カレイドスコープ

日本のメディア、政治家、論客だけが「新世界秩序」という言葉を使えない理由

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「ユニバーサル・ベーシック・インカム(UBI)」・・・

この言葉が独り歩きし出したのは、いつ頃からだろう。

発信源の一つは、シリコンバレーのIT長者たちだ。

マーク・ザッカ―バーグは、その急先鋒だ。

日本では誰？

ジョージ・ソロスの覚えめでたい小池百合子だ。

2016年の都知事選のときの記者会見で、彼女は唐突にこう言い放った。
「アウフヘーベン、ベーシック・インカム」・・・

会場の記者君たちは、狐につままれたようにポカンと口を開けたままになった。

このジジイ殺しの女狐は、新しく仕入れた新語を披露して大衆を騒がせることによって脚光を浴びるという「手口」で政界をのし上がったきた。

マスコミの記者君の不勉強には唖然とさせられるが、小池がベーシック・インカムの意味も理解できないのに、打ち上げ花火を上げた目的を探ろうともしないところを見ると、「日本のマスコミ全員、白痴」と断定してもよさそうだ。

日本では、なぜか「ユニバーサル・ベーシック・インカム(UBI)」ではなく「ベーシック・インカム」だ。
これは国民に致命的な錯誤を引き起こして、人々の人生を危険に晒す行為である。

「ユニバーサル・ベーシック・インカム(UBI)」を最初に発案したのは誰か？ 

「ゆりかごから墓場まで」といったのは、誰か？ 

前者は、米国の独立戦争を勝利に導いたと言われている「コモン・センスCommon Sense）」(1776年1月初版)の著者、トマス・ペインである。

後者は、第二次世界大戦後、この英国の社会福祉政策のスローガンを考えたウィンストン・チャーチルだ。 

トマス・ペインがフリーメーソン33位階の最高位メーソンであり、薔薇十字団の主要なメンバーであったことは周知の事実である。
薔薇十字団は、米国の独立戦争の前から存在しており、フリーメーソンの18位階以上の上級メンバーで構成されている。 

そう！
「人類は地球のゴミであり、世界の人口を5億人まで減らす」という宣言文が刻まれているジョージア・ガイドストーンを建立した秘密結社である。

いっぽう、チャーチルは、英国のフリーメーソン・グランド・ロッジの公式ホームページに紹介があるように(フリーメーソンは、即行、削除した)1902年3月5日にマスターメーソンになった男だ。

つまりユニバーサル・ベーシック・インカム(UBI)とは、米国を建国した秘密結社から出てきた「人口削減の穏やかな手段であり、その仕組み」のことなのである。

ちなみに日本のフリーメーソンの発祥の地は横浜で、1865年(慶應元年)に日本最初の正規のロッジ集会が開かれた。
以後、横浜市に数ヵ所、東京、神戸、長崎とロッジが開設された。

日本へのフリーメーソン・ロッジ誘致に必死になっていたのは、政治家や財界の大物、思想家たちである。
その中の一人が、鳩山一郎だった。

といって、彼らが日本で秘密工作をやろうとしていたのではない。
人間の精神的向上を図るための「友愛団体」が日本にも必要であるとの信念から、英国フリーメーソンのお墨付きを得ようと努力した。

初期の頃は、確かマレーシアのメーソン・ロッジの支流という扱いではなかったかと記憶している。

実際に日本のフリーメーソンは、「蚊帳の外」に置かれており、表向きのとおり、友愛団体となっている。

最近、ユーチューバーの陰謀小僧ちゃんたちが、「世界の闇の真相を掴んだ！」と息巻いて、日本のフリーメーソン高位階のメンバーを招いてインタビューしているが、そこで聞いた他愛のない陰謀話でも陰謀小僧ちゃんたちにとっては感動ものらしい。

しかし、事実は、ぜんぜーん違う！

日本の高位階フリーメーソンは、ユーチューブを通じて、「フリーメーソンは秘密結社ではない」と訴えているが、公的存在でありながら顔を仮面で隠し、「邪悪な秘密性はない」と言い切ったところで、その態度に矛盾がある限り、日本のお馬鹿ちゃんしか騙せないだろう。

