそう思ったときが安全なのだ」ということになるのです。
今まで、原発に安全など存在しないのに、そこに「安全」が存在するかのよう見せてきただけです。マスメディアを買収して。

想定した津波の高さが、たったの5.7mであっても、国民に安全と思わせることができれば「安全」。
それが彼らの「安全の定義」なのです。

福島第一原発事故が起こった当初、原発推進派の御用学者たちはテレビの原発討論番組に出演して、こういうたとえ話を引き合いに出していました。

「原発がそんなに危ないというなら、車はどうですか、飛行機はどうですか。どんなに安全を目指していても事故は必ず起きる。だからといって、車に乗るのをやめたり、飛行に乗るのをやめはしない」。

自動車、飛行機の事故が起こるとどんなことになるか、ほとんどの人は知っていますが、原発については今までマインド・コントロールと情報隠蔽されてきたせいで、ほとんど人は本当の危うさと悲惨さを知る機会から遠ざけられてきたのです。

学者ともあろうものが、こういうナンセンスな話を臆面もなくしているのです。
それも喝破されてしまうとは、今度は、このように言うのです。

「浜岡原発の地震発生確率が83%、福島第一原発の地震発生確率はゼロだった。確率ゼロの福島第一原発でこれだけの大事故が起きた。だから浜岡の83%には科学的根拠がない。停止させたのは間違いだから稼動させろ」。

今週日曜、読売テレビの原発トーク番組に出演した東工大教授の澤田哲生は、他の出演者の脱原発発言の勢いに押されて番組の流れが一気に変わってしまったので、ここで形勢逆転を狙ったのか、「原発の安全性が確認されれば原発は必要」と一人ぼっち発言。

すかさず、脱原発コメンテーターに、「こと原発に関しては、学者の権威は失墜してしまった」と言われて、以後、押し黙ってしまった。意外に、澤田という人は空気を読めない人のようです。

東電から研究費をもらい、読売テレビからは「使える学者」として便利屋のごとく出演要請があれば何でも引き受ける。彼にしてみれば、せいいっぱいのご奉仕だったのでしょう。

なんといっても驚いたのは、サブの司会進行役を務めていた読売系列・日本テレビ報道局政治部長・粕谷賢之が、「原発の安全対策が徹底されれば、原発を今までどおり継続しようという声も高くなっていくのでは」と、政治部のジャーナリストでありながら、原発推進派の顔をのぞかせたことです。
すかさず自民党の論客、河野太郎に矛盾をつかれて、これも黙ってしまいました。

粕谷のような大マスコミの政治部の管理職が組織で生き残っていくためには、どんな権力者にも逆らわないこと、そして社命によって言論を平気でゆがめることができること、この二つが必須要件なのです。

隠れ原発派の言うことは鵜呑みにしないことです

今では、原発を推進してきた学者の権威など、ゴミのようなものです。
彼らの信用は二度と回復できません。
身の振り方を考えておいたほうがいいです。

原発事故以降、テレビにひんぱんに出ている武田邦彦は、「福島児童のおとうさん」を勝手に自認して、お母さん方に被曝量を下げるために「にわか知識」を披露しています。

しかし、彼は原発専門家でもなく、まして放射線医療とは関わりがないのです。それが、いつのまにか「福島児童を救う」などとやっている。いい加減なことを言わないほうがいい。

武田の理屈はこうです。
「今になって原発はダメだというけれど、国民は、どうであれ原発を認めてきたのだから応分の責任を負うべきだ」と。

私は開いた口がふさがりませんでした。
少なくとも私は原発など認めたことはないし、原発についての情報も与えられてこなかった。

福島のある母親は、「生まれたときには原発があった。私たち福島の母親には選ぶ権利は最初からなかった」と海外のブロガーに手紙を書いています。それが公開されています。

武田は、今でも原発推進派です。
あなたは、はっきりこういうべきです。
「私が土の除染や被曝を防御するようにテレビなどに出て話しているのは、こうすれば放射線と今後も付き合っていける、ということをみんなに知ってもらうためだ」と。

