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マーク・ザッカーバークの「メタバース」という用語の生みの親は、SF作家のニール・スティーブソンである。

彼が30年前に書いた『スノー・クラッシュ(Snow Crash)』の中に出てくる仮想現実「メタバース」がそれである。

ニール・スティーブソンは、去年の11月、気候変動がもたらす異常気象と社会的混乱の
近将来を予測した新作「ターミネーション・ショック(Termination Shock)」を発表した。

この世界的混乱を利用して「ユニバーサル・ベーシック・インカム」が強制的に導入されると、グローバル・エリートの悲願である人間牧場が完成する。


以下は、さくさくスムーズに読めるウェブマガジンの最新記事(2月26日配信)代理脳「メタバース」はベーシックインカム受給者の精神収容所になる!?ーその9」の導入(プロローグ)であり、メルマガ本文ではありません。
本文はウェブマガジンでお読みください。

仮想現実「メタバース」はディストピアへのドアである

フェイスブックの元情報アナリストによれば、「米政府が、いよいよ中国のような社会信用システム(Social Credit System)を導入しようと、ビッグテックを対象に入札を行っている」とのこと。

彼女は、現在、ヘリテージ財団の研究員だ。

mRNAワクチンは、この社会信用システムにつながっており、クラウス・シュワブ、ビル・ゲイツ、マーク・ザッカーバーグ、イーロン・マスク、ファイザーやモデルナなどのワクチン製造会社・・・これらのすべてが国防総省(ペンタゴン)DARPAの全人類を監視するシステムー「全情報認知システム」(TIAシステム)に焦点が結ばれる。

ビルゲイツによると、メタバースでは「2、3年」以内に、企業内・企業間のオフィスミーティングが当然のように行われるようになるそうだ。

ここでは骨格しか書かないが、すべては「つながっている」ということだ。

フェイスブックの新社名「メタ(META)」には諸説紛々あるが、もとはといえば、米国のSF作家・ニール・スティーヴンスン(Neal Stephenson)が1992年に発表したSF小説「スノー・クラッシュ(Snow Crash)」に出てくる仮想現実「メタバース」をそっくりいただいたのだ。

日本では、先月ハヤカワ文庫から上下2巻に分けて新版が出ている。

スティーブンスンは、21世紀初頭、荒廃したディストピアの世界(実世界)で、仮想現実「メタバース」に現実逃避する米国の人々の近未来を描いた。

「スノー・クラッシュ」とは、私たちの住む現実世界とメタバースの仮想世界の両方に忽然と現れた「ウイルス」の名前である。
※ここが非常に重要・・・

メタバースの中に現れた「スノー・クラッシュ」は、仮想現実を破壊しかねないコンピュータ・ウイルスとして紹介されている。

「スノー・クラッシュ」の舞台は、近未来の米国である。

小説の中では、連邦国家としての機能はとうに失われ(つまり、共産主義の私的政府に置き換わっているということ)、近未来の米国は、バーブクレイヴ(郊外都市国家)と呼ばれる小さな区画で仕切られた複数の「フランチャイズ国家」に分解されている。

これは、7年前に書いた「新世界秩序のメガシティー構想」--「アメリカ2050(America 2050)」のことである。
詳しくは公式サイトを閲覧してほしい。

気が付いた人がいるかもしれないが、これはバーバリアン・イルミナティーの「ビーナス・プロジェクト」と同じである。

米国とイルミナティー・・・一心同体だ。

「アメリカ2050」では、この地図のように11の都市国家「現代のバビロン」に人工知能(AI)と常時接続された人々が暮らすことになる。

これは、ゾンビ化することを喜んで受け入れた小金持ちたちの「素晴らしい未来」である。

世界支配層が強制してくる(ワクチンも含む)すべてを最後まで拒んだ人々は、この快適なハイパー都市国家に住むことを許されず、周辺の平地に住宅を建てて暮らすことになる。