フリーメーソンは、各国で自由に運営している。
世界のロッジ共通の決まりは「秘密主義を貫くこと」だけであり、ロッジごとにルールを作っている。

知っているか？
「秘密主義」の団体は、ほとんどの場合「秘密結社」と定義されるのだよ。

だから、フリーメーソンのマスターが何を言おうと、彼ら自身が「我々は秘密結社でございます」と言っているようなものなのだ。

「フリーメーソン」といったところで、日本のロッジと西洋のロッジとは大違いだ。

なぜフリーメーソンが悪の権化のように恐れられているのかというと、イタリア・フリーメーソンP2ロッジの殺人事件が政界を崩壊させたほどの邪気に満ちた連中だったからではない。

フリーメーソンが、軍隊を通じて世界に広がっているからだ。

英国軍の高級将校にはフリーメーソンがうじゃうじゃいる。
実際に武力を行使する能力を持っている。
軍人を通じて、いわゆる「ファイブ・アイズ」同盟国に広がっていったわけだ。

マッカーサーは33位階のメーソンだったが、彼と同行した米軍将校の多くがフリーメーソンであり、日本の敗戦処理を行った。
沖縄の米軍基地の高級将校の中にはフリーメーソンが大勢いるというのは、もはや常識だ。

軍と結びついていない日本の市井の高位メーソンが、何を言おうと、まったく意味がない。
むしろ、信じられないほどの彼らの無知と無邪気さからは、「フリーメーソンの経年劣化、陳腐化」しか感じられない。

実際に、日本のフリーメーソンは高齢化のために、どんどん数が減っている。

世代交代は失敗して、日本の若手フリーメーソンは不良品ばかりだ。

彼らには、致命的に知性が欠落していて、まったく役に立たない。

その根本的な原因は、自衛隊が憲法上、軍隊ではないからだ。

つまり、日本のフリーメーソンは、すでに形骸化しており、陸の孤島の住人たちなのだ。

これからフリーメーソンについて議論する時は、日本の日和見フリーメーソンを除外しなければならない。
西洋のフリーメーソンとは「似て非なるもの」であり、彼らの存在を認めると混乱のもとになるからだ。

ジョージア・ガイドストーンを打ち立て、ユニバーサル・べーシック・インカムによって、じわりじわり寿命を縮めて、最終的には人口5億人まで減らすという野望を抱いている欧米フリーメーソンからしてみれば、日本のフリーメーソンなど、オカルト大好きオジサンたちの囲炉裏端にしか見えないだろう。

さて、マーク・ザッカ―バーグが、メタバースを言いだすのは必然だ。

「彼ら」が、新世界秩序の支配層であり続けることができるかは、ユニバーサル・べーシック・インカムを実装させて、世界中の数十億人をゾンビ状態にできるかどうかにかかっている。

失敗すれば、彼らは血祭りにあげられるだろう。
それは、軍が目覚めたときに起こる。

だから、欧米のどの国も、自国の軍隊を弱体化させることばかりやろうとするのだ。

唯一、トランプは国防費を増大させ、核戦力を増やすことを考えた。
ロシアのプーチンも、西側の新世界秩序の侵入を防ぐために超音速核戦力の向上を図っている。

新世界秩序を推進しようとしている連中からすれば、この二人は目の上のたん瘤なのだ。


さてさて、ベンジャミン・フランクリンのもっとも有名な言葉のひとつ・・・
それは、「人々が自分自身をマネーであると認めたとき、それは共和国の終わりを告げる」というものである。

つまり、「政治家の選挙を勝ち抜く最善の方法が、できるだけ多くのフリーマネーを有権者に支給すること(紙っぺらのばら撒き)であると人々が知ったとき、それは国家の崩壊を意味する」ということなのだ。

バイデンが、それをやって米国を超インフレに導こうとしているではないか。

そして、ユニバーサル・ベーシック・インカム(UBI)の最前線に並んでいる米国が、まさにそれだ。

メタバースにおいては、自分自身の存在こそが「有益な資源」となり、監視資本主義の屋台骨を支えることになるからだ。

わかるだろうか・・・

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