その後で、彼は必ずこう言うはずです。
「原発はやはり必要だから、もう一度考え直そう」。

突然、ヒューマニズムの皮をかぶりだしたこの軽薄な男はまったく信用に値しない。

武田にはバラエティ番組がお似合いでしょう。テレビ大好きの武田君は、これからも原発で、ゴミようなバラエティ番組に出まくってギャラを稼いでください。

私の過去記事の何本かに、知らない間に武田邦彦セミナーのテキストリンク広告を貼られていました。
無料ブログなので仕方がないのですが、それでも応援していないタレント学者のプロモーションをやる義理はないので、リンクをはずしました。

親は「地震は天罰」発言で、息子は「集団ヒステリー」発言。この親子には人の血が流れていない

親子揃って原発推進派といえば、石原親子。
「石原のできそこないの息子」と昔から東京都の中小企業のオヤジたちから言われている石原伸晃は、14日の記者会見で、全国的な反原発のうねりを制止するかのように、
反原発運動は、あれだけ大きな事故があったのだから、集団ヒステリー状態になるのは心情としては分かる」。

この整形顔の二世議員は、核分裂のメカニズムさえ知らないし、内部被曝について最低限の知識さえないのです。そして、今後も興味を持たないでしょう。

それにもかかわらず、子供を被曝させたくない一心でデモに参加した親御さんたちのことを「集団ヒステリー」とはなんとも冷酷なものの見方なのでしょう。
彼は政治家を今日限りで辞めなければならない。

この石原顔が伸びテルが、いかに電力事業者を始めとする事業団体、経済団体に気を遣っているかが分かります。

一方、オヤジの慎太郎は、あれだけトラックの排ガスについてはうるさく言って規制強化してきたのに、原発については、ピタッと黙ってしまいました。
新宿区の地上19.8mのモニタリング・ポストについても何も触れず、とうとう都民から「地上1mで計測しなければ意味がない」という声に押されて、やっと公開に。

あげくの果ては、野菜の暫定基準値を下げろ、と千葉、茨城、栃木、群馬県の知事らとともに、枝野と蓮舫に嘆願。
この親子に、国民や都民の命を守ろうという意志がないことが、これで露呈されてしまいました。

なぜそんなに原発を推進したいのか、あるいは原発を継続したいのか、私にはまったく分かりません。
東電と付き合っていると、よほどの余禄があるのでしょう。

石原伸晃の元秘書、大和田伸杉並区議などは、なんと、
反原発デモは迷惑だから、今後はデモへの公園の貸し出しを規制すべきだ
と言い出す始末。

20110614-6.jpg


日本中が苦しんでいるのに、そこまでやるかね。
石原顔伸びテルと大和田伸とやらよ。


自民党、頼むよ、本当に。
原発推進が党の方針だからなんだろうけど、そんなこと言ってる場合じゃないでしょ。

ヒステリーは、いったいどっちだ!

ということだそうです。
君たちは精神に異常を来たしている。

「原発命」の懲りない面々が最後の悪あがき

海外の反応「何故、日本政府は今になってレベル7に上げたの?」
まだ安全デマを流し続けているヤツ


この動画は滑稽です。
自民党を上得意とする自称・シンクタンク経営者の青山ですが、彼は「福島第一原発事故はレベル7相当などと海外では誰もそんなことを言っていない」と、原発推進派の自民擁護に躍起となっています。

最近では、「レベル7」でも過小評価というのが海外の見方です。
本当は、かなり深刻です。

「菅政権は僕を逮捕しようとした」
この人、前から「僕は米軍、ペンタゴンに狙われている」と言っている人
。今度は菅政権ですって。

左の茶髪の男性はtwitterの先駆、津田大介氏ですね。
4月に自分で福島第一原発に行って写真を撮ってきています。

右のメガネの男性は、ジャーナリストの青木理氏。
共同通信で先輩、後輩の関係にあったということから、青山の出演になったようですが、どうも一歩引いて見ているようです。
「こいつ、ひょっとしたら誇大妄想狂かもしれない」と。