この人たちを、しばらくの間、生かしておくために考え出されたのが「ユニバーサル・ベーシック・インカム」だ。

しかし、世界政府の言うことをいつまでたっても聞かない人々は、ベーシック・インカムの乞食手当ての支給さえも断たれてしまう。

そうなったとき、人々はノマドになる。

ノマドは健康だが、ハイパー都市国家の高層住宅に入った人は、6G電磁波スープに一日中浸かることとなり短命になるだけでなく、子どもが生まれない。

5G、6G電磁波スープは、「ヒトという種の絶滅」のために発明された。

間もなく米国でも、中国の社会信用システムと同じような完全監視・奴隷システムが登場する。

マーク・ザッカーバーグの「メタバース」は、そのときのために一足早くお披露目されたのだ。

世界支配層の理屈では、「われわれは、前もって、これこれ、こういうことをやるよ、と告知しておいたはずだ。
にもかかわらず、人々は、それに気づかず、ときが至ると、いったいどうしてくれるんだと我々に食ってかかる。
ええいっ!面倒くさい、始末してしまえ!
われわれほどの紳士もそういないだろう。どうかな?」・・・こういうことなのだ。

人々は、未来を失った暗黒郷で唯一、精神を保つことのできる世界として「メタバース」に入っていく。
そこでは、現実世界の無力な自分が、アバターをとおしてスーパーマンに変身することさえできるのだ。

コロナ禍は、世界各国で「ユニバーサル・ベーシック・インカム」の導入を本格的に検討し始めるきっかけをつくった。
この完全監視の共産主義の暗黒の中で、もうひとつの世界「メタバース」は生きる糧でもある。

つまり、人々を現実逃避の仮想空間に閉じ込めて、反乱を起こさせないように(脳を破壊しながら)大人しくさせるのが「メタバース」である。

その唯一の救いであるメタバースにもウイルスが侵入してきたら、人々に何が起こるだろう。

そういう身もふたもない絶望的なSFが「スノー・クラッシュ」である。

作者のニール・スティーヴンスンは、現在、ジェフ・ベゾスの宇宙開発企業「ブルーオリジン」で顧問を務める傍ら、バーチャルリアリティの新興企業である「マジックリープ(Magic Leap)」の「チーフ・フューチャリスト」として働いている。

日本でも宮本道人が「スノー・クラッシュ」について分かりやすい記事を書いている
彼は「メタバースの本質と闇」を良く理解しているね。

彼の記事の表にあるとおり、シリコンバレーの成功者、マルキストの元大統領、頭のイカレタ女優、インチキ哲学者など、そうそうたるメンバーがSF大好き人間だ。

奇妙なことに、スティーヴンスンは頑なにマーク・ザッカ―バーグとは一面識もない、と言っている。
面識がなくても、何らかの接点を持っていることは確かだ。

スティーヴンスンの著書には、フリーメーソンに関する露骨な記述が多くみられる。

こうしたことから、彼はフリーメーソンであるか、あるいは、なんらかの接点を持つフリーメーソンから「スノー・クラッシュ」を書く上でのサジェスチョンを得たのではないかと言われている。

なるほど、カナダのフリーメーソンロッジの公式サイトには、ニール・スティーヴンスンへの言及が見られる。

よほど嬉しかったのだろう。
フリーメーソンは、ニール・スティーヴンスンの各作品中のフリーメーソンに関する記述を抜粋してまとめている。

つまり、フリーメーソンは、ニール・スティーヴンスンの作品のすべてに目を通しており、彼が本の中で書いているフリーメーソン像は正しいと言っているのである。

ニール・スティーヴンスンは、イルミナティー/フリーメーソンの描く近未来ディストピアを鮮やかに描き出していることは事実である。

彼は、フィリップ・ロスチャイルドの寵愛を受けて「アトラス・シュラッグド(肩をすくめるアトラス)」を書きあげたアイン・ランドや、「すばらしい新世界」で世界政府の計画を書いたオルダス・ハクスリーほど世界支配層に接近していないのかもしれないが、少なくともビッグテックに、全人類監視社会を構築するために世界支配層が資金を提供してきたことを知っている。

人々は、ジョージ・オーウェルを筆頭に、オルダス・ハクスリー、カナダの女流作家、マーガレット・アトウッド、米国の作家、フィリップ・K・ディックのようなフィクション作家によって描かれてきた世界政府のディストピアへのドアを開けようとしている。

「メタバース」が、その正面玄関であることに高感度の人々は気が付き始めている。


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●この記事は2022年2月26日配信の最新記事「代理脳「メタバース」はベーシックインカム受給者の精神収容所になる!?ーその9」の導入(プロローグ)で本文ではありません。
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