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福島第一原発で働いている人が、友人に宛てた「原発敷地の亀裂から水蒸気が出ている」というメールだそうです。

「亀裂から水蒸気」
ガンダーセン氏とグンター氏の見方

「福島第一原発のサイトにできた亀裂から黒い水蒸気が上がっている」という、あっという間に世界中を駆け巡ったネタではありますが、あちこちの掲示板を除いてみると、アメリカ、ヨーロッパ、オーストラリアと、少しずつ収束してきたようです。

ここに2本の動画があります。
最初の動画は、お馴染み、スリーマイル島・原発事故のときに、現場に入って作業員を指揮、事故を収束させたアーニー・ガンダーセン氏。

下の動画は、Beyond Nuclear(反核・反原発団体)の指導者であるポール・グンター(Paul Gunter)氏。

ガンダーセン氏は、中立派の職人気質の原発技術者であり、コンサルタント。
グンター氏は、原発技術者であると同時に環境問題にも取り組んでいる反核・反原発運動家。
両方とも、マスメディアによく登場しているようです。

まずは、2本ともご覧ください。短いです。

福島原発が再臨界していた事を米国NRC新データが証明!! 8/21(字幕)


福島原発は制御不能状態!メルトアウトし地下水を放射能水蒸気に8/18(字幕)


ガンダーセン氏は、
1)福島第一原発の敷地にできた亀裂から水蒸気が噴出していることについては、慎重な見方をしています。
判断すべきデータや情報が入っていない、ことが理由です。

2)もうひとつは、日本政府の放射性廃棄物の処理の仕方に苦言を呈しています。
このままでは、世界中が汚染されるだけでなく、日本は、後の付けの支払いで、とんでもないことになると警告しています。

グンター氏は、
1)亀裂からの水蒸気が10シーベルト/hourの超高濃度の放射能を含んでおり、信じられないほど危険であると警告。

グンター氏は、ガンダーセン氏とは違って、放射性廃棄物の処理については語っていません。

RTは裏を取らない。あるいは、裏を取らないほうが都合がいい?

この動画の中には、二つのテーマがあります。

ひとつは、「亀裂からの水蒸気」、もう一つは、「放射性廃棄物の処理問題」。
まずは、「亀裂からの水蒸気」について。

「亀裂情報」についてはRTが積極的です。

ガンダーセン氏は、「RTで報道された、“亀裂から高濃度の水蒸気が放出されている”ことについてコメントを求められたが断った」と言っています。
信頼できるデータがない、というのが理由です。

ガンダーセン氏には、東電関係者の知り合いがいて、そこから福島第一原発の現場の情報を得ていることは、本人がホームページ中で書いています。今、日本人向けのサイトを制作中です。

ガンダーセン氏の元には、早くから福島第一原発事故に関するディープな情報が入ってきており、今までの彼の分析は的確でした。
しかし、今回に限って、つまり「亀裂から水蒸気が出ている」という情報は彼に入っていないのです。

当然、ガンダーセン氏であれば、件の東電関係者に問い合わせているのでしょうに。

一方、ポール・グンター氏の方は、解説を聞くと分りますが、福島第一原発の実態と違うことを言っています。

地面の亀裂から出ている放射能の水蒸気が10シーべルト/hourであると言っていますが、これは、東電が発表したところによると、1号機と2号機の間にある「ベントを行う煙突」の鉄柱付近で計測されたものであることはメディアによっても、記者会見によっても、明らかになっています。(下の写真)

グンター氏は、おそらく何も情報を得ていないまま、RTの依頼されるままテレビ出演したものと思われます。

20110828-4.jpg
画像は、http://www.tepco.co.jp/en/news/110311/#anchor1108

RTの司会者が、例のメールを紹介しました。

20110828-2.jpg

これが福島第一原発の現場で働いている人物が、友人に送ったメールとのこと。
このメールから世界中に広がっていったわけです。

「今、みんな退避中です」とあるように、何か切迫した様子が伝わってくる内容です。
しかし、そうした事実は、なかったのです。

それに「今」とかかれてあります。

おそらく現場では、下の動画のようなこんな風景が展開されていたのでしょう。

当日、巨大な津波が福島第1原発に襲いかかる様子を作業員が撮影


このメールを発信したと言われている原発の現場で働いている人の友人-このメールを受け取った人は、英語圏に住んでいる人、あるいは日本に住んでいるが、英語を日常語にしている人、どちらかということでしょう。

反対に、このメールの送り主は、英語の筆談で会話ができるほど、すらすら英語の書ける人。
日本人か英語圏の外国人かは不明。
そして、本当に原発で働いている人なのかも判明していません。

この人は、作業員たちが退避中というパニック状態の中で、一字一句間違えることなく、かつ冷静にメールを打てる人、ということになります。

では、このメールを受け取ったであろう、「日本語より英語のほうが達者」な人とは誰でしょう。

広島大学の准教授であるロバート・ジェイコブズ氏は、RTの番組に以前から、よく出演していました。
彼のインタビュー動画がyoutubeにアップされたことが、「亀裂から水蒸気」の“情報”が広がったきっかけとなりました。

ひょっとしたら、ジェイコブズ氏が、このメールの発信人を知っていて、その人から直接、情報を入手したのかもしれないと考えた方も少なからずいるでしょう。

しかし、ジェイコブズ氏に直接、この情報の入手先について問い合わせた方によると、「日本人の、あるブログから知った」という回答が得られた、ということです。

RTは、ジェイコブズ氏以外にも、ECRRのクリス・バズビー博士や、ポール・グンター氏のような反原発を掲げる人々を登場させ、「フクシマの核のカタストロフィー」を“割り増し報道”してきたキライがあります。

旧ソ連時代のチェルノブイリ原発事故の恐ろしい記憶が、こうしたロシアのメディアを余計に「色つき」にしているのでしょうか。

どうであれ、RTには、このメールの発信者を突き止めて、直接、インタービューしようという姿勢がみられません。
理由は、「プライバシー保護のため」と言うのでしょうけれど、本音は、あいまいにしておいて、世界中の人たちに(煽り、否)関心喚起を図るというのが狙いのようです。
ですので、このメールの発信者を正体不明のままにしておきたいのです。

ジェイコブズ氏は、この情報を入手した日本人の書いたブログを読んだと言います。それが、彼の情報源だったと。

この日本人ブロガーも、おそらくコミュニティサイトに入って、この情報を知ったか、あるいは、コミュニティサイトを利用していた彼のブログの閲覧者から、この情報を教えてもらったのでしょう。

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東電が海外のプレス向けに作成したサイトには、上のような画像がアップされています。日本のメディアでも公開されました。

確かに、地面の亀裂もあるし、高い線量のスポットも構内の何箇所かで見つかっています。
ところが、肝心の、亀裂から水蒸気が出ている、という情報はどこにもないのです。

こうした状況を考えると、「タチの悪いイタズラ」に踊らされた人々の顛末、という様相が見えてきました。

もし、次に同じようなことを発信しても、人々の反応は鈍くなってしまうかもしれません。
それが事実であっても、こうして一度、二度と、イタズラに踊らされた人々は「デマ」に対していっそう、用心深くなってしまっているので、結局、最後は人々の生命を危険に晒すことになってしまうのです。

マスコミが「裏」を取ることをやらなくなったら終わりです。
最近のRTには、そんな印象を強くしています。

核燃料サイクルの代わりに「核生体サイクル」で国民を脅迫し、新たな利権をつくる。これが原発推進派の自民党の真の狙い

物騒な小見出しをつけました。

でも、そのとおりです。政治家、官僚ともに完全に思考停止、自明性さえ失ってしまったのです。

政府の連中こそ、無政府状態を作り出しています。

中立派(私には、そのように映る)のアーニー・ガンダーセン氏は、もうひとつ重大なことを訴えています。
それは人類の未来を左右することなるはずです。

放射性汚染がれき処理法が成立してしまいました。
民主党は、ねじれを避けるために、自民党の出してきた、このとんでもない法案を通してしまいました。

この法案には、原発の周辺など汚染が著しい地域のがれきをはじめ、それ以外の地域でも、放射性物質が一定の基準を超えるがれきは国の責任で処分を行うことが盛り込まれています。

つまり、国がどのようにも焼却処分できる、という法律です。

自民党は、日本を原発大国にして今回の世界的なカタストロフィーの元をつくっておきながら、実際に放射能事故が起こり、世界中の大気や海を汚染させ、日本人の体だけでなく、世界の人々も被曝させただけでは飽き足らず、放射性廃棄物の焼却によって、これから何度も人々を被曝させ、何度も土壌や海洋を汚染させようというのです。

これこそ、殺人政党、自民党の真骨頂です。

ガンダーセン氏は、放射能に汚染された廃棄物を燃やして、大気中に放出してしまえば、二重、三重に世界を汚染させ、人体を被曝させることになる、と深刻な見方をしています。
もちろん、その通りなのです。

煮ても焼いても放射性粒子が消えてなくなるわけではないので、結局、希釈されて、世界中に拡散するだけです。

たとえると、小さな子供が大浴場の湯船に浸かっているときに、尿意をもよおして我慢できずに湯船の中で放尿してしまう。
でも、たいていの子供は周りの人に悟られないように、知らん顔しています。

しかし、正直な子供は、自分の前を手でかき混ぜます。

それを見た親御さん以外の大人は、「おうっ」と小声で言って、そこからから遠ざかろうとするかもしれません。

そうです、日本の政府は「お風呂でオシッコをして手でかき混ぜる正直な子供」と同じです。
でも、そのオシッコが皮膚から吸収されると病気になったりします。

本来は、福島第一原発周辺に集めて、焼却もせずに、ひたすら静かに保管し、拡散を防がなければならないのに、わざわざ焼却して、大気中にばら撒こうというのです。

焼却は一回ではありません。何度も何度も行われるのです。
日本人の多くは、このことを本当に理解していません。
まるで、日本の政治家も、国民も未開のジャングルに住んでいる呪術師のようです。

「祈れば放射能も消える」…。
国挙げてのお炊き上げをやろうというのでしょうか。

福島第一原発で、先に取り上げた「亀裂から水蒸気」のようなことが起こらず、今後、1年、2年かけて少しずつ放射性物質の放出量が減っていけば、本格的な土壌の除染に踏み切ることができます。

近いうちに大きな地震が起こると地震学者は口を揃えて警告していますが、今日、今この瞬間を見る限り、少ずつではありますが、収束に向かっていることは確かなのでしょう。

やっと土壌に降り注いだり、海洋に垂れ流したりしていたのが止まるのです。
後は、生物濃縮の経過観察をしっかり行い、食べ物に細心の注意を払っていければ、希望の光が見えてきます。

しかし、そんなときに、放射能に汚染された大量のガレキを燃やしてしまって、「なかったことにしてしまいたい」というのです。「臭いものに蓋」をして、なかったことにしてしまえば、嫌なものを見なくていいからです。
これが日本の文化です。

確かに、目の前で悪臭を放っていたガレキは、燃えて見えないところ(大気中)に消えていくでしょう。
しかし、ガレキは煙に形を変え軽くなって、日本の国土を再び大規模に汚染するのです。
「今度こそ、SPEEDI情報を、ちゃんと出せよ!」です。
でも出さないでしょう。

このままでは、太平洋も、遠く外国の国土も深刻な汚染に見舞われるでしょう。

そうした二重、三重に放射能によって傷めつけられた土壌から取れた農作物、それを飼料として肥育された牛や豚、それらからできる牛乳、乳製品。

そして、鶏、鶏卵、それを加工して作ったマヨネーズなどの加工食品。

放射性物質が海洋に長期間にわたって降り注ぎ、すべての川・海の及び、そこに棲む海産物を汚染し、生態系の頂点にある私たち人間が、それを食べるのです。

政府は、そのたびに食品や飲料水の暫定基準値を、じりっじりっと引き上げていくのです。
実に、首にロープをかけられて、少しずつそのロープを引っ張る、というような怪奇映画に出てくる哀れな被害者が私たちなのです。

しかし、その恐怖は一回では終わりません。
私たちや動物の排泄物は、再び土壌に浸透したり、海洋に流されます。

福島第一原発の周辺にそっと保管しておけば、悪さをしないのに、わざわざ、それを叩き起こして生態系全体を汚し、「年寄りから順番に汚染された食品を食べろ」ということに等しいのです。

何もせず、そっとしておけば、悪さをしない放射性汚染廃棄物。
それを、人間が、わざわざ掘り起こして悪さをさせようとしているのです。

そして、その汚染をまたまた除染しようとして、莫大な税金が投入されるのです。
しまいには、日本の国民は、除染のために、せっせと税金を納めなければならなくなり、税金の奴隷、国の奴隷になるのです。

それが主に自民党がまとめた放射性汚染がれき処理法です。

そして、それは本当に通過しました。

果たして、自民党が次なる利権の構造を作ろうとしていることに気づいている人が何人いるでしょう。

2011年10月から佐藤雄平知事のリコールが可能になる

福島第一原発からは、ウラン換算で広島原爆の20~30発分。
ストロンチウム90で約2.5個分、放射性ヨードで約2.5個分。
そしてセシウム137で、何と168個分がすでに大気中に放出されているのです。
大気中です、大気中。海洋放出分は分りません。

そして、福島第一原発が、これから何ヶ月、いや何年、放射性物質を大気中、海洋に放出するのか推定さえできていないのです。

チェルノブイリの事故の規模と比較するより、米ソ冷戦時代に行われた核実験、そして中国が日本を始め周辺諸国に知らせることなく行った核実験の数々。
これらの実験から放出された総量と、福島第一原発から放出される総量を比べたほうが、放射能汚染の実感が掴みやすい、なんてことになってきたりします。

間違いなく、この法律によって、さらに日本の人口は減るでしょう。世界の人々の寿命も短くなるかも知れません。

もっとも、日本は、これから始まる世界各国からの国際賠償裁判によって、そのときを待たずに破滅しているかもしれません。

そして、中国に併合…。
これこそ、悪夢、最悪のシナリオですが、これが原発を背後でコントロールしているグローバリスト・ユダヤと国際原子力マフィアの世界統一へのワンステップかもしれません。

「核燃料サイクル」を選ぶか、「核生体サイクル」(核生態と言い換えてもいい)を選ぶか、日本の国会議員と官僚は、国民に二者択一を迫っています。

第三の選択は、もちろん福島県の浜通りを核廃棄物処分場・保管場にすることです。
そこに一括集中管理・保管して、300年間、寝た子を起こさなければいいのです。
私たち日本人と同様に、被曝の恐怖に晒されている世界中の人々は、それを求めています。

そのしごく当然なことが行われれば、原発さえ収束すれば、徐々に安心した暮らしを取り戻せるようになるかもしれません。

もちろん、福島県の浜通りの人たちは北海道に移住して、その農畜産業の技術を活かしていただき、日本最大の食糧供給の担い手になっていただくのです。

福島県を中心とする広大な地域を除染するには、800兆円という試算があります。

800兆円…。

除染は、山間部、耕作地は不可能です。できません。
児童と妊婦を徹底的に守るために、そうした人たちには、コンクリートやアスファルトの多い都市部に移住してもらい、国が快適な住居を提供する。

そして、学童の暮らし周りだけを徹底集中して除染することが大切です。まさに時間との勝負。これは、政府が今までと違って事態の深刻さを認め、やる気を出せば難なく100%達成できることでしょう。

福島県の人たちは幻想を見せられています。それは、「やって来ない未来」という幻想です。

800兆円もかけずとも、第二の福島県を日本国内につくることのほうが容易でしょうに。

いつまでもグスグスしていると、被災者の人たちは、その気概さえも無くなっていくでしょう。障害が顕在化してくるかもしれません。

問題は何ですか?

現行の知事と日本のメンゲレ博士の排除から始まります。
2011年10月から佐藤知事のリコールが可能になります。

そすれば、佐藤雄平が座長に据えた、「これだけ大規模な(人体)実験ができてワクワクしている」とのたまわった完全にクレージーな日本のメンゲレ、こと山下俊一も排除して裁判にかけることができるでしょう。

このことは、日本というより、むしろ世界が望んでいることだということを福島県の有権者には分っていただきたいと思います。

もう、隣町が、どうのこうの、世界最悪の、そのまた極悪人の一人、佐藤雄平の「放射能のガレキは他県に」などと言っている時間はないのです。

放射性物質は日本から出て、世界中を徘徊しています。

行政の長に当たる者は、「日本だけでなく、世界を汚染から守る」という視点を持って欲しい。
その視点がないと、解決できません。

放射性汚染がれき処理法…。

おそらく、この法律の骨子を固め、草案を取りまとめた官僚たち、そして、これを嬉々として受け入れた考えなしの自治体の首長たちは、子供のときに、温泉場の大浴場の湯船の中で放尿し放題だったのでしょう。




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