青山は、原発敷地内の放射能の瓦礫を撤去できないのは菅政権のせいだ、と言っています。
福島第一原発所長の吉田氏を英雄と必要以上に持ち上げて、マスメディアに広めたのも、この人。
青山に言わせると、東電は瓦礫の撤去も官邸の指示を仰ぐ必要があるというのです。

確かに吉田所長は英雄かもしれません。
しかし、このネタだけで、ここまで引っ張っていると、それだけ東電という組織に問題があることを逆に世間に知らしめていることになるのです。

青山が原発推進、東電擁護に必死になっている理由は、これ。

いくら読売がテレビに呼んでくれるとからといって、いくら金をもらっているからといって、嘘を言ってはいけない。
第一、青山はジャーナリストではなく、自民党に出入りしている一介の業者に過ぎないのですから。

それなのにジャーナリスト以上にジャーナリストであるかのように“特定のテレビ局“が扱っているのはなぜでしょう。
「福島第一原発の犠牲者ばかり誇張して報道されているが、三陸の津波で亡くなった人の数と比べると報道のバランスを欠いている」と、犠牲者の数で原発の安全性を訴えている、あのギョロ目の女公認会計士と同類の人々だということです。

つまりは、原発推進派、原発継続派とは、「政府から潤沢な研究費をもらうために、口をピーチクパーチク開けている人々」であり、「アメリカの言うとおり原発を長きにわたって推進してきた議員たち」であり、「学者とは名ばかりで、IAEAやICRPの言うことを金科玉条のごとく信じ込んでいる人たち」のことであり、要するに、金でつながった人たちなのです。

彼らは国民の命になど感心がありませんから、今でも「原発安全神話」を喧伝しているのです。こうなると幽鬼です。

最近は、武田邦彦のような、隠れ原発派が出てきました。親切そうな顔をしていますが、彼らは、都合のいいところだけ批判します。
まったく、「懲りない面々」です。

青山は「国益」が口癖のようです。

スイスの脱原発表明に続いて、ドイツも圧倒的多数で脱原発を閣議決定、そしてイタリアでも国民投票の結果が反原発94%と、世界中で「脱原発」のうねり。

肝心要の日本では「将来的に脱原発」が74%と、ややトーンダウンですが、脱原発への傾斜はどうにも止まりません。

昨夜、報道ステーションを何日ぶりかで観ました。
キャスターの古館一郎が三陸の被災地をレポートし、復興が進んでいないことに義憤をぶちまけていました。
特に膨大な瓦礫の処分方法が決まっていないことが復興の大きな障害になっていると指摘。

最後に古館は、「ついでに永田町の瓦礫も撤去してください」と言い放った。
その直前には、石原顔伸びテルが「大連立と引き換えに菅直人の今月中の退陣」を強く要求している場面が流れていました。

今では世界中の人が知ることとなった原子力マフィアの電気事業連合会から再三にわたる脅迫を受けてきたジャーナリストの上杉隆氏は、

「本当に国民のことを思うのならば、菅内閣の後継体制は『大連立』よりも、『原発対応救国内閣』を作った方がいいのではないか。

たとえば、原発事故の当初か ら政府の対応を批判し、福島原発の「蒸気凝縮系機能」という非常時冷却システムが撤去されていた事実を指摘した民主党の原口一博氏を中核に置いて、原発を 推進してきた自身の党に謝罪を迫った自民党の河野太郎氏や、放射能拡散予測システム「SPEEDI」の情報隠蔽を暴いた民主党・川内博史氏に重責を担わせ る「原発対応大連立」はどうだろうか」

と話しています。

上杉氏の「原発対応救国内閣」は、当たり前のことです。わざわざ記事に書くほどのことでもありません。
この人は、どちらかというと日本のジャーナリストというより、欧米メディア側の人なので、ポピュリズムの権化、原口一博を総理に、などと平気で言うのでしょう。

それでも「永田町の瓦礫議員」たちよりはマシだと言わなければならないところが、私たち国民の悲劇です。




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