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HOME   »   原発・放射能  »  「大連港での中国原潜の放射能漏れ事故」について
       
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画像はSAVE CHILD様から

中国遼寧省の大連港に停泊中の中国海軍の原子力潜水艦で事故か?! というニュースを閲覧者の方から教えていただきました。

大元の情報の出所は、中国反体制系ニュースサイト「博訊新聞網」ということになっているようで、日本では、これを読んだ佐藤守さんという軍事評論家の書いた記事から広がっているようです。

瞬く間に欧米のニュース・ブログでも取り上げられているようです。

こちらは中国のニュース・サイト。
中国語の記事が載せられています。
あくまで新華社通信などを通じた中国政府の公式発表ではありません。もっとも、「中国の公式発表は、ほとんど信じることはできませんが」。日本も、そう言えなくなりました。
原子力は闇です。

フリーの翻訳ソフトで日本語に訳してみると、おおよそ、下のようになります。

大連港に停泊中の原子力潜水艦が放射能漏れ事故を起こして、緊急に海軍基地が封鎖された

海外のサイトは、中国海軍の大連艦艇学院のニュースを引用して、「大連港に停泊していた新造の原子力潜水艦1隻が放射能漏れ事故を起こした模様だ」と書いています。

事故が起こったとき、この潜水艦に電子設備を取り付ける作業を行っていた、と言います。
現在、事故の原因を調査中。
中国軍は港を完全封鎖して、情報の漏えいを防いでいます。

昨日から中国の国内の掲示板で、この事故についていろいろな人が討論していましたが、突如、関係するニュースが削除されてしまいました。

記者は何度も中国国防部に問い合わせましたが、なしのつぶてです。

マカオの軍事評論員の黄東は、
「大連港で中国の原潜が事故を起こすことはありえない。
中国原潜の建造工場は遼寧省葫芦島、原潜基地は山東省青島市にありますが、大連港で原潜が新造されて、停泊しているなどはありえない。
原潜に電子設備を取り付けることと、原潜の放射能漏れとは関係がないので、このニュースは信用に値しない」
と言っています。

また黄東氏は、米国科学者連盟のウェブサイト(FAS)に上げられているGoogle Earthの衛星写真を示して、大連市の東北にある平島という小島の海軍基地で、中国海軍の原子力潜水艦2隻が進水したことと、この噂が何かしらの関係があるのかもしれないと言っています。

「温州の列車事故の真相を当局が隠蔽しているのではないかと、民衆はあまねく疑っているので、もし原潜事故が本当であれば、できるだけ早く真相を明らかにするべきで、当局はいっそう透明度を重視するべきだ」と言っています。

軍事を研究している学者は、平島が、おそらく中国の潜水艦の試験場と訓練場を兼ねた基地だと考えています。
旧式の094型原子力潜水艦が平島の基地で撮影されたのが2006年のことです。

FASの推察によれば、このタイプの潜水艦には射程8000キロの核弾頭を搭載したミサイル16門がおさめられている、とのことです。
しかし、水中でミサイルを発射するときに問題が次々と見つかって、いまだに量産できずいる、ということです。

中国は、第4世代の空冷式の原子炉を採用した最新鋭の096型原子力潜水艦を開発しました。
この新型の原子力発電はシステムは、大幅にエネルギー転換率を高めたもので、潜水艦の騒音を下げることに成功したと言います。

また、別の中国の新聞、阿波罗新闻网(2011-07-31讯)には、上の記事の他に、下のように付け加えられています。


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『世界防衛雑誌』取材主任の施孝瑋氏は、
「中国が積極的に開発している095型原潜、096型原潜、古いタイプの094型原潜は、20~24発の核爆弾、あるいは50の核弾頭を搭載している。

核弾頭に使われているのはウランで、中国製の原子力潜水艦の技術は熟達していないので、万一事故が発生するなら、その結果は想像を絶するものとなる」
と伝えています。

中国の軍事専門誌も、中国原潜の危険性を指摘しているようです。

韓国のサイトには、上の記事に加えて、「このニュースの震源」について触れています。


中国の原潜放射能漏出事故 中・日ネチズンによって急速拡散!
中 핵잠함 방사능 누출”… 중·일 네티즌 중심 “다롄항서 사고” 급속 확산

途中省略。

8月1日、中国ポータルサイトとツィッターのウェイボを通じて、
「中国、遼寧省大連港で去る29日中国海軍の原子力潜水艦の放射能漏出事故が発生した」といううわさが急速に広がった。 この噂は出所が明らかでないにもかかわらず、7月31日午後からネット上を飛び交い始めた、ネチズンが一気に広げ始めた。
このような疑惑は当初、原子力潜水艦の初出港日である8月1日が近づいているのに、何の動きも報道もない、ということから急速に広がったものと見られる。

ポータルサイト「百度(バイドウ)掲示板」には、7月31日夜、
「大連に停泊していた原子力潜水艦で突然、放射性物質が流出する事故が発生した。
そのとき、ある電子会社のエンジニアが、その原子力潜水艦に新しく電子設備を設置する工事をしていた。
現在、原因調査中である」
という文が載った。

この噂の文は、米国にサーバーを置いているポシュィンダッコムにアップされた文と、インターネット上に飛び交う文が合わさったものと考えられ、噂の震源地は明らかになっていない。

どうも、中・韓のメディアも、「放射能漏れ事故が起こったと噂されている最新鋭の原潜の初出航が8月1日なのに、何もニュースとして上がってこないことから、放射能漏れか」と連想が働いたのでは、と考えているようです。

おそらく、日本の福島第一原発事故に関連付けて、恐怖を煽ろうとしたのかもしれません。

とはいうものの、中国ですから、後になって「やっぱり放射能漏れ事故はありました」なんてニュースが出てくることもありえます。

ロシア原潜クルスクの事故や、米・原子力潜水艦シカゴの事故、去年10月のスカイ島沖合で起きた英国・原潜アスチュートの座礁事故など、世界のどこかで、原子炉そのものではないとしても原潜トラブルが起こっているようです。

未完成の技術が世界の海の底にあるのです。
地上の原発より、よほど事故が起きる可能性は高いでしょう。
動く原発ですから。

いまのところ、佐賀県の環境放射線量は平常時と変わっていません。


しかし、温州の高速鉄道事故。
「“外国”の保険会社によると、今回の高速鉄道事故の犠牲者数は、今日現在死者259人、負傷者183人、行方不明者154人で、もっと被害は増える見込みだという」。

中国鉄道省に抗議していたのは、日本の報道によると約100人だということですが、これが本当であるとすれば、死者、行方不明者を合わせて413人の人たちの家族はどうしているのでしょう。

誰が見ても死者35人や40人でないことは明らかです。
家を出たまま帰ってこない犠牲者の家族があちこちの病院を捜しても、「遺体がない」といいます。

高速鉄道に乗っていた413人の人たちは、いったいどこに消えたのでしょう。



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