カレイドスコープ

天皇の開会式でのお言葉に込められている神霊的示唆

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天皇陛下の開会式でのお言葉は「（東京五輪を）記念する」・・・これは、「五輪後」を憂慮する皇室の人々の控えめな心情を代弁するメッセージとなった。

7世紀以降、天皇はさまざまな外的と暗闘を繰り返しながら、これを神道の底知れない奥深さだけが持っている持つ本地垂迹（ほんじすいじゃく）という方法で包摂してきた。

戦わずして、これを受け入れ、「包摂」というかたちをとって、事実上、無害化してきたのである。

推古天皇の時代には、聖徳太子という歴史上、最高霊力を持つエスパーを起用して、本来は外敵であったはずの仏教を「神仏習合」という妙案により神道の下で管理することになった。

そのために大阪には四天王寺を、九州大分には宇佐神宮を建立し、仏教を上手に管理した。

仏教に対して「対立」ではなく、逆に「普及」という方法で決して無理強いすることなく神道に同化するに任せたのである。

宗教をこれほど上手に抱きかかえてコントロールしてしまった例は、世界の歴史で他に例を見ない。

それもこれも、神道が、あらゆる宗教を遥かに超える「宇宙の真理」を教えているからである。

世界支配層は、宗教を兵器化して混乱や戦乱を引き起こしては支配を拡大してきた。

しかし、日本にはもともと宗教が存在していないので、外敵が日本を支配しようと、どんな宗教をぶつけてきても、柳に雪折れなし、暖簾に腕押しのごとく、さらりとかわされてしまうのだ。

その神道の神主の最高峰である天皇陛下が「記念する」と言った神霊的暗示を深く考えてみよう。

今回の配信では、日本を本当に支配する隠然たる実体とオリンピックの背後に控えながら、ときどき顔を覗かせる秘密結社の素顔に迫る。

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