
画像:飯館村 「日本でもっとも美しい村」
菅直人が、「現在、避難している人たちは10年単位で戻れない可能性がある」と明言し、福島県に放射性汚染ガレキの中間貯蔵施設を建設することを、福島県の人たちを人質状態にしている極悪ゼニゲバ知事、佐藤雄平に打診しました。
「フクシマ」の放射能禍は、もはや日本人だけが我慢すればいいという問題ではなく、世界は福島からの汚染の拡大がどこまで広がるか戦々恐々としているのです。
福島県以外でも、次々とホットスポットが見つかっています。つまり線量を計測していなかっただけの話です。
東京を含めた関東地方の汚染は決定的となり、「果たして、このまま住み続けていいのかどうか」と自問自答する毎日。
さらに、取り返しのつかないほどの大量の高濃度汚染水を、アメリカとIAEAにそそのかされて、言われるがままに海洋に放出、数年後には、太平洋の島嶼国から、原発からの汚染水が押し寄せたことで、海を生業にしている経済に被害を与えた日本への賠償を求められているとのこと(原口元総務相)。
その間隙をついて、アメリカは自らの延命をかけて、TPPをいっそう迫まってくるでしょう。
すでに日米の間の経済開放など、極限まで来ているのですから、TPPなどを受け入れてしまえば、日本の農業は二度と立ち直れず、日本人の食料は一手に外国に握られてしまうことによって、自縄自縛状態に。
それに加え、世界経済の先行き不透明感が、「ひょっとしたら、1年後には食糧危機さえ起こるのではないか」という恐怖の連鎖を想起させます。
すべてが悪い方向に動いているのに、政治家は、まったくトンチンカンで奇妙奇天烈なことをやり続けています。
その筆頭は原発担当相の細野豪志の「第一ステップは完了。避難区域の縮小を検討」という発言でした。
まだまだ、放射能を出し続けている福島第一原発の近くに戻れ、というのです。
しかし、この工程表も大嘘で、今後、収束までに何年かかるかさえ分っていないのです。
こんなことをやって亡くなる人が出れば、細野にも殺人罪を適用したいものです。
第一、世界中から福島第一原発の作業員の扱いについて懸念が表明されており、一刻も早い人命優先の待遇に改善するように勧告されているというのに、細野豪志という、うすっぺらい男は、まったく意に介していない様子。
この男は有言不実行、何一つ達成していないのです。
どうして、こうも政治家は無知で無能なんでしょう。
新総理、ドジョウくん野田は、経済の復興を鮮明に打ち出し、政策の柱にかかげそうですが、誰でもわかっていること。
今後も、外国人は日本にやってきません。
まだ日本は「大底」が見えていないのです。
経済復興を柱にすえるのであれば、福島の人たちを安全な場所に移住させ、第二の福島県を国主導で創ることです。
そして、北海道を日本の食糧生産基地にして食料自給率を高める。
そのためにも、泊原発を廃炉にすることは当然のこと、北海道に近い青森県・下北半島の核爆弾地帯-大間原発(電源開発)、東通原発(東京電力)の計画を完全にボツにし、核燃料サイクルの幻想を捨て去って、六ヶ所村は、今後、数十年かけて完全閉鎖に持っていくべきです。
こうして、国としてのグランドデザインをしっかり描き、世界にプレゼンテーションして初めて、外国資本は再び日本の株式市場に入ってくるでしょう。
4月下旬頃から、福島第一原発が人類に制御できないことがはっきり分ってきていて、ブログに上のようなことを仄めかす表現をすると、攻撃メールが入ってきていました。
大半が、稚拙な坊やたちの意味不明の嫌がらせでしたが、中には身につまされるような内容のものもあり、私に本音で書くことを躊躇させてきました。
しかし、関東も将来的に健康被害が起こるレベルの長期被爆が不可避となった以上、被災者の人たちと同じ土俵で話してもいいと思います。大分、時間がかかりました。結局は、人の無理解が被害を拡大する元凶となっているのです。
福島の被災地の人たちは、心の中で何を考えているのか
前置きが長くなりました。
福島県の避難者たちの本音はどうなんでしょう。これが、いちばん知りたいことです。
videonews.comの準レギュラーで福島市在住の医療ジャーナリスト、藍原寛子氏の現地レポートは多くのきっかけを提供してくれています。
もうひとり、優れたジャーナリストがいます。
吉本興業の「おしどり」のマコさん。
お笑い芸人でありながら、自由報道協会のメンバーとして、独自に福島県の被災者、有識者などを取材しています。
マコさんは、鳥取大学医学部で生命科学を学び、放射線についての知識も少なからず持っているようです。
最近のお笑いの人は、インテリが多くなりました。
この人の取材能力はプロ以上のレベルです。
政府の中に入って、避難対策、除染対策の計画立案のアドバイザリ・スタッフなどとして、やっていけるのではないでしょうか。
さて、その「おしどり」のマコさんの福島現地報告の発表です。
発表の場は、8月24日の鳩山前首相主催の定例の勉強会です。
進行は川内博史議員。
110824 鳩山由紀夫前首相主催勉強会「上杉隆氏ら自由報道協会による原発事故取材報告」
この動画には、非常に重要な情報が含まれています。
特に、マスコミがなぜ、いまだに電気事業連合会の犬をやって国民を洗脳しているのか、そして、マスコミのゆがんだ構造と、マスコミ人のノーミソの腐食について、その謎を解き明かすヒントがたくさんあります。
(下の「文字起こし・④」にあります)
全編1時間46分のうち、先頭から44分までは、「ざまあみやがれい!様」が文字起こしされています。(文字起こし・⑤の終わりで、最初から44分までの部分)
順番は、①が勉強会の最初。①→②→③→④→⑤となります。
【①上杉隆-マスメディアは死に体】
【②上杉隆-軽視されている被曝】
【③上杉隆-フレッシュな放射能】
【④マコさん&上杉-まだやってる電事連の恫喝】
【⑤マコさん&上杉-なぜか海外でも電事連のCMが】
⑤(最初から44分まで)以降は管理人が文字起こししました。
今回の勉強会には、いわゆる、「オフレコ」、「秘話に準ずる話」が飛び交っています。
「内情」を知る上で、参考になります。できれば、全編、ご覧いただきたいと思います。
この記事は、福島で、今、何が起こっているかを知ることがテーマです。
福島現地報告のマコさんの発表部分を中心に抜粋して、再編集したものが以下です。
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ここから「おしどり」のマコさんの報告部分。
再編集に当たっては、「ざまあみやがれい!」様の文字起こし部分④と⑤を貼り付けさせていただきます。
44分以降は管理人の文字起こしによるもの。
マコさんの発表に関連するリンク、資料を囲み記事にして貼り付けてあります。
マコさんが見た被災者の今日、そして本音
(30:00あたりから:ここからマコさんの福島現地報告スタート)
マコさん:
えっと、漫才協会と自由報道協会に入っている吉本興業のおしどりと申します。よろしくお願い致します。
まずは初めに私たちのお客様がちびっ子が多いので、ちびっ子のことが気になって、そうしているうちに福島に行ったり会見に行くようになりました。
で、あの、皆様にお伝えしたいことはたくさんあるんですけれども、わたしは5月からヨウ素被曝についてずっと安全委員会や保安院や統合本部に聞いてるんですけれども。
えー、3月直後は北西方向に流れたプルームとか福島のあたりは、ほぼヨウ素がほとんどだったんですね。9割以上ヨウ素だったと安全委員会もそう言って ました。
でも、現段階で内部被曝を測定するホールボディーカウンターで調べても、ヨウ素は検出限界以下なんです。
生物学的半減期と物理学的半減期を考慮 した実効半減期、ヨウ素は7日から8日なので3か月過ぎると4000分の1以下になるんですね。
上杉隆:
ちなみにおしどりマコさんは、鳥取大学の医学部で生命…。
マコさん:
生命科学科というところ。
上杉隆:
放射能の、その…。
マコさん:
そんな全然専門じゃないです。はい。
上杉隆:
それを中退されて。
マコさん:
何も覚えてないんですけれどもはい。ありがとうございます。
で、今、JAなどで福島県の方々が、21万人ホールボディーカウンターで内部被曝の調査をして問題ないという評価が出てるんですけれども。
私、何度も医療班に確認しましたけれども。
それはセシウムについての評価のみなんです。ヨウ素被曝については一切考慮してないんです。
なので、ヨウ素被曝については、どう過去の被曝をどう考慮するおつもりか。
4月からずっと聞いてるんですけれども。
安全委員会も、あのー被災者生活支援チームも、福島県庁も、統合本部も、回答は、福島県の検討委員会が検討してるという回答のみなんです。
でも 福島県の検討委員会では、ヨウ素被曝について、過去のヨウ素被曝については今まで一度も議題に上がってないんです。
で、この検討委員会というのは会見、記者会見もしませんし、取材が許されているのは不定期に開かれている会議でのブラ下がりのみなんです。
で、その取材は福島県の記者クラブに だけ通知されるんですね。
で、その議事録も公開されていませんし、傍聴することも出来ませんし、どういう話し合いがされてるか一切わからないまま、ヨウ素被曝は今のところ、切り捨てられてるんです。
(管理人:
この検討委員会とは、「県民健康管理調査」検討委員会のことで、福島県知事・佐藤雄平が長崎大学から引っ張ってきた、ご存知、日本のメンゲレ博士-山下俊一が座長を努める密室会議。
つまり、佐藤雄平が、福島の人たちが重大な被曝をしていても、さわがないように事実を過小評価させるための隠蔽機関)
で、そのーえー先週、小児甲状腺サーベイの結果、3月に行った甲状腺サーベイの結果をいわき 市と飯舘村と川俣市で行ったものを、結果を返すという説明会があったんですけども。
それで、新聞記事でわりとセンセーショナルな、45%の子どもが被曝しているという記事があったんですけれども。
そういう書き方をされてたんですけれども。
医療班班長ともよく話してるんですけれども。
実は、それは、ミスリーディングで、45%の子どもが被曝しているんではないんですね。
それは55%がゼロという値が出たという結果だけで、ゼロの値が出たってことは、被曝してないってことじゃないんです。
(管理人:
この会議は、こうしたトリックを使っている)
その検査の仕方が、ここに甲状腺のところに機械を当てて、3回当ててその平均値を見るという検査の仕方なんです。
で、3月、飯舘村が3月30日に検査、いわき市は3月26日の検査だったんですけれども。
その頃、この地域では、とても空間線量が高くてバックグラウンドが高いという言い方をするんですけれども。
あのー、詳細な検査ができないんですね。
できるだけ空間線量が低いところで検査するんですけれども、まあでもそういう時の検査の仕方として、この測定値、マイナス、バックグラウンド、を正味値とし て出すんですけれども。
(管理人:
バックグラウウンド=ホールボティーカウンターを使って計測するときに、ホールボティーカウンター自体の被曝もあるし、被験者の洋服も汚染されていて、機械が影響を受けてしまって、信頼できる計測ができない。
最初から、すごく誤差が出てしまうので、信頼に足る計測値とならないので、いろいろ補正を行う。その補正が正しく行われれば問題ないが、この段階で誤魔化すことも可能)
うまい言い方をされてる方がいらしてたんですけど。
すごくセミがわんわん鳴いてるところで、小鳥のさえずりを聞き分けるような検査だったんですね。
なので、45%の児童が被曝したというその記事というか、見出しは割とミスリーディングで。
何人被曝してるかはわからないんです。
たくさん被曝したのと少ない被曝の人の児童のグラフが出てるんですけど、まあそのグラフはグラフで、その人数の割合は正確だったろうと。
それが低い方に移動するのか高い方に移動するのかが、わからないので45%の被曝という結果が出る検査ではなかったですね。
で、 そのその検査を含めても、まあ(飯舘村の検査が行われた)3月30日にその甲状腺の被曝検査をするというのは、全くおかしな話で。
なぜかというと、ヨウ素被曝を、あのー、被曝する前にヨウ素が来る前に、安全なヨウ素を先に飲んでおいてブロックして、防御するという形なんです。
被曝して24 時間以内に飲まなければいけないんですね。
なので3月15日にものすごく空間線量が上がって、3月31日に測定すること自体、もう遅すぎるんです。
で、なぜ3月31日にその検査をしたのかというのもずっと聞いてたんですけれども。明確な回答が得られなくて。
で、その説明会で-医療班の医師に、そのー正式 な見解ではないけれども-医師個人としての答えというのを頂いたんですけれども。
恐らくそれは確かにヨウ素剤の検査にしては遅すぎるので、その時期に甲状腺サーベイをするということは。
なのでおそらく、安定ヨウ素剤を投与しなかったということは、妥当だったかどうか確認の検査だったろうという回答でした。
(管理人:
ここから、もう隠蔽が始まっており、被曝したヨウ素131の量は、とてつもない量だったと考えざるを得ないのです。だから、ヨウ素131が検出できなくなるくらいまでの時期を見計らって、ホールボディーカウンター検査を遅らせたのです)
で、 このようにヨウ素被曝について、一応(原子力)安全委員会の防災マニュアルとかあるんですけれども、一切機能しておらず、初期の住民がどれくらいヨウ素被曝をしたのかっていうのは、今全く考慮していません。
でもその因果関係が証明できないまま、沢山大量に被曝してしまったというのが、今の現状なんですね。
(管理人:
原子力安全委員会の斑目は、このことを把握していたにも関わらず、たった数十分の非公式の会議で、福島児童に20ミリシーベルトもやむなし、と知らん顔を決め込んだのです。
ですので、斑目という男は、とぼけていますが、見方によっては、山下と同じくらい犯罪性が高い人間なのです)
なので、私は飯舘の方々と、それをどうやってこれから、あの道筋をつけていただくかってので動いてるんです。
で、まず本当に、どこの回答も県の検討委員会が考慮する、のみなのでどうしていくか。
まあ、あの今動いてるんですけれども。
そこで。とりあえずその検討委員会の議論がどう行われているかすら分かりませんので、それを可視化してもらえることが出来ないか、ということでも動いているので、またお力をおかしいただけたらと思います。
(管理人:
なんと、福島県の被爆者については、厚生労働省も事なかれ主義を通そうとしているようで、山下俊一が、全権を握っているのです。山下が、自分のサジ加減で決めているのです。
なんと、そうしたことを許し、命じているのが佐藤雄平です。
本当のワルは、福島県の人たちを殺そうとしている佐藤雄平です)
で、さっき上杉さんがおっしゃった、すいません長くてわたし、そういう目じゃないですよね。
上杉隆:
え? え? ああいいすよ。
マコさん:
水産、あの魚、すいません。
上杉隆:
どうぞ。
マコさん:
もっと早口でいいます、そうしたら。
上杉隆:
大丈夫です。会場、笑)
マ コさん:
水産庁の魚のことをおっしゃられてたんですけれども、実際、水産庁の検査で、食べる魚は福島県のみしかほぼ行われてないんですね。
で、福島県からの阿武隈川で7月28日の時点で、1000ベクレル・パークログラムを超えた、高い汚染されたセシウムが入っている鮎が見つかってるんですけれども、宮城県側の阿武隈川では、ほとんど検査されてないです。
(管理人:
宮城県は、ことごとく検査しません。
というか、宮城県知事の村井嘉浩は、県民にガイガーカウンター検査をしないように圧力をかけていました。
それが、全国にセシウム牛禍を広げる原因になったのです。
それでも、村井は知らん顔をしているだけでなく、原発は今後も推進する、と言明している詐欺師のような男です。
松本復興大臣が、「自治体のほうも知恵を出さないと助けないぞ」と恫喝まがいとも取れる発言をしたことで、東北のメディアは大騒ぎしたのですが、私は、そのことを知っていたので、松本は確かに不適切ではありますが、責める気になれません。
つまり、福島県も、宮城県も、知事のレベルは、それほど酷いのです。両方とも、県民を犠牲にしているのです。それが本当の姿)
1回だけ検査したのみで。
それが、なぜかと、ずっと聞いてるんですけれども、「これから検討します」という回答のみで。
同じ、川が流れているのに、福島県の淡水魚と海洋魚しか検査してなくて、そして、それは汚染されているので、福島の魚は一切市場に出ていません。
だから 安全です、という回答のみで。
(管理人:
悪質な仲買人が、すでに入っていると考えないほうがおかしい。
そういう連中が、寿司屋を閉店に追い込んでいるのです)
他の地域が汚染されてるかどうかっていうのは、実はまだ、ほとんど検査されていないという状況なんです。
(いままでの汚染地図は、氷山の一角にすぎません。すべて汚染されていますが、なかったことにしたいだけ )
でもそれをいく ら言っても、検査していただけないので、もう政治家の皆様に動いていただけたらと思います。
後は、一昨日、東京大学の先生と話す機会があって聞いたんですけれども。除染の関係で。今、福島県の各地で除染をどんどんやってるんですけれども。
そのいちばんの問題として、除染を統括してるところがないんですね。
だから、どこに何を埋めたとか、それを5年後10年後まできっちり管理していこうというところが、おそらく今の状況の中ではないんです。
なので、10年後に掘り返したら、実はビックリするくらい汚染された土壌が出てきたり、そういう可能性が今ものすごくあるん ですね。
なので除染を進める前に、その除染を統括する部署を緊急に作る必要があることをおっしゃっておられました。
管理人:
コンクリートを削ったり、土を削ったり、除染作業は危険です。
どうしても、という場合は、マスク、手袋、できれば防護服を着て、完全武装でやってください。チェルノブイリでは数十万人の一般市民が除染活動に参加して、大勢の人が内部被曝して亡くなりました。
その他、数十万人の人が、今でも苦しんでいます。
で、野菜の件ですが、一昨日、飯舘の人と話してて、あのー、福島県産の野菜を食べて応援するということをよく周りでやってるんですけれども、初期にあの、枝野さんも食べて大丈夫っておっしゃってましたけども。
実は、それは、福島県の農家の方に聞いたんですけども、ほとんど収益になっていなくて、福島県の野菜は今すごく買い叩かれてるんですね安値で。
でそれを周りで食べて応援したとしても、福島を応援したいと思って消費者が購入しても、中間業者が儲かるだけで、福島県側の農家の支援になっていないという状況なんです。
なので 本当に支援ならば、福島県の農家の野菜が、きちんと検査をして本当に汚染されてない基準値以下だということを証明した上で、福島県の農家から直接購入して欲しいと、消費者が。
そういう道筋を作って欲しいという声も福島県の農家からありました。
(管理人:
「ふくしま新発売。」キャンペーンにかこつけて、憧れの女優といっしょになって上機嫌の雄平ちゃんですが、彼は、東京で遊んでいるだけです。彼がキライなはずの東京で。
中間業者-仲買人が札束を見せて、農家に迫ってくれば、安値で売り渡してしまうでしょう。
これは、野菜だけではありません。
魚などは、もっと酷い。
回転寿司屋などは、以前から偽装魚だらけ。
【回転寿司の真相】
あなたの食べているのは、アナゴではなく深海魚であり、イクラではなく、人工のイミテーションである場合が多いのです。
それらはグロテスクな深海魚。それらをマグロやすずき、エンガワだと思い込まされて食べさせられているのです。
悪質な中間業たちは、病気・奇形・死魚でさえ、ただ同然の値段で引き取って、売りさばく。
これまたそれに輪をかけたようなあくどい回転寿司チェーン店経営者たち。
こうした偽装魚・深海魚、さらには死魚、病気魚までも専門に扱う水産加工業者を始め、特殊な水産流通経路が存在するのです。それはヤクザそのものです。
福島県の生産者たちは、こうした実態に気づいていたのだから声を上げてほしかった)
あと、それはまあ全然関係のないもう一点なんですけども。
私たちが吉本興業の芸人ということで、まあ、こういうことをするということは、実はビックリするくらいタブーでドキドキしてるんですけども。
えー、 先週も次の日ロケで、来週収録という番組がありまして、それが前の日に電話がかかってきて、ごめんなくなりました、ということでした。
それは私たちがこう やって動いてることを、それをちょっとでも応援したいと思った現場の方々が、私たちをテレビのトーク番組に出して、東京電力の会見のことをしゃべらそうというような企画を立ててくださったんですけれども。
これはぶっちゃけなんですけれども、局の方は大丈夫だったんですけれども、広告会社のほうが、「現段階でバラエティー番組では、東電と原発という言葉を一切出すな」という指令が下ったそうで、もう単語を発することすらタブーという現状 があります。
なので、まあ、言っちゃうけど、現代社会の、こう、テレビといいますか、マスコミと福島の本当の飯舘の方々からの声は、こういうことだったということで、皆さんに今日はお伝えできて嬉しかったです。
ありがとうございました。長くてすいません。
(ここからは40:50からの部分)
上杉隆:
マコさんも言ったんですけど。
実は、おしどりのマコさんとケンさんと一緒に大阪でイベントをやろうと、今月ですね。
(※補足:ナメちゃだめ!お笑い芸人ならではの率直な視線で東電会見の裏舞台を語る「上杉隆×おしどりトークライブ」)
マコさん:
はい。
上杉隆:
やったんですが。
その時の直前で、まあ私が出るということで吉本の方からストップがかかって、会場が突然借りられないと。
また番組の方も今言ったようにですね、自由報道協会の面々が出る番組はどんどんどんどん、降ろされるということが続いております。
ひと言で言うと、年間800億円というですね、広告費が電事連さんから、メディアの方に-大手メディアの方に行っておりま して、ちなみにトヨタが、700億円強です。
2位のパナソニック、700億円強。
3位のトヨタが500億円強、
これ年間で すね。
圧倒的1位なんです。電事連10社で。
ところが驚くのは、トヨタもパナソニックもライバル会社があって、そして海外にも広告を出しているんですが、ご存知のとおり電事連は独占企業体で、広告は必要ないわけです。
しかも海外のメディアにも広告を出している。
この異常な状態で、少し、おかしいんじゃないかという報道はあっていいんですが、テレビ新聞の記者たちは一切報じません。
こ こにも書いたように、4月6日に報告したように、先ほど今リビアにもう向かった田中龍作さんの質問に対しても、罵声を浴びせて邪魔すると。
そして私たちを含めて、どうしてこういう形になったかと言うと。
このような形でしか国会に入れません。
全員、フリーランス、ネットは。
これはここに座って いただいている鳩山由紀夫(元)総理が、えーもう1年以上前ですけど、記者会見をオープンするという史上初のことをやっていただいたんですが、菅政権に なってからはあれよあれよという間にどんどん情報統制、情報がふさいでしまっていると、いうのが現状で。
なんら情報公開に関しては進展していないどころ か、このような形でしか、国会に入れないと。
当然ながら取材も出来ませんね。記者会見も出れないと。
そして、ここに座っている原口さんが総務大臣の時は総務大臣の会見は入れましたが、今は入れなくなってます、事実上。えー、チェックされる会議もオープンなったんですが閉じてると。
えー そして、原口さん、ついでに申し上げると、発災直後からずーっとですね、子どもと妊娠してる女性だけでも避難させてくれということを訴えかけてんですが、あれだけテレビに出てた原口さんが、こうやってどんどん無視されてると。
体が大きいのに完全に見えなくなってるというのが日本のメディアの恐ろしいところで。
で、横に座っている川内さんも、衆議院の文部科学委員会で、もう、科学技術(特別)委員会 で、SPEEDIの公開について、繰り返し3月から言っていただいているのに、これが1文字も報道されないと。
つまり皆さんがご覧になっている新聞・テレビ…、今マコさんが言いましたけれども、は完全に半ば洗脳状態で、東京電力並びに電事連、電力総連も含めて、そこに対しての、アンチ、原子力に対 しての否定的なコメントは載らないと。
という前提で是非ともご覧になっていただきたいと思います。
(管理人:
もっとも洗脳が激しいのはテレビのキャスターでしょう。これはロボット拡声器ですから。自分で思考する、という自由を奪われています。
私は内情は知っていますが、こうした人間たちと手を切って10年になります。
テレビ・新聞、いわゆる大マスコミは腐りきってしまって、再生は不可能です。こうした人たちは、もう社会的に排除するしかありません。
大手新聞記者などは、最初から問題外です。単なるゴロツキ。
ただし、東京新聞だけは孤軍奮闘していますよ)
川内博史:
ちょっと、私からいいですか。
さっき、福島県の検討委員会という言葉が出たんですが、その福島県の検討委員会の正式名称はなんというのですか。
さらに、そのメンバーって、どういう人たちが入っているかを。
マコさん:
正式名称が、うろ覚えなんですが、「県民健康検査管理委員会」だと思うんですけど。
(正しくは、「県民健康管理調査検討委員会」)
メンバーは(元)長崎大学の山下教授が座長です。
あと、放医研の方、広島大学の方、放影研の方、福島の県の医師会、星先生とおっしゃる方ですけれども、あと、福島県庁の福祉課の方が入っておられます。
川内:
山下さんは、まだ座長なんですか。
マコさん:
座長です。(注:8月24日現在)
まだ、あちこちで講演会をやっておられます。
「県民健康管理調査」検討委員会で、メンバーはここにあるように、日本のメンゲレ、山下俊一を“福島人体実験プロジェクト”の座長に頂き、国からもオブザーバーとして、内閣府、厚生労働省、文部科学省の人間が入っています。
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川内:
ほぅー、そうですか。
あのー、それから小児甲状腺サーベイの計り方で、そのバックグラウンドの計り方を、ちょっとみなさんに説明…。
マコさん:
バックグラウンドですか。
非常に線量が高いところだと、もともと0.2μSv/hあるようなところで、小児甲状腺サーベイのスクリーニング・レベル、つまり分ける指標は、0.2μSv/hか、それ以下か分けるんですね。
だから、線量が高いところで、同じくらいの線量を計ることは、実はものすごく難しくて、ひょっとしたら、その服も汚染されているかもしれない。
表面はできるだけ洗っているんですけれど、何が汚染されているか分らないところで、子供の小児甲状腺を計るのは、ものすごく難しいことだそうです。
その振れるメモリを見なから、いろんなものの影響を受けていますので、その揺れるメモリを三回、落ち着くまで待って、その三回の平均値を取る、という、いまだにデジタルで、ぱっと与えられるような検査ではなくって、本当に正確な検査かどうかというのが、いちばんの論点だと思います。
……………………………
すみません、正式名称が分りましたので。
県民健康管理調査検討委員会です。
で、山下(俊一)先生のことをお話したら驚かれたので、私、びっくりしたんですけど、先月、山下教授は、福島医科大学の副学長になって、福島に引っ越されました。
今は、福島に住んでおられます。
その検討委員会は、県知事(佐藤雄平)が座長をしていまして、座長が他のメンバーを決めるという決まりになっています。
で、問診書という行動記録をつけることを福島県でやっているんですけれど、それは健康管理チームという福島県の部署でやっているんですけれど、これは何度も確認したんですが、事故直後から何を食べたかということを付けるのですが、内部被曝は一切、考慮しないそうなんです。
外部被曝、空間線量から受ける分しか付けない。
食べるものを書かせるなら、食べ物による経口被曝をなぜ考慮しないのかと聞いたところ、「無理だ」と言われて。
で、その移動したところで、ダスト・サンプリングというんですが、セシウムとヨウ素がどれくらいあったかというデータがあれば、吸入被曝を出せるのではないか、と聞いたんですが、それも今の段階では無理だと。
その行動記録をつけるのは、外部被曝しか考慮しない、と言われました。
で、福島県庁の中で内部被曝を扱っているのは、地域医療課という部署なんですけども、その地域医療課が、さっき言ったホールボディーカウンター(WBC)の業務を行っているんですが、セシウムが大量に出たときのみ、過去のヨウ素被曝を考慮する、という考えを持っている、という回答でした。
でも、今の段階では、セシウムも、その実効半減期、子供は44日、大人は50~150日なんですね。
ですから、3~4ヵ月後からWBCで測定したとしても、セシウムすら大量に出ない可能性が高いので、もう、本当に、事故直後の内部被曝は一切の切り捨てられていて、そして検討委員会が検討するのみ、という回答しか得られていないです。
で、放医研(放射線医学合研究所)の先生も、その小児甲状腺サーベイの説明会に来られていたので、そのことも直接、お聞きしたわけですけれども、「今の科学では、ヨウ素を考えるのは、もう無理だ」と。
で、算出する方法もあると、小左古先生はおっしゃっていたんですけど、(放医研の人は)「それは机上の空論だ」とおっしっゃていて、これからは、過去の被曝は考慮できないので、早期発見・早期治療に力を入れるんだとおっしゃられたんですね。
で、福島県で4月1日時点で18歳以下の子供をこれから2年ごとに、甲状腺検査をエコーで取っていくんですけども、健康調査という名目なんですが、一時検査でエコーを取って、二次検査で、シコリが出たときのみ、血液検査等、細胞診と尿検査
をやるんですね。
それは健康調査というんですけれども、(実質は)簡単なガン検診なんです。
なので、ガン検診ならば。一次検査に血液検査を入れるべき手はないか、とその放医研の先生に聞いたんですけど、ヨウ素を被曝したときに、甲状腺機能障害が出てくるんですね、ガンより。
でも、甲状腺機能障害というのは血液検査で見れますので、FT3とか、FT4と か、ホルモンの挙動を見ると早期発見ができますので、早期発見、早期治療なら、一次検査にエコーとともに血液検査を入れるべきではないかと何度もお聞きしたんですけれども、「医療経済の問題だ」と、言われました。
つまり「お金がないからできない」と言われました。「きりがないからできない」。
(管理人:
「医療経済の問題、つまり予算がないからガンの早期発見の要となる血液検査をやらない」と言っているのです。
放医研だからこそ、国に働きかけて予算を取らせることができるはずです。
それを一切、やらない、と言っているのです。
この発言から、この放医研の医師は、福島の被爆者たちにガン検をやらせずに、病気の経過を観察したいように思えます。
否、そう受け取るしかないでしょう。
この放医研の医師も山下俊一と同根です。IAEAが背後にいる、ということです。
つまり、この千載一遇のチャンスを逃すまいと、データが喉から手が出るほど欲しいのです)
エコーは機械を買えば何年も、ずっとできるけれども2年ごとに全員、血液検査をするのは、医療経済の問題だという回答をいただきました。
正式な回答ではないです。その先生個人の回答です。福島県としての正式な回答ではない。
(ここは、まだ改善の余地がある)
上杉隆:
被曝について付け足すと、これは、いわき市のほうですけれど、先日、NHKが朝5時のニュースでちらっと報じましたが、4歳の子供から35ミリシーベルトの甲状腺の被曝が認められたと。
これについては、すぐにホームページも削除して、なかったことにしてしまったというのがひとつと、もっと肝心なことはですね、その4歳児のお母さんを含めて、本人たちに知らせていないと。
いわき市の南のほうですね、あれは。
南の方なので、全然、被災地と関係ないところで、かなりの子供たち、住民の被曝が出ています。
そして、東京のほうでも、これは当然ですけれども、名前は医療の関係なんで言えませんが、ある内科医の方が、東京の子供たちでの被曝も、かなりの確率で認められている、と。
これを、きちんと対応するということで、今、マコさんがおっしゃったように、速やかなガン検診の義務化、それからもっときちんとした放射線治療の健康障害が、今後、子供たちの何十倍もガン、白血病化する確率が高いわけですから、何年かに渡って、追跡の調査をするという制度をぜひとも立ち上げていただきたいと思います。
お母さんたちの母乳から、ヨウ素が出たということは前回、お話したと思いますが、あれは千葉と茨城でした。
福島では、もっと高確率で出ています、セシウムが。
その母乳を飲んだお子さんたちが、どうなるかと心配されたお母さんたちの心のケアというのもぜひやっていただきたいと。
4 年後、5年後、10年後、仮にそれでなくても白血病やガンで健康被害が出た場合は、お母さんたちは、自分のことを責めますから、これはベラルーシもそうです し、ウクライナでもそうですけど、そういう意味では、政府が責任を持たないで、お母さんたちに、その責任を押し付けるようなことだけではぜひともやめていだきたいと。
すみません、ちょっと作業員のことについて。
作業員の被曝については3月の20日前後だと思うんですが、東京電力の会見で、私と木野龍逸さんという自由報道協会のメンバーですが、日隅一雄さん、田中龍作さんと、ニコニコ動画のアラオさんなどで、追求したことがひとつあります。
それは2号炉のピットに高濃度の汚染水が溜まっているということで、計測したところ、当時、1シーベルトを超える値は計れない、ということで報告書には、1シーベルト超というのが出たんですね。
それは空間線量のことで、計測したその作業員は、そのまま逃げてきたという報告があったんですが、私が質問したのは、この1シーベルト超というのは、10なのか、20なのか分らないんで、東京電力さん、これどうなんですか、実際のところは、と聞いたら、東京電力の回答は、「私どもには、1シーベルト以上を測定する機械はございません。津波で流されました」と答えました。
で、「そんなことはないでしょ、日本中、どこでも探して持ってくればいいじゃないか」と言ったら、「現状では、ない」と言ったんですね。
ご存知のように、今月、10シーベルトを超える線量が出たということで、実際は、その機械はあったということです。
もうひとつは、作業員が非常に心配だったんで、「その3月に健康調査はしたんですか」といったところ、東京電力の回答は、「してません」。
「なぜですか」と言ったら、「防護服着ているので大丈夫です」というような回答です。
「基本的には、作業員が浴びたであろう放射能レベルは、たいしたことはない」ということなんですが、1シーベルト超で、大丈夫であると判断しているということで、決して、作業員の健康、安全は守られていない、ということで、3月以降、私は途中でアメリカに行ってしまいましたが、そのほかに残った木野さんや、 日隅一雄さん、今、ガンになってご本人は入院して闘病生活の中、いろんな形で発信を続けていますが、東京電力の会見で、作業員の安全について繰り返し尋ねていますが、きちんとした統合対策本部の会見でもありません。
(管理人:
細野豪志は、最初、期待していましたが、この議員も嘘八百です。細野は、「福島の子供に20ミリシーベルトなど許されることではない」、と語気を荒げながら言っておいて、たったひとつのアクションを起こしませんでした。
そして、絶対に作業員の死者は出さない、言っておきながら、出したぞ。細野の坊や、どうするんだ。
静岡の選挙区の方、次回は慎重な投票行動を)
行方不明の作業員が何人もいたり、たとえば10シーベルトであれば、あんな防護服なんか通り抜けてしまうわけですね。
それに対しての、きちんとした健康調査、健康診断も行わないという状況で、藤田先生がご指摘のように、非常に危険な状況であります。
それについて、最後にひとこと。
お 配りした資料に、ドイツのシュピーゲルもそうですが、海外のメディアは繰り返し報じていますが、作業員の危険性については、4月以降、アル・ジャジーラもそうですが、最近は、ル・モンドもそうですね、繰り返し報じて降りますが、電事連の関係かどうか分りませんが、海外のメディアは作業員の危険性について、 繰り返し報じており、特に、2号炉、3号炉は人が立ち入れない状態だと、報じております。
以上。
では、マコさん。
マコさん:
私も、除染について、お話することができないんですけれども、知っていることをお話しします。
あの、除染をする、ということなんですけれども、本当に住民の方々が除染をして、そこに住みたいかどうか、ということがありまして、私は、飯館村の青年部の方々とすごく仲良くて、毎日、二、三回電話をして、家族割引に入れているんですけれども、その福島の方々の除染して住みたいという声は割と、そこのいろいろあちこちの市町村長の区長の方々、年齢が上の方々の声で、実は、あまり若い方々の声を吸い上げていないんではないかという思いがありまして、私がお話した20代、30代の方々は、除染をして住みたいというより、果たして除染をして住めるのか、正当な評価を知りたいという方々のほうが多いですね。
飯館村は、特に非常に汚染されていますので、私が毎日、電話している彼の家は、寝室は2μSv/hであると、玄関は50マイクロが出たと先週、言っていました。
で、彼の校区の小学校のプールサイドのコケの辺りは100μSv/hと言っていました。
コケは、やっぱり吸収するね、と言ってましたけれども、そのような状況で除染をして、果たして村に戻れるのかどうか、もう飯館村の方々は考えておられて、若い方々は2年後に、そこに戻って子供を産んで、育てることができるのだろうか、そして、農業主体の村で、そこの村の農産物が果たして生業として、職業としてできるのだろうか、と若い方々は一番考えていらっしゃます。
で、NHKの一ヶ月、除染をかけてというのを、元原子力委員会の方が来られてたらしいんですよね。
私も飯館の方々を見てまして、谷をひとつ潰してピットを立てるという話を、そのとき、飯館村の方々は、ほとんど知らなかったんですね。
で、飯館村はバブルのときは、ゴルフ場を造らないという条例をつくったり、平成の大合併のときは、南相馬と合併する話があったんですけど、飯館村を残したいということで合併しなかったんです。
で、 本当に美しい村を愛しておられて貧しいけれども、地産地消でやっていくっていう気概がすごくある方々だったんですけれども、そこの村が汚染されて、谷がたくさんあるから、ひとつぐらいいいでしょ、という言葉が、元原子力委員会の方が廃棄物処理場を作ろうとしているのを映像で見て、すごくびっくりしていらっしゃったんです。
村には住めないかもしれないけれど、汚染物の処理場にするのは嫌だ、ということを強くおっしゃっていました。
もう若い方々からは、自分の子供の戸籍から飯館村という文字を抜いたほうがいいのではないかと、悩んでおられる方もおられて、あんなに飯館村を愛しておられたのに、そういう思いがある、ということもお伝えしておきます。
本当に除染して住みたいと思っていらっしゃる方ばかりではないので、それども住みたいと思っておられる方々も、もちろんたくさんおられると思うので、それぞれの事情を、ぜひ吸い上げていただけないかと思います。
それで、統合会見で、いろんな汚染地域を住民の方々が除染をするというときに、マニュアルみたいのが出たんですけれども、そのときに手袋をして、マスクをして、それで1時間、溝を掃除した場合、どれくらい(人体が)汚染されるかという実験があって、それが出たんですけれども、もう、必ずマスクをする、という前提だったんですね。
住民の方々が、溝なり土なりをいじるときは、除染するときは、でも現段階でボランティアの方にお聞きしているんですけれども、きちんとマスクをして手袋をして除染というのは、全然、徹底されていないんです。
で、 南相馬の方にお聞きしたんですけれども、幼稚園とか保育園の辺りでボランティアの方々が除染に来られて、土煙を上げて埃をもうもうと上げて除染されていて、でもマスクをしておられなくて、でも子供もいて、というので大急ぎで南相馬の市議の方が走っていって止めた、というお話も聞きました。
だから、本当に除染をこれからしていくに当たって、そのときに被曝をしないというマニュアルも、本当に必要なんではないかという思います。
これぐらいしか、お話できないんですけど、ありがとうございました。
管理人:
コンクリートを削ったり、土を削ったり、除染作業は危険です。
どうしても、という場合は、マスク、手袋、できれば防護服を着て、完全武装でやってください。チェルノブイリでは数十万人の一般市民が除染活動に参加して、大勢の人が内部被曝して亡くなりました。
その他、数十万人の人が、今でも苦しんでいます。
藤田幸久議員:
さきほどのNHKに出ていたのは、原子力開発機構の方が、お願いをして除染の実験をさせてくださいとやったくらいですから、ほとんどの方は、飯館村の場合は実際は無理なんだろうと(思っている)、それが実態なんです。
で、伊達市に関しては、プールまで、コケも含めて全部除染したんです。
ところが説明会を開いて、お父さん、お母さん方に説明はしたけれども、これだけキレイになったとはいっても、やっぱり子供たちを泳がせるわけにはいなかい、ということで水泳は、今年もしないということになったと。
だから、たぶん、それが実態だと思うので、この部分は政治で決断しなければいけない。
本当に除染して、戻っていただけるか。
(すべて除染するためのコストが)800兆円という話もありましたけれども、難しい場合には、国民に説明をして、どっかで判断をしてと、いう部分だろうと思います。
(※藤田議員は、WTI9.11が内部テロによる自作自演ではないかと国会で発言した人)
郡山では、こんな症状が。何でもいいから早く政治決断を!
上杉隆:
除染だと、ひとつだけ、まだですね、ヨウ素131が検出されているところもあるんですね。
つまり、半減期が8日のヨウ素131が検出されているということは、まだ放射能が出ているということなんです。
除染しても、また新たに降り積もる。
さきほど、マコさんが言いましたけれど、フレッシュ放射能というのは、きちんとまだ止まっていないんです。
止まっていないのに、菅政権は、なぜか手柄を取るためかわかりませんけど、工程表のステップⅠが完了したと、61ある対策のほとんどの部分を無視した形で終ったと言って、そしてステップⅡ、これ9ヶ月ですけど、発表した当初から、こんなの9ヶ月ではなく9年だろうと、早くても。
でも、メディ アは一面トップで9ヶ月で戻れると、過度な期待を与えて住民は本当は、そうじゃないのにもかかわらず、騙されて「戻れるんだ」と、子供たちも戻れるんだ、転校しなくてもいいんだ、引越しもしなくていんだ、新築の家は大丈夫だ、ローンは大丈夫だ、要するに詐欺みたいなもんですよね。
本当のことを言っていただきたいというのは、9年、10年だと人生設計が変わるわけです。
家もあきらめよう、転校もしよう、職場も変わろう、子供たちも、どっか違うところに行こう、と、そういうような人生設計につながるようなことを、「簡単です、安全です」とそういうことを枝野幸男さんは言うのを止めていただきたい、反省していただきたいと。(私は)会見に入れませんから。
政治は結果責任で、間違えたことを当初、三ヶ月間、ずっと言っていたわけですから、官房長官会見で、ばら撒いたデモを何とか修正して訂正して、お詫びしてから菅政権は終っていただきたいと思います。
なぜ三回もオペレーターが非常用冷却装置を、わざわざ手動で止めたのか。
東電が、いつまでも隠しているなら、テロを疑われても仕方がない
原口:
僕は、事故後の状況は、非常に不明確で、この数値というのは、いちばん最初に出てくる数値は、何時間後ですか。
上杉隆:
最初に東電会見で出したのは21日以降だったです。その後、出たのが10何日以降です。
つまり、発災以降、11日以降は、計測機器が壊れていて「(原子炉の状態が見れないのでデータが)ない」と言っていたんです。
ところが、最近、実は発災以降、2分後から計っていたということが分ったのですが、結果として、壊れていたということ(になっていて、それ)が、今、日本中に広がっているんですね。
原口:
ということは、何がどれくらい出たかということを、ずぅーっと隠して、今、マコさんがおっしゃっていただいたことが逆算さえできない、この状況。
それから、もうひとつは、そこで何が起きていたか。
1号機、昨日も上杉さんの番組で、これは川内さんが追及してきたIC、緊急冷却装置、非常時の緊急冷却装置が手動で三回も止められていた。
もし、あれを止めていなければ、2時間でメルトスルーする、という、そこを避けることができた。
2号機は、少なくとも、一日半動いているわけですよ。
3号機に至っては3日あった。
それで、なぜ(水素爆発を)止めることができなかったのか。
これ、謎でしかないんですね。
だから、取材しているジャーナリストの方々が、その当時の東電は、なんと会見していたのか。
昨日も、僕ら専門家と、そこを検討しました。
何をこれから調べていけばいいのか、ちょっと、このお二人からもお話を聞きたいので。
(オペレータが三回も手動で冷却装置を止めた謎についての動画をどうぞ)
川内:
まあ、あの被曝とか除染とは、またちょっと違って、事故当初のですね、IAEAに対する政府報告書の中では、津波が来て、ステーション・オール・ブラックアウトになったと、で、全交流電源が喪失し、過酷事故につながった、ということが書いてある。
しかし、地震から津波の間に何が起こったのかということは、実は非常に検証されなければならない、というような重要な論点で、その検証されなければならない重要な論点の中で、さらにもっとも重要なのは、1号機のICというアイソレーション・コンデンサという非常用復水器という、非常時に炉心を冷却するための装置があるんですけれども、地震が来て外部電源が喪失しましたと、まあ、停電しましたと。
で、その時点においては、非常用ディーゼルエンジンは動くわけですから、非常用の発電機で電気を起こして、このICがですね、自動的に起動するわけですね。
自動的に起動したんだけれども、それを運転員が止めているんですね、意図的に。
で、また起動して、また止めて、起動して、また止めてというですね。
なぜそんな、非常用の設備を運転したり止めたりするというのは、そもそも考えられないですね、非常用の設備なわけですから。
それが動いたり止まったりしているのが、たいへん大きな疑問で、私どものほうで藤田先生や、原口先生と、東京電力ならびに原子力安全・保安院に対して、その IC,アイソレーション・コンデンサ、非常用復水器の非常時における操作マニュアルというというものがあるんだろうから、それを資料として見せてくださいと、いうことを、もうずぅーっと資料要求をしているんですけれど、「それは見せられない」と、いまだにその資料は私ども見たことがないんですね。
じゃあ、そもそもマークⅠ型の原子炉というのは、GEが設計しているわけですから、GEのマニュアルに、動かしたり止めたりするように、マニュアルに書いてあるんですか、と、それを踏襲しているんですかと聞いても、「そこは分らない」という。
現状では、(東電ら)そういうお答えでございまして、結局、ICがずぅーっと動いていればですね、津波が来ても弁が開いている状態ですから、津波が来て電源が落ちても弁が開いていれば、水が循環するので、冷却は継続していたはずで、1号炉のメルトダウンというのは避けられたではないか、という見方を専門家もしているところが焦点になるのではないかなぁ、と私どもでは見ていると。
しかし、その焦点について、政府側の報告書の中にも、地震から津波が来る間についても検証は必要である、という文言は入っていますので、当然、私どもとしては、検証のお手伝いをしなければならないと考えている。
ということでして、それらの本来なら、もしかしたら食い止められた事故なのではないかと。
それが先ほどのマコさんの報告で言うと、寝室で2μSv/hでしょ。室内で2μSv/hということは、室内にいたら、ずぅーっと2μSv/h、これ異常な高さですよね。
これほんと、ありえない数字だと思うんですけれども、そういうことの発端が何だったのか、事故原因の徹底究明ですね。
それから、除染。統合、統括された除染。
そして、その処分と、しっかりやっていかなければいけないなぁ、とあらためて感じました。
(マコさんの福島現地報告。その周辺の話に関係する各議員のやりとりの再編集終り)
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ここから管理人:
この勉強会の動画「110824 鳩山由紀夫前首相主催勉強会「上杉隆氏ら自由報道協会による原発事故取材報告」には、本当に重要な情報が入っています。
以下に、まとめると、
1)飯館村の長老たちと、若い人たちの心は一つではない。
誇りであったはずの「日本一美しい村で生まれたこと」を、彼らが隠さなければならないのでは、と考えさせてしまう日本の文化とは、いったいなんだろう。
2)春には花の香りが、夏には草いきれが、四季が織り成す自然の音楽を二度と聞くことはできなくなってしまったことは、三陸の津波の被害者の遺族と似ています。思い出さえも奪われて。
3)佐藤雄平、山下俊一の極悪同盟が、WBC検査を受けさせないように画策していることが、これではっきりしました。
国民としては、福島の人たちの避難計画をスムーズに進めるためには、佐藤雄平のリコール以外にない。
佐藤は電力会社が出資しているJビレッジの社長も努めている。
地方自治の長が、私企業の取り計らいで役員報酬をもらうこと自体、社会道徳として好ましくない。
いや、社会道徳ではなく、それ以前のレベルの話。彼には政治信条などない、ということです。
東電から、いったいどれだけの余禄を受けているのか、つまびらかにする必要がある。
つまり、佐藤雄平は福島県人を人質にして私腹を肥やしてきた。
地検特捜の調べが入れば、その他にも必ず出てくるはずだ。
福島県庁も似たり寄ったり。腐っています。
4)政治レベルでは、飯館村は除染不可能と判断されている。
つまり、もう住めない。
青年たちは、科学的な知見がほしい。「二度と帰れないのであれば、次の人生を考えたい」と冷静に考え始めている。
5)とにかく急がれるのは、福島の人たちの放射線防護。
山下俊一たち、そして、なんと放射線医学総合研究所の医師でさえも、「医療経済」を理由に、血液検査をやらない、といっている。このことは、初期ガンを見過ごして、治療のチャンスを放棄させていることになる。
こうした人体実験がやりたくて仕方がない悪魔のような連中こそ、権力を使っても一刻も早く排除すべき。
6)いまだに電気事業連合会は、反原発を訴える芸能タレントを恫喝している。
過去、暴力団顔負けの電気事業連合会によって、いったい何人の人間が消されてきたか、特捜部は調べなければならない。
7)東電は、まだ、というか、ほとんどの情報を隠している。
統合会見でお馴染みの東電のブースカ松本も、実は情報を隠していることが明白になった。
こういう腐りきった人間でなければ、東電という会社では出世できない構造になっているのでしょう。
ここで、内部テロの可能性まで議員に想起させるような事実が出てきたことは重大だ。
山下教授が福島県放射線防護担当をクビにされた
で、とうとうクビになったらしい。
山下俊一教授、福島県の放射線アドバイザーを外れた?
山下教授が福島県放射線防護担当をクビにされた
しかし、県民健康管理調査検討委員会のメンバーには残っているのでしょう。
なんと、山下俊一はクリスチャンだそうですが、どこをどう間違って日本のメンゲレ博士になってしまったのだろう。
最近、海外のメディア、ブロガーさんたちは、
Murderer Yamashita Shunichi
と書いていますね。
彼が「世界でも類を見ない甲状腺検査だ」と、確かに言ったのです。これが彼の狙いです。
低線量被曝のデータを取るためには、膨大な人数の母集団が必要なのです。
まさしく、世界初の試みなのです。
彼には悪魔が憑依したのです。
山下俊一は、福島に引越ししてきたそうですが、ぜひ飯館村に住んで欲しいものです。
さて、次は佐藤雄平。
そして文部科学大臣の高木、日本のゲッペルス・枝野幸男、そして菅直人、寺坂、松永、その他の雑魚の御用学者。
いちぱん雑魚は、これ。
この人間たちこそ、日本を半ば破滅させた人間たちだからです。
菅直人の唯一の功績。
それは、福島第一原発1号機の水素爆発に続いて、3号機も水素爆発した翌朝、東電に乗り込んでいって、「撤退などあり得ない。覚悟を決めてほしい。撤退したときには東電は100%つぶれる」と叱責したことです。
(※こういう菅直人にネガティブな材料だけは、ネット上に、いつまでも残しておく産経。反対に東電に都合の悪い記事は、即刻、削除。ほとほと腐った新聞ですね)
これをやらなければ、本当に日本は終っていました。
東電は福島第一原発から人員をすべて退避させて、「あと、国の責任で、自衛隊さん、よろしく」と逃げを決め込んでいたからです。
すでに、経済産業省、東電の犬に成り下がっていた海江田の不可解な動きに不信感を抱いた菅直人の決断は正しかった。
海江田は、このとき、すでに菅直人への私怨から、国民の命を守ることより、菅政権の転覆を目論んでいたからです。
菅直人は、「歴史が(私が正しかったことを)証明してくれるでしょうから」と言いました。
それはないでしょう。
菅直人のもっともやらなければならないことは「脱原発解散総選挙」だったはず。
彼は、いざというときに腰が引けてしまったのです。
後を引き継いだ野田佳彦は、「トジョウのように泥臭く、国民のために」と言っています。
野田は、自分が遠因を作って自殺に追いやった永田寿康元民主党議員に顔向けできるよう、「脱原発」路線をしっかり踏襲して欲しい。国民は忘れてはいない。
だから野田は泥水の好きなドジョウでは困るのですよ。
ドジョウは身の危険を感じたらすぐに泥に潜って隠れてしまいますから。
そんなに泥が好きか。
それにしても、海外メディアが怪訝に感じていること。
それは、地検特捜が、いまだに佐藤雄平、山下俊一、東電、経済産業省、元事務次官の松永、保安院の元院長、寺坂に家宅捜索に入らないこと。
その次は菅直人、枝野幸男、SPEEDI情報を出さなかった福山哲郎でしょうに。
いつまでグスグスしていると、海外メディアが警察・検察と東電の深い関係を暴きだすぞ。
それでなくとも、とっくに国民の信頼を失っているのだから。
それとも、あなた方も、メルトダウンするか。
ちなみに、山下俊一の神はキリストでなければ何でしょう。
マークⅠ型原子炉を作ったGEのビルディングのエントランス
ロックフェラーセンターにあります。
このコンパスには多くの人が見覚えがあるでしょう。
自分で調べてみようという方は〔GE building〕でグーグル検索してみてください。